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小病院でよくあるケースを書きます。小病院は、基本的に医師の人材難です。まず、圧倒的に医師の数そのものが足りません。募集をかけても、なかなか応募がない事も多いです。そのため、募集にかかった医師の言う事をかなり聞き、ある意味甘やかした存在にさせてしまいます。そのため、業務をたくさんその医師に振れません。でも、患者さんは、たくさん受診して、どうしようもなくなっている。そんな状況だと、院長や副院長がやむなく、その対応にあたります。入院患者さんの担当も、とんでもない数にいきます。他の
世の中医者は専門医だらけです。内科でも消化器専門医循環器専門医呼吸器専門医などなどでもその専門医本当に専門なの?と思う時あります。消化器内科の専門医なら食道胃肝臓膵臓小腸大腸肛門これらに全て高いレベルの診療を行えるべきです。(私もえらそうに書いていますが、消化器病専門医もっていますがこんなレベルではなくにせもんです。。。だから自分への言い訳もあり総合診療の方をかじっています)実際消化器病の専門医に相談しても自分は消化器でも肝臓専門で膵臓で
今日はちょっと裏話を書きます。入院した事ある方はわかると思いますが、4人部屋の時それぞれのベッドはカーテンで仕切られそろぞれのプライバシーに配慮するようになっています。その中で時々ある事を書きます。主に男性患者さんですが、女性(奥さん彼女愛人)が見舞いに来た時になかでイチャイチャ始めてしまうのです。男性患者さんの場合はあまり急に入ってまずい事になるという頭がないのでパッと入ってやばい!という感じになる事も。。ある患者さんでは彼女がそのベッ
高齢者、特に認知症などで意思の疎通がとりにくい方が、嘔吐した時にぜひチェックしてほしい事を書きます。これで全部というわけではないので、これが無ければ安心ではありません。でも、これがあったら、早めの受診をお勧めします。1緑内障発作もともと素因がありますが、そこまでひどくない方が、風邪薬などを飲んで急に、眼圧が上昇する方がいます。目が充血してくるなどあればご注意ください。2尿閉前立腺肥大症がある男性などで急に尿が出なくなる事あります。風邪薬などで起こります。ここでも風邪薬出てきました
今回は、スピリチュアル的な話です。テキトーに読んでくださいね。幸運を引き寄せる、これは、人生で重要です。患者さん見ていても、運の総量には個人差あるんじゃないかと感じる事があります。私も自分自身がかわいいので、運を良くしたいと思っています。私が、スピリチュアル系の本などを読むと大体共通して書いてある事があります。それは、陰徳を積むという事です。つまり、陰で他のヒトに良い事をするのです。いろんな著名人、松下幸之助やビートたけしなどが、やっているのが、トイレ掃除です。公衆トイレな
患者さんには、本当にいろんな方がいます。その中で、医師になって、そうなんだ!と気が付いた事です。それは、ヤンキーは、礼儀正しい!です。ヤンキーの世界は、かなり強烈な縦社会らしいです。それで鍛えられているのでしょう。あいさつもキチンとしていてこちらに対してのリスペクトもキチンとしています。そのため、私は、ヤンキーと話すほうが妙なプライドを持ったエリートサラリーマンよりストレスがありません。以前勤務していたクリニックに出入りしていた卸業者の若者がいました。この若者は、地元で有名な
【地味にお役に立ってるらしいので、再投稿】※以下の記載は、「風邪」と書いていますが、インフルだってコロナだって対処法は、同じです。内科医です。風邪っぴきさんへ。感冒症状に対する「ビタミンC(VitC)」の即効性をご存知ですか。…—KAITO(@teteatete2021)2024年12月16日こちらはアメリカのオーガニック商品や健康関連商品を主に扱っているオンラインショッピングのサイトですビタミンCもいろいろ扱っていますよ。参考になさってくださいね
