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瞼を薄くするにはどうしたら良いか?!方法はいくつかあります。①皮膚切除②眼窩脂肪切除③Roof切除④眼輪筋切除⑤隔膜切除・・・etc今回はよく行われる『眼窩脂肪切除』『Roof切除』について深掘りします。このネタは以前の投稿ネタの続きです。『瞼が厚い原因眼窩脂肪切除で薄くなる??』眼窩脂肪切除(脱脂)ではあまり薄くならないことが多いです。まずは瞼の解剖から↓後輩の赤石先生の動画を拝借しました。赤石先生は大学自動車部時代からの後輩であり、…ameblo.jp
クマ取りの手術が多いのですが、切開ユニットを間違っているものを散見します。特に、メラニン量が多い人の場合はこのように白色瘢痕が目立ちます。ですので、睫毛直下を切開したほうが無難です。その際は、皮膚厚ギャップがあるので下辺は斜切開しましょう。睫毛内反術後の睫毛下瘢痕頭側辺は皮膚面に対して90度に切開します。尾側辺を90度で切開するから頭側辺と尾側辺の皮膚厚が合わずに瘢痕になります。修正は尾側辺を斜め30度くらいで切ります。斜切開です。術後2か月です目立ちにくくなりました。
ご無沙汰してます。患者さんからブログ更新の強い要望がありましたので、久しぶりに書きます。他院美容外科で保険適用の眼瞼下垂(挙筋前転)を受けられた患者さんです。眼窩脂肪の摘出の際に眼輪筋を内部から損傷しており、その癒着のため右の幅が広く、不整な重瞼となっています。内側は別の切開線で切開し末広に、それ以外は前医の瘢痕を0.5mm程度切除し、内部処理をして形を整えました。皮膚直下のダメージが強くしっかとりした予定外重瞼線が残ったので、一度再修正を行いました。再修正後4ヶ月の状態です。薄
二重切開(眼瞼下垂)で私が考える最も怖い合併症が「予定外線」です。作成した二重の眉毛側で食い込んだり、余計な二重ができることを指します。予定外線ができないように工夫をして手術を行なっておりますが、可能性を0にすることはできません。特に「眼窩脂肪」「Roof」を切除する、つまり瞼を薄くする操作を行なった時に確率が増えます。本日は「吊り上げ法」によって「予定外線」を修正した患者様のご紹介です。吊り上げ法についてはこちら↓『「吊り上げ法」とは何か?!二重修正予定外線
こんにちは大阪京橋の美容外科こまちくりにっく院長の藤本です。今回は、もっとも要望の多い重瞼の他院修正の症例提示です。1年半前に他院で部分切開をされた方です。食い込み、特に目を閉じても凹みが出るのを気にされていました。写真で見てもわかるように線で食い込むというより面で凹んでいました。そのため睫毛の上のぷっくり感も目立ちます。そして幅を狭くしたいと!以前の手術は寝たままデザインし、麻酔も一瞬で手術も15分くらいで終わったという超ハイスピードの手術だったようです。術中
患者様は20代の女性です・以前に・骨切り幅寄せ・鼻尖縮小・形成・鼻翼縮小・鼻孔縁挙上・頬骨縮小(骨切り)・フェイスリフト・メーラー・ジョールファット脂肪吸引を受けたそうです。今回『鼻の存在感を減らしたい」ということで・骨切り幅寄せ・鷲鼻骨切り・鼻中隔延長(軽めなので、耳介軟骨)・フェイスリフト(これは別日に行ってます)を行いました。遥々、関西からご来院された患者様です。と言いますか、私のクリニックは何故か関西の患者様が多いです。まさか「大阪の梅田」
20代後半の方で、4年前に他院で眼瞼下垂と目頭切開を受けています。目頭切開後の目立つ傷跡を気にされているのですが、特に目頭が開きすぎていると感じているわけではないので、形や雰囲気は極力変えたくないというご希望です。目頭部分よりも鼻よりの内側に、かなり目立つ凹みの傷跡があります。ご本人のご希望通り、傷跡は隠したいが目頭の形は極力変えないようにするには、修正手術で末広にするのではなく平行を保つことが必要です。古川法による目頭切開修正手術は、V-Y法を応用して上下の皮膚を縫い寄せて患者
