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与田「七瀬さん!祐希、七瀬さんのことが大好きです!」西野「…ほんま?嬉しいわぁ。」与田「…はい…」七瀬さんは、祐希の好きを『尊敬』とか『先輩』としての好きかと思っている。だから、こうやってドストレートに言っても祐希の気持ちは伝わらない。いつも『好き』って言っているけど、祐希の本当の気持ちに答えてくれることはなかった。と思っていたけど、この日は違った。とある日与田「七瀬さん、好きです!」西野「……」与田「……?」七瀬さんが何も言わない与田「七瀬さん…?」西野「…祐希、こっ
「おーっす」『おう、飛鳥おはよ』教室でいつもの挨拶を交わす。中学からの同級生で軽口を言い合う仲だったコイツは、蓮加ちゃんと付き合うようになってから大分キャラが変わった気がする。割と他人に隙を見せないタイプだったんだけど、蓮加ちゃんの事となると一気にイメージが崩れるというか・・・隙だらけというか・・・いじってくれって言ってるようなもんだ。「今日も顔緩んでんなー」『いや、そんなことないでしょ』「いやいや、ゆるゆるだよ。蓮加ちゃんとキスでもしたんじゃないの?
朝ごはんを食べたあと、居間のソファで一緒にしばらくテレビをみていた。蓮加とこんなふうに過ごすのは初めてだ。ずっと幼なじみとして接してきたけど、今は幼なじみで彼女だ。少し緊張するけど心地よくもあるな。オレが幸せを感じていると。「なんか幸せだなー。お兄ちゃんは今蓮加の彼氏なんだよね」『そうだね。オレも今おんなじこと考えてたよ』「そっか・・・よかった」しばらくそうして過ごしていたら、「あっ、そうだ。
あの頃の私たちは大人でも子供でもなく、短く、儚く、脆い、永遠というものににいつまでもしがみつこうとしていた。他の教室とは違う。独特な雰囲気の理科室。そこが私たちの場所だった。卒業の日までずっと。いつも隣にいた人はいつまでたっても私の気持ちには気づかなかった。鈍感という言葉には収まらないほど鈍感だったから。この鈍感さがあったから私は彼女の隣に居続けることができたし、彼女の笑顔も言葉も私のためにあるように思えた。時間が経つにつれ、それが酷くもどかしく感じるようになった。彼女を見るたびに感情が揺
Instagramで投稿している物語をこちらでも投稿していくようにします。お暇でしたら読んでみてください。「齋藤飛鳥さんと同棲中」ご感想などお待ちしております齋藤飛鳥ファースト写真集潮騒Amazon(アマゾン)200〜3,462円つづき齋藤飛鳥さんと同棲中37–シキブログshiki-blog-46.com
「おーい、蓮加ちゃーん」休み時間に廊下から教室を覗く飛鳥さんに声をかけられた。「あれ、飛鳥さん!どうしたんですか?」そういって飛鳥さんに駆け寄る。「急に教室まで来てごめんね。長らくお借りしてたあれなんですが、そろそろお返ししようかと」「・・・お兄ちゃんのことですか?」「うん、いろいろ我慢させちゃったでしょ。ごめんね・・・」本当に申し訳なさそうに言う飛鳥さん。「いえいえ!!寂しかったのは事実ですけど、そんなに気にし
次の日、今日は土曜で学校は休みだが、朝からお兄ちゃんの部屋にいた。「お兄ちゃん、おはよう。朝ごはん出来たよ」『んっ?』目を開けると私服にエプロン姿の蓮加がいた。おふっ、朝から刺激が強すぎる!!『おっ、おはよう。さすがに早くない?』「ごはん食べてほしいっていったじゃん。」まさか朝ごはんとは。「あっ、ちなみにおばさんたちは出かけて行きました。付き合いだしたから朝ごはんデートしに来たって言った
今日は、久々にデート奈々未が乃木坂を卒業してから予定が合わなくなって会う時間が少なくなった私を待ちながら柱に寄りかかって、スマホをいじるその儚げな横顔に私は目を奪われる「あっ、あすか来てたんなら声かけてよ。」「うん…ごめん…。」「?どうしたの?元気ない?」「…ねぇねぇ、ハグしてもいい?」「…だめだよ。誰かに見られたらどうするの?私はともかく、あすかは乃木坂なんだから。」奈々未はいつも困った顔をしてそう答えるわかってる…わかってるけど…?「ねぇねぇ、あれってななみんとあすか
