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賀喜「あの‼︎…」遠藤「うぅ…(もうおしまいだ…)」私の正体がバレてしまった…アイドルの私は完璧にやっていたのに…家では引きこもりの人見知りでこんな醜い姿になっているんだって、、世間に知られたら私の人生はもう終わりだ。遠藤は覚悟して閉めようとしたドアを離した。賀喜が油断した隙を見て家でなく外へ走ろうとしたのだが…。遠藤「ッ…‼︎」賀喜「あの…私、何か嫌な事でもしましたか…?」遠藤「ッ…‼︎………へ…?」思いもよらぬ問いに力が抜ける。賀喜「あ、いや…初めてお会いした時、当然
母『挨拶回りしたの?』賀喜「ちゃんとしたよ!」次の日、突然母から連絡が来た。賀喜「でも結局誰も出なかったよ?今どき挨拶回りするしとなんて…」母『つべこべ言わないの!お隣さんとは仲良くすることいいね!!』賀喜「うぐっ…わ、わかったよ!」そう言って母との連絡を切った。賀喜「仲良くって…」ため息を吐く賀喜それもそのはず、、挨拶をしただけなのに昨日は何故かいきなりドアを閉められた。。私の態度が酷かったのか…それとも格好がおかしかったのか…賀喜「い、いやいや!!隣の人の方がラフな
『賀喜遥香×遠藤さくら』母「遥香ー!引越し先でもちゃんとお隣さん達にも挨拶するのよー!」遥香「わかってるって!じゃ‼︎行ってきまーす!」私の名前は『賀喜遥香』明日から都内にある『私立乃木坂高校』に転校する事になった私は寮…ではなくアパートに1人で暮らす事になった。本当は寮に住むはずだったのだが、急な転校のため部屋の空きがないとのこと。父の知り合いが女性だけのアパートがあると聞きその知り合いに頼んだら喜んで貸してくれた。両親は仕事上、家に留まることがないため何回も転校を繰り返してい
キンコーカンコー筒井「かっきーこの問題違う!これは!」賀喜「うぅ…あやめん厳しすぎるよぉ…さく〜助けて〜」遠藤「フフッ笑かっきー?これも間違ってるよ?笑」遠藤は笑いながら間違ってる部分を指摘する賀喜「うぅ…さくまで…もぉ勉強ヤダァ…」筒井「はぁ…私、これから塾あるから。」賀喜「えっ…もう行くの⁉︎」賀喜の言葉に触れず早々と帰る支度をする筒井筒井「じゃまた明日」遠藤「うん。また明日〜」筒井に手を振る遠藤賀喜「うぅ、、バイバイ…」賀喜も続いて手を振る筒井が帰った後も勉強を
賀喜「ッ…」遠藤「選んで?笑」考え込む賀喜の前に両方の人差し指を出す下を向いていた賀喜は顔を前に上げどちらを選ぶか決めた顔をする賀喜賀喜「わたしは……」賀喜は遠藤の人差し指を手で掴む遠藤「え……」賀喜が選んだ結末に予想だにしなかった遠藤は固まった。遠藤「どういう…こと…」頭が良い遠藤だが、賀喜の答えに理解が追いつかないそれもそのはず…賀喜が選んだのは『両方』だったからだ。賀喜は両方の手を取っていた賀喜「私は…私なら両方選ぶ。どっちか片方を取るなんて考えられない」遠藤「
遠藤との連絡が途切れた…賀喜「…」ママ「遥香ちゃん…」賀喜「わたし…さくらの所に行きます!!」落ち込んでいると思いきやママに心配させないよう笑顔を作る賀喜ママ「いや…でも…」賀喜「始発の電車ですよね!なら、まださくらに会えます!あって話して来ます!!」前向きな賀喜にママは背中を押すことしか出来なかったでも賀喜にはそれだけで充分だった。それから賀喜は駅まで走った今ならまだ間に合う…会ってさくらと話すんだ…。カンカン、カンカン賀喜「ハァハァ…さくら…」駅に着くと電車が来る
カラン、カラン!!賀喜「あのッ!!!」ママ「は、遥香ちゃん⁉︎」急にお店の中に入って来た賀喜に驚くママ賀喜「さくらは…さくらはどうして辞めたんですか!!」ママ「ッ……遥香ちゃん、少しだけ待ってもらってもいい?」思い詰めたママは店を閉めるから少し待って欲しいと話す。賀喜は「…わかりました」と小さく頷いた。店を閉める間、ママは賀喜にジュースを出してくれた賀喜は口にする事なく遠藤から連絡がないか、ずっとスマホを握りしめていたママ「ごめんね、、待たせちゃって」賀喜「いえ…こちらこそ
