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眉下切開の一番のリスクは「傷跡」です。眉に沿うので傷跡は目立ちにくい確かにそうなのですが、意外と目立つ場合も多いです。それはなぜか???毛根(眉)の近くは傷跡が目立ちやすい眉に沿って切ったはずが、眉と離れてしまうことがあるからです。患者様は他院で眉下切開の手術を半年前に受けたそうです。眉と傷が離れてしまっています。修正手術を行いました。ちょうど皮膚にゆとりがありましたので、「眉と傷の間」の皮膚を切除しました。上:術前下:術後6ヶ月左上
二重幅を狭くする3つの手術の続きです。①まつ毛側で皮膚切除②脂肪移植して以前の二重を無かったことにする③新たに二重を形成し、以前の二重を剥離(吊り上げ法)『二重幅を狭くする手術まつ毛側皮膚切除②』二重切開・眼瞼下垂手術後の二重幅を狭くする手術のご紹介です。今回は理屈編。前回の続きです↓『他院修正(二重切開)二重幅を狭くまつ毛側皮膚切除』二重幅を…ameblo.jp『二重幅を狭くする手術脂肪移植②』二重幅を狭くする手術の③脂肪移植して以前の二重を無かったことにする
二重切開・眼瞼下垂手術後の二重幅を狭くする手術のご紹介です。今回は理屈編。前回の続きです↓『他院修正(二重切開)二重幅を狭くまつ毛側皮膚切除』二重幅を狭くする手術は大きく分けて3つあります。①まつ毛側で皮膚切除②新たに二重を形成し、以前の二重を剥離③脂肪移植して以前の二重を無かったことにする今回…ameblo.jp毎度ですが、幼稚なイラストにはご勘弁願います。もっと絵がうまかったらなと思う毎日です涙今回は前回の術式①まつ毛側皮膚切除です。術式の復習をした
相変わらず、当院には『他院修正』希望の初診患者様が大勢来院されます。注射・注入を行ったクリニックからは、「馴染むので様子を見るように」と指示されるようですが、インターネットで検索し、かなりヤバい状態なのでは・・・とご相談にいらっしゃるのです。過去にもいくつか、ブログで他院修正症例や執筆論文をご報告しています。銀座ケイスキンクリニックトモコセンセのブログ他院修正シリーズヒアルロン酸血流障害~他院の修正症例写真供覧:他院修正目の下のヒアルロン酸注入後の酷い膨らみと凸凹を修正
『小鼻縮小後修正・鼻尖形成後修正』小鼻の平坦化・団子鼻を修正。手術2ヶ月後。患者様は20代女性です。お写真の掲載にご承諾いただきましてありがとうございます✨4年前に『鼻尖縮小・鼻尖形成(耳介軟骨移植)』・『小鼻縮小術』をお受けになられていました。"小鼻が頬に引っ張られるように平坦になっている""鼻尖形成したのに逆に鼻先が目立つ(団子鼻にみえる)""鼻筋が凸凹してる"がお悩みでした。小鼻は鼻翼顔面溝が不明瞭で、鼻翼が平坦化している状
20代前半の方で、数年前に他院で全切開法による二重まぶたの手術を受けたのですが、幅が広すぎて自分には似合わず、傷跡も目立つため、元の一重まぶた(奥二重だが、ほぼ一重に近かったそうです)に戻したいとずっと思ってはいたのですが、不可能だろうとほぼあきらめていらしたそうです。たまたま私のブログとクリニックのサイトをご覧になり、希望をもって来院されました。他院での二重まぶた切開法後二重の幅やや広く、二重のラインと睫毛のは生え際(瞼縁)に挟まれた皮膚が腫れぼったいために、確かに自然とは言えま
私が行う手術で最も多いのが「二重切開・眼瞼下垂の他院修正」です。修正内容は複数ありますが、項目別に難易度を説明します。まず、大前提として「修正手術は初回手術より難しい」です。なぜなら、正常解剖とは異なっているからです。前回の執刀医が自分であれば、解剖が分かりますが、異なる執刀医であると・・・二重の固定は?脂肪が残っているか?眼輪筋を切除しているか?など予想がつかないことが多いです。修正手術では、まず組織を剥離して、挙筋腱膜・隔膜・眼窩脂肪・瞼板・・・etcを全て
