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橋本side私の最愛の妻七瀬が妊娠をした。不妊治療を初めて1年で授かった。子供が出来たと分かったときは本当に嬉しかった私は、普通の会社員。七瀬は主婦だ…お手伝いさんを雇って家事等を手伝ってもらっている。私も育児休暇を取りたいが部長という立場からそう簡単にとれないのが現状だたまに、母にも手伝ってもらってるから大丈夫だろう。無事に出産が終わったら在宅ワークが出来るように手配済みだ「橋本、お疲れ」「白石…お疲れ」白石は同期で、違う部署だが同じ部長だ…彼女はまだ出来てないらしい…「もうすぐ
昼休み、今日は珠美とお弁当を食べていた。「蓮加今日ずっとニヤニヤしてない?なんかいいことあったの?」「んーー、わかるーー?」「どうせ大好きなお兄ちゃんとなんかあったんでしょ」「えっ、なんでわかったの」「まあ、顔でだいたいね・・・」「お付き合いする事になりました。」「へーー・・・」「えっ、リアクション薄くない?おめでとーとか、よかったねーとかないわけ?」「いや、、むしろやっとくっついたんか
ア:おかしいよぉ。もう絶対おかしい。絶対おかしいよぉぉーー珍しく早い時間に仕事が終わり帰宅するとリビングから知らない声が響く。恐る恐る入っていくと妹のなぎとテーブルに突っ伏している女の子。和:あ、お兄ちゃん早いじゃん〇:ただいま和:アルノが遊びに来てんのよ〇:うん・・・テーブルの上に既視感のあるペンを見つけて色々納得する。〇:なぎ、やったろ和:うん、大成功〇:それマジで痛いんだって和:私は痛くないし〇:あのなーいまだに机に突っ伏しているさまに、さすがに申し訳なくなっ
例えななが治ることの無い奇病にかかっていても世界は変わらず回っていく。それでも、ななの中では大きな変化が起こった。例え叶うことはない恋であっても、好きな人の前では綺麗でいたいやん。まいやんと一緒にいるとき少しでも可愛くなれるように努力した。そう思ったから、メイクもしっかりして服装にも気を使うようになった。そうすると、自分の気持ちも上がるし、ちょっと背筋が伸びるようになった。オシャレは女の武器といわれるのも納得やなー。今日はまいやんとデート......というなのお出かけ、この日の
「なによ;;;」隣からずっとニコニコと嬉しそうな視線をたっぷりぶつけてくるコイツを睨みつける。『いやー、飛鳥ちゃんと初詣に来れるなんて感無量だなあって』『今までで最高の元旦だぁー』「でかいなぁ;;;声が;;;」恥ずかしげもなくそんな事を言われて顔が熱い。幼なじみのコイツと元旦の昼に初詣に来ている。一緒に来るのは初めてだ。今までも毎年行こうよって誘われてたけど、「寒いから無理」の一点突破で断り続けていた。本当は恥ずかしかっただけだけど・・・それでも今年はいいよって言
*長文です💦ある日の休日白石家にある来客が・・・麻衣:「ひっさしぶり♪ようこそ、我が家へ♪」生田:「おひさしぶりです~♪七瀬さんもお元気そうで♪」七瀬:「生田君、相変わらずやな(笑)海外でミュージカル俳優してるとは思われへん(笑)」生田:「オンとオフがはっきりしてるもんですから(笑)」今日、僕の家には中学・高校の後輩の生田が遊びにやってきた彼は、妻・七瀬が言った通り、海外で活躍するミュージカル俳優で大半はアメリ
夕方まで昼寝をしてしまった休日。窓に打ち付ける激しい雨風の音で起こされ、身体が自動的にリビングに向かう。和:もぉおー、やっと起きた・・・ア:おはようございますアルノちゃんから本日二度目のおはようをいただいて、ようやく脳が働き始める。〇:・・・雨、すごいね和:アルノが帰ろうとしてたら急に降ってきたんだよ〇:そーなんだ和:これ止むのかなーア:うん・・・・・・物憂げに外の様子を見つめる姿はずいぶんと大人びて見えて、まだまだ知らない表情があるんだななんて当たり前の事を考えてしまう。
今日もいつも通り2人で登校する。今日も、かわいいな・・・ニコニコしてオレの隣を歩く蓮加をみるとつい顔がにやけてしまう。もうひやかされたりしても恥ずかしくなくなってしまった。「お兄ちゃん、今日って一緒に帰れる?」上目使いでいってくる蓮加を思わず抱きしめたくなる・・・『うん、大丈夫だよ』「わーい、終わったらじゃあ迎えにいくね」そんなことで喜ぶかね。こういう無邪気な表情をみてるとまだまだ子供っぽいところもあるな。