賀喜「補習を受けてた私に、さくが勉強を教えてくれた事がきっかけで仲良くなったんだよね…」遠藤「そうそう笑なんだか懐かしいなぁ〜」賀喜「さくには感謝してる…でも私にはこの状況が理解出来ないよ…」賀喜は遠藤が私を独占したい理由を知りたくてしょうがなかった。遠藤「偶然…いや、奇跡って思った?笑」賀喜「へ…?」さくと出会ったことは…偶然だよね?会うことのない2人がこうやって話すのも奇跡じゃないの…?と、心の中で思う賀喜だが…遠藤「正直に話すね?笑」遠藤はイタズラをする子供のように笑
遠藤との出会いはこれだけじゃなかった。あれから数ヶ月が過ぎてもう直ぐで冬休みに入ろうとしていた。賀喜「さむ〜!!」金川「かっきーそんなにくっつかないでよ!!」早川「え〜!くっつくなら聖来んとこ来てよ〜!!」同じクラスの金川と早川にくっつく賀喜この日の気温は記録的な寒さだった。早川「なぁ〜かっきー。今日はどうするん?」3人はいつも放課後になると近くの喫茶店で勉強会を行っていた。勉強会という名の女子会だ。賀喜「うぅ…それが…」金川「かっきーは行かないよ笑この子、この前のテストで
「なによ;;;」隣からずっとニコニコと嬉しそうな視線をたっぷりぶつけてくるコイツを睨みつける。『いやー、飛鳥ちゃんと初詣に来れるなんて感無量だなあって』『今までで最高の元旦だぁー』「でかいなぁ;;;声が;;;」恥ずかしげもなくそんな事を言われて顔が熱い。幼なじみのコイツと元旦の昼に初詣に来ている。一緒に来るのは初めてだ。今までも毎年行こうよって誘われてたけど、「寒いから無理」の一点突破で断り続けていた。本当は恥ずかしかっただけだけど・・・それでも今年はいいよって言
賀喜と遠藤が初めて会ったのは高校を入学してしばらくたったころだ…高一だった賀喜と遠藤はクラスが別で会うとしても廊下ですれ違う程度だった。先生「ここの公式は……」遠藤「…」授業中に1人の女子生徒が話し始めた女子1「ねぇ、ねぇ。遠藤さんって頭いいけど誰ともツルもうとしないよね?」女子2「確かに」女子3「友達とか…いるのかな?」女子1「いなそうじゃない?笑」そう言って半笑いに笑う。女子2「私、中学のとき一緒だったけど誰かと喋ってるの見たことないかも…」女子3「マジ?」女子2「あ
みなさんこんばんは。「ゆらりゆるりのゆち」です。皆さま、新年あけましておめでとうございます!!今年もよろしくお願いいたします!!ただいま絶賛、紅白歌合戦とCDTVの余韻に浸りながらブログを書いているので、とてもふわふわしてしまっているのですが……書くとするならば、今年の抱負ですかね……?ソウデスネ……2024年は少しでもたくさんの小説を書くこと!!少しでもたくさんの方に楽しんでいただくこと!!を目標に頑張っていきた
ー次の日ー遠藤はママがいるバーに来ていた。遠藤「あの…今まで本当に、お世話になりました。」ママ「こちらこそ、ありがとうね。でも本当に行っちゃうのね…なんだか寂しいわ。」ママの言葉に涙が出そうになるのを堪える。遠藤「……またママに会いに来ます!今度はお客として笑」ママ「フフッ笑なら、えんちゃんが来るまで腕を磨かないとね!笑」遠藤「楽しみにしてます笑」ママ「…いつでも戻って来ていいからね?」ママの言葉に耐えきれず涙を流す遠藤ママそっと背中をさすり優しく抱きしめてくれた遠藤「ごめ
あれから数週間が経った。賀喜は時々遠藤のお酒を飲みにバーへやって来たそこで少し話をしたり、帰りが遅くなればそのまま遠藤の家に泊まらせてもらったりしていた。ゴクゴクゴク…賀喜「くぅ〜…やっぱさくらの作るお酒は美味し過ぎる!!」遠藤「フフッ笑ありがとう笑遥香はいつも褒めてくれるから作り甲斐があるよ笑」賀喜「あ〜!また冗談とかお世辞とかって思ってるでしょ!私は本気でッ!!」遠藤「はいはい笑おかわりいる?」賀喜「うぅ…お願いします…」遠藤「フフッ笑」いつものように受け流されてしまう
ピピピッ…ピピピッ…!!賀喜「んー…」賀喜はスマホのアラームを止める賀喜「んー…はぁ…」結局、さくらの家に泊まってしまった周りを見渡すが遠藤の姿がない賀喜「さくら?」寝起きでふらつきながらも立ち上がるそのままキッチンの方へ行くと遠藤がシンクの上に座りながらパソコンを操作していた賀喜「さく…?」遠藤「んー、、、」集中しているせいか名前を呼ぶが返事がない賀喜「ハッ‼︎」賀喜は何か思い立ったかのようにペンと紙を手に持ち絵を描き始めたそれから30分くらい経っただろうか…先に
