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他院で小鼻縮小(鼻翼縮小)を受けられました。その後、もう一度小鼻縮小、鼻の穴が三角に尖ったため鼻孔縁下降、ピンチノーズの改善のため鼻尖形成を受けられました。鼻孔縁下降後も三角の鼻の穴が治らず、術前よりも三角の尖りがさらに気になる様になったそうです。小鼻が縦に長く、小鼻の横幅も大きいため、鼻孔縁挙上が第一選択であり、三角の鼻の穴も改善する事をご説明しました。鼻孔縁挙上の1ヶ月後です。小鼻のボリュームが減り、小鼻の横幅も小さくなりました。小鼻外側のくっきりした影が無
美容医療の緊急事態はどのようなものがあるでしょうか?1.アナフィラキシーショックアナフィラキシーはどのような薬剤に対しても生じ得ます。何らかの医療処置をする医療機関は、それがビタミン点滴や局所麻酔の外用程度だとしても、アナフィラキシーショックの対応訓練と薬剤の準備を怠ってはいけません。10回大丈夫だったのに、11回目で生じることもあるのがアレルギーですから。死の危険がある超緊急事態です。当院は、緊急時セット(エピペン2本、ステロイド点滴薬、輸液セット、モニター類)を一カ所にまと
今回ご紹介するのは、目の下のクマとゴルゴ線の改善が目的で他院にて『ヒアルロン酸注入』を行った結果、酷い膨らみと凸凹が生じ、当院を受診された40代の女性の症例写真です。こちらが来院時の状態です。他院ヒアルロン酸注入後右目の下目の下(Lowerlidbulge)が必要以上に膨らんで、たるんだ目袋のようになってしまい、目の下のシワ(teartroughティアトラフ+Palpebromalargroove)も悪目立ちしており、注入前より老けてみえる状態です。この目の下
本日は吊り上げ縫合のデメリットも紹介!!二重幅を狭くする3つの手術法の話の続きです。①まつ毛側で皮膚切除②新たに二重を形成し、以前の二重を剥離(吊り上げ法)③脂肪移植して以前の二重を無かったことにする今回の話は②です。新しい切開線(まつ毛側に)を作成し、元の二重ラインを剥離します。元のラインが復活しないように吊り上げ縫合を行うのです。詳しくはこちらの記事をご覧ください↓『吊り上げ縫合とは何か?!二重修正予定外線対策』二重幅を狭くする3つの手術の続きです。①まつ
皆様こんにちは。額の激しいシワの治療です。ヒアルロン酸やボトックスをしてますが何も改善しないとのことでした。今回、2回目の切除です。今回は眉毛隆起と前頭骨の陥凹についても修正しました。皮膚は斜切開で切除後、眉毛部位の繊維脂肪組織を弁状に挙上して前頭骨の陥凹部位に敷き込みました。良い感じです。瘢痕も目立たない体質ですので、思い切って2回目の手術をしました。眉間部の直線瘢痕は将来的にZ形成しようと思います。
二重の切開法の手術後の合併症で、上まぶたがめくれ上がってしまうことがあります。睫毛が不自然に上を向き、結膜(まぶたの裏側の粘膜部分)が見えている状態ですが、これを外反と言います。なぜ外反が起きるか、いくつかの理由があります。①二重の固定位置切開法では切開線より下(睫毛側)の皮膚を内部の固い組織である瞼板もしくは瞼板前組織に固定することで二重にするのですが、固定する位置が高すぎると、睫毛を含めたまぶたの縁(瞼縁)が持ち上がってしまい外反を起こしてしまいます。②皮膚の取り過ぎ切開法
当クリニックでは、他院での『ヒアルロン酸注入』と『ボトックス注射』の治療後の修正を行っております本来は、注入を行った医療機関で修正すべきなのですが、「症状を訴えても、対応してくれない」「時間が経てば落ち着くと言われた」などの理由でお困りの場合はお引き受けしていますのでご相談くださいヒアルロン酸注入の他院修正につきましては、以前、症例写真を掲載して、こちらのブログでご紹介しました。関連記事:【他院修正Part1】症例写真供覧:目の下のヒアルロン酸注入後のチンダル現象と凹凸を
