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歌舞伎座『十二月大歌舞伎』も初日の幕が開いて6日目が終わりました。今月の初日か2日目あたりに九州のお客様が珍しいものを歌舞伎座の私宛にお送りくださいました。京都の春秋座の催しに参加された折に東本願寺前で開催された骨董市で求められたものだそうです。1952年(昭和27年)の1月に発売されたある雑誌です。私が生まれる4か月前の雑誌で表紙が英語文字とは珍しいですね。73年前の雑誌です。表紙の写真は当時不世出の大スターと云われた十五代目市村羽左衛門丈の「助六」です。中の写真や記事も
昨日は雲ひとつないお天気でした歌舞伎座では三大名作「仮名手本忠臣蔵」通し上演南座では壱太郎くんをはじめ若手でアグレッシブな興行歌舞伎役者総動員で上演中です「仮名手本忠臣蔵」は思い出深い演目です由良之助、力弥、判官、勘平、平右衛門、定九郎、若狭之助、師直、石堂この役々を勤めています祖父と最初で最後の共演になった七段目・力弥18歳の時、勘三郎兄さんに習った勘平大阪で中村座の舞台で稽古をした判官叔父・吉右衛門に教わった平右衛門顔の色など工夫を考えた定九郎すべての劇場が閉まる