定期的にご依頼がある『傷跡修正手術』。特別な手技を行なっているわけではなく、シンプルに丁寧に手術を行なっております。まずは症例写真から写真の通りです。かなり目立ちにくくなりました。極力、同条件になるように撮影しています。傷跡修正に限らず、皮膚縫合のポイントは「盛り上げて縫うこと」です。今回のような手背(手の甲)はテンションがかかる部位(手はよく動かしますので・・・)ですので、より盛り上げが必要です。「盛り上げ」については以前のblogをご参照ください↓『傷は盛り
田中哲一郎onInstagram:"半年くらい前に他院で眉毛下皮膚切除を受けています。紹介で来院しました。思いっきり目をつむれば閉瞼出来るのですが、寝ている時は開瞼しているそうです。ドライアイが酷いそうです。このまま様子を見るという手もありました。眼輪筋を使って閉瞼すると皮膚は伸びます。しかし、閉瞼出来るくらいに皮膚が延びるのには2年くらいかかることがあります。ストレスフルですので思い切って植皮することにしました。2週間経ちました。カラーマッチ、テクスチャーマッチは良いで
『他院修正・鼻中隔延長』先日のスタッフ感謝デイのもう1名を紹介させていただきます。過去に「鼻尖縮小・鼻尖形成(耳介軟骨移植)・プロテーゼ隆鼻術」を受けています。ご希望は鼻柱を下降したい顔に似合う綺麗な鼻にしたいでした。ご希望に添えるよう『鼻中隔延長(肋軟骨)・鼻尖形成(肋軟骨)・プロテーゼ入替』を行こないました。お写真は、手術前/手術16日後です。鼻柱が下降することで、自然なお鼻になるととも
他院で2回小鼻縮小(鼻翼縮小)を受けられました。鼻の穴が三角なのと、傷のヘコミが気になるとの事です。小鼻縮小後、傷のヘコミを治すために、2回レーザー治療を受けられています。それ程不自然な小鼻ではありませんでしたが、鼻孔縁挙上術で修正しました。術後1ヶ月です。三角にとがっていた鼻の穴が改善しました。右側(向かって左)の傷が目立ってヘコンでいましたが改善しました。小鼻のボリュームが減り、土手も回復しました。下からです。傷の食い込みが改善しました。こういったヘコミはレー
こんにちは東京の新宿にあります山本クリニックのナスです本日は眼瞼下垂修正のご紹介です他院で眼瞼下垂を行い左右差ができてしまったため、修正手術を希望されました。黒目の開き方、二重幅の左右差が改善したのがお分かりいただけるかと思います開眼時、閉眼時の経過もご覧ください術後一ヶ月の時点で落ち着き方に左右差があり、むくみ(黄色矢印)が強く残っている部分もありますが、経過とともに落ち着いているのがわかりますそして、是非参考にしていただきたいのが閉眼時の傷の仕上がりです!目を開い
ときどき、二重まぶたの切開法を受けたにもかかわらずラインが薄くなってしまったという方がいらっしゃいます。埋没法や部分切開法ならともかく、これはどういうことでしょう?二重まぶたの仕組みでは、まぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋の動きに合わせて引き上がる瞼板という固い組織があり、それとつながっている皮膚の一部が引き込まれていきます。この皮膚の引き込みがすなわち二重まぶたのラインです。二重まぶたの手術の重要点は、瞼板と皮膚のつながりをいかに強固に作るかであり、埋没法では1~数本の細い糸でその役割を
10数年ほど前に流行った『超幅広の二重』を狭くしたというご相談が多いです。流行り廃りではなく、自然は形に仕上げるのが良いかと私は考えております。今回の修正手術は他院で行った幅広二重を自然は幅に狭くする手術です。以前に紹介したのと同じ方法ですので、よろしければ↓をご覧ください。『二重幅狭く修正吊り上げ法』二重切開後の修正手術で最も多いのが『二重幅を狭くする手術』です。今回は「吊り上げ法」です。吊り上げについては↓『「吊り上げ法」とは何か?!二重修正予定外…amebl
他院で小鼻縮小(鼻翼縮小)を受けられました。小鼻の厚みと傷跡が気になるとの事です。傷跡もきれいで、形もそれ程不自然ではありませんでしたが、鼻孔縁挙上術で修正手術を行いました。1ヶ月後です。小鼻の厚みとボリュームが減ったと同時に小鼻外側のクッキリ感も減りました。いわゆる、忘れ鼻効果です。鼻の穴の形もよくなりました。小鼻縮小の傷自体はきれいで問題ありませんが、傷の軽いヘコミが影線になっていました。写真で詳しく見てみます。大きい白◯が小鼻縮小の傷跡による影線です。この影
