ブログ記事1,248件
清宮と別れた飛鳥はボスの所に向かった。ボス「飛鳥、何かあったのか?」飛鳥「…別に。何も無いよ」飛鳥は清宮の事はボスに何も話さなかった。ボスは飛鳥を信用しているのか、これ以上の事は何も聞かなかった。ボス「そうか…。研究資料は全て持ち出されている、恐らく裏口から出たんだろう。…もうここには用がない、行くぞ」飛鳥「うん」ーーーーーーーーーーーー清宮「私の両親は海外でも有名な研究者でした…」研究者である両親を何者かに殺された清宮は復讐のためだけに今日まで生きて来た。清宮「なんで両親は
月曜日の朝、咲月は鏡の前で自分の頬を軽く叩き、無理やり口角を上げた。「大丈夫、いつも通り」。そう自分に強く言い聞かせ、和を迎えに行く。いつもと同じ通学路。隣を歩く和は、もうすっかり元気を取り戻した様子だった。そして、咲月に心からの信頼を寄せる瞳で、週末の出来事の全てを打ち明けてくれた。「さくらさんね、同じゼミの人にすごくアプローチされて、断りきれなくて一回だけお茶しちゃったんだって。でも、やっぱり私のことが一番好きだからって、ちゃんと断ってくれ
翌日の土曜日、雲ひとつない青空が、咲月の重い心とは裏腹に広がっていた。待ち合わせ場所に現れた和は、ほとんど眠れていないのか目の下にうっすらと隈をつくり、無言だった。遠藤さくらの住むマンションへと向かう道すがら、二人の間に会話はなかった。ただ、和は咲月の右手を、まるで命綱のように強く、強く握りしめている。その指先から伝わる、か細い震え。頼られている。その事実だけが、今の咲月にとって唯一の、そしてあまりにも切ない幸せだった。やがて、目的のマン
⑥その日は、講義が終わっても和はどこか上の空だった。二人で駅へ向かう道すがら、いつもより口数が少なく、時折遠い目をする。咲月が「どうしたの?」と声をかけても、「ううん、なんでもない」と力なく笑うだけだった。その夜、咲月の部屋のインターホンが鳴った。ドアを開けると、そこに立っていたのは、今にも泣き出しそうな顔をした和だった。「和…?」部屋に入るなり、和は堰を切ったように泣き崩れた。咲月は驚きながらも、その背中を優しくさする。しゃくりあ
高山「清宮…何故ここに」清宮「リーダー…すみません、、。あなたを騙すつもりは無かったんです…」高山「ッ…答えろ‼︎清宮‼︎お前がなんで公安の連中といるんだ‼︎病院にいるはずのお前が何故ここにいるんだ…‼︎」清宮「ッ…」高山の怒りに萎縮する清宮そんな清宮の肩を組む久保にニヤッと笑う久保「かわいそ〜に〜笑。信頼していた後輩は実は公安のスパイだったなんてね〜?笑」清宮「…」何も答えないと言うことは清宮は公安の人間ということは明白だった久保「清宮レイちゃんは〜、入った時からこの組織の情
講義の終わりを告げるチャイムが鳴り、学生たちが一斉に席を立つ。今日は川崎桜のサークル活動がない日で、珍しく和、咲月、桜の3人で一緒に帰ることになった。キャンパスを抜け、駅へと向かう道すがら、桜がふと口を開いた。「そういえばさ、和の彼女の遠藤さくらさんって、どんな人なの?」悪戯っぽく笑う桜の問いに、和は少し照れたように、でも嬉しさを隠せないといった表情で話し始めた。「1コ上の先輩なんだ。すごく内気な人なんだけど笑うとすっごく可愛いの。私が告白したんだ
それから一週間が経った夜の8時。咲月が自室で課題のレポートに取り組んでいると、不意にインターホンが鳴った。画面に映し出されたのは、少し俯き加減の和の姿だった。こんな時間にどうしたのだろう。咲月の心臓が、とくん、と音を立てる。「和?どうしたの?」急いでドアを開けると、そこに立っていた和は、いつもとは違う、深刻な顔をしていた。咲月はドキドキしながらも、彼女を部屋へと招き入れた。「ごめんね、急に…」「ううん、大丈夫だよ。何かあった?」
