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昨日、介護保険負担限度額認定証(母)を老健に出してきました。この介護保険負担限度額認定、母が老健に入所したときは貯蓄額で申請できませんでした。介護保険高額介護サービス費は入所してすぐに申請したので毎月20,000円超くらいは支給されているのですが、介護保険負担限度額は貯蓄額でNGだったのと、老健はダメだと思い込んでいて申請しないままにしていました。以前ブログでお金の話を書いたとき、メッセージでこの申請の件をアドバイスもらったのですが、「以前申請できなかった」と返信していて、改めて申
主人が再入院して4日目。退院して家にいたのが僅か4日だったせいか、主人がいない風景の方が日常のような感じになっていることに戸惑いを感じています。いないことに慣れるのは良いことなのか、悪いことなのか。ベソベソ泣いているよりは全然いいとは思うのですが、ずっと一緒にいたのにいられなくなり、もう家には戻ってこれないであろう、と思うと悲しくて仕方がないのに、日常生活では主人がいないことが当たり前になっていく。すごく矛盾していて感情が混乱します。主人がいないと家事が楽です。仕事にも多
申請していた介護認定が届きました。要介護2です。以前母が脳梗塞で倒れて入院中のときですら要介護3だったので(今は歩けないので要介護5)そのときと比べると、主人は歩けるし自分で食べられるし、お風呂や着替えなどの日常動作の介助は全く必要ないので「もしかして要介護は出ないかも」と思っていましたが、要介護2です。昼夜逆転や夜中の散歩(徘徊)、便失禁があることなどが加味されたのかな・・・。退院後どうするかは全く考えられていないので、これからケアマネさんと相談しながら決めていこうと思い
本日、主人が再入院しました。退院して在宅介護をスタートしましたが、アッという間に喫煙と昼夜逆転が再開し、夜中の散歩も再開しそうだったのでケアマネさんと病院に助けを求めての再入院です。私の車で二人きりで行くと強い拒否が出た場合に対応できないですし、最悪の場合は事故も考えられるのでお義兄さんに車で迎えてきてもらっての入院です。朝9時、緊急ショートステイをさせていただいている特養に迎えに行き、お義兄さんを待ちつつ退所に必要な書類へのサイン、荷物の引き取りをしました。ちょうどお義
主人の再診日でした。結論から申し上げると、来週から入院となりました今日の診察は予約時間が14時だったので、昼夜逆転している主人を連れていけるか心配だったのですが、一週間前くらいから毎日カレンダーに記載している予定を見せて「この日は健康診断だよ」と言っていたので、主人も何となく覚えていたようです。その証拠に(?)昨晩から何度も散歩(徘徊)に行き、入浴もせず、歯磨きもせず、頻繁にかりんとうを食べながら朝までコタツにいました。いつも7時くらいまで起きているのでいつもの感じではあるので
やっと主人が退院してきて、嬉しかった半面、やはり昨日はいろいろと大変でした。ここから先は排せつの話なども多くなってくるので(前からちょくちょく書いてはいますが今後はもっと増えそう)苦手な方はUターンしてくださいね。さて、退院初日の昨日。お菓子をずっと食べ、アイスコーヒーをひらすら飲み、晩御飯も食べ(さすがに残しましたが)、晩御飯の後にまたお菓子とアイスコーヒーを続けていた主人。夜、トイレに入っている時間が少し長いな、と思って声をかけると何やら機嫌の悪そうな声が。急かして
前頭側頭型認知症の特徴の一つに「時刻表的行動」というのがあるそうです。毎日決まった時間に決まったことをし崩れるのを嫌うため、それを上手く利用してルーティン化出来れば介護も少し楽になる、と言われています。ところが主人の時刻表的行動はそれとは少々違っています。時間より行動のパターン化の傾向の方が強いのか、行動の前後の「トイレ⇒喫煙」へのこだわりがすごいです。特に散歩(徘徊)の前に「トイレ⇒喫煙」、戻ってから「トイレ⇒喫煙」は絶対に崩しません。不思議なのは散歩スイッチはこのルーテ