白石side今日は音楽番組の生放送。披露する曲は七瀬がセンターの曲。なんだけど……集合時間まであと5分しかないのに七瀬が来ない。いつも時間はきちんと守る子なのにな……。桜井「なあちゃんに連絡取った方がいいかな……。」若月「いや、でもまだ集合時間にはなってないしね……。」バタンッ西野「はぁ、はぁ、すいません……。遅くなりました……。」走ってきたからなのか、顔を真っ赤にした七瀬が息を切らしながら入ってきた。桜井「あ、なあちゃん!何かあったの?」西野「いや、別に大したことあらへん
「お兄ちゃんをメロメロにしたいんです」学校からの帰り道、唐突に蓮加がいった。『えっと、それってどういう・・・』・・・っていうかずっとメロメロなんですけど。「えぇっと・・・もっと蓮加を好きになってほしいんです。だから蓮加にしてほしいこととか、こうなってほしいとかあれば教えてほしい。お兄ちゃんがいうことならなんでも・・・その・・・なんでもがんばるので・・・」そんなに顔真っ赤にしながら言われても・・・こっちまで恥ずかしくなって
放課後私は、飛鳥と真夏と別れて図書室に向かったなぜなら今日は、図書委員の仕事があるからださて、本を元の場所に戻すとしようかな...返却コーナーに溜まっていた本を適当に取って、背表紙のラベルを確認しながら棚に戻していく誰もいない図書室は、寂しいものだ一人で黙々と本を戻していると、扉が開く音がしたふと、視線を向けると、そこにいたのは、昼休み話題にあがった橋本さんだったあかん、変に緊張してきたけど、こっそりずっと見ていたいな..
今日は朝から忙しかった。とんでもない悪夢で目が覚めて、美月に速攻電話して、登校中もずっとモヤモヤしてたのが、『美波の全部が好きだから』っていう一言で全部帳消しになった。なんか全部てっちゃんの事ばっかりだなー。私ってけっこう単純。そんな事を考えながら教室に入ると、すぐに美月と目が合う。美月がこの時間にいる事は珍しい。いつも結構ギリギリなのに。「美波、おはよ」「おはよー、美月。今日は早いね」「朝の電話なんだったのよ?」「あー・・・」てっ
「おはよ、てっちゃん」『おはよう、本当に一緒にいくの?』「なんでよ。一緒の学校なんだからいいでしょ」『いや、別にいいんだけど』初日はこんな感じだったっけ。本当はすごくうれしかったけど。美波は控えめに言って美人で綺麗で人気者だ。幼なじみってことで、たまにわからなくなるけど、普通に考えてオレなんかが一緒に並んでていいレベルではない。でも美波自身は昔と変わらない距離感で接してくる。うれしいんだけど、美波に比べてオレは普
①まいやん私は、自分で言うのもなんだが、歴史上の人物についてはけっこう物知りだと思っているなので、私は戦国時代の武将「織田信長」について知っているか、メンバーに聞いてみた「え?誰?」難しかったかな~じゃあ、次は、MCのお二人に聞いてみよう「「いや、誰?」」そんなに難しいかな~それじゃあ、最後に私が愛して止まないあの子に聞いてみよう「あの・・・誰ですか?」そっかぁ、
理想のキスか・・・蓮加にしっかり惚気られた後に、少し考えてみる。良くないってわかってるんだけど・・・思い浮かぶのはやっぱり先輩の顔だった。高校見学に来た時に一目ぼれして、入学してから再会できた先輩。お互いに意識しあうようになって、お付き合いをする事ができた。いつもみたいに先輩と昇降口で待ち合わせて一緒に下校する。『もう少しで夏休みだね、珠美ちゃん』「そうですね、先輩は何か予定あるんですか?」『珠美ちゃんとデートする以外の予定は今のとこ
「お兄ちゃん、マッサージしてあげる」放課後の教室で突然ニコニコの蓮加に言われた。マッサージ・・・なんともエロい響きだ。「お兄ちゃん?」『ああ、何でもない何でもない。エロいことなんて全然考えてないよ』・・・・・・・・・ジト目で見られる。かわいいけど・・・「もう、エッチなんだから・・・そういうマッサージじゃなくて頭皮マッサージです」『頭皮マッサージ?』「うん、前にテレビで見てお母さんにやっ
岩本「おにいちゃん髪のびたよね」さっき膝枕で頭を撫でてて思った。『あー、そろそろ切ろうかと思ってるんだけど』「そういえばお兄ちゃんって昔から髪型あんま変わんないよね」『なんとなくいつも同じ感じになるなあ』「変えないの?」『蓮加がそういうなら変えてみようかな』「あっ!!だったら、蓮加が決めてもいい?」『決める?別にいいけど』「やった、うれしい!!」これは彼女の特権だ。「じゃあ、明日一緒に行こう!
