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先日、「前立腺がん治療の名医」としてご紹介いただきましたが・・・📢当院所長が「前立腺がんの名医」として紹介されましたこのたび、当院所長が「前立腺がんの名医」として、医療情報サイトに掲載されました。▶掲載ページはこちら前…npfc.jpただ、正直なところ、自分自身を“名医”と思ったことは一度もありません。そもそも「名医の基準」とは何を指すのか、不思議に思うところもあります。こんなことを書いていると、せっかく掲載していただいたページから消されてしまうかもしれませんね(笑)。私が考える
2025.2.15土曜日、亀田総合病院数年前に骨盤臓器脱で経腟手術で治療された方。骨盤臓器脱は治っているのですが、手術後から下腹部痛を患い、「治療が無い」と言われておられましたが、優しい外科の先生に相談を勧められ受診された方です。腟はかなり縫い縮められ(指が通らない)、腟断端は仙棘靭帯に強く引っ張り挙げられていました。「骨盤臓器脱を治す」手術としては成功なのですが・・・治療には合併症があります。その一つが「術後疼痛」痛みの原因がわかれば、疼痛発生部位を解除することが治療に繋がりま
子宮筋腫手術の際、膀胱、尿管、尿道損傷された方のリペアでした。膀胱と腟、尿管と腟が繋がった状態でした。術前にインジゴカルミンを入れると、腟から青い尿が流出した事でわかりました。瘻孔はかなり小さくわかりにくかったのです。腹腔鏡手術で骨盤内の癒着を剥離し、二次被害を回避した上で、瘻孔部を見極め、不良組織を切除しました。新鮮な組織を出せば、組織同士はしっかりとくっついてくれます。膀胱と腟の間に膀胱周囲の脂肪を充填する事で治癒力を高めます。脂肪組織は血流が豊富で組織の治癒を高めるとともに、瘻