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昨日、祭日に久しぶりに居合の師のもとに出稽古に行ってきました。以前は泊りがけで良く教えを請いに2時間半の道のりを良く通っていましたが、最近は、仕事が忙しく中々行けない状態にありました。しかし、思う所あり、久々に行ってきました。当店が、火曜日を定休日と定めているのも、先生が稽古に出られる道場で、一番大阪に近い所が火曜日の稽古場だった為です。昨日は、若手の会員も誘ってあげました。先生は、私たちの流派の中では、特出した技術の持ち主で、神様の様な存在です。
最近、少し高額のどちらかと言えば、美術鑑賞用の刀剣を多出すようになっていると思います。そのことで、自問自答してしまうことがあります。しかし、基本的には考えは全く変わっていません。少し安めな刀を買って来て、修理をして、できれば皆さんが手を出しやすい刀、使いやすい刀を販売していきたいと思う気持ちは些かも変わって居ません。ただ手をかけるにも、時間と人件費がかかるのですが、今は大変な職人さん不足で、手をかける刀を買うと商品になるのに時間がかかり過ぎます。かといっ
当店結構替鞘の注文を頂きます。通常は、1ケ月~2ケ月で完成します。ただ、場合に寄っては、4ケ月や5ケ月掛かってしまう場合が有ります。どういう場合か、例えば色を標準色の、黒呂、黒石目、茶石目以外の色にオプションで変更する場合や、鐺金具を付ける場合、鞘にサメ補強をする場合等です。工房には、毎日、全国の刀剣店など取引先から何振りもの替鞘作成のお刀が到着します。その一振り一振を反り合う鞘に合わせて行き、鯉口と鐺の処理をして、塗りの工程に出します。塗師さん
最近、居合刀を発注しても、かなり時間がかかるようになりました。当店の場合、どちらかと言うとやや新興の業者さんで、比較的コストパフォーマンスの良い会社を中心に作ってもらっていますが、そちらの会社は、納期がとっても長いのが欠点です。当然ながら、一定の納期が来ると、お客様から督促が入ってきます。お客様によっては、何度も督促をされて、ある程度日が詰まってくると、連日「まだか」「まだか」と電話がかかってくるような方もいらっしゃいます。なので、少し納期の早い業者さんの居合
柄糸の巻き直しの依頼が来ました。コスプレ用の模造刀との事だったのですが、柄は外せると言う事で、お受けして、お刀を送ってもらいました。すると、写真の様な刀が送られてきました。正直、想定以上の物でした。どうでしょう、なかなか凄いでしょう。私も、身てビックリしました。でも、目釘穴が見えません。柄巻きも一般の日本刀の巻きとは根本的に違います。目玉の様な物を外せば突破口が見えるかもと思いましたが、元に戻せなくなる可能
柄糸の巻き直しには良く依頼されるのですが、「ついでに」と難しい依頼をされる事がよく有ります。そこで、何故それが難しい依頼なのかを分かって頂く為に、大雑把ですが、柄の作成に付いて、簡単に書いてみたいと思います。有り合わせの材料で写真を撮ったので、少々の無理は勘弁してください。最初に、柄木に茎の入る穴を掘り込んでいきます。この時、ハバキの幅や、鍔の厚み、切羽の厚みも凡そ計算して彫りこんでいきます。↓内側に、茎の入る穴を掘った柄木を