翌朝、咲月の部屋のドアがノックされた。トントントン、と控えめな音。「さっちゃん、起きてる?」ドアの向こうから、和の声が聞こえた。咲月は跳ね起きると、慌ててベッドから降りた。寝癖がついたままの髪を軽く手で整え、ドアを開ける。「おはよう、和」ドアの前に立っていたのは、いつもの笑顔の和だった。少し眠そうな目をこすりながら、「おはよう」と返してくる。「今日も一緒に行こう?」和のその一言が、咲月の胸に小さな喜びを灯す。二人が通う大学は文
夜の7時を少し過ぎた頃、咲月は夕食を終え、自室のベッドに仰向けに寝転がっていた。大学の課題のプリントが数枚、畳んだ毛布の上に無造作に置かれている。スマートフォンを弄るでもなく、天井を見つめたまま、今日の和との短い会話を思い出していた。(「カフェ、楽しかったんだ……」)和の嬉しそうな顔が、まぶたの裏に焼き付いて離れない。高校時代からずっと一緒だった和。いつも隣にいて、何を話しても最初に笑ってくれた和。そんな和の隣に、今は別の誰かがいる。
「今日の授業、結構難しかったね」先に口を開いたのは咲月だった。少しだけ俯き加減で、手に持った教科書の角を指でなぞっている。「うん、私もそう思った。特に最後のレポート、何から手を付けようかな」和は明るい声で答えたけれど、咲月はちらりとその横顔を見ただけだった。和の表情はいつも通り朗らかで、少しも陰りがない。それが、今の咲月には少しだけ遠いもののように感じられた。二人が並んで歩くいつもの道は、通い慣れた生活道路で、夕方の喧騒がほんのりと漂って
岩本「ちょ、、パニック障害ってマジで言ってんの⁉︎私たちの前ではそんな素ぶり一切出してなかったじゃん‼︎」賀喜「ほ、本当なんだって!!わたしはその症状を抑えるために薬を作ってたんだから…‼︎」筒井「…」確かにそんな素ぶり一度も見たことがなかった…いや、思い返してみれば時折りおかしい場面がいくつかあった。遠藤は不自然な程に突然倒れる事があった初めは演技か、もしくは何かの病気かとも思ったが、、、病院に運ばれた日に退院してくる事が多々あったそして何事も無かったかのようにケロッと私達を見
聖と再開してからしばらく月日が経過した。私たちはフリージア学校を拠点としてなんとか生活しているザンビの呪いが消えてからは、ザンビの存在自体はいなくなったが被害はとても大きく国からの支援は全く見込みが無かった。人口が減ったせいもあり、全国でも電気やガス・水道もまだ復旧していないだけど、ようやく平和を取り戻した楓達はそれなりに楽しく暮らしていたフリージア学園での生き残り者は聖を含めて数名態度その数名は学園を去り家に戻った。だが、家に戻った所でほとんどの家族はザンビの呪いによって帰らぬ人
2026年2月のある日、まゆたんの家にてかっきー「やっぱり五等分の花嫁は不朽の名作だね!今アニメを見ても面白いもん!」まゆたん「うん!中野家の五人姉妹と風太郎の恋愛模様にドキドキしちゃうし、五人姉妹の風太郎争奪戦が楽しいよね!」人気アニメ五等分の花嫁シリーズのDVDを見ている二人。かっきー「あー私、五等分の花嫁の舞台があったら出演したいな〜。」まゆたん「去年舞台化されたけど中野家の五人姉妹を演じたのは日向坂の3期生のみんなだったもんね。」かっきー「そうだったね
田村の話を聞いた生田は飛鳥を助けに動こうとした秋本「ダメだよ‼︎いくちゃん!まだその体じゃ…」生田「それでも行かなきゃ行けないの!!飛鳥のもとに行かなきゃ…ダメなんだ…」動けない事が悔しいのか握り拳が強くなる秋本「いくちゃん…」生田「お願い…飛鳥を助けるために手伝って…お願いだから…」生田の言葉に秋本や星野、田村がお互いの顔を見合った先に言葉を発したのは星野だった。星野「飛鳥と遠藤さくらって子がどう転ぶかわからないけど…きっと飛鳥は正しい道をいくと思うよ」星野の言葉に秋本は頷い
2026年1月下旬のある日、某番組の控え室にてみつき「蓮加さん、1月もあと少しで終わりですね。」れんたん「本当だね〜。2026年の最初の一ヶ月がもう終わるなんて早すぎるよ〜!」みつき「正月休みもあっという間に終わってしまいましたし、何か乃木坂になってから時間が過ぎるのが早い気がしますね。」れんたん「まあ乃木坂はドラマや歌番組や冠番組で忙しいから仕方ないよ。特に六期生のみんなは今売り出しの期間だから色んなメディアに出て顔を売らなきゃいけないし。」みつき「そうですね(
