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診察をしていて、一番重要な事は、病状の進行の速さや程度を予測する事です。かかりつけの患者さんは、日頃からの様子がわかるので、急に何か症状が起こった時、それが、どんな感じに進行するか予想しやすいです。症状に敏感な方は、この症状はいつもの延長だだな。あれっこの患者さんは、いつもは、こちらに症状言わないのに今回は言ってきた。よっぽど辛いのかな?こんな感じで、日々の情報があり、有利です。検査の必要性もしぼれます。また、社会的背景も、日々の話からわかるので、リスクの判断にも有利です。一方
外来の患者さんが増えるとどうしても起きてしまうことがあります。その患者さんにとって重要な検査を行うことやその結果説明など。。をうっかり忘れてしまうことです。特にたくさんの問題点があり重要な項目が多数ある時です。私も以前ヒヤッとしたことあります。そのため3か月に1回ほどサマリーをつくり患者さんの検査の漏れがないかチェックするようにしています。当然そんなミスはあってはならないです。医療者側も対策は講じるべきです。患者さん側も自衛のために検査を行ったら
思い出話です。私が、救急病院に勤務していた時の話です。ある中年女性が、発熱で受診しました。調べてみると、肺癌がありました。進行もしており、専門医希望でもあり、市民病院の呼吸器内科に紹介しました。入院加療をする事になったのですが、満床のため、すぐは無理で、順番待ちになりました。これは、しょうがないと思います。でも、その後なかなか、患者さんに連絡が来ません。患者さんの不安もあり、私が、担当医師に連絡しました。すると、こう言われました。ああ、このヒトは、一度、待機の順番が2位ま
断捨離をするべきと、いろんな方面から言われています。私も、要らなくなった物は、どんどん捨てて物が、部屋にあまりない状態にしています。そうすると、やっぱり気分が落ち着きます。何で、気分の安定、リラックスに繋がるのか、私が、考えている、認識している事を書きます。それは、大脳が処理する情報量の減少によるためです。目から見た情報は、ほぼ意識しないで勝手に大脳へと送られます。送られた情報は、どのようなものかの判断が、勝手になされます。まわりにたくさんの物があれば、それだけ処理する情報量が
日本は、人口減少が進んでいます。少子高齢化ですので、若者からまず減りはじめました。高齢者は、それほど減った感覚がなかったのですが、最近は、高齢者も本格的に減ってきた感じがします。それに伴い、受診する患者さんの数も、どの病院行っても減ってきている感覚です。15年くらい前までは、患者さんはたくさんいました。もう、あふれるばかりです。これなら、経営にうとい医師が、あまり考えずに開業しても、うまくいくでしょう。でも、今はいろいろ作戦を考えやらないとクリニックの経営は厳しいと思い
今回は、情報のシェアです。私の勤務している病院は、健診で胃カメラを多数行っています。その健診での胃カメラをメインにやっている医師と話しをする機会がありました。こんな事を言っていました。ラズベリー型胃癌が、最近多いと。ラズベリー型胃癌とは、その名のようにラズベリーのような赤い果実のような隆起となる胃癌です。ピロリ菌に感染していない胃に起こる事も多いのが特徴です。私は、診断した事ないぐらい頻度が低いもののはずですが、たくさんやっている医師によると最近多いと。何でかよくわかりませ
本帰国後に「喘息」の診断を受けてから、2ヶ月に1度のペースで、呼吸器内科に通っております。5月5日11時に予約が入っていました。祝日にも開いているクリニックのドクターには感謝です。いつもより患者数少ないですから、助かります。受付で受け取った番号が77番でした5月5日11時77番なんか、イイことありそうな。って、それはどうでも良いのですが、診察はあっという間に終わり、飲み薬は一旦中止してみて、毎日の吸入薬だけは続けることになりました。久々に聴診器を当てられましたが、ほんの3箇所にサ
私の外来での印象を書きます。アルコール性肝障害がある患者さん、皆さんは、どのような印象がありますか?不真面目で、適当に人生を生きている、なんてイメージを持つ方もいるかもしれません。確かに、そのような方もいます。でも、ほとんどの方は、生真面目なんです。きちっと仕事をして、真面目に家族を養っているような方が、多いんです。診察の時に、メモをとりながら、私の話を聞く方も、何人かいます。真面目のために、日常生活での緊張感が強いのでしょうかね。その緊張感からの解放をするた
ゴクンと飲み込む事は、実は、ものすごく複雑な作業です。喉の筋肉の動きが良好で、それがスムーズに連動して可能になります。歳をとると、どうしても、それが、衰えてきます。あるラインを超えると、誤嚥や窒息などが生じます。自分は大丈夫なのだろうか?そう心配なさる方もいると思いますので、一つの検査をお伝えします。反復唾液嚥下テストといいます。喉に手をあてます。30秒間何回つばを飲み込めるかのテストです。飲み込む時喉頭つまりのどが上がります。これを指標にカウントします。
外来の際、患者さんを待合室から診察室に呼び入れます。この流れは、どこの医療機関もほぼ同じです。これのやり方などは、いろいろあります。私が、経験した事を書いてみます。まず、そもそも声で呼ばない所もあります。表示板に番号出て、入る形式です。患者として行った事あるクリニックで、そうでした。でも、いつ表示されるかと、気にするので、意外に疲れました。呼び入れる呼称も、まちまちです。〇〇さんもあれば、〇〇様もあります。病院によっては、呼び入れる際は、様でお願いしますと書いてある所もあります
高齢の方が食事とれず衰弱する時医師は、安易に”老衰”と診断し、看取りの方向になる事があります。そのような時確認しておいた方がいい、つまり老衰と誤診されやすい治る代表的疾患5つを紹介します。1)甲状腺機能低下症2)副腎不全3)慢性硬膜下出血4)MRHE5)尿閉1)甲状腺機能低下症と2)副腎不全はホルモンの分泌異常です。補充すると比較的に速やかに改善します。3)慢性硬膜下出血頭をぶつけたりしてそれも気が付かないほど軽くても頭蓋内に出血します。手術