【全切開】生まれての二重みたい!全国から患者様が集まる雑誌にも取り上げられているこだわりの技術を医師が解説!全切開について解説しました。ご質問や感想など、コメントお待ちしております。=========プロフィール==========▼経歴1998年福岡大学医学部卒業、福岡大学病院形成外科入局1999年福岡大学麻酔科、札幌手稲渓仁会病院救急部2001年福岡白十字病院形成外科2002年神奈川県立こども医療センター形成外科2...www.youtube.com眼瞼の形成手術です。ほぼ眼瞼下
20代の女性で、他院で垂れ目形成(グラマラスライン形成)手術を受けたのですが、三白眼(外反)が気になるとのことです。垂れ目形成(グラマラスライン形成)の手術は、下まぶたにある眼瞼牽引筋膜を固い瞼板へ固定することで、下まぶたを下方向に後退させる手術ですが、加減が非常に難しく、三白眼になりすぎたという悩みは少なくありません。そもそも本来は、"吊り目の悩みを正常な形にする"手術ですが、「垂れ目が可愛い」という流行とともに、"正常な目をあえて垂れ目にする"というように広がっていきました。私は、垂
スタッフのクマ治療、「脱脂」なのか「ハムラ」なのか?!はい、私はハムラ法を勧めます。彼女は20代前半ですので、肌艶がありシワなどございません。こういう場合は「裏ハムラ」の良い適応です。上:術前下:術後2ヶ月笑顔時↓斜めから↓経過について毎日写真を撮影してもらいました。自撮り写真です↓3日間テーピングをして頂きます。スタッフ曰く、2〜3日は腫れが気になったが3日後にテープを外してからは腫れは弾き始めて1週間で腫れがなくなったとのことです。
二重切開後の修正で多い内容の一つである『二重幅を狭くする』手術です。患者様は他院で二重切開を受け、その後他のクリニックで二重幅を狭くする修正手術を受けたそうですが…二重幅が狭くなれなかったようです汗今回、低い切開線を設定元の切開線は剥離吊り上げを行いました。https://ameblo.jp/cosmeticdoctor1/entry-12817830108.html『二重幅狭く修正吊り上げ法』二重切開後の修正手術で最も多いのが『二重幅を狭くする手術』です。
二重切開(眼瞼下垂)で私が考える最も怖い合併症が「予定外線」です。作成した二重の眉毛側で食い込んだり、余計な二重ができることを指します。予定外線ができないように工夫をして手術を行なっておりますが、可能性を0にすることはできません。特に「眼窩脂肪」「Roof」を切除する、つまり瞼を薄くする操作を行なった時に確率が増えます。本日は「吊り上げ法」によって「予定外線」を修正した患者様のご紹介です。吊り上げ法についてはこちら↓『「吊り上げ法」とは何か?!二重修正予定外線
私が手掛けている、目の周りの他院術後修正手術の代表的なものとして、二重まぶた修正、目頭切開修正、そして、下まぶた手術の合併症である外反や三白眼を植皮を用いて修正する手術があります。これまで何度もブログで書いているだけでなく、学会のシンポジウムなどで発表の機会があると、話していることとして、手術でたれ目を作り、目をより大きく見せる目的で行う下眼瞼拡大術(いわゆる、たれ目形成、グラマラスライン形成)後の合併症が多くなっています。具体的にはたれ目の程度が強すぎて三白眼になっていたり、ひどいものだと粘
『二重幅を少し狭く』かつ『皮膚に余裕がある』場合は『皮膚切除』が適応となります。定番の二重幅を狭くする手術です。詳しくはこちらをご参照ください↓https://ameblo.jp/cosmeticdoctor1/entry-12805576409.html『二重幅を狭くする手術まつ毛側皮膚切除②』二重切開・眼瞼下垂手術後の二重幅を狭くする手術のご紹介です。今回は理屈編。前回の続きです↓『他院修正(二重切開)二重幅を狭くまつ毛側皮膚切除』二重幅を…ameblo.jp
40代の方で、約20年前と2年前に他院で二重の埋没法、2年前に目頭切開を受けています。目頭が開きすぎなのも気になるとのことですが、何より目頭の傷と形が変形していることが悩みとのことです。目頭の形が不自然に広がり(赤い矢印)、直線的な白っぽい傷跡が目立ちます(青い矢印)。この方も、変形を治し、傷跡はなくしたいが、目頭の形は極力変えたくないということですから、必要最小限の末広型に収める必要があり、微調整が難易度高めです。修正手術中に、鏡でご本人に確認していただき、ご納得いただける
