ブログ記事472件
設問11乙が、A高校PTA役員会で「2年生の数学を担当する教員がうちの子を殴った。」と発言した行為には、丙に対する名誉毀損罪(刑法(以下略)230条1項)が成立しないか。2(1)同項の「事実を摘示」するとは、同罪の保護法益が人の外部的名誉であることに鑑み、人の外部的名誉を害するに足る事実を示すことをいう。教員が担当する生徒を殴ったという事実は、暴行罪(208条)にあたる行為であり、教員としての適格性が疑われ懲戒事由ともなりうるものであるから、当該教員の外部的名誉を害するに足るといえる。
昨日に引き続き、2022東大入試の際の再現答案を公開します〜しょっぱなの国語はちょっと残念な結果だったので、ここで巻き返したい…!2時間目数学…っとその前に、お昼休みの思い出を。記録をみると、国語が終わったのが11時10分だったそうで、(試験開始時間がちょっと遅れたのって、2日目だったっけ…?)ここでお昼休憩が入ります。国語の試験を終えた受験生たちの多くは、外の空気を吸うために教室を出てお散歩したり、友達と待ち合わせておしゃべりしたりしてました。
早稲田大学法科大学院入試得点開示特別選抜で合格したため、憲民刑のみとなります。民法問題160/80(75%)問題263/100刑法99/120(82.5%)憲法87/100刑法が壊滅的にできなかったという感覚だったので驚きの結果でした。知識は基礎レベルで、問題提起・規範定立・あてはめの三段論法をしっかりし、綺麗な文章を組み立てれば、しっかり評価されると思います。来年の予備試験に向けて精進したいと思います。
平成29年司法試験再現答案(順位付き)刑事訴訟法H29司法試験_再現答案_KenGo_刑事訴訟法https://1drv.ms/b/s!ApVHdYgFu1TY7mgYtf1y0h1V_q6D刑事訴訟法A刑事訴訟法は自信があり、おそらくAではないかと思っていました。答案構成が15分で終わったということも大きいですね。設問1は、捜査ということで、大事な事実を拾いつつ、時間をあまりかけないように意識していました。といいつつ、かなり書きましたが、、、下線部①は、加点を狙っ
第1規制①は、高速路線バス運行の自由1を制約し、憲法22条1項に反し違憲ではないか。1自由1は、「職業選択の自由」として、同項で保障される。2規制①は、本問骨子第3において、高速路線バスは、生活路線バスを運行する乗合バス事業者のみが、国土交通大臣の許可を受けた上で運行できるものとし、第4で生活路線バスの運行許可を、既存業者の経営安定を害さない場合に限り、既存の生活路線バスが運行していない路線において許可するものとして、上記自由を制約している。3もっとも、自由1に対しては、「公
設問1小問(1)1(1)Dが賃料60万円を、Eが報酬40万円を、甲社に対して支払うよう請求することができるためには、AD間賃貸借契約及びAE間雇用契約の効果が甲社に帰属する必要がある。では、上記契約の効果は甲社に帰属するか。そもそも、設立中の会社の法的性質が問題となる。(2)設立中の会社は、会社成立を目的とした団体として、いわゆる権利能力なき社団としての性質を有する。したがって、発起人がその権限の範囲で行った行為の効果は実質的には設立中の会社に帰属しているといえることから、会社が成立す
第1地方鉄道維持特措法案が、争議行為を禁止し、争議行為のあおり、そそのかしを処罰しているのは憲法28条に違反しないか。第2憲法28条は、勤労者が団体行動、すなわち争議行為をする権利を保障している。第3本件特措法案は、勤労者の争議行為を禁止しており、権利の制約が認められる。第41では、上記制約は正当化されるか。その違憲審査基準が問題となる。228条が勤労者の争議行為をする権利を認めた趣旨は、使用者との関係において劣位にたつ労働者に使用者と対等の地位を保障し、労使交渉において自ら
平成29年司法試験再現答案(順位付き)民法H29司法試験_再現答案_KenGo_民法https://1drv.ms/b/s!ApVHdYgFu1TY7ku_8tLerlocamCk民法B民法はもともと苦手だったんですが、なんとか食らいついたという感じです。設問1は、賃借権の時効取得に正面から触れており、時効の10年が経過したかについて、しっかりと考えて論じられていたのが良かったと思います。設問2は、無断転貸にあたるかについて、短答知識からなんとか食らいついて耐えたという感
平成29年司法試験再現答案(順位付き)民事訴訟法H29司法試験_再現答案_KenGo_民事訴訟法https://1drv.ms/b/s!ApVHdYgFu1TY7mYYeK6iwCGnw2dx民事訴訟法A民事訴訟法は、割と自身がありました。というのも、原則から丁寧に論じられ、例外を自分なりに検討できたからです。そして、何より7ページフルで書けたのも大きいです。今回は、参考判例がついていないというイレギュラーな出題でしたが、問題文が配られた瞬間にページ数が少ないことに気づき
平成29年司法試験再現答案(順位付き)なんとかアップし終わりました。今回は、PDFデータを参照できるようにしているので、ぜひ勉強の糧にしてほしいです。以下、確認として、私の成績です。公法系約92点憲法F行政法A民事系約155点民法B商法E民事訴訟法A刑事系約110点刑法B刑事訴訟法A選択科目(労働法)約60点A相当論文合計約420点約950位総合得点約860点約930位それぞれのリンク
平成29年司法試験再現答案(順位付き)商法H29司法試験_再現答案_KenGo_商法https://1drv.ms/b/s!ApVHdYgFu1TY7mTdwXxllbbHNHQ2商法E商法は全体的によくわからず、まあこんなもんだという感じです。設問1は、問われていることに正面から答えておらず、長々と設立の論証を書いていたのがもったいなかったかもですね。判例の理解があやふやだったのと、事後設立に触れられなかったのが痛かったです。設問2は、なんとなく瑕疵については言及でき
★「基本書か予備校本か」という愚問の続きです。基本書を読む(ならば)→司法試験に合格する。この命題は、受験界の有力説のひとつとして昔から根強く支持されています。ロースクール時代以降、この手の主張は以前より広く受験生の支持を集めるようになりました。しかしながら、基本書を読むことと司法試験に合格することの間に、まともな関係性はほとんどありません。全く関係がないとは言いませんが、少なくとも、基本書読み(≒インプット学習)をメインに据えるような勉強法が、試験合格の
平成29年司法試験再現答案(順位付き)憲法H29司法試験_再現答案_KenGo_行政法https://1drv.ms/b/s!ApVHdYgFu1TY7hlj0SvBhX2KJvMX行政法Aこれは、もう量で勝ったという感じでしょうか。本番のアドレナリンはすごもので、7ページフルで書いていました。答案構成に苦労しなかったことと事務処理能力の高さで出たA評価だと思います。誘導にきちんと乗れていたことが大きいですね。訴訟要件についても各要件ごとにしっかりと認定できていた