みなさんこんにちは。「ゆらりゆるりのゆち」です。昨日をもって「月夜に霞む白い気霜」のストーリーが完結しました!およそ一ヶ月半に渡る投稿でしたがお楽しみいただけたでしょうか?少しでも、皆さんの生活の力となれていたらそれほど幸いなことはありません。それでは!ここからは少し裏話や秘話などをお話しさせていただきたいと思います!ぜひご覧いただけたら嬉しいです!☺️……まずはタイトルについて!この「月夜に霞む白い気霜」は林さんと松尾さん、どちらの要素も含めるように考えてい
美佑side少しずつ、今年の日本が夏を忘れ、秋の訪れを本格的に感じさせようとする頃。私たちはあの頃と変わらない、いつしか互いに定着した____いつもの公園、のブランコに腰かけていた。私の手には雪見だいふく、そして右隣にいる林の手にはピノとアイスコーヒーがある。冷たいものばかりを手に取るから、寒くなっても知らないよ、と言ったけれど林はそれで構わないと、ちゃっちゃと会計を済ませてしまった。そこで私はようやく____林も私と同じことを思って、この公園に……い
瑠奈sideもう少しで部活終わるよ、と松尾さんからの連絡があり、昇降口を出て校門に寄りかかった____そんなとき。ドタバダという足音が聞こえたかと思うと、こちらに向かって一直線に走ってくる影があった。「はやしぃぃぃ!!助けて!!」「え、なに!なに!?」その正体は柄にもなく慌てて走っている松尾さんで、その後ろには五人くらいの女の子の姿も見えた。「「「「「松尾さーん!!」」」」」やっぱり松尾さんは彼女たちから逃げているようで、相変わらず力の強い松尾さんは私の腕をがっしり掴ん
美佑side「よっしゃああ!!美佑!!」放課後の体育館に、弓木先生の馬鹿でかい声だけが響いている。「今日という今日こそは!!勝つぞ!!!」「弓木先生うるさいですって……」「やる気削がれます」「おい松尾!!それはやる気が足りないぞ!!」「いつからこんな熱血教師になっちゃったの……」私はストレッチをしながら、呆れるように独りごちる。後ろで私の背中を押してくれている林も、もちろん私と同意見だった。確かに、ずいぶんと前に交わした約束____たった一人の生徒との約束でも、真
瑠奈side【ねえ瑠奈!どうにかしてよー】夏休みを終えても灼熱な満員のバスの中で、私は液晶画面のメッセージを見つめる。その文に続くように、可愛い動物の泣き顔スタンプが送られてきてもいた。ただ私に言われてもな……と思いながら、私はICカードをかざしてバスを降りる。とりあえず、了解ですと無難なスタンプを送り返し、スマホをスクバにしまった____そのとき。「おっはよー!」「っわ!びっくりしたぁ……」後ろから迫ってきていた足音に気がつかず、ず
そして、その翌日。空気の澄んで、まだ蒸し暑さを忘れさせてくれるような早朝。快速列車に乗るために向かう駅の道のりには、私と林さん、そして璃果ちゃんの姿がある。がらがらがら……と、スーツケースを引く音が響いているけれど、その持ち主は私じゃない。まあ……正確には私なのだけど、妹なんだから甘えなさい、と璃果ちゃんが言うから、降参してその荷物を預けた。でも、璃果ちゃんに頼りきり甘えきりになるのは、これで最後にしよう。これから頼らないとか甘えないってわけじゃないけれ
それからという日々はあっという間で____というよりは、おじさんがずっと準備をしてくれていたおかげで。私が手術の返事をしてから、わずか一週間で東京の病院に行く手筈が整ってしまった。「みゆぅぅぅぅぅ……達者でなぁぁ……」「なんで松尾さんじゃなくて弓木先生が泣いてるんですか」「だぁぁって……」東京に旅立つ前の、最後の登校日。私と弓木先生そして林さんの三人で、ちょっぴりいつもより長い、放課後を過ごした。弓木先生には既に、今までのことはもちろん、これか