今回は、一流の内科医の診療とは、どのようなものなのか、お伝えします。私の若い時アメリカ帰りのある男性医師と一緒に働いた事が、あります。この方が、スーパードクターでした。もう内科的問題なら、もう何でも診れるのです。その方の外来を見学した事があります。患者さんが、ある症状、例えば腹痛で受診したとします。問診をしていきます。段々患者さんが、話しやすい雰囲気になっていきます。すると、患者さんは、こう言い始めます。そういえば、先生、最近手が、しびれてきたんだけど。このように受診した症状(
今回は、私の知り合いの医師が、診断した病気について紹介です。40歳代男性が、食事を飲みこむ事ができなくなったため受診です。数日後で急に悪化しました。基礎疾患はなく健康な男性です。仕事は、農業で野菜をつくっています。1週間前に農作業中切り傷を負っていました。診断は、破傷風です。これは、細菌感染の一つです。土の中にいる菌で、今回のように傷から侵入します。潜伏期間は、幅がありますが1週間程度が多いそうです。症状は、細菌の出す毒素によって筋肉が痙攣します。顎が硬くなったり
健診で、中性脂肪がとんでもなく高い方が時々います。健診なので、基本的には前夜8時以降から食事をしていない状態で、中性脂肪が800以上。中性脂肪は、食後は、上昇するので1000を、はるかに超える数値となっていると予想されます。中性脂肪が、とんでもなく高くなると急性膵炎になりやすくなります。急性膵炎とは、膵炎が暴発する病気で膵液という強力な物質が、自分の体を溶かしてしまうので、重症化すれば死亡する事もあります。怖い病気なのです。中性脂肪が高い方には、飲酒をよくする患者さんも
内科医で、陥るジレンマがあります。患者さんが受診した時、検査値に異常がたまたまある時があります。いい加減な医療で良ければ、様子見にしてしまうのですがきちんとやろうと思うと可能性がある疾患について掘り下げていきます。こちらとしては良かれと思ってやるのですが、患者さんによっては、闇があばかれていく恐怖のような感情となり、ストレスとなります。かと言って、ウソをつくとか問題ないなんて言えないですし。。。治療を要する疾患であったなら、遅かれ早かれ自覚しなければいけないのですが、ストレス
EDクリニックで勤務する事があります。EDで悩む患者さんで多いパターンを書きます。仕事が、ハードなサラリーマン年齢は、下が25歳くらいから上が45歳ぐらいまでです。この世代は、老化がEDの原因とは考えられません。理由は、自律神経のバランスが悪く、カラダがどう対応していいか、わからなくなってきているためです。あれをする時は、マッタリモードつまり副交感神経がメインでなければいけません。外での仕事が、ハードだと、かなりのイケイケモード、つまりは、交感神経が、フル回転している必要があり
どうもみなさんこんにちは!さとみなです。医学生のみなさんは、国試が近づいてまいりましたね〜。あともうちょっと、ラストスパートですからがんばりましょう!今日は国試とは違う話で、内科専門医試験についてのお話です。そもそも医者になってからというもの、思っていることがあります。「学会やらなにやらが出している専門医試験要項だのなんだのといった小難しいルールブックをきれいにまとめた二次情報が少なすぎる!!」ということです。このネット社会、常にデフォルメされた情報
私の外来に、数人とんでもない栄養障害の患者さんが、います。全員、中年男性男性で独身です。ビタミンは、いくつも欠乏し、亜鉛、マグネシウムなどもとんでもない低値です。血液検査での総蛋白、アルブミンともに低値です。普通に生活していて、まずありえない数値です。食生活を伺ってみると、自炊している方はいませんでした。そして、全員コンビニ愛用者です。これやっぱり因果関係あるように感じるのです。どうして、コンビニ弁当などで栄養障害になるかは、私は、たくさんの添加物が関係しているように感じていま
内科医トリおんなのブログへようこそ☆医師・薬剤師向け会員制サイト、m3.comでの連載が公開されました。(m3.comのコンテンツ、医療従事者の経験・スキルをシェアする「メンバーズメディア」内での連載です)今回のタイトルは妊婦医師が電車内で出会った「鬼と仏」ログイン|m3.com医師のための総合医療情報ならm3.com。日々の診療や臨床・医学研究に役立つ医薬品情報、医療ニュース、学会情報、医学文献検索、医師掲示板、求人募集・転職情報、薬剤検索、医院開業・経営・集
