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最近、甲状腺機能亢進症の患者さんが多いのである病気を紹介します。甲状腺クリーゼという病気です。バセドウ病という甲状腺機能亢進症が、もともとある患者さんに起こる生命に関わる病気です。これが厄介なのが、甲状腺機能亢進症と、まだ気付かれていない、つまり診断されていない方にも起こるのです。甲状腺クリーゼと診断された時に、初めて甲状腺機能亢進症があるとわかる事も多いのです。きっかけは、風邪、胃腸炎などの感染抜歯、ストレスが異常にかかるなどです。症状は錯乱したり、意識が悪くなるなどの中
外来で日々感じる事を書きます。外来に先日、ある男性が受診しました。屈強な肉体を持ち、顔も戦闘的で、いかにも強そうです。看護師さんと、診察終わった後、戦国武将みたいだったねと話しました。おそらくは、平和で、かつ医療のニーズが高い現代においては、この方より私の方が、経済的にも社会的にも恵まれているかもしれません。でも、戦国時代では、どうでしょう?おそらくは、この方は、私よりはるかに体力や戦闘能力などが優れ、優遇され出世したかもしれません。ヒトは、時代のニーズや影響をもろに受けるハ
今日は母の内科受診で、薬を処方してもらう日でした。元々血圧は高いので降圧剤を飲んではいますが、それ以外にも山盛りの薬があります。一人暮らしの時に、症状を訴えるたびに薬が増えていったことがあります。今は闇雲に薬を出すことが好ましくない状況がある中、腎機能が落ちていることもあり、主治医は薬を減らしてくれました。ひとり暮らしの時は、その「不安感」から、薬を服用することで安心出来ていたんだろうと想像します。今回も今私が引っ越しを控えているにも関わらず、ちゃんと時間を創っていることへ
ひっそりと審神者活動に勤しむ私。おはぎの件で、口福堂とのコラボって❤️ウヒウフフって感じで。確か今日からだったよね?本丸への帰還途中に買っちゃう?(その為に昨日内科受診して血糖値測定済み)念には念を入れて。800円って結構よ、購入額💦6個くらい買わないとって計算して…11日の土曜日からなのね、コラボ企画は💦危ねぇ。短期間で2度のおはぎの宴を自主開催するところだった💦まじで、危なかった。
胃カメラを受けて頂く時、やっぱり楽に受けて頂きたいです。特に若い方です。胃カメラに苦手意識があると、その後胃カメラをなるたけ受けないようになってしまうからです。やっぱり胃カメラは、優秀な検査ですから受けない事は、患者さんにとってのデメリットは大きくなります。私は、口からよりなるたけ鼻から受けて頂くようにしています。やはり楽な事が多いので。でも、鼻で問題になる事があります。特に女性ですが、鼻が狭いために入れにくい方がいるのです。入れにくい方でも、ゼリーをたくさんつけて滑りを良くして
GW〜始まる前は楽しみで楽しみででも瞬きしてる間に終わっちゃった感じですわ(笑)さて連休明けワタシは美容院のカラーと毎月の内科受診を予約していましたちょうどいい感じに時間がとれたのでこれはなかなかいいぞと思っていたのですが雨だったので徒歩移動にしたせいもあるのか疲れました~若いつもりでもいや同年代の方々と比べても身体は動く方かと思ってはいるのですがさすがに63才(笑)やはりあまり予定をギチギチに詰め込まない方がいいですねそんなこんなで夕ごはんを作る気力無しのた
こんにちは5時から学習したら、勉強できた。今日は月に1回の精神科内科受診。山を越えるから疲れた😣💦⤵️スマホで通信学習が出来るから待ち合い時間、1時間勉強出来た。山の中にある病院ですが、電波改善されています。外では普段、スマホ使わない。今日はどのくらい使ったか?役場で手続き2件手続き。母の病院へお見舞い。犬の散歩。風呂。時間が経つにつれ、疲れている。体力つけよう。犬の散歩とストレッチ。