賀喜「うぐ…」遠藤の家に着いた2人だが、賀喜はインターホンの前で押そうとするも険しい顔を続けていた。筒井「なにしてるの…」賀喜「あっ…いや…何て言えばいいか…わからなくて…」筒井「はぁ…」筒井は構わず門扉を開ける。賀喜「えっ⁉︎チャイムは⁉︎鳴らさないの⁉︎」筒井「さくには来ること伝えてあるし…それにかっきーに全て話したことも言ってある」賀喜「ッ…」筒井「はい、私の役目はここまで。あとは2人でゆっくり話しな?」そう言って筒井は賀喜の背中を押した賀喜「えっ⁉︎一緒にいるんじゃ
ー土曜日ー賀喜「ごめん、待った?」遠藤「ううん、ちょうどピッタリだよ」今日は遠藤の家に行く日遠藤「やっぱり…私の家でいいの?」絵の課題とはいうものの本当に自分の家でいいのか不安になっていた。賀喜「いいの!さくらの家がいいの!」遠藤「は、はぁ…そこまで言うなら…」やや困った顔をしながら案内する。遠藤「ど、どうぞ…」賀喜「お邪魔しま〜す!」賀喜はワクワクしながら家の中に入る賀喜「うわぁ〜想像通り綺麗だね!」遠藤「いやいや…そんな…」謙遜する遠藤を差し置いて賀喜はスケッチブ
「暑さもかなり落ち着いてきたし、ちょうどいいかと思って」続いて飛鳥が言ったその場所はお付き合いする前に一度来た海だった。「潮風が気持ちいいね!!」程よい潮風に吹かれながら太陽に照らされた海面に目を細めるふと隣を見ると温かい眼差しで私を見つめる飛鳥の姿が目に入った「そんなに見られると照れるよ…」「ははっ…いい加減慣れてくれないと困るなー…」そう言って更に顔を近付けてきた飛鳥優しいのにたまにこういうイジワルをするのが彼女のギャップだ。「そうだ、近くのカフェで飲み物買おうか
あれから数日が過ぎた遠藤が教室に来なくなり代わりに筒井が来るようになってからは…クラスメイト達のざわめきが止まらなかった。筒井「はぁ…これも違う、これも」賀喜「ねぇ、ねぇ、さくはなんで教室来なくなったのかな…本当に体調が悪かったのかな…」筒井は賀喜の課題の採点を行なっていた。筒井「さぁね、これも違う」賀喜「はぁ…本当は悩みとかあったのかな…」賀喜はチョコを口にしながら筒井に話す。筒井「だったら、本人に直接会って話でもすればいいでしょ?」話が尽きない賀喜に腹を立たせる筒井賀喜
本気で眠ってしまった筒井を置いて保健室の窓から空を眺める心地よい風が遠藤の髪を靡かせるこの時、誰かが保健室の中へ入って来たガラガラ!!賀喜「はぁ…はぁ…さく?」遠藤「…」賀喜が保健室に入って来たことに気づかず、目を瞑り外の空気を気持ち良さそうに吸う遠藤賀喜はゆっくりと遠藤の元へ駆け寄り、そっと手を握る遠藤「?」少し驚きながら後ろに振り向く遠藤遠藤「…かっきー?」手を握られたのが、寝ている筒井ではなく賀喜と知って驚く遠藤遠藤「ごはんは?」時間を確認するが食べ終わるにはまだ
あやっちです!!マグカップとシンクはまだ終わってませんが、、新曲のMonopolyのMVが出たのでそれにちなんでのお話を書かせて頂きました!Wセンターである、、『かきさく』の2人がメインとなります。マグカップとシンクと同時進行で行なっていくのでお楽しみ〜^^ーーーーーーーーーーーー私の名前は遠藤さくらとある女子校に通う1人の生徒私はある人を独占するために毎日策士を行なっている。賀喜「さく〜!!おはよ!」遠藤「おはよ。」賀喜が笑顔で遠藤の隣に座る賀喜「ね、ね!昨日の課題
皆さんおはようございます!メビウスです!本日11月28日で当ブログが開設9周年&キミイキシリーズが誕生9周年を迎えました!2014年のこの日に始まったこのブログがまさか9年も続くとは全く思っていませんでした(笑)自分でも大変驚いています(笑)来年はいよいよ10周年イヤーに突入するので今から記念小説の内容や特別企画を考えようと思っています!まあやるかどうかはわかりませんが・・・・😅当ブログがこんなに長く続いているのはいつも応援のコメントをくださる読者の皆様のおかげです!本