地方の病院に勤務していて感じる事があります。それは医師に対しての周囲の気の使い方です。少しでも気に障らないように怒られないようにこわごわ話しかけるのです。それに対して医師の横柄な態度。。。上からのダメだし。これはパワハラです。首都圏の病院ではパワハラの対策が徹底されているところもありこんな主従関係みたいなものは、あまりお目にかかれないです。医師なんて大学受験の時にちょっと微分積分や運動方程式ができたまたま1回の試験の成功し、その余韻で生き
内科医トリおんなのブログへようこそ☆医療者向け会員制サイト、m3.comでの連載が公開されました。(m3.comのコンテンツ、医療従事者の経験・スキルをシェアする「メンバーズメディア」内での連載です)今回のタイトルは女性医師の「裏側」も全部見ちゃってた患者ログイン|m3.com医師のための総合医療情報ならm3.com。日々の診療や臨床・医学研究に役立つ医薬品情報、医療ニュース、学会情報、医学文献検索、医師掲示板、求人募集・転職情報、薬剤検索、医院開業・経営・集患
栄養学の一つのオーソモレキュラー医学の内容をシェアします。ビタミンCについてです。ビタミンCは、なんと言っても風邪に効果が期待できます。インターフェロンという体内物質を増やし、自分の免疫力、特に白血球の働きを強めます。これで、風邪の治りを早める事が期待できます。もう一つは、傷の治癒を早めます。先日、親類が、ある手術を受けました。その際にも、ビタミンCを摂るようにアドバイスし、その順調だったようです。ビタミンCは、いっぺんにたくさん摂取するより、こまめに少量ずつとる方が、効果あります。
以前、日本人ドクターがいる歯医者さんを紹介しましたが、病院もあるのでご紹介します病院名は「アメリカンウェルネスセンター(AmericanWellnessCenter)」です病院はさくら歯科と同じく「ドバイヘルスケアシティ(DubaiHealthcareCity)」駅から徒歩圏内にあります病院から歌うまウエイトレスがいる「GRUBSHACK」レストランは、ほぼ同じ敷地内病院には見えないような、綺麗な建物です病院に入ると医師の紹介のパンフレットが待合室も広
1歳7ヶ月の孫が保育園に行く様になりだしてから、色んな病気を貰って帰って来ますよ。幼児特有の病気以外は全員一巡してうつりますね😂先日、記事にしましたが『熱は出ないけど咳が出るうつされた!』電気工事業を営む娘のご亭主は、県外仕事が多くて自宅のアパートには殆ど居ないですよ。(28日まで千葉県みたい)そんな娘は保育園に行ってる1歳7ヶ月の孫っちを連…ameblo.jp熱は出ないけど、咳が出ていますよ。まだ治らないです!先週の12/13(金)当たりから風邪を引いた様です
内科医トリおんなのブログへようこそ☆医師・薬剤師向け会員制サイト、m3.comでの連載が公開されました。(m3.comのコンテンツ、医療従事者の経験・スキルをシェアする「メンバーズメディア」内での連載です)今回のタイトルは妊娠初期、「代医」探しを人事課に相談したら衝撃の返答がログイン|m3.com医師のための総合医療情報ならm3.com。日々の診療や臨床・医学研究に役立つ医薬品情報、医療ニュース、学会情報、医学文献検索、医師掲示板、求人募集・転職情報、薬剤検
2024年1月7日放送。シーズン2がもう終わりとはでも、最終回もよかった!それにしても、アルバが死んでしまうとはこのドラマ、医師は、医療は、最強・万能と謳っていないところが良かった。患者の病名を突き止めることができないこともあったし、コロナで同僚のロレンツォを失い、最終回では院内感染からアルバが犠牲になるなど。昔、私の周りに「外科医はすぐ切りたがり、内科医は何もしたがらない」なんて言ってる人がいたけど、このドラマを観て「内科医って凄いな、かっこいいな」って思いました。