12月中旬くらいから、主人の症状がまた変化してきた。タバコを吸うときにヤニ取り用のパイプを使っており、いつもは定期的に自分で掃除をしているだがいつの間にかしなくなっていたようだった。何気なく見るとパイプにヤニがヘドロのように詰まり、おそらく吸っているときに口に入っていただろうというレベルだった。ヤニを飲んでいたようなものなのにこんなことも気が付かなくなってしまったようだ。睡眠障害は相変わらず続いていたが、昼夜逆転がひどくなった。昼間は起きてもコタツでボーっとテレビを観て過ごし、
主人の症状でとにかく対応が大変なのことが二つ。昼夜逆転と夜中の散歩だ。前頭側頭型認知症と診断された日から日記をつけ始めたのだが、毎日ように「頼むから寝てくれ!」と書いてある。20時過ぎから散歩が始まり、夜中も出ていく。コンビニでの買い物は、私が先回りしてハンバーガーを買っておくことと、毎日10回20回「今日は買い物ないからね」ということで徐々に減ってはきたが、ふと目を覚ますと夜中にいないことが多いので本当に困る。しかも主人は昨年の春先から携帯の電話機能の操作ができなくなっ
前頭側頭型認知症と診断されたものの、この病気のことを全く知らない私は翌日から仕事の合間や寝る前にネットで検索をしてたくさんの記事を読み、認知症に関する本をいろいろとKindleで購入した。今まだ症状が軽いうちに、今後のために少しでも情報が欲しかったのだ。そして読み進めるうちに、この病気の恐ろしさを知り心底震えあがった。前頭側頭型認知症は比較的若い人に発生すること。記憶障害は比較的少ないこと(主人は短期記憶、中期記憶の欠如が出ているが個人差のよう)暴力的な行為や万引きなどをすること。
主人の入院日。無事(?)入院をしました。今朝も9時まで起きていたのでヤバいかな、と思ったのですが、予定の時間(14時)に間に合うことができました。寝る前に「今日は病院だよ」と言うと「うん」と言ってはいたのですが、私の車で行くとなると、絶対に仕度に時間がかかったり、最悪「行かない」と言い出すと思い、実は民間救急の車の手配をしておきました。11時過ぎに主人を起こす際に「病院から電話があって、頭の血管の状態がよくないのであまり動かないようにって。病院から迎えにくるから、それで行
今日は日記は転記ではなく、在宅介護に向けて準備していることを備忘録として書いていきます。まず、ドアの鍵交換。あって欲しくはないけれど、夜中に一人で散歩に行ってしまうと困るので不本意ながら鍵を中から開けられないものにします。この鍵交換、ネットで探したような業者だと法外な請求をされることがあると聞き、どこに頼めばいいのだろう、と悩んでいました。いろいろな方に聞いたのですが、心当たりがない方が多く・・・。ところが先日の家族会の中でマンションのドア鍵を替えた話が出てきたので業者選定をど
3月の面会に行ってきました。今日は義兄夫婦も一緒です。会う前にお義兄さんに「俺たちのことが分からないんじゃないか」と言われたのですが、「見当識障害はまだそんなに酷くないので大丈夫ですよ」と答えました。思った通り、主人はちゃんとお義兄さんご夫婦のことは分かっていて「おー、久しぶりだね。悪いね、わざわざ来てくれて」と言っていました。もちろん私の名前もちゃんと呼んでいたし、黒猫くんの話をお義兄さん達に「とんでもないヤンチャ坊主なんだよ、すぐあちこちで爪研ぐし」と言っていました。
緊急ショートステイから一夜明けました。昨晩は私もグッスリと眠れ・・・はせず、やはり3~4回起きてしまいました。でも前回の入院のときのように悲しくて眠れないのではなく、疲れすぎて眠りが浅くなっていただけな気がします。全く悲しくないかというとそれは嘘ですが、今回は自分で意思決定をしたので寂しさや悲しさよりもホッとしたというのが本音です。正直にいうと一緒にいたいです。まだまだ私の大好きな主人の部分の方が多く残っていますし、本人も家にいたいと強く思っているので、できれば在宅でみたい
今日、主人が退院しました。午後からは担当者会議でデイサービスやデイサロンの方々が我が家に集まるので、それまでにお昼ご飯を済ませる予定で病院を出ました。とは言えあまり早く帰ってしまうと「散歩に行く」と言い出しかねないので、少しドライブしてから帰りました。ちょうど桜が散り始めた時期だったので、近所ですが桜があるところを選んでドライブ。とても喜んでました。お昼ご飯は家でホームベーカリーで焼いたパン、焼きおにぎり2個、バナナ、カットフルーツ。退院時に病院の栄養士から「食事を残すことが多いので