みなさんこんばんは。「ゆらりゆるりのゆち」です。本当にご無沙汰しております。誠に申し訳ございません……通常ブログとしても、小説含め投稿としても、半年以上の月日が経っておりました……みなさん、私のこと覚えてますかね……?(そもそも認知されてない)シンプルに言います。忙しくて投稿できませんでした!!そして小説考えてはいるのに完結しませんでした!!こちらが私が半年以上も更新がなかった理由でございます……!!(ずっとこの言い訳変わってない……
賀喜「んー明日は休みだし久々に飲みに行こうかなー」バイトが早く終わったため気分転換に飲みに行くことにした賀喜「…」お酒自体そこまで強くないが、、、たまには変わった事もしたいのと絵に関する事で何かアイディアが出るかも…そんな小さな期待を胸に足を進めた来た事がない道を進み続けると何軒か飲み屋が建っていた新しいものや古い建物が並ぶ中一軒だけ気になるお店を見つけた古そうな感じの見た目で入りづらそうではあったが、、外から少し覗くと若めの少女がいたため勇気を出して中へ入ってみた。カラン、
〇:なんかごめんね。付き合わせちゃってア:いえ、嬉しいです;;;〇:嬉しい?ア:あっ、そのお祭り。最近無かったじゃないですかっ;;;〇:ああ、そうだね。ここも3年ぶりとかになるのかな地元のお祭りにアルノちゃんと2人で来ている。留守番しているなぎの為の買い出しのようなものだが。それにしても、お祭りってこんなにカップル多かったっけ。久しぶりすぎて、よく覚えてないけど。ア:人いっぱいですね〇:ほんと天気でよかったねア:先週末は雨すごかったですもんね〇:うん、あれくらい降
とうっ!!ぐえぇっ!!休みの日は大抵、妹のボディプレスとともにスタートする。和:おきろー、もうお昼だぞー・・・・・・うぅ、苦しい・・・今週は特に仕事が立て込んでいたせいか、いつも以上に身体が動かない。脳は起きようと思っているのに、身体が追いついていない感覚だ。せめて右手だけでも動かしてなぎにどいてもらいたいんだが、全神経を集中させても指がかすかに動くだけだった。・・・・・・和:なんかすごい疲れてる?なぎにもそれが伝わったようだ。和:それなら、しょーがないね
夕方まで昼寝をしてしまった休日。窓に打ち付ける激しい雨風の音で起こされ、身体が自動的にリビングに向かう。和:もぉおー、やっと起きた・・・ア:おはようございますアルノちゃんから本日二度目のおはようをいただいて、ようやく脳が働き始める。〇:・・・雨、すごいね和:アルノが帰ろうとしてたら急に降ってきたんだよ〇:そーなんだ和:これ止むのかなーア:うん・・・・・・物憂げに外の様子を見つめる姿はずいぶんと大人びて見えて、まだまだ知らない表情があるんだななんて当たり前の事を考えてしまう。
えいっ!!ぐえっ!!和:お兄ちゃん、おっはよー休みの日は大抵妹のボディプレスとともにスタートする。はあ、休みの日くらい好きに寝かせてくれよ・・・・・・和:お兄ちゃん、おっはよー・・・・・・和:お兄ちゃん、おっはよー・・・・・・和:お兄ちゃん、おっはよーしぶとい・・・〇:わかったから・・・目が開かないまま、なんとか手を伸ばす。背中を軽くタップしてから頭をワシワシと撫でてやると、満足そうな声と共にようやく重みから開放される。和:ふへへ和:ねえ・・・・・・和:
ア:おかしいよぉ。もう絶対おかしい。絶対おかしいよぉぉーー珍しく早い時間に仕事が終わり帰宅するとリビングから知らない声が響く。恐る恐る入っていくと妹のなぎとテーブルに突っ伏している女の子。和:あ、お兄ちゃん早いじゃん〇:ただいま和:アルノが遊びに来てんのよ〇:うん・・・テーブルの上に既視感のあるペンを見つけて色々納得する。〇:なぎ、やったろ和:うん、大成功〇:それマジで痛いんだって和:私は痛くないし〇:あのなーいまだに机に突っ伏しているさまに、さすがに申し訳なくなっ
9月中旬の土曜日、この日環奈は遠藤さくらが暮らしている寮に遊びに来ていた。さくら「ねぇ環奈ちゃん、私来年の秋に公開する学園恋愛映画に出演することが決まったの!」環奈「本当に!?すごいじゃんさくちゃん!」さくら「まぁ私が演じる役はヒロインじゃなくてヒロインの友達の一人だけどね。」環奈「それでもすごいじゃん!ヒロインの友達ってことは出番が多いし、台詞も結構あるし!さくちゃんが羨ましいよ〜!私なんかまだドラマや映画に出演したこと無いし!」さくら「そうだったね。ちなみに環