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昨年のいつだったか、本学のパイオニア吹奏楽団の学生と懇談する機会がありました。その学生は中学生の時からずっとE♭クラリネット専門で、E♭クラが大好きだとのこと。吹奏楽では大勢のB♭クラリネットとフルートの間で一人だけ短いのを吹いている、あれです。B♭クラ奏者の私としては、殊勝な学生だなあとまず感心。じゃあ、E♭クラが活躍する幻想交響曲の第5楽章とかショスタコ5番の第2楽章とか、古今の名曲をさぞかし大好きなのだろうと訊いてみると、あまり知らないとのこと。私にはE♭クラの楽しみイコールあ
みなさんおはようございます☀インフルエンザにかかってしまい前回のブログから4日ぶりの投稿となってしまいました。申し訳ありません。体調も元に戻りましたのでまた投稿していきたいと思います!先日ベルリン・フィル・レコーディングスから発売された大注目のブルックナー交響曲全集がリリースされました。こちらの演奏は2009年〜2019年までの間に小澤征爾、パーヴォ・ヤルヴィ、ヘルベルト・ブロムシュテット、ベルナルド・ハイティンク、マリス・ヤンソンス、クリスティアン・ティーレマン、ズービン・メータそし
曲の作り方っていろいろあると思いますが、ベートーヴェンの場合は、まさに作曲の模範中の模範のようなやり方をとっています。結論からいうと、数個のモチーフを徹底的に使って曲を作り上げるのがベートーヴェンのやり方です。テーマに登場する断片的で特徴的な音の動きをモチーフとか動機とか言うのですが、ベートーヴェンは、このモチーフを一曲の中に徹底的に使い切って、あれこれ料理して一曲を仕上げます。動機にこだわってあれこれ料理しながら曲を作り上げるスタイルを主題労作といいます。ベートーヴェンは
「クラシックはこれを聴け」、今回はシベリウスの「交響曲第5番」です。「クラシックはこれを聴け」では、今までに100曲ちょっとの曲を紹介してきましたが、まだまだ紹介したい候補曲は山のようにあります。一里塚として300曲の紹介を目指していきます。改めて、シベリウスの「交響曲第5番」の紹介です。この前の「交響曲第4番」は息詰まるような緊張感のある緻密な音楽になっていて”シベリウスの最高傑作”と言われますが、この「第5番」は対照的に開放的な雰囲気を持った曲になっています。これは「交響曲第4番
みなさんこんばんは🌇雷雨になると言っていましたが、まさかここまでひどくなるとは思いませんでした…仕事帰りに降られるかと思いましたが、なんとか家に帰るまで降られずにすみました。さて、4日目となった特別編。今日もマーラー通である私がオススメのCDをご紹介していくわけですが今回の曲は交響曲第5番です!マーラーの交響曲の中でも一番有名な曲で多くの指揮者とオーケストラが演奏してきました。映画音楽にも4楽章のアダージェットが使われたりするなど演奏時間は長いものの、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、
数多のクラシックの作品の中でも、僕が大のお気に入りとしている曲を取り上げます。今回は牛田智大さんの演奏とは特に関係無し。今回取り上げるのはチャイコフスキー交響曲第5番ホ短調op.641888年に作曲、初演されました。チャイコフスキーが大好きな作曲家です!と言えば、クラシック通の間ではあなたは素人かい?みたいな目で見られがちだそうです(笑)因みに、交響曲なら、ベートーヴェンやブラームスのが好き!と
みなさんこんにちは😃気付けばマーラーの交響曲所有数が565種類となっていました。そんな本日は記念というわけではありませんが、クラシック音楽界の帝王であるカラヤンが録音したマーラーの交響曲について触れていきたいと思います。その交響曲とは、交響曲第5番です。この録音についていつどのタイミングで触れるべきか迷っていました。ちょうど9月上旬にUHQCD仕様の高音質フォーマットとして再び発売されましたが、タイミングを逃しているのかまだ購入できていません。そのため本日は通常CD盤でのご紹介となります。UH