口唇縮小で小さくなりすぎたそうです。V-Y前進皮弁なのです。裏側からいきなりデザインは難しいので、先ずは表の口唇を押して、赤唇の大きくなり具合をみました。左右で違います。中心の前進量はイメージつきますが、向かって左の前進量は多くしないといけません。表側でデザインして、裏側にトレースします。3皮弁で十分だと思います。5皮弁にしたら何が何だか分かりません。良い感じで前進したと思います術後2ヶ月経ちました経過良好です
二重幅を狭くする手術は大きく分けて3つあります。①まつ毛側で皮膚切除②脂肪移植して以前の二重を無かったことにする③新たに二重を形成し、以前の二重を剥離(吊り上げ法)今回の患者様は①です。②と③はまた今度のblogネタにします。早速before/after上:術前下:術後6ヶ月どちらもカラコン①の場合、以前の二重線と新しい二重線の間の皮膚を切除します。デザインとしてはこうです↓ただし、皮膚を切除すれば良いというものではありません。この場合、皮膚切除+挙
4月18日に、「わずかに開きすぎている目頭切開後の左右差を合わせるための古川法」というタイトルで投稿した10代後半の方の続報です。他院で埋没法と目頭切開を受けたのですが、左側だけやや開きすぎで、右に合わせたいというご希望の方で、お母様と一緒に来院されました。そこで、左のみ古川法による目頭切開修正を行いました。術後6ヶ月の写真を、再度お見せいたします。修正手術前修正手術後(左のみ・6ヶ月)修正手術前修正手術後(左
目頭切開が流行っていますが、それに伴い、目頭瘢痕が思った以上に目立つと言った訴えも増えています。以前、学会でフラクショナルCo2レーザーを瘢痕に照射すると瘢痕が均質化して目立たなくなった症例からヒントを得ました。フラクショナルレーザーのような高価な機械はありませんから、極細の電気メスで皮膚面に垂直方向に小孔を開けていけば、陥凹部位にはコラーゲンが出来て凹みは改善し、線状の傷はぼやけるだろうと思いました。目頭瘢痕を極細電気メスで焼きを入れると言った手技です。瘢痕の真隣は密度を多く、
5年前に人中短縮を受けられました。斜めから見た、小鼻の垂れ下がりが気になるとの事でした。鼻の穴が三角に上がっているため、鼻孔縁下降の適応もありましたが、モニター様のご希望で、鼻孔縁挙上を行いました。鼻孔縁挙上の1ヶ月後です。下に引き伸ばされていた小鼻が持ち上がりました。小鼻のボリュームも減りました。三角にとがっていた鼻の穴の見え方も変わりました。小鼻付け根の土手も少し回復しました。モニター様の希望通りになったそうです。斜めからです。この角度から見た、小鼻の垂
10年以上前に、他院で切開法の二重と目頭切開を受けた20代後半の方です。二重の幅や目頭の平行型のかたちなど、一見すると問題がないように見えます。しかし、よく見てみると右に比べて左の目頭はやや広めで、縦にうっすらとへこみのような傷跡が見えます。へこんだ傷跡斜めから見るとへこみがよくわかります。目頭の平行型の幅が、右に比べて広くて、さらにへこみも気になる、ということですが、このようになった「原因、経過、結果」を説明します。右目を見る限り、手術にあたっての二重切開法
古川法による目頭切開修正手術には、大きく分けて3つの目的があります。①目頭切開が自分に似合わないと考えていて、すっかり元の目に戻したい②開きすぎたために、自然に見えるくらい少しだけ戻したい③傷跡が目立つのできれいに治したい20年以上前に、大先輩である古川晴海先生が考案されたこの手術は、目頭切開後を元に戻すことが目的でした。私は10年近く前からこの古川法に取り組んできて、V-Y法を応用したこの手術には、瘢痕を隠すことができるというメリットがあることに気がつきました。他院で目
今日は、広い二重の修正例について。5年前、他院で3回目の埋没法を受け、驚くほど幅広く不自然な状態でした。まつ毛から15mm以上の驚くべき幅で、まず抜糸&癒着剥離のみを行いました。2週間後、華やかな平行二重を希望され、・「二重全切開+α法」&「目頭切開」その後、他院埋没の癒着による凹み目に、昨年、ヒアルロン酸注入をしています。とても良い仕上がりと経過だと思います。丸く華やかな平行型の二重になり、美人度&目力が格段にアップしてます。不自然な食い込みと眠そうな目は、まつ毛も上
