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ひとつ前の当ブログの最後のところで、仲代達矢さんがイタリア映画の『野獣暁に死す』(1968トニーノ・チェルビー監督)に出演したことを書きました。ちなみに原作は後に『サスペリア』シリーズ(1977~)を撮るダリオ・アルジェントさんです。仲代達矢さんの役はメキシコ系の悪玉でした。『レッド・サン』(1971テレンス・ヤング監督)に出演した三船敏郎さんなんかはそのまま日本人の役(海外ではおそらく黒澤明監督作品のイメージが強いからでしょう)で侍の格好で登場しましたが。仲代さんは彫りの深い顔だし、ヒゲ
「影武者」「影武者」プレビュー(倍賞美津子登場)1980年4月26日公開。興行収入:27億円(1980年第1位)。日本映画の歴代映画興行成績(配給収入)1位。受賞歴:賞部門対象結果カンヌ国際映画祭パルム・ドール黒澤明受賞アカデミー賞外国語映画賞ノミネート美術賞村木与四郎ノミネートゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート英国アカデミー賞作品賞ノミネート監督賞黒澤明受賞撮影賞斎藤孝雄
かなり症状が進んで、足が不自由になった患者さん。長く過酷なお仕事をされてきた。筆者より10歳も上。どうも、健康を理由に解雇されたようだが、本人は自己都合で退職したような口ぶりだ。人をうらむ立場から離れたい身の振り方だ。これから、ゆっくり楽しいことをされてくださいね、言った。たとえば、囲碁とか将棋とかされませんか?と訊くと、昔は将棋をやったことはあると、話してくれた。近くの老人センターでそういうサークルにでも入ると楽しいかもしれませんね。他にどんなことをし
『鬼龍院花子の生涯』1982年日本《スタッフ&キャスト》監督五社英雄原作宮尾登美子脚本萬田宏治撮影森田富士郎音楽菅野光亮出演仲代達矢/岩下志麻/夏目雅子/中村晃子/新藤恵美/高杉かほり/夏木マリ/佳那晃子/山本圭/室田日出男/夏木勲/綿引洪/成田三樹夫/小沢栄太郎/内田良平/梅宮辰夫/仙道敦子《解説》触れると熱い、愛の女たち名匠・五社
室内劇でも全く飽きさせない前半、そして列車内に場面が移ってから後のダイナミックな映像!<ストーリー>ナショナルシューズの専務権藤(三船敏郎)は会社の株を買い占めて実権を握ろうと画策し、5千万の金を集めた。その時、権藤の息子と間違えて運転手:青木(佐田豊)の息子が誘拐され、犯人から3千万円の身代金を要求される。戸倉警部(仲代達矢)らが権藤邸に張込み犯人との交渉が始まったが、権藤は身代金を払う決断をする。特急こだまの窓から身代金を渡し、子供は無事に
令和八年(2026年)三月七日二十三時NHKEテレ『仲代達矢が歩んだ役者道』ようやくNHKが仲代達矢追悼番組を放送する。現在シネ・ヌーヴォでは小林正樹・岡本喜八特集が開催されている。映画館の仲代達矢出演作品上映・テレビ局の仲代達矢番組放送が増える事を祈っている。仲代達矢(なかだい・たつや)本名仲代元久1932年12月13日東京府に誕生。2025年11月8日死去。92歳。舞台・映画・テレビドラマにおいて大スタア名優として輝いた。無名塾塾長として
ひとつ前の当ブログの最後のところで、「コンプレックス」をキーワードに三島由紀夫さんと仲代達矢さんについて書きました。このお二人は映画で共演されています。勝新太郎さん主演の『人斬り』(1969五社英雄監督)です。勝新太郎さんが扮したのは、幕末に「人斬り以蔵」の異名をとった、土佐の岡田以蔵です。(大河ドラマ『勝海舟』では萩原健一さんが演じましたね)その人斬り以蔵を操るのが仲代達矢さん演じる武市半平太で、無学で単純、人のいい以蔵を演じる勝新太郎さん、以蔵を利用する冷酷な切れ者役の仲代達矢さん、い
「血と砂」(1965)面白くて哀しい戦争映画の傑作をU-NEXTで久々に観ました。監督は岡本喜八。予告編はコチラ。昭和20年夏の北支戦線。13人の少年軍楽隊が戦地を演奏しながらうろついていたところに小杉曹長(三船敏郎)が颯爽と現れます。ついでに小杉に惚れている慰安婦お春(団令子)もくっついてきます。お春の色気にコーフンが治まらない少年たち。彼等が独歩大隊の駐屯地に戻ったところ、1人の見習い士官が銃殺されていました。その士官は"ヤキバ"と呼ばれる砦の守備隊を指揮していたものの
11月8日に92歳で亡くなられた仲代達矢さんのことを書いています。ひとつ前の当ブログでは、『野獣暁に死す』(1968トニーノ・チェルビー監督)と『野獣死すべし』(1959須川栄三監督)について触れました。もう一本、タイトルに「野獣」が入っている作品があります。『青い野獣』(1960堀川弘通監督)です。この映画における仲代達矢さんも、ギラギラしていて悪のムードをこれでもかというほど発散しています。仲代達矢さんが演じるのは、「婦人春秋」という雑誌を出している出版社の社員。表向きは真面目で組
俳優の仲代達矢さんがお亡くなりになったとのニュースを見て、真っ先に思い浮かべたのが、上記の映画です。この映画が公開されたのは1980年。まだ中学生だった私は、戦争映画ということもあって、友だちとそのお母さんの3人で映画館に見に行った記憶があります。当時は冷戦の真っ最中で、ソ連大使館から反ソ的で帝国主義賛美の映画を日本がつくったなんて、批判されていた時代です。映画は仲代さん演じる乃木希典と、小学校の教諭ながら、下士官としてとして予備役招集された小賀武志少尉(演・あおい輝彦さん)の2人を主軸