・・・・・・・・・・・・「お兄ちゃん、おはよう」・・・・・・「そろそろ起きて」・・・・・・「ねぇー」・・・・・・なんだか楽しそうな蓮加の声で鼓膜が揺れる。あれ?朝?「起きないとチューするぞー/////」『わぁっ!!!』自分でもびっくりするくらいに身体が跳ねて起きる。「あははは、面白っ」朝一の視界に入ってきたのは楽しそうに声を出して笑う蓮加だった。・・・・・・・・・・・・「おはよ」『・・おはよう』久しぶりに蓮加に起こされて、さっきから心臓がうるさい
西野side薄暗い照明。窓から流れこむ東京タワーの明かり私たちの目線には大きなベッド「今日のことは誰にも言っちゃダメだよ」七瀬ちゃんそう囁かれる憧れの会社の先輩白石先輩そんな先輩となぜこんな関係になった。白石先輩にもななにも彼氏はいる。白石先輩の彼氏は大手企業に勤めるいわゆるエリートななの彼氏は同僚の佐藤くん佐藤くんは優しいその優しさと一緒についてきたのは少しの暴言と暴力でも、そんなの好きな人なら構わなかった。確か今日は会社の飲み会だった。二次会になった時佐藤く
『見惚れてた、あんまり綺麗だったから・・・』小学生の頃によく来ていた公園で、突然お兄ちゃんから綺麗って言われた。もー・・・・////急に綺麗とか言ってなんなの・・・顔が緩んでしょうがない。お兄ちゃんっていつも急にドキドキする事言ってくるから心臓に悪いよ。なんだかやられっぱなしで悔しい。お兄ちゃんの照れた顔を横目で見ながら、小学生の頃を回想する。よくこうやって2人でこの公園に来てたっけ。あの頃って何話してたんだろう。あの時はお兄ちゃんの彼女になれるなんて想像して
1−B教室昼休み真夏:「なぁちゃん、飛鳥♪お弁当食べよ♪」七瀬:「ええで〜」飛鳥:「は〜い」私の席は、窓側の一番後ろ昼休みは、私のところに親友の真夏と飛鳥が来て一緒にお弁当を食べる飛鳥:「おい、口にソースついてるぞ」真夏:「え〜本当?取って〜」飛鳥:「自分で取れΣ\( ̄ー ̄;)」って言いながらも、ティッシュで口を拭いてあげてる飛鳥それに満足そうな笑みを浮かべてる真夏七瀬
「お兄ちゃん、チョコのお返しなんだけど」『あ、うん』「リクエストしてもいい?」『もちろん、オレに買えるものなら何でも』「何でもいいの?」『いいよ』「やったー。あ、でもほしいものっていうか、したい事かな?」『うん、大丈夫だけど』「じゃあ、寝顔の写真を撮らせて!」『ん?』寝顔?写真?「前にやろうとしたけど、寝たふりだとなんか違うから」『あー、言ってたね。今度勝手に撮るからねって』「うん、でも蓮加が撮りたいのは夜寝るとこなの
白石:「ななみ〜♪おっはよー♪」橋本:「ふぁ〜ん、おはよー」白石:「朝から元気ないぞ〜(笑)!」橋本:「眠いだけ....まいやんが元気過ぎなんだよ」いつもの学校の教室1−A授業が始まる前の眠りのひとときけど、いつも親友のまいやんに起こされるまぁ、別にいいんだけどすると、もう一人の親友かずみんがスキップしながらやってきた高山:「おはよー♪2人とも、日村先生の課題やってきた?」橋本:「おは
ゴゴゴゴゴゴゴ放課後の校門で背後から不穏なオーラを感じて振り返る。賀:浮気者には死を!!めちゃめちゃ怖い顔で遥香がこちらを睨んでいた。〇:怖っ・・・賀:私という超絶可愛い年下幼なじみの嫁がいながら、浮気とは設定の説明ご苦労・・・〇:なんだよ、浮気って賀:私以外の女と3秒以上話したら浮気〇:浮気の線引きが異常!!賀:誰なの、さっきのメスは〇:メスって;;;クラスメイトだよ。そもそも付き合ってもないのに浮気も何もないだろ