基本的にはカウンセリング当日の手術は行いません。ただし、ご遠方などの理由により条件を満たせば当日手術を行います。条件は①事前に写真によるカウンセリング公式LINEにて行います。梅田剛うめだ美容外科クリニックうめクリonInstagram:"公式LINEスタートしました‼️LINEからは手術のご予約が可能です。一度カウンセリングを受けた方限定です🙇カウンセリング当日手術は行いません。遠方などで、どうしてもという方はDMでご相談ください。また、カウンセリング予約はWE
昨夜は残業して疲れ果てて22:00に帰宅。今朝は診療前に9:30出勤。遅くなった理由は、他院でのヒアルロン酸注入後の血流障害が生じた患者さんの治療をしたためです。注入後瞬時に症状(痛み、痒み、くしゃみ、鼻づまり)が出現。1時間で網状紫斑が、注入したほうれい線~頬~額~鼻全体の広範囲に拡大。ほうれい線エリアは黒色化。施術介助した看護師は注入直後に白色変化に気づき、院内で待機する指示を出したそうです。直ぐに溶解が必要と気づいた(これまた医師ではなく)看護師の機転で、当院に依頼が来ました。
数年前に他院で切開法の二重まぶた手術を受けて左右差が気になる方です。確かに右側の内側の食い込みから全体に幅が広いようです。ご本人は左が気に入っているので、右を左と同じような幅に狭めたいとのことです。(写真が少しピンぼけ気味ですいません。)狭くする程度はわずかですが、そのわずかが難しいのです。切開法で受けているので、幅を狭くするには再癒着を防止する手だてが必要です。私がよく用いるのは脂肪移植です。脇の下など、目立たない部位から真皮付きで脂肪をもってきます。この方の場合、約2ミリ
眼瞼下垂手術(挙筋前転)は非常に難しい手術です。私が一番多く行う手術になります。年中この手術を行なっていても、いまだに難しく感じるのが「瞼の開き」です。挙筋前転、つまり挙筋腱膜を瞼板に固定する位置で瞼の開きを調整します。この調整が難しく、眼瞼下垂手術の大半の時間を占める操作になります。ですが、この挙筋前転には不確定要素が多いのです。手術中に「瞼が開かない」「瞼が開きすぎる」方が一定数いらっしゃいます。詳しくは↓https://ameblo.jp/cosmeticdoc
眼瞼の形成手術です。ほぼ眼瞼下垂の手術なのですが、哲クリではただ上がっただけの目にはしません。自然に睫毛基部を露出させ、外側重瞼線を明瞭化させます。便宜上、『キワ出し』『ライン出し』として学術的では無いですが、お許し下さい。
当院には、様々な『他院での注入修正メニュー』があります本来は、注入を行った医療機関で修正すべきですが、「症状を訴えても対応してくれない」「時間が経てば落ち着くと言われた」「もう行きたくない」などの理由でお困りの場合はお引き受けしていますのでご相談ください本日は、他院で行った『ボトックス注射』の修正症例をご紹介いたします『ボトックス注射』の修正の場合、追加注射することで表情のバランスが取れる症例もありますし、注入部位の誤りや適応の見誤りで表情の喪失や違和感が生じている場合は、『ボ
今回は、ヒアルロン酸注入の4年後に出現した遅延型異物肉芽腫の修正事例をご紹介いたします4年前に韓国で眉間~額・鼻背・目の下にヒアルロン酸製剤(アラガン社、ジュビダームビスタボルベラ)の注入歴あり、当院受診の1か月半前に麦粒腫(ものもらい)を患った後から注入部位に一致した痛み(圧痛・自発痛)と腫れ・しこりが出現…他院2か所でヒアルロン酸溶解と抗生剤や消炎鎮痛剤を処方されるも効果なく、当院を受診されました.「ヒアルロニダーゼ」と「ケナコルト」の混合によるしこり修正注射と「プレドニン
患者様からご質問を受けたのでお答えします。「睫毛側皮膚切除」と「睫毛上皮膚切除」は違うのですか??ちなみに医療用語では睫毛は「しょうもう」と呼びます。「まつげ」ではありませんAnser全く違います。切開の位置が異なります。まずはイラスト↓睫毛「側」皮膚切除睫毛「上」皮膚切除全然違うでしょう。おっと、その前に「睫毛側皮膚切除」の解説はこちら↓『二重幅を狭くする手術まつ毛側皮膚切除②』二重切開・眼瞼下垂手術後の二重幅を狭くする手術のご紹介です。今