私の勤務している病院に、変わった50歳代男性医師がいます。どうも、自分の正義感が絶対で、それを振りかざし、いろんな部署にからんでくるんです。私の所属している内科の人事に対して彼の正義感が作動したようです。ある内科医の処遇に対してです。内科医でもなんでもない彼が、内科部長にからみます。不当人事だ!内科には内科の事情があり、処遇の対象になった医師にもいろいろ問題があり複雑な問題です。それに対して外部のヒトがクレームをつけたら、もうグチャグチャです。部長さんも、えらいのは、きちんと、
今の医療には、ガイドラインというものがあり、推奨されている数値が多数あります。糖尿病なら、ヘモグロビンA1cはいくつ、高血圧なら、目標血圧はいくつなど。確かに、これは目標にするべきでしょう。でも、これを、急いで達成しなくてもいい状況もあります。また、この目標に何とかもっていこうとすると、体調が悪くなってしまう高齢者の方もいます。数値は、あくまで目標です。そこにもっていく時間経過をどうするかまた、そもそも、そこまでやった方が、その患者さんのためになるかは、患者さんそれぞれケースバ
病院行くと、クスリが処方される事が多いと思います。クスリには、2種類あります。病気をコントロールする上で、絶対に必要なもの。糖尿病であったり、喘息であったりです。もう一つが、対症療法、つまり症状の緩和目的です。これは、必ずしも必要のないものです。ただ痛みなどで日常生活に支障出る場合は処方受けるべきです。実際この対症療法を希望される方多いのですがほとんどの方が、クスリいらない状況です。ただ安心したいためなのだと思います。対症療法を行っても、その原因が解消されるわけではありま
高齢者にとって、重要な事の一つに転倒の予防です。転倒をきっかけにして、全身の状態が落ちて寝たきりになり、いろんな病気を併発するケースが多いのです。ここで重要なのが、股関節と足首の柔らかさです。高齢者になると、これが固くなります。固くなると、足が上がらない歩き方になりちょっとした段差などで転倒しやすくなります。また、バランスも悪くなり危険です。高齢者の方は、無理のない範囲で構わないので、股関節を柔らかくする柔軟体操や足首をまわすなどをやる事をやってみては、どうでしょうか。自分の親にも勧
社会では、呼び名、あだ名というものがあり、何年たっても思い出すもの皆さんにもありませんか?私には、あります。それが、マツジュンです。今大河ドラマでどうする家康で主役をやっている俳優のあだ名と同じです。10年前に勤めていた救急病院での話です。そこにいた循環器内科の若手医師で松が一番先にくる名前の先生がいました。(プライバシーがあるので実名はふせます)この先生、ちょっとドジな所がありますが、一生懸命に仕事をするので、看護師さんからもかわいがられていました。病院に毎日のよ
今回は、私の印象なので、医学的根拠はありません。砂糖をたくさん摂る方が、何人かまわりにいます。コーラを日常的に飲んだり、コンビニスイーツを毎日食べたりしています。そのような方に、なんか多いのが、極端な反応です。キレやすい。これは、前から言われています。これ以外にも、なんか受け答えが、場違いにオーバーであったり、ノックする時にも不快感が生じるように強く叩いたり。コミュニケーションは、その場にふさわしい所作であったり、程度など、微妙なさじ加減というものがあります。しなやかさとでもいいま
GWみなさんおでかけ?いかがお過ごし?ワタクシ秋のやらかしに反省しており四苦八苦状態衣替えの時ぜーんぶ出しましたが元来半ヒッキー外出は月一の内科受診と週3回〜4回のごみ捨て着る服なんかそういらんよね結果出さなくても大丈夫なのにぜーんぶ出してほっぽっといたがため洗濯してからのお片付けにウンザリでね捨てない主義の私ババシャツの数にあ然,・・スパッツの数に泣く体一つババシャツやスパッツ10枚以上は困りものサイズアウトのこのハイネック7
医師自体が、認知症。これがわかっていて、病院が、外来をやってもらう。こんな事あるわけがない。普通は、このように考えますよね。でも、実は、あるのです。病院において、医師を安定供給してくれる組織は重要です。それは、大学医局です。ここの機嫌を損ねると、大損害になります。そのためいいなりなんです。ある病院での話です。元大学教授の医師がバイトとして医局から斡旋されて来ました。でも、そのヒトは、認知症。。トイレに行ったら、帰り方を忘れて、診察室に戻れないので看護師さんがつきっきりでケアで