「だから____私はこれから、もっと、成長したいって思っていますし、成長するつもりです。それこそ、松尾さんの隣に相応しい、人間になれるように」ふいに、私の言った言葉が林さんの言葉として、私自身に返ってくる。それはまるで、人にあげた優しさの分だけ自分に返ってくる、なんてどこかで聞いた綺麗事を林さんが私に見せてくれているようだった。「なので……その、ときには____これから、も。私の一番隣にいるのは、松尾さんであってほしい、です」「____私で、いいの……?」私と
きっと、そうじゃない。それを経たからこそ、林さんの優しさである、その本質が形成されただけ。私たちの境遇が、似通っていただなんて、そんな単純なことじゃない。ただ、それらの経験が林さんの糧となって、奥深くの本質を作り上げただけ。もし、林さんがもっと違う環境で育ったとしても……いつか、今のような根っこから優しい林さんが生まれたに違いない。だから私はただ、林さんの優しさが確立された時期に出会い、有難いことに張本人の林さん自身が、私に矢印を向けてくれただけなのだろう。
「林さんは、本当に優しい人だから……多分、私が林さんを求める限り、林さんは、私の隣にいてくれるんだと思う。でも、私は____ただ、林さんに、甘えるだけじゃなくて……対等な、関係で、いたい。私にとって、林さんが……かけがえのない存在であるように____私も、林さんにとっての、そういう存在で、ありたいの」傲慢だって、どうしても思ってしまう。少し前の私だったらきっと、そう信じて疑わなかったかもしれない。でも、違う。傲慢かどうか、決めるのは私じゃない。あくまでもそれは、林さんだ。
「おは……よう」「おはようございます」制服じゃない、グレンチェックのパンツに白いネルシャツを羽織る林さんは____やっぱり。どこか大人っぽく感じて、同時に眩しくて、遠い存在に思える。私にはそう、手の届かないような。「ごめんね……こんな休日なのに、呼び出して……しかも昨日も、迷惑かけちゃったし」「こちらこそ、本当に……わざわざありがとうございます。今日、無事に松尾さんとお会いできるだけで、私は嬉しいです」でも、それでも。謝罪の言葉を並べる私に対して、林さん
美佑side「んんっ……」朝。こんなにも清々しい気持ちで起きたのは、いつぶりだろう。ただ、今日の私は多少とも言えない大きな緊張も、抱えているけれど。【こちらこそ、わざわざありがとうございます。連絡いただけて、嬉しい限りです。10時はどうですか?明日の予定はないので、私はいつでも大丈夫です!】【10時で大丈夫です。ありがとう。待ってます。】私はもう一度、林さんと交わした連絡を見返した。やっぱり林さんはどこまでも優しい人なのだと、改めて感じ
「正直に言って、私は……あんまり、生きてる意味が見出せなかった。死んでしまっても、構わない。できることなら……早い方が、いい。それくらい____私は……生きることに対して、無頓着だったの」私が今まで見てきた松尾さんの姿と、黒見の言っていたことがふいに繋がりました。あの日、黒見が教えてくれたこと。私が常日頃、松尾さんに対して考えていたこと。それは全てではないものの、その勝手な推測に相違はなかった模様です。ただしそれは、言ってしまえば……本当に松尾さんが〝死にたがって
「でも、逆に……松尾さんにとっての私の言動は、迷惑で面倒に感じているんじゃないか……って、思ってしまうときもあります。私は……松尾さんに信頼していただけるほど、完璧な人間ではありませんから____「それは、違う……!」いつもの通り、私が自虐を交えながら話していると、ふいに松尾さんの声が私の言葉を遮りました。それは可愛らしく優しい声質でありながら、次なる台詞を言わせまい、という意思を感じました。だから私はそんな初めての圧に負けて、全ての気持ちを飲み込むように、言葉を紡ぐこと