ある地域が無農薬が当たり前昔、農薬使用の野菜と無農薬の野菜の違いを比較の研究を友人の内科医に指示したすると彼の居住地域では県で無農薬を推奨しており無農薬の野菜しか入手できないと返信があり研究は無理であると告げられた!ではどうして、その地域だけが無農薬が当たり前になったのだ?色々、調べてみるとその地域には都会からの移住者が多い地域であったそして、高級な別荘もたくさんあるイメージもある実は、その移住者が県に声をあげ実現し、無農薬が当たり前の地域になったのだ
昨日からの続き。卵巣癌の再発転移の患者さん。主治医に完治は難しいといわれセカンドオピニオンを受診されて。でも、セカンドオピニオン先で打ちのめされている事が、書かれていました。そして、『主治医が教えてくれたらよかったのに』とも。セカンドオピニオンは、自費だから高額。だからこそ、◎何を聞きたいのか◎その聞きたいことは主治医から聞くことが出来ないことなのか◎調べることが出来ないことなのかなどしっかり自分の中で明確にしておかないと、『◯万円も払ってコレかい(涙)』となる
給食の牛乳廃止懇願何度も言わせて頂くが、牛乳は最悪、いや最強の危険飲料であった特に乳幼児に関しては絶対に与えてはならない!3歳までに牛乳や他の乳製品を与えると1型の糖尿病になると言われていた日本の医療では原因療法では無いので、この辺を明らかにさせない!もちろん、それだけでは無い幼少期に牛乳や乳製品は既に将来の動脈硬化の前兆が出るファッティ・ストリーク(脂肪の筋)と言って将来の粥状アテローム(動脈硬化)が幼少期に発症することが確認できていたのだ!つま
内科医トリおんなのブログへようこそ☆少し前のことですが、わが子、予防接種デビューしました。はるか遠い昔の医学生時代、国家試験の勉強で、乳幼児への定期接種に含まれるワクチンの種類を暗記しましたが、当時よりも数が増えており、驚きました。ワクチン接種前の問診票に、保護者として記入していたのですが……うっかり保護者の署名欄ではなく医師の署名欄に署名しかけました。手が慣れていたもので、つい……。そんなわが子、どうやら小児科での待ち時間にお腹が空いてしまったようで、ロタウイルスワクチン(
頭痛が治らない患者さんは、どこに受診するか、それは、日本の場合脳外科クリニックである事が多いです。脳外科クリニックにおいて、当然院長は、脳外科ですから、手術の適応となる病気や脳卒中については、精通し、診断能が高いです。これに該当する場合には、MRIで検出できる事が多く、診断されます。ところが、脳外科で通常は、治療しない病気については、原因不明とされるケースがあります。私が、経験した症例です。頭痛がひどい高齢男性が、受診しました。脳外科クリニックでは、原因不明とされました。診察すると
消化器内科をやっていると年間数人の患者さんが、この診断に至ります。それは、ソケイヘルニアです。高齢男性が多いです。下腹部が、膨らんできた。これで受診します。立ったまま診察するほうが、わかりやすく足の付根付近がボコッと出っ張ります。これは、体の弱い部分が、経年劣化して重さを支えきれず、腸などが外に出てきてしまうのです。これは、時として、大変な事になります。脱出した腸が、阻血されてしまい、腐り腸に穴が空いて腹膜炎になるのです。その場合は、緊急手術になります。下腹部がボコッと出
内科医トリおんなのブログへようこそ☆産院から退院して1週間足らずの、ある日のこと。わが子を沐浴させた後、ベビーバス代わりの洗面台のシンクから、よいしょと持ち上げたとき、ふと違和感を覚えました。(あれ?何か「あるべきものがない」ような気がする……)数秒の間を空けて気づいた、違和感の正体。それは……いつの間にかへその緒が取れていたことでした。「あーーっ!へその緒がないーっ!」慌てて洗面台のシンクの中を見まわしましたが、へその緒は見当たりません。(まさか、残り湯と一緒に流して
内科医トリおんなのブログへようこそ☆今日は冬至ですね。忘れもしない、あれは私が小学生の頃だったでしょうか…。柚子風呂から上がって、ポカポカとくつろいでいた私。私の後に続いて、母が風呂に入ったのですが、風呂から上がってきた母の様子が、どうもおかしいのです。トリ母「なんか肌がヒリヒリするのよー」母を見れば、確かに皮膚がところどころ赤くなっています。小学生トリ「えー!!どうしたの?」トリ母「柚子の皮を剥いて、丸ごと1個分の果汁をギューッと絞ってお風呂に入れたのよ。ビタミンのエキス