『蓮加・・ごめんね・・・』突然お兄ちゃんから好きと言われて泣きながら私は混乱していた。お兄ちゃんが困っちゃうしきちんと言葉にしないとと思うが、なんていったらいいんだろう。。そんな私をお兄ちゃんは申し訳なさそうにみていた。『あのさ・・・』「違う・・・・ごめんなさい・・・あっ、ごめんじゃなくて・・・・違うの、違うから・・・・」『・・蓮加・・・・』全然言葉にできなかった。でもごめんと言ったらもっと誤解
覚えていますか?私たちが出会ったあの日を––––––『今日の最高気温は32℃。夕方からは雨が降るでしょう。』高校2年生の夏休み私の辞書では夏休みとは学校は休みなのにしかも高2って1番遊ばなきゃならない時期だったはず…幼馴染の忠告聞かずに遊びまくった結果、期末テストで赤点とった私が悪いんだけどさ夏の服に袖を通してリボンを結びながら文句をぶつぶつ言ってると下から呼ぶ声「麻衣ー!奈々未ちゃんきたわよー!」「今行くー!」階段を急いで降りるとお母さんの小言のようなものが聞こえたけど気
「綺麗だねー」蓮加と近所の公園に桜を見に来た。『おぉ、こんな低いとこまで・・』触れそうなくらい近くまで枝が伸びていて、思わず手が出る。「あっ、ダメだよ」え!?蓮加に手を掴まれて止められる。「さわったらその分早く散っちゃうじゃん」『そういうもん?』「うん、ちょっと枝が揺れたりするだけで散っちゃうんだよ。自然と散るまではそのままでいてほしいじゃん」『なるほどね』蓮加は花にも優しいな。感心していると蓮加の手が伸びてきて頭を触られる。
『与田さんと付き合う事になったんだ』「えっ!!どういう事!?」『やっぱり与田さんの方が小っちゃくて可愛いから』「で、でも私の事も可愛いって言ってくれたのに;;;」『とにかく、そういう事だから。じゃあね美波』「ちょっと!待ってよぉ!!」はぁっ!!!自分から発せられたであろう音に驚いて目を覚ます・・「って夢かぁいぃぃ!!!」朝から1人で小気味の良い突っ込みを決める。はぁぁぁぁ・・・・・・・・なんて朝だ。こんなベタで最悪な一日
「お兄ちゃん、膝枕したらうれしい?」目を合わさずにいう蓮加の可愛さは異常だった。「あのね、お兄ちゃんに喜んでもらいたいって思ってて・・・」『うん・・』「彼女っぽいこと蓮加もしてみたいなって思ってたんだけど・・・」恥ずかしくて顔をあげる事ができない。・・・・・・・・「えっと・・・恥ずかしかったら別に・・・」『やってくれるの?』「お兄ちゃんが嫌じゃなければ・・・」『ぜひ!お願いします!』おにいちゃんは深々と
飛鳥が死んでから私達は、1度も会っていない。飛鳥の事を思い出してしまうから。でも、今日はみんなに渡さないといけない物がある。飛鳥の遺書《今日渡したいものがあるからみんないつもの場所に来て!》《分かりました》《はい》《了解です》《了解》《はーい》みんな来た…万理華「今日は、飛鳥の遺書を持って来た…みんなの分あるから」みんな「…」万理華「はい!とってって」麻衣「飛鳥…」奈々未「…」七瀬「…」久保「…」美月「飛鳥先輩…」みんな泣いていた。そりゃそうだよね、飛鳥の遺書だもん!あ
「また随分と緩んだ顔してんね」休み時間の教室で顔面が緩みきっている蓮加に声をかける。「えぇー、そーかなー。ふふふ・・・」「ゆるゆるだよ・・・」軽くため息をつきながら、空いている隣の椅子に腰かける。まったく視線が合わない蓮加に少しいたずらをしてやろうと思い、頬っぺたをつまんで引っ張る。・・・・・・「うふふふ・・・」あまりにも動じないので少し力を強めてみても、緩んだ表情は変わらない。「いやあー、ちょっといい事あったっていうかさぁー」
「わー、綺麗だねー」桜が散り始める今日、お兄ちゃんとお花見に来ていた。天気もいいしデート日和だ。お弁当は朝お兄ちゃんの家で一緒に準備してきた。今日もおばさんたちは気を使ってくれたのか朝から出かけてたみたい。朝からワイワイ言いながら2人でお弁当を準備して昼からお花見なんて一緒に住んでるみたい。手は家をでてからずっと繋いだまま。。。『この辺にする?』「うん、綺麗だしいいね」そういってレジャーシートの上で蓮加と一緒
