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ドラマ十角館の殺人2024年3月にドラマ化されたと聞いてから、見たくてたまらなかった作品。年末に日テレで放送したのをやっと開封!私が初めて「十角館の殺人」を読んだのは二十歳の時。父か弟から借りた記憶がある。物語の登場人物に著名なミステリー作家のあだ名がつけられていて、エラリークイーンや、アガサクリスティのことはこの小説を読んで知った。それから綾辻先生にどハマりして館シリーズを全部読み、その後は京極夏彦、森博嗣と流れて今に至る。そんなミステリの原点とも言えるレジェンドの代名詞的な作品をドラ
まるまる一冊ひとつの事件という、このシリーズとしては珍しい趣向でした。空き家の扉に描かれた赤いひょうたん。血のような痕を辿っていくと屋内に男性が倒れていた。すわ殺人事件かと、いつもよりシリアス展開を予感させる幕開けであり、さらにそこに素行不審の男子学生とそれを案じる幼なじみの恋談が絡んできます。総じて怪異色は控えめではありますが、ストーリーはこれまでの中でも特に好きな内容。日常的なエピソードやキャラもの的な色が強い回もこのシリーズの魅力ではありますが、時々これくらいのボリューム感の事件がある
当ブログは「ゲゲゲの謎」の矛盾点・疑問点まとめブログです。詳しくは「ゲゲゲの謎」は矛盾だらけにまとめています。・「ゲゲゲの謎」矛盾・疑問点まとめ・「ゲゲゲの謎」パクリまとめ・「ゲゲゲの謎」を原作史実だと思っておられる方へ。※このブログに書いた情報に関してはできるだけ出典を調べる努力をしていますがやむなく伝聞に頼っているものもあります。このブログを読んで「ここに書いてあることって本当かなぁ?」と思われた方。「オカチイナ?」と思われた際はぜひご自身でも調べて
京極夏彦の怖い絵本※短くしてご紹介します画像はお借りしています夏の間田舎のおばぁちゃんの家で一緒に暮らすことになった男の子のお話ですおばぁちゃんの家は古くて天井が高く太い梁が黒ずんでその先は暗がりです昼間でも暗がりです「高いねぇ」男の子が見上げて言うと「ああ高いねぇ届かないよ」「上の方が暗いねぇ」「でも、下の方は明るいよ」「下の方は明るいならまあいいか」だけど、男の子は上の
イキって本を読んでみようと思い47冊目に入りました。今回読んでみたのは「塗仏の宴宴の始末」(京極夏彦作)。百鬼夜行シリーズ第6巻の後編です。昨日前編を読んだんですけど、全然真相の予想が当たっていませんでした……。こんなんわかるわけねーだろ!土地を3つ集めたら願いが叶うとか誰が言ったん?私か……。はぁ…このシリーズで真相を当てられたこと一度もないです。それでは感想を書き散らかして行きたいと思います。適当なあらすじ前巻「宴の支度」の出来事の少し後。茜が殺害された事件の捜査に
イキって本を読んでみようと思い34冊目に入りました。今回読んでみたのは「狂骨の夢」(京極夏彦作)。なんか体調の悪い時に読んだら悪夢を見そうな本でした。前に読んだ「姑獲鳥の夏」、「魍魎の匣」の続きなんですが、このシリーズを追うか決めかねています……。それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ川で溺れて記憶喪失になったことのある朱美は記憶を取り戻す中で他人の記憶が混ざっていることに気づく。それは山育ちの朱美が知らないはずの海辺の村の記憶だった……。いっぽう神奈川県
昨夜は橋沢進一さんプロデュースの宇宙一超絶技巧雑技団2025『京極夏彦SP第6回宇宙一超絶技巧映画祭』でした。会場から比較的近くに住んでいたこともあり、なんとなく第2回目から観に行っています。2008年に始まった公演なので、私は2009年から、かれこれ16年ほど通っていることになります。今年はチケットを予約して伺いましたが、会場はほぼ満席。昨年と比べたら1.5倍の動員数だったそうです。このダメな映像を観させられるイベントに、こんなにたくさんのお客さん。世の中では、何が起こっているのでし