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ピシッとやって、子どもを統制出来る保育士は、時に保護者からも尊敬される。静かな声、ただし、子どもに対して威厳を持った声で子どもが大人しくなる、席に座る、という場面に、まるで優れた調教師のイメージを保育士に持つ。自分が実家の認可保育所で無資格者の時に見た保育士はそうであった。それでいて、その先生は子どもにもとても好かれていた。基本、普段は受容的気質だが、プログラム的な時にはピシャリ、と子どもを仕切れる。そして、それに合わせて自分は邪魔をしないように動いていた。自分は調教師と保育士像が被
すいません、更新遅れております。前回、書いた記事「やはり壁になるのはピアノ」で書いた通り、ピアノの練習にかまけて、ブログの更新が滞ってしまいました。レポートだけなら、割と余裕なのですが、このピアノがどうしてもおっつかない。出された課題曲をクリアするのに、手こずっております。これを書いてる時点で、最後の4曲目が未だにできておりません。まあ、保育士ですから、そこまでピアノにこだわらんでもいいのですが……どうせなら、弾けるようになりたい。いっそ、趣味にして
かつて、働いていた保育施設では独自の画期的なシステムが導入されていた。・お昼寝布団は完全レンタル敷き布団、掛け布団共に業者からレンタルする。週に一度、シーツも自動的に交換になる。お漏らしがあった時のみ、レンタルのシーツを親が帰りに付け替える。布団を金曜に持ち帰り、月曜日に持参って親の負担がハンパないからありがたい制度。兄弟が複数通ってたり、徒歩や自転車送迎だと苦痛しか無い。・レンタル布おむつ紙おむつは使わないため、記名して持って行く必要なし。記名って手間すぎる。布おむつは業者
日本でしばしば取り沙汰されている待機児童問題。フランスでは、保育所やベビーシッターを利用した場合の助成金laprestationや、保育者の家庭でも子どもの受け入れを行なうサービスが充実しています。今日は「保育」にまつわるフランス語をご紹介します。保育園:lacrèche一時保育所:lehalte-garderie保育士:puériculture/puéricultriceまたはnounou(女性名詞ですが男性にも使われます)保育:lapuéricul
子どもの遊びを支える保育者(3):感情体験がもたらす協働性と創造性映像が示す実践の中でも「箱んでハイタワー」(運動会のクラス対抗競技)は、「あおぞら組」と「たいよう組」(5歳児)の子どもたちが4週間に渡って繰り広げる活動として注目に値する。この実践は現在、馬屋原真美氏の尽力もあり、アジア・太平洋地域の保育研究者や実践者からも評価を得ている。この活動においても保育者は、子どもの挑戦意欲を高めるような環境づくりを行い、内的で質的・主観的な「子どもの時間」に配慮するが、むしろ私は、そこに感情体験と
こんにちは!保育士コミュニケーション講座講師の松原美里です。ウメハナリレーションズHPはこちら保育コミュニケーション研修・講座はウメハナリレーションズ8月のテーマは、「保護者と信頼関係を深めるコミュニケーション講座」です。あらためて構成を練り直す中で、ふと「なぜ、保護者と信頼関係を深めることが大切なのだろう?」~と、原点に戻ってみました。信頼関係を深めると、どんないいことがあるのでしょう?私は児童養護施設での保育士をしていた時期・保育園で保育士・施設
2019年、私は、当時在学中の大学院生と一緒に、「質的データ分析法としてのSCATとうえの式質的分析法の比較:幼稚園長のインタビューデータから」という論文を記しました(中坪・濱名・淀澤・加藤・田島2019)。この度、私たちの論文を介して、ひとりの読者と対話する機会を得ましたので紹介します。なお、私は、上野(2018)が発行された直後にうえの式質的分析法に出会い、たくさんのインスピレーションを受けるとともに、2018年秋以降、研究室の学部生、大学院生が「情報生産者になる」ことをめざして、彼