下まぶた手術の合併症である外反や三白眼を植皮を用いて修正する手術を行っています。今回の方は20代前半の女性で、他院でグラマラスライン形成(たれ目形成)手術を2回も受けており、ご覧の通り、かなり重症な外反を起こしています。これは明らかに過剰な手術が行われたことによるかなりひどい状況です。皮膚が不足していることは明らかで、癒着だけを外したり(癒着解除術)、目尻の外側に引き上げる方法(Lateralcanthoplasty)といった従来からある方法では、決して改善しません。
他院で小鼻縮小(鼻翼縮小)を受けられました。その後、もう一度小鼻縮小、鼻の穴が三角に尖ったため鼻孔縁下降、ピンチノーズの改善のため鼻尖形成を受けられました。鼻孔縁下降後も三角の鼻の穴が治らず、術前よりも三角の尖りがさらに気になる様になったそうです。小鼻が縦に長く、小鼻の横幅も大きいため、鼻孔縁挙上が第一選択であり、三角の鼻の穴も改善する事をご説明しました。鼻孔縁挙上の1ヶ月後です。小鼻のボリュームが減り、小鼻の横幅も小さくなりました。小鼻外側のくっきりした影が無
二重切開後の修正手術で最も多いのが『二重幅を狭くする手術』です。今回は「吊り上げ法」です。吊り上げについては↓『「吊り上げ法」とは何か?!二重修正予定外線対策』二重幅を狭くする3つの手術の続きです。①まつ毛側で皮膚切除②新たに二重を形成し、以前の二重を剥離(吊り上げ法)③脂肪移植して以前の二重を無かったことにする…ameblo.jp今回の患者様は20代の女性です。過去に2回、二重切開手術を受けられております。その他、眉下切開や目尻切開なども受けられております。
尖りすぎた目頭を戻しました。この患者様は他院で目頭切開を受けております。綺麗に仕上がっていると重ますが、やや尖り過ぎて目と目が寄ってしまっています。蒙古襞形成(目頭再建)を行いました。術式は・V-Y法・逆Zの2種類の方法を行っています。今回はV-Y法を行いました。V-Y法の特徴は、皮弁の移動つまり修正の自由度が高いことです。逆Zは決まった形にしかりません。ただ『元に戻すだけ』であれば逆Zも侮れない術式です。今回は傷跡も含め修正尖り過ぎを戻す目的があ
目頭切開といっても術式は①Z形成法、②リドレープ法、③Park法、④W法・・・などいくつか種類があります。一番シンプルで多い術式は①Z形成法(ただし、Zの中でもいくつか方法があります)最近、韓国などで流行り始めてるのが②リドレープ法今回は③Park法のご紹介です。Z形成法の応用です。Zに皮膚切除を追加した・・・ような(実際にはそれだけではありません)方法です。症例から↓術前は蒙古襞が強いです。Z形成だけで蒙古襞を解消しようとすると、大きなZ形成が必要となります
それは詐欺なんです!今の美容医療業界に喝!動画を公開したくないと言ったスタッフに対して哲院長が美容医療業界への思いを指摘!外反動画について思っていることをお話しました。ご質問や感想など、コメントお待ちしております。=========目次==========00:00-00:16導入00:17-01:50外反動画への補足01:51-17:04哲クリのスタンス=========プロフィール==========▼経歴19...www.youtube.com
目頭切開後の陥凹瘢痕脂肪移植では吸収も多く、volume調節が難しいです。注入というのが最大のメリットですが、何回も手術はしたくないですね。そこで、鼠径部から皮膚を採取して陥凹部位に移植します。糸で誘導してしっかりと上下で緊張かけて固定します。真皮移植のほうが吸収は少ないと思います長期、経過を見ていきます
他院でフェイスリフト手術を受けたそうですが、効果にご満足頂けなかったようでした。患者様は30代で、フェイスリフト手術を受けるには少々若い方ですが、骨切り手術を受けた経緯がありタルミがあります。フェイスリフト手術後ですが、タルミのせいで顔が大きく見えます。いわゆるホームベース型の輪郭(下顔面が伸びて四角い顔になること)に見えてしまうのがお悩みでした。今回は全顔モニター様です。早速、写真比較です↓下顔面が持ち上がり、顔が短縮されました。斜め比較です↓術前は耳前の傷跡が目立