母のマンションは築年数が古く、部屋の手入れや掃除も行き届いていないため、そのまま住むのは無理だった。また母の物もそのほとんどを処分しなくてはならない。不用品処分とリフォームの手配をし、その間に引っ越しの準備を進めていった。幸い仕事がフルリモートのため、時間のやりくりはオフィスに出社しているときよりも格段に楽だった。とはいえ正社員で仕事のボリュームも多く、母の施設へも行かなければならないのでなかなか大変ではあったが・・・。主人はものの見事に何も手伝わない。手続き関係なども疎く
意味性認知症とは平成27年に国の指定難病に認められた事で、高度の喚語障害、言語表出障害、理解障害により実質的にコミュニケーションが不能な障害だと徐々に認知されてきました。意味性認知症の言語機能障害は、初期から言語の成り立ちに必要な音声・文法・意味の中の「意味」だけが徐々に消えて行き、失った言語機能は一生回復の見込みがない難病です。通常、意思の疎通が出来ない状態とは終末期で寝たきりの患者を想定すると思いますが、意味性認知症の場合は初期から出現します。見た目では極めてわかり難く、時々タ
昨日のブログに書きましたが、本日、新しいケアマネさん(候補)とお会いしました。地域包括センターを経由してのご紹介で事情をお話してあったためか、いろいろと情報を集めてきてくださり、デイケア、デイサービス、小規模多機能などの心当たりをピックアップしてきてくださいました。小規模多機能はケアマネさんの範疇じゃないのに、「知っているところがありますので」とご紹介してくれたのです。デイサービスも認知症特化型、地域密着型の両方を探してきてくださり、また若年性認知症のデイサロンもご提案いただきまし
三か所のデイサービスを見学してきました。まずは新ケアマネさん紹介の地域密着型デイサービス。とても綺麗でスタッフさんがみんな若い!出入口にはドアセンサーと二重ロックがあり、万が一、外に出てしまってもスタッフさんがすぐに追いかけられる。お風呂は利用中だったので見れなかったですが、トイレや利用者さんが集まるお部屋も清潔に保たれていて、大きなテレビもあって居心地が良さそうな感じでした。ショートステイもあり、個室は殺風景で狭かったですが、どうしても利用したいときにはありかな、という感じで
初めて家族会に参加しました。WEBなので平日夜でも無理なく参加できました。まだまだ先のことが考えられず、悲しみでいっぱいの状況なので家族会参加はもう少し後かな・・・と思っていたのですが、先日知り合った前頭側頭葉変性症の家族会の代表のUさんにお声がけいただき、若年性認知症の家族会に参加させていただきました。私の話を聞く時間を取っていただき、私の気持ちに寄り添ってくださり、いろいろとアドバイスをしてくださいました。主人のいない生活に慣れてきたと思っていましたが、やはり話すとすぐ泣
この日は記憶障害が強く出た日というか、急に酷くなってきた日でした。今までよりも強く出てきたので、すごく戸惑ったのを覚えています。*******************12月18日(月)今朝6時頃に寝たのに、8時には起きてきた。眠そうにボーッとコタツにいる。今日は母の通院付き添いで9時前に出たが、その時も寝てなかった。「行ってきます」と言ったがコタツから動かない。最近、玄関まで見送ってくれなくなった。何でだろう・・・。寂しい。私がお母さんの付き添いから帰ると、ま
最初に「最近なんか変だな、歳のせいかな」と思ったのは、2022年の夏~冬頃だった。その年の6月、主人の母(90歳)が、アルツハイマー型認知症と診断され施設に入った。義母の入所前、主人は週に2回くらい身の回りの世話をしに行ってたが、入所により行く必要がなくなり、外出をしなくなっていた。それが原因がどうかは分からないが、寝るのが朝の5時、6時なのに2~3時間で起きる、起きたあとはリビングでボーっとテレビを見ているかうたた寝をする、というのが増えてきた。その一年前から私はフルリモート