スタッフのクマ治療、「脱脂」なのか「ハムラ」なのか?!はい、私はハムラ法を勧めます。彼女は20代前半ですので、肌艶がありシワなどございません。こういう場合は「裏ハムラ」の良い適応です。上:術前下:術後2ヶ月笑顔時↓斜めから↓経過について毎日写真を撮影してもらいました。自撮り写真です↓3日間テーピングをして頂きます。スタッフ曰く、2〜3日は腫れが気になったが3日後にテープを外してからは腫れは弾き始めて1週間で腫れがなくなったとのことです。
美容外科業界では『自称職人』『自称達人』『自称名人(名医)』があり溢れています。彼ら彼女らは本当に職人・達人・名人なのでしょうか?職人・達人・名人のことを今回は偉人と呼ぶことにします。どの職業にも偉人は存在すると思います。例えばF1ドライバーのセバスチャン・ベッテルです↑200~300km/hの世界で僅か1cm以下のマシンコントロールができる偉人です。他のトップドライバーも同じくして偉人です。さすが年収50億円オーバーです。身近なところですと↓『うめクリ』の工
今日は、広い二重の修正について。4年半前、他院で3回目の埋没法を受けて、驚くほど幅広く、不自然な状態でした。まつ毛から、15mm以上の驚くべき幅で、まず、抜糸&癒着剥離のみを行いました。2週間後、二重の残存具合を確認してから、・「二重全切開+α法」&「目頭切開」本日、久しぶりにご来院されました。とても、良い仕上がりと経過だと思います。癒着の影響による、凹み目を認めますが、丸く華やかな、平行型の二重になり、美人度&目力が、格段にアップしてます。不自然な食い込みと、眠そうな目
20代後半の女性で、10年前に他院で目頭切開を受けた方です。右は末広型です。左は平行型で二重の内側の幅が広く、右に比べて目頭が開きすぎ傾向があって涙丘(ピンクの肉部分)が見えすぎています。患者さんの希望は、左目のみの修正で、右に近い末広型で目頭の左右のバランスをよくしたいとのことでした。いつものように、手術中にベッドと一緒に身体を起こし、鏡で確認してもらいながら、左右差を見比べてもらいながら形を決定しました。修正手術前術後1週間目の抜糸前の写真をお見せします
DMによるご質問(オンラインカウンセリング)を行なっています。私が全て一人で行ってますので、いくつかルールを設けさせて頂きます。ルールにお守り頂けない場合は、酷なようですがご質問にお答えしません。それではルールについてです↓①写真を送るどんなご質問であり写真を送ってください。カウンセリング済み・手術済みの患者様もお写真をお送りください。<目元>必ず両目が映る正面からの写真で開眼時のものをお願いします。動画はNGです。動画は私がわざわざタイミングよく静止させて評価
最近では美容外科・美容クリニック・美容皮膚科クリニックが乱立し、トラブルも多発し消費者センターへのクレームも非常に増えています。例えば、『目の上に脂肪を注入したら腫れぼったい目になった』『糸によるリフトアップを行ったが何にも変わらなかった』『肝斑にレーザートーニングを行ったがかえって濃くなった』『鼻にヒアルロン酸を大量に注入され鼻筋が太くなった(アバター)』『下顎の骨切りを行ったら皮膚がたるんだ』・・・などです。そこでそれらの美容医療行為が、
50代の女性で、20年以上前にへこんだ上まぶたに脂肪注入を受けたのですが、それ以来、腫れぼったい目に悩まれてきたとのことです。上まぶたの脂肪注入は注入量と注入の層が重要で、必要以上の脂肪が皮下の浅い部分に入ってしまうと、ご覧のように明らかに不自然な腫れぼったい目となってしまいます。他院での脂肪注入後しこりとなっている脂肪を極力残さずに除去しますが、術後に不自然なひきつれや変形を起こさないような慎重な手術が必要です。現在の二重のライン上で切開、周囲との癒着を丁寧に剥離をしなが
60代半ばの男性です。約10年前に二重のたるみ取り手術をする際に上まぶたに脂肪注入を受けたとのことです。なぜ脂肪を入れたのかは定かではありませんが、年齢とともにくぼみ目(Sunkeneyeといいます)になっていたのかもしれません。ところが、注入された脂肪が多く、さらに皮下の浅い部分に入ってしまっているために、ご覧のように他人が見ても明らかな大きなしこりとなっています。さらにまぶたが重くなってしまい、目が開けづらいというお悩みがあります。他院での脂肪注入後まぶた重く開けづらい状態にな