芸能関係者が、患者さんだった事があります。だいたいメタボからの糖尿病という感じでした。まず、勤務が、あまりに不規則です。ドラマの撮影があれば、夜間に仕事、そのまま寝ないでぶっ通しみたいな事が日常的です。そして、食事は、野菜なんてほぼないロケ弁。仕事明ければ、飲んで寝る。病気にならない方が無理です。糖尿病の治療は、規則的生活でないので難しいです。本当に身を削って仕事しているようです。でも、良いこともあるのではと聞いてみました。女優さんみたいなキレイな方と、飲み会できるから
今回は、医療の現実を書きます。最近週刊誌などで各大病院の手術の成績が公表されるケースが多いです。手術症例が何例手術合併症が何例長期生存率が何パーセントなどなど当然各病院はこの成績を上げるために躍起になっています。その一環なのか明かに手術の適応となる癌患者さんを紹介しても断られるケースがあります。その場合大体糖尿病や喘息など内科的問題があり手術の成績を落とす可能性がある症例が多いです。特に脳梗塞、脳出血や心筋梗塞をやったことある方
今は、パワハラは絶対ダメの時代です。医師の世界でも、そうでしょう。昔は、違いました。殴る、蹴る当たり前です。でも、これは目をかけてくれている証拠でもありました。見込みないとみなされた医師は、相手にされませんでしたので。私の研修医時代、ICUで勉強した時の指導医が、コワイ方でした。あだ名が、軍曹。私は、可愛がられ、よく殴られました。ある時、患者さんが急変しました。その時に、軍曹は言いました。急変した時に、俺の後ろにいたら、殴るから。そのため、急変あったら、全力で走りました。習性
朝から父は入れ歯の調整に病院へ、肝心の入れ歯を忘れて・・・午後は内科受診に予約なしの順番だというので、13時に再度病院へ。終わったのが17時30分!後ろの会計待ちは3人、どんな順番なのでしょうね?午前中はビワの収穫、少ないながらも完了しました。午後は安房方面にお裾分けして終了です。畑の片付けは晴れが続いてからです。傷んだものをトリミングしてジャムを作りました。土曜の楠川サロンでいただく予定です。夕焼けが珍しい形なので港に撮影に。志戸子岳と一湊岳の間に沈んでいるようです
終末期医療特に、高齢者に対してどうするかは、非常に難しい課題です。医学的には、呼吸不全に対しては、人工呼吸器食べられない方に対しては、胃ろうなど技術的には、いろいろあります。では、これらをフル活用すればいいかこれを自信を持って、そうだと言えない自分がいます。人工呼吸器管理は、患者さんは苦しそうです。胃ろうを行うと、頭の方の衰えが進む事もよくあります。刺激が無くなるからでしょうね。一方で、ご家族としては、大事な肉親が少しでも生きていてほしいと思う事も当然の感情でしょう。ど
朝起きられない。仕事が意欲的でない。すぐに居眠りする。このような方は、世間では怠け者とされてしまいます。当然、本人の資質でそうなっている事もあるとは思います。でも、そうでなく病気でそうなっている事もあるのです。いくつかチェックするべき病気を紹介します。睡眠時無呼吸症候群イビキがひどい太った男性に多いです。これは、CPAPという機械をつける事で改善させる事ができます。甲状腺機能低下症最近、この病気多いように感じます。女性に多いので、血液検査で甲状腺ホルモンチェックする事でわかり
先日、ある工場の職場健診に行ってきました。そこの職場の皆さん、いろんな方がいました。まずおとなしそうな、真面目な感じの若者がいました。伏せ目がちで、静かです。体型も痩せている方も多かったです。他には、高齢者の方です。中には、70歳代後半の方もいました。そして、もう一つのグループがおそらく、昔ヤクザの方々です。この方々は、まず座り方が独特で足をガバっと広げて、ややクビを斜めにして座ります。そして予想通り、入れ墨も多種多様にあります。この職場は、日頃どんな感じで仕事をしているの