『蓮加ごめん!!』放課後お兄ちゃんに突然謝られた。『実は久保先輩の委員会の仕事を手伝う事になったんだ。飛鳥に頼まれてさ、今日先に帰ってて』「飛鳥さんから?」『うん』「そうなんだ・・・」『ごめんね』「わかった、がんばってね」先週こんな感じのやりとりがあった。それからお兄ちゃんにあんまり会えていない。放課後はだいたい一緒に帰れないし、朝も早く来てる日もある。飛鳥さんはお兄ちゃんの同級生
次の日もお兄ちゃんの家に向かう。せめて最後に寝顔を見ておきたいと思って少し早めに到着した。「おはようございます」いつものように玄関を開けると『あっ、蓮加おはよう』なぜか今日に限ってお兄ちゃんはもう起きていて、すぐにでも登校できる状態だった。なんでこんな日に限って。最後に寝顔を見る計画は失敗に終わった・・・もう2度とかなわないのに・・・放課後、2年生の教室の近くで待ち合わせて一緒に下校した。近くの公園で話をしようという事になり、力ない笑顔
放課後の美術室で両手にチョコを抱える私の彼氏。「どしたのそれ?」『みんなからいただきました』「そうなんだ・・・」どうやら先を越されてしまったらしい。バレンタインの朝、今日の為に用意したチョコを持って家を出ようとしたところで急に不安になる。あれ、どうやって渡すんだっけ・・・てっちゃんには今までも毎年チョコをあげてた。「どうせ誰からももらえないんだから、私があげるよ」なんて軽口をたたいて、気持ちを隠しながら・・・でもこれは本命チョ
※死ネタ※白石麻衣男化ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「…妊娠した。」「え?」「妊娠した。」「…。」「なぁ、まいやん。なんか言ってや…。」「ほんとに!?すごく嬉しい!!」「わっ!」「七瀬〜!」仕事が終わって家に帰ると、七瀬はソファに体育座りで小さく丸まっていたそして七瀬からでてきた言葉は、僕らが待ち望んでいたこと僕らの間に子どもができたんだ嬉しすぎて、幸せすぎて、七瀬を抱きかかえてくるくる回る「七瀬、俺ほんとに幸せ。ありがとう。」「もう、まいやんは泣き虫やなぁ
「お兄ちゃん・・・ありがとう」本当に言っちゃった。ずっと抱えていた不安を打ち明けてしまった。エッチな子だと思われちゃうかな。でもお兄ちゃんにさわってもらったら、本当に不安がなくなりそうだと思っている。蓮加にとってお兄ちゃんはそれだけ大きな存在だもん。さわって・・・なんて引かれちゃうかなとも思うが、・・・・お兄ちゃんにふれてほしかった。「じゃあ、お願いします」そういってお兄ちゃんと向き合った。こっちがお願いした立場だから
えいっ!!ぐえっ!!和:お兄ちゃん、おっはよー休みの日は大抵妹のボディプレスとともにスタートする。はあ、休みの日くらい好きに寝かせてくれよ・・・・・・和:お兄ちゃん、おっはよー・・・・・・和:お兄ちゃん、おっはよー・・・・・・和:お兄ちゃん、おっはよーしぶとい・・・〇:わかったから・・・目が開かないまま、なんとか手を伸ばす。背中を軽くタップしてから頭をワシワシと撫でてやると、満足そうな声と共にようやく重みから開放される。和:ふへへ和:ねえ・・・・・・和:
与田「七瀬さん!祐希、七瀬さんのことが大好きです!」西野「…ほんま?嬉しいわぁ。」与田「…はい…」七瀬さんは、祐希の好きを『尊敬』とか『先輩』としての好きかと思っている。だから、こうやってドストレートに言っても祐希の気持ちは伝わらない。いつも『好き』って言っているけど、祐希の本当の気持ちに答えてくれることはなかった。と思っていたけど、この日は違った。とある日与田「七瀬さん、好きです!」西野「……」与田「……?」七瀬さんが何も言わない与田「七瀬さん…?」西野「…祐希、こっ
「おーっす」『おう、飛鳥おはよ』教室でいつもの挨拶を交わす。中学からの同級生で軽口を言い合う仲だったコイツは、蓮加ちゃんと付き合うようになってから大分キャラが変わった気がする。割と他人に隙を見せないタイプだったんだけど、蓮加ちゃんの事となると一気にイメージが崩れるというか・・・隙だらけというか・・・いじってくれって言ってるようなもんだ。「今日も顔緩んでんなー」『いや、そんなことないでしょ』「いやいや、ゆるゆるだよ。蓮加ちゃんとキスでもしたんじゃないの?