飛鳥:「ねぇ、2人とも知ってる?あの噂・・・」麻衣:「あの噂って?」真夏:「今、学校はこの噂で盛り上がってるのに~」放課後の教室私・白石麻衣は、親友の真夏と飛鳥と他愛ない話をしていたそんな中、飛鳥が切り出した“あの噂”・・・飛鳥:「なんでも、この高校で、15年前飛び降り自殺をした女生徒が今なお彷徨っているとか・・・」真夏:「けど、特に何かあるってわけじゃないんでしょ?」
〜飛鳥side〜夢を見た"あの人"が遠くからこっちを向いて微笑んでいる夢2年前、突然私の前から去った"あの人"「なんでいるの?」?「あすか、生きて」「なに?どういうこと?ねえ!」?「あすか、生きて」だんだんと目の前が白くぼやけていく「ん……な…な……?」横にはなながいた私の手を握っていて、目の周りを赤くして目には涙がたまっているしまったそう思ったななを悲しませた私のせいで泣かせてしまったそのあと、検査をしてななが先生に呼ばれたまずい状態なんだろうなぁ自分の体が
さすがにこれは早すぎるよね・・・私は1時間前に駅についてしまった。てっちゃんを待たせるわけにはいかないと思ってたけど。とにかく緊張しすぎて早く起きてしまった。ちょっと必死すぎるかな。いやいや、てっちゃんと休みに2人で出かけるなんて初めてだし、ちょっとでも私の事気にしてもらえるように頑張るんだから。とはいえ早いよなー、と自分であきれてしまった。昨日はけっこう遅くまで美月と電話していた。家についてデートに誘えた報告をして・・・・ご飯食べてから何着て
~七瀬side~飛鳥「ゴホッ、ゴホッ」隣で本を読んでるんは恋人の"飛鳥"こと齋藤飛鳥最近、咳がでる日が続いてるし、倦怠感が取れないらしい。風邪?病気はちゃうよな?乃木坂の仕事もあるし、はやめに病院行った方がええやんな「まだ咳出るん?体調悪いんならはよ病院いかんと。」飛鳥「うん。時間あったら行くよ。」これは行かんな。飛鳥、病院嫌いやってゆうてたからなああ、そういえば来週の火曜、オフかぶってたはず。「飛鳥、来週の火曜オフやんな?病院いくで。ななも一緒に行くから。
今日もお兄ちゃんを起こしに部屋に入った。いつもの優しい寝顔をみて、起こさないとと思ったが、このところのモヤモヤがあってもう少しお兄ちゃんの寝顔を独り占めしたくなった。お兄ちゃん・・・なんだか苦しい告白したらもう同じ関係には戻れないでもこのままではいつか誰かに取られてしまうかもしれない。お兄ちゃんに彼女ができたら・・・なんとなくシオリ先輩とお兄ちゃんが一緒にいるところを想像してしまい、悲しい気持ちになった。お兄ちゃん・・・そうつぶやきながら
白石side数時間前のこと深「はぁ………」最近よくまいまいのため息を聞くようになった他にも、メンバーと一緒に居るのよみないし…まいまいに聞くことにした白「まいまい~」深「しーちゃん、どうしたの?」と笑ってくれる白「最近、なんかあった?」そう言うと、寂しそうに笑って深「……ないよ、なにも」なにか、力になりたかったのかもしれないその時、私はこう言ったんだ白「なにか、あったら相談してほしい」深「………」白「私は、まいまいの元気な姿がみたいから!」その時は、私の気持