不眠本当に日本人は多いです。ただ注意しなければいけないのは、高齢者の不眠です。多いのが、”若い時みたいな熟眠感や十分な睡眠時間がとれない”という訴えです。これは不眠という病的なものでなく、老化による睡眠の変化の可能性があります。このような状況の方に睡眠剤を投与すればそれこそドツボにはまります。高齢者の方には、若い時とは違うとお伝えしなるたけ睡眠剤は処方しないようにしています。不眠について睡眠剤の前の段階があります。注目ポイントは朝です。睡眠は、メラトニンと関
今日は内科受診して疲れているので、過去作で失礼致します。またこの頃の絵のハガキ裏にはどなたのお写真を観てかいたかも記載されていないです。幸い、何枚か日付と場所は記載されているものもあります^^2021年1月10日檜原神宮那須岳茶臼岳2021年1月17日タラちゃんさん長慶寺2021年6月1日叡福寺金堂と宝塔2021年4月19日カルディ2021年5月4日おみずさん那須岳と桜のコラボ油絵タラちゃんさん(この油絵だけ今年描いたものです^^)
外科医から依頼される事で、以前はあまり無かった事を書きます。大腸癌の患者さんで、病変部位に点墨する事です。大腸癌の手術は、昔は開腹、つまりメスでお腹をガバっと切って、大腸癌を切除していました。この時は、術者が直接触れる事できるので必要がなかったようです。でも、今は腹腔鏡手術が主流です。これは、数カ所穴をお腹に開けて、そこから細い器具を入れてモニターを見ながら切除します。これだと病変がどこにあるかわからなくなる事あるようです。そこで、病変のそばに入れ墨して、外からわかるようにするのです
土曜日ブログ更新の後なんとすぐ呼んでもらえました!オリオンさん今診察できますのでどうぞお入りください・・・物静かな先生で小声で話されます耳の悪い私は聞き取りにくい・・・ここは耳鼻科聞こえの悪い人はどうしているのかな・・・と思いましたこれまでの症状4日前に内科受診問診のみで薬を出されて飲んでいるが改善しないお薬手帳を出して説明したらどこのお医者さんもそんなにすぐには治せません何かの感染症ですね
以前経験した症例を書きます。60歳代の母親と20歳代の息子さん2人とも発熱と腹痛が2日間持続抗生剤などなく自然に軽快このエピソードを何回も繰り返す。何の検査をやっても原因わからず、本当に途方にくれました。いろいろ調べてたどりついた疾患が家族性地中海熱でした。大学病院で遺伝子検査行い診断確定しコルヒチンの内服で病状改善しました。日本ではそれなりに症例報告あります。もし同様の症状の方いらっしゃれば医師に聞いてみるのもありと思います。
先日、ある高齢女性が、発熱のために受診しました。診察すると、両足がむくんでいて右足がさらに赤く腫れて痛がります。蜂窩織炎という感染が起きていました。車椅子生活の方だったのですが、このような方は、足を動かさないためか両足がむくんでくることがあり、ここに感染がかぶりました。人間のカラダは、流れが悪くなった部位に感染が起こる事は、よくあります。尿がスムーズに出ない、痰がうまく出ない、胆汁の流れ悪いなど。川も、流れが悪くなれば水がよどみます。特に高齢者の方は、流れのよどみが、な
先日外来での出来事です。私の患者さんで糖尿病の男性がいます。この方、なかなか真面目に治療しないためなかなか血糖値安定せず。困っていました。そんな中ある事件が起こりました。患者さんの友人女性が外来の時どなりこんできたのです。なんであんたは様子みようといって何もしないんだよ!こちらとしては意味がわかりません。よくよく話を聞くと以前から糖尿病の副作用のためか気持ち悪くなることがあったようなのです。その友人には常に症状を訴えていたのですが、私には本人
患者さんの容態が、急変した時の対応は、その後の患者さんの予後に直結するため、重要です。この時、ゴチャゴチャ頭で考えていては手遅れになります。頭よりカラダで反応しなければいけません。これは、研修医の時に、救命救急センターなどでトレーニングを受けていると、全然違います。急変だらけなので。気道確保や、点滴確保、場合によっては、電気ショックを行う流れが、スパッといくといいのですが、看護師さんが、動きに慣れていないと、スムーズにいきません。ある病院などは、ボスミンもってきてほしかったのですが