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牛頭と書いて『ごず』と読むんだぞ久々に三池崇史監督の不条理な、ある意味とってもぶっ飛んだ素敵なシャシンを紹介したいと思います。とある喫茶店で字廻組の会合が行われていた。組長(石橋蓮司)を中心によく見れば小沢仁志、遠藤憲一、哀川翔などなど結構豪華なメンバーが出揃っています。司会進行役を若い組員南(曽根英樹)が務める。「それではご意見等はございませんか?なければ組長の挨拶で締めようかと思いますが……」と南が言ったとき⁉️すくっと南の兄貴で幹部の一人である尾崎(哀川翔)が立ち上がり組
新劇で鍛えた演技力で、役者の良心を感じさせる芝居に定評があった内藤武敏(1926~2012)は、戦時中陸軍船舶兵の特攻隊員として原爆投下直後の広島に入市するが、まもなく終戦。復員後の46年、日本大学予科文科に入学。在学中の48年民衆芸術劇場(第一次民芸)の養成所に入所。当初は文芸部ないし、演出部志望であったが、指導者の勧めで演技コースに入る。50年12月の劇団民芸創立に研究生として参加(70年末退団)数多くの舞台に出演、堅実な演技をみせる。映画初出演は『暴力』(東映52)独立プ
またまた音楽とは関係のない話題とはなりますが、本日デアゴスティーニから『Gメン’75DVDコレクション』の76号が発売されたので速攻でget。というのも、今回収録された放送回には思い入れがあるから。Gメンが人気を博してた当時、自分はまだ保育園〜小学校低学年で、普段は夜9時就寝が厳守されていたが、半ドン(死語)で翌日がお休みとなる土曜日だけはちょっとだけ夜更し(という程のものでもないが)することを許され、10時までは起きていられた。あの頃の土曜の夜のテレビはうちでは完全にTBS一択で、〈まん
☆昨日紹介したキイハンターの続編的に放映されたのはGメン75でした、メンバーは大きく刷新されたもののアクションドラマの王道であった事には変わりはございません♪前作から引き続き出演してたのは丹波哲郎ですが、本作の出演者もなかなか多彩な顔ぶれで私の大好きな俳優女優も出てました♪近年ではこう言った捜査官物のドラマは殆ど無くなりましたが、今思えば太陽に吠えろとか西部警察なんてのも有りましたもんね♪テーマソングも凄くカッコ良かったなぁ!ワオッ、夏木陽介に若林豪に笵文雀、原田大二郎に夏木マリに河津
すっかりテレ東の夏の名物番組となった『最恐映像ノンストップ7』が7月24日に放送されましたねー。いつもならTBSの『世界の怖い夜』が先に放送されて・・・・となるはずなんだけど、TBSは2017年7月の放送を最後に新作をオンエアーしてません。やらせの心霊写真を無断借用して放送したことが判明し、SNSで批判が殺到。事実上の打ち切りになってしまったようです・・・・(TBS側は一切コメントしてない)。なので、この夏はテレ東だけで心霊番組を頑張ることになりそうですが、その分、今回は3時間盛りのスペシ
「ノストラダムスの大予言」(1974)パニック映画の問題作を某動画サイトで観ました。初見。監督は舛田利雄。協力監督に坂野義光。特技監督に中野昭慶。予告編はコチラ。西山家に代々伝わる『諸世紀』。いわゆるひとつの『ノストラダムスの大予言』です。この書物の予言を広めようとしたことで、江戸時代の先祖も、第二次大戦末期の哲学者であった先祖も、政府から弾圧されて非業の死を遂げていました。そして、現代。環境学者の西山良玄(丹波哲郎)は、公害の研究結果という科学的根拠とノストラダムスの大予
「不毛地帯」「不毛地帯」プレビュー1976年8月28日公開。二次防の主力戦闘機買い付けに暗躍する商社と政財界の黒い断面を描く。ロッキード事件真っ最中の公開映画!配給収入:5億7700万円。原作:山崎豊子『不毛地帯』脚本:山田信夫監督:山本薩夫キャスト:近畿商事壱岐正-仲代達矢大門一三社長-山形勲里井専務-神山繁小出航空機部員-日下武史松本航空機部長-高城淳一与謝野外国部長-仲谷昇山本繊維部課長-滝田裕介兵頭繊維