朝ごはんを食べたあと、居間のソファで一緒にしばらくテレビをみていた。蓮加とこんなふうに過ごすのは初めてだ。ずっと幼なじみとして接してきたけど、今は幼なじみで彼女だ。少し緊張するけど心地よくもあるな。オレが幸せを感じていると。「なんか幸せだなー。お兄ちゃんは今蓮加の彼氏なんだよね」『そうだね。オレも今おんなじこと考えてたよ』「そっか・・・よかった」しばらくそうして過ごしていたら、「あっ、そうだ。
あの頃の私たちは大人でも子供でもなく、短く、儚く、脆い、永遠というものににいつまでもしがみつこうとしていた。他の教室とは違う。独特な雰囲気の理科室。そこが私たちの場所だった。卒業の日までずっと。いつも隣にいた人はいつまでたっても私の気持ちには気づかなかった。鈍感という言葉には収まらないほど鈍感だったから。この鈍感さがあったから私は彼女の隣に居続けることができたし、彼女の笑顔も言葉も私のためにあるように思えた。時間が経つにつれ、それが酷くもどかしく感じるようになった。彼女を見るたびに感情が揺
Instagramで投稿している物語をこちらでも投稿していくようにします。お暇でしたら読んでみてください。「齋藤飛鳥さんと同棲中」ご感想などお待ちしております齋藤飛鳥ファースト写真集潮騒Amazon(アマゾン)200〜3,462円つづき齋藤飛鳥さんと同棲中37–シキブログshiki-blog-46.com
「おーい、蓮加ちゃーん」休み時間に廊下から教室を覗く飛鳥さんに声をかけられた。「あれ、飛鳥さん!どうしたんですか?」そういって飛鳥さんに駆け寄る。「急に教室まで来てごめんね。長らくお借りしてたあれなんですが、そろそろお返ししようかと」「・・・お兄ちゃんのことですか?」「うん、いろいろ我慢させちゃったでしょ。ごめんね・・・」本当に申し訳なさそうに言う飛鳥さん。「いえいえ!!寂しかったのは事実ですけど、そんなに気にし
次の日、今日は土曜で学校は休みだが、朝からお兄ちゃんの部屋にいた。「お兄ちゃん、おはよう。朝ごはん出来たよ」『んっ?』目を開けると私服にエプロン姿の蓮加がいた。おふっ、朝から刺激が強すぎる!!『おっ、おはよう。さすがに早くない?』「ごはん食べてほしいっていったじゃん。」まさか朝ごはんとは。「あっ、ちなみにおばさんたちは出かけて行きました。付き合いだしたから朝ごはんデートしに来たって言った
今日は、久々にデート奈々未が乃木坂を卒業してから予定が合わなくなって会う時間が少なくなった私を待ちながら柱に寄りかかって、スマホをいじるその儚げな横顔に私は目を奪われる「あっ、あすか来てたんなら声かけてよ。」「うん…ごめん…。」「?どうしたの?元気ない?」「…ねぇねぇ、ハグしてもいい?」「…だめだよ。誰かに見られたらどうするの?私はともかく、あすかは乃木坂なんだから。」奈々未はいつも困った顔をしてそう答えるわかってる…わかってるけど…?「ねぇねぇ、あれってななみんとあすか