相変わらず、当院には『他院修正』希望の初診患者様が大勢いらっしゃいます。注射・注入を行ったクリニックからは、「馴染むので様子を見るように」と指示されるようですが、インターネットで検索し、不味い状態なのでは・・・とご相談にいらっしゃいます。過去にもいくつか、ブログで他院修正症例や執筆論文をご報告しています銀座ケイスキンクリニックトモコセンセのブログ他院修正シリーズ当院には、様々な『他院の修正』治療メニューがあります。それぞれに治療の難しさにレベルがあると昨日のブログでご紹介しま
2年前に他院で目頭切開を2回受けている30代の方です。両側ともに、目頭にへこみの傷が目立ちます。左右ともにへこみの傷跡がありますが、右は範囲が広く、左側は深く大きくえぐれたようになっています。一般的に、顔や体にできたへこみのような傷跡(瘢痕)の修正は、その部分を切除してきれいに縫い合わせるのが基本的な手術方針となりますが、目頭切開後の傷跡については、そのような治療方針は、ほぼ当てはまりません。なぜなら、目頭切開を受けたことで皮膚の余裕がほとんどなくなってしまっていること、そして
他院で9か月前に二重まぶたの切開法を受けた方です。よく見ると上まぶたの一番下(瞼縁)が外反しています。二重の幅も少し広いのが気になるそうです。さらに拡大してみると・・・外反した部分のまつ毛が必要以上に反り返って、結膜が見えかけています。手術を受けたクリニックでは1年くらいで元に戻ると言われたそうですが、おそらく無理だと思います。どうしてこのような状態になったのでしょう?重瞼手術というのは、二重の幅を決めてデザインしたラインに沿って皮膚を切開し、上下(頭側と足側)に分かれた
埋没法であれ、切開法であれ、他院で手術を受けて、とりあえず二重まぶたになってはいるものの、今一つパッチリしない、眠そうな目になっている、ラインだけ食い込みすぎている、いかにも整形したような不自然な目に見える、と言われるお悩み方が修正のご相談にいらっしゃいます。その方々の多くで、まつ毛の上に皮膚がかぶさり、ぷっくりとしていてきれいな二重まぶたは言えずに、確かに眠そうなまぶたになっていることが見られます。このような状態は、医学用語ではありませんが、いわゆる“ハム目”と呼ばれています。いくつか
今日は、広い二重の修正例について。5年前、他院で3回目の埋没法を受け、驚くほど幅広く不自然な状態でした。まつ毛から15mm以上の驚くべき幅で、まず抜糸&癒着剥離のみを行いました。2週間後、華やかな平行二重を希望され、・「二重全切開+α法」&「目頭切開」その後、他院埋没の癒着による凹み目に、昨年、ヒアルロン酸注入をしています。とても良い仕上がりと経過だと思います。丸く華やかな平行型の二重になり、美人度&目力が格段にアップしてます。不自然な食い込みと眠そうな目は、まつ毛も上
ヒアルロン酸製剤以外の注入治療後のトラブル相談が増えていますエランセは、溶ける糸の成分が1〜2年以上かけて分解されるフィラーの一種です溶けるので安心と勘違いしている方が多いのですが、実は大きな落とし穴が異物反応が出ても、凸凹して仕上りが気に入らなくても、溶かせないので修整注射が困難ですトラブル部位トップ2は1、目の下2、ほうれい線特に目の下に浅く注入されてしまうと、表情によってナメクジのように浮き上がるという事例が目立ちますこのような浅い部位だと外科的切除も無理なので本当に困って
美容外科で二重まぶたにしてもらったが、一重まぶたに戻したいという相談が私のもとに多くいらっしゃいます。せっかく二重にしたのに、わざわざ一重まぶたに戻したい理由は何でしょうか?①仕上がりは問題ないが、やはり自分には二重が似合わないと思った。②自分の希望した二重と違ったが、やり直してもらうのではなく、次も希望通りになるか不安なのでいっそのこと一重に戻したい。大きく分けると以上の二つになります。②に関しては、一度の手術で希望通りの二重まぶたにならなかったことで失望や落胆されて、二重