昨日ブログをアップしたあと、なんでモヤモヤするのか考えてみました。やはり一番の原因は面会がないことです。面会がない、つまり病院に行かないので様子が分からない。面会があれば、看護師さんから話を聞くこともできるし運が良ければ医師とも話せるのに、それが全くないからモヤモヤしちゃうのです。母がいる老健は何かにつけ電話をくれますし、面会がないときも洗濯物を取りにいったときに様子が聞けます。でも主人がいる病院は着るものも持ち込めないので、洗濯ものを取りに行くことすらない。全く病院に行く用
私の母は、15年以上前に脳梗塞をやりました。右半身に多少の麻痺が残ったものの一人暮らしができる状態でしたので、介護保険でヘルパーさんにきてもらったり訪問リハビリをしてもらいながら、ずっと一人で暮らしていました。私は実家から原付バイクで10分くらいのところに住んでいましたので、何かあればすぐ行ける距離ですしね。その母が2022年10月に歩行困難になり入院、そのまま老健に入所となりました。筋力が弱ってしまったのでしょう。でも頭はハッキリしていますし、病気もせずに施設で元気にしていま
初のカンファレンスに行ってきました。主治医、担当看護師、栄養士、リハビリ療養士、相談員と、こちらは私とケアマネです。入院当初のように病棟の入り口に張り付いて外に出ようとする行動はなくなったということですが、病棟内を歩き回るのは変わらず、他のユニットに入って窓の外を見たり、テレビのリモコンを持っていったり、お茶を取ってしまったり、という行動があるそうです。他の患者さんが夜早く寝ているのにテレビの音量を上げてしまうこともあるとのこと。ただ「他のお部屋ですよ」「夜遅いので音量は落としま
主人が入院してからの初の面会日です。やっと・・・会えました。髪と髭が伸びて、病院の衣服のせいか何だかちょっとみすぼらしい感じが・・・。会った途端に「あ、良かった迎えにきてくれて。一緒に帰ろう」と言われました予想はしてたんです。帰りたがるな、と。「昨日も車で迎えに来てもらおうと思って電話しようとしたのに、電話はできないって言われてさ」「今日は一緒に帰れるんでしょ」と。入院していること、脳の病気だということを話しましたが「そうなんだ、ヤバいんだ」と言うものの、すぐに「もうこ
この三連休はガッツリと仕事をする予定です。今日も取り合えず午前中~夕方までは仕事をしていました。私は実はWワーカーです。とある企業にフルリモートで正社員として働く傍ら、他の企業で業務委託として働いています。本業(正社員)の方もむちゃくちゃ忙しいので、副業の方は本業が休みの土日祝や平日の夜の隙間を縫って業務をこなしている感じですが、両方フルリモートなので何とかなっています。なぜ副業をしているかというと、それはやはり収入面です。現在の会社の前の企業では、そこそこの年収をもらってい
昨日の面会で、主人とたくさん話をしました。まずは年齢の話。いつも通りの「帰る」「ここは年寄りばっかり」と言ってきたので、「旦那は一般的には高齢者に入るけど、ここじゃ若いよね」と言ってから「いくつになったっけ?」と聞いてみました。そうしたら考え考え「・・・70・・・72?」と答えたので思わず大笑い。自分の年齢を忘れてしまったのか、という悲しみではなく「なぜ急に歳を取ったの」というおかしさがこみあげてしまったのです。つられて旦那も笑いながら「違うな」と言い、ポケットから入院時に手首
12月に入った頃から主人の生活サイクルが変わった。日中の散歩に加え、夜に何度も散歩に出るようになったのだ。20時過ぎに行くことが増え、0時前後にも出かける。行先は歩いていける公園ばかりだが、さすがに冬の夜中、しかも入浴後に行くのはよろしくない。何度も「寒いし風邪ひくから出ない方がいいよ」と止めても、「うるさい、行く!」と言ってきかない。時には私の手を振り払ってでも出ていく。寝るのはいつも朝の5時や6時。酷いときには私が起きる7時過ぎまで起きていることもあった。睡眠は全
先日、正式にケアマネさんの事務所と契約を締結しました。デイサービスなどがちゃんと決まってから契約とのことだったので、このタイミングになりました。その契約のとき、「プレゼントです」と言って、母が入れそうな特養をいくつかピックアップしたプリントをくださいました!母のことはこのケアマネさんとの契約に含まれていないのに、ちょっと雑談で相談しただけでここまでしてくださるなんて・・・。本当に素敵なケアマネさんです。もちろん主人が使うデイサービスやデイケア、サロンとの契約日や初日についてもし