こんにちは〜。2月のご予約がほぼ満員と聞いており、大変申し訳なく思っている雑賀です。どうしても、患者様、一人一人にきちんと説明をしていると話が長くなることもあり、ご相談内容によってはカウンセリグに要する時間が長くなってしまう場合があります。また、患者様からもご相談内容が一つだけではない場合もあり、総合的に話を進めていかなくてはならない時があります。さらに診療の合間に手術をしております。予定通りに手術が進むことがベストではありますが、仕上がりにこだわったり、安全に正確に手術を遂行していると
これぞ美容外科の真髄の手術かと思います。『少しづつ微調整を行なってよりキレイを目指す』多くの美容外科医がやりたいのは本来はこういう手術では?!患者様は他院で「眼瞼下垂」を受け、その後修正手術を4回ほど受けたそうです。内容は・挙筋前転と後転(瞼を下げる手術)・吊り上げ法など瞼の開きの左右差と、開きのアーチの不正(目尻側がピークの開き)があります。うめクリ(その前は以前に勤務していた東京美容クリニック)で修正手術を5回行いました。症例写真です↓かなり左右差が
眼瞼下垂手術(挙筋前転)は非常に難しい手術です。私が一番多く行う手術になります。年中この手術を行なっていても、いまだに難しく感じるのが「瞼の開き」です。挙筋前転、つまり挙筋腱膜を瞼板に固定する位置で瞼の開きを調整します。この調整が難しく、眼瞼下垂手術の大半の時間を占める操作になります。ですが、この挙筋前転には不確定要素が多いのです。手術中に「瞼が開かない」「瞼が開きすぎる」方が一定数いらっしゃいます。詳しくは↓https://ameblo.jp/cosmeticdoc
二重切開・眼瞼下垂後に濃い印象になってしまったと仰られる患者様は多いです。その原因は・二重幅が広い(切開線が高い)・瞼の開き過ぎ(過矯正)などが挙げられます。今回の患者様は両方でした。二重幅を狭くするために「吊り上げ法」を、開きを下げるために「挙筋後転」を行いました。難しいのは「吊り上げ」を行うと、瞼の開きが強くなることです。つまり、術前より更に過矯正になる可能性があります。ですので、以前までは『二重幅を狭くすることと、開きを下げることは同時にはできない』と
二重切開後の修正手術で最も多いのが『二重幅を狭くする手術』です。今回は「吊り上げ法」です。吊り上げについては↓『「吊り上げ法」とは何か?!二重修正予定外線対策』二重幅を狭くする3つの手術の続きです。①まつ毛側で皮膚切除②新たに二重を形成し、以前の二重を剥離(吊り上げ法)③脂肪移植して以前の二重を無かったことにする…ameblo.jp今回の患者様は20代の女性です。過去に2回、二重切開手術を受けられております。その他、眉下切開や目尻切開なども受けられております。
昨夜は残業して疲れ果てて22:00に帰宅。今朝は診療前に9:30出勤。遅くなった理由は、他院でのヒアルロン酸注入後の血流障害が生じた患者さんの治療をしたためです。注入後瞬時に症状(痛み、痒み、くしゃみ、鼻づまり)が出現。1時間で網状紫斑が、注入したほうれい線~頬~額~鼻全体の広範囲に拡大。ほうれい線エリアは黒色化。施術介助した看護師は注入直後に白色変化に気づき、院内で待機する指示を出したそうです。直ぐに溶解が必要と気づいた(これまた医師ではなく)看護師の機転で、当院に依頼が来ました。
今回は30代半ばの方で、もともと二重幅が広く、西洋人タイプのハーフ顔です。それなら平行型の二重が自分にはより似合うのではと考えて、約5年前に他院で目頭切開を受けたそうです。結果は決して悪くないと思うのですが、派手な目になりすぎて、きつい印象になり、他人から、日本人とは思われないくらいだとかえって悩まれてしまうことになってしまいました。たしかに、かなり派手めな印象を与える目元です。決して似合っていないわけではありませんが、ご本人が元の末広に戻したいご希望があれば、古川法による修正手術