ダウンタイム中は誰でも悩むものです。手術の内容によりますが、1週間〜1ヶ月は期待した形にならないこともあります。私から手術を受ける患者様へお願いがあります。目元全般の話になります。他院で手術を受けられる患者様も是非読んで頂きたい内容です。①傷を触らない、引っ張らない触ると刺激になって治りにくいです。洗顔のために、優しく触るのはOK擦ったりしないようにしましょう。私はこの利用のために「敢えて」傷口への軟膏は塗らないようにお願いしております。軟膏を塗ることによる保湿よ
KeyWords:美容整形失敗、目整形失敗、目全切開失敗、目全切開修正、二重失敗、目整形修正、美容整形他院修正まず、御協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深く感謝いたします。他院にて全切開重瞼術にて『失敗された』という方にお会いすることは、当院では珍しくありません。ほぼ毎日といっても良い程、このような方にお会いすると、どれだけ失敗が多いのかと誤解してしまいそうですが、それ以上に美容外科が一般的になってきたのだと感じています。そうした中で、『修正手術』を手掛ける医師
【外反】クマ、シワ治療で起こるリスクと注意喚起。あっかんべーのように下瞼が裏返る原因と治療症例の解説。デメリットをしっかり理解してから手術をするか検討しましょう!クマやシワ取りの際起こるリスク「外反」について解説しました。ご質問や感想など、コメントお待ちしております。=========目次==========00:00-00:22導入00:23-01:38case0101:39-04:58case0204:59-06:24case0306:25-...www.you
今回は通常とは少し違っていて、鼻の穴をもっと見えるようにしたい、というご希望です。他院で小鼻縮小を受けられました。鼻先に軟骨移植もしたそうですが、希望していたアップノーズにならなかったとの事です。鼻先が下がっているため、鼻の穴が見えにくくなっています。小鼻縮小で、小鼻が下に伸びていますので、鼻孔縁挙上が向いていますが、通常のデザインで行うと、今より鼻の穴が見えにくくなってしまいます。今回は通常と違うデザインで鼻孔縁挙上を行いました。術後1か月後です。鼻の穴が見える
基本的にはカウンセリング当日の手術は行いません。ただし、ご遠方などの理由により条件を満たせば当日手術を行います。条件は①事前に写真によるカウンセリング公式LINEにて行います。梅田剛うめだ美容外科クリニックうめクリonInstagram:"公式LINEスタートしました‼️LINEからは手術のご予約が可能です。一度カウンセリングを受けた方限定です🙇カウンセリング当日手術は行いません。遠方などで、どうしてもという方はDMでご相談ください。また、カウンセリング予約はWE
私の、「こだわり」について第5弾。・「二重全切開+α法」(Ver.5.5)内容は、完全に切開式の眼瞼下垂手術。この術式で、重要なポイントは?・全切開が必要な症例=下垂処置は必須。・内部処理は、吸収糸で異物を残さない。以前、「PEPARS」用に描いたシェーマ↓・皮膚切除は最小限、外眼角より外側まで切開。・眼輪筋・ROOF・挙筋腱膜・眼窩脂肪を適量切除。・ミュラー筋上で腱膜を剥離前転、吸収糸で固定etc...内容は完全に、切開式の眼瞼下垂手術です。この症例は、以前ご紹介した他
二重切開・眼瞼下垂後に濃い印象になってしまったと仰られる患者様は多いです。その原因は・二重幅が広い(切開線が高い)・瞼の開き過ぎ(過矯正)などが挙げられます。今回の患者様は両方でした。二重幅を狭くするために「吊り上げ法」を、開きを下げるために「挙筋後転」を行いました。難しいのは「吊り上げ」を行うと、瞼の開きが強くなることです。つまり、術前より更に過矯正になる可能性があります。ですので、以前までは『二重幅を狭くすることと、開きを下げることは同時にはできない』と