「修羅の群れ」「修羅の群れ」プレビュー1984年11月17日公開。稲川会総裁・稲川角二をモデルとした任侠映画。配給収入:6億5千万円。原作:大下英治脚本:村尾昭監督:山下耕作出演者:松方弘樹、北大路欣也、酒井和歌子、菅原文太、北島三郎、天知茂、丹波哲郎、若山富三郎、鶴田浩二、清水健太郎、張本勲、小林繁あらすじ:昭和8年の冬。雪の舞う横浜の浅間町。柔道の吉岡道場を、横浜四親分の一人、加東伝三郎(丹波哲郎)が訪ねてきた。そこで柔道を習う稲原
中島貞夫監督による日本のヤクザ映画。出演は三船敏郎、若山富三郎、丹波哲郎。<あらすじ>ヤクザの組長が狙撃され、力関係が大きく崩れていく様子を描いた作品。<雑感>ものすごい豪華キャストで、組同士の抗争というより人間関係の変化を重厚に描いた作品ながら、どうしてもヤクザというものに興味が持てずにサクッと視聴を済ませた。☆3.0。これだけの大俳優を揃えてヤクザ映画を撮ってしまう東映のセンスのなさよ。
「激動の1750日」「激動の1750日」プレビュー1990年9月15日公開。山一抗争をモデルとした暴力団の抗争を描く。原作:志茂田景樹「首領を継ぐのは俺だ」脚本:村尾昭、大津一瑯、中島貞夫監督:中島貞夫キャスト:神岡組神田ひろ子(三代目神岡組姐)-岡田茉莉子※モデル-田岡フミ子時津忠久(四代目神岡組組長)-萩原健一(特別出演)※モデル-竹中正久関矢義光(四代目神岡組若頭)-本郷直樹※モデル-中山勝正島中昭(四代目神岡組若頭補佐
あべしッッ‼︎(´Д`)コレが香港アクション映画の真骨頂!ラストなんか最早リアルグラップラー刃牙だよぅ!刑務所の悪党所長らを倒すため、グーパン一つでほぼ全ての物を木っ端微塵にし内臓は飛び散り、脳みそも宙を舞う。力王の正義の鉄槌が炸裂する。これぞグロゴアスプラッターアクションの決定版‼︎各所からこのグロゴアっぷりがスゴイよ(・∀・)と聞いて、堪らず購入して観ましたがグロさもさる事ながらお馬鹿度もかなりのもんですよ笑。サイヤ人かよ笑日本の漫画が原作という事もあって、意外にちょい役で丹波
この前「この素晴らしき世界」の若村麻由美さんが素晴らしいという記事を書いたら「御家人斬九郎」の蔦吉姐さんが素晴らしいですよ!というコメントをいただきました。何それ???さっそく「御家人斬九郎」検索してアマゾンプライムで無料公開されているのを見ました。やばい!!!おもしろい!!!!なんという豪華な俳優陣。主役の斬九郎に渡辺謙。その母が岸田今日子。丹波哲郎の浪人姿も!渡辺謙さん、腰のしっかりきまった殺陣が色っぽい。そしてその相方の芸者、蔦吉役
五社英雄監督宮尾登美子さんの長編小説の映画化大正、昭和の高知を舞台に侠客・鬼龍院政五郎(仲代達矢)とその娘・花子(高杉かおり)の波乱万丈の生涯を12歳で政五郎のもとへ養女に出されその興亡を見守った松恵(夏目雅子)の目線から描いた作品宮尾登美子さんの土佐の花街を舞台にした小説は置屋の紹介人だった宮尾さんの父親が残した日記、営業日記を参考として取材し創作されたそうで鬼龍院政五郎も実在の親分でその人物が当時まだ存命で聞かせて頂いた話
漫画家猿渡哲也の人気格闘漫画を香港テイストと過度なスプラッター描写で実写化したバイオレンスアクション作品。2001年。荒廃化した日本政府は様々な市民サービスや官公庁を民営化。刑務所もフランチャイズ化され、囚人たちは生かさぬよう殺さぬようで弱者にとっては地獄よりも苦しい毎日を強いられていた。そんな中、鴨川の私設刑務所に新たに囚人たちが移送されてくる。その中の一人、雑賀力王は体内に5発の銃弾を受けながら、殺人と暴力の罪で10年の懲役を課せられ、移送されてくる。刑務所内は暴力団組織の幹部たちが
『砂の器』の制作が正式に発表されるとハンセン病関係団体の方から会見したいとの申し出があり演出家やプロデューサーが清瀬の療養所を訪ね加藤嘉さんのラッシュを見てもらいメイクアップを確認後日、代表の方たちがこのシーンの撮影現場を見学二人の熱のこもった演技に感動して帰られたそうです。キャスティングに関するエピソードとしては三木謙一を演じた緒形拳は出演依頼の話が来た際和賀の父親・本浦千代吉をやりたいと熱望したがこの役は映画化の話が持ち
フレンチ・フィルム・ノワールという言葉があるが、『極道の妻たち三代目姐』を観るたびにその言葉を思い出す。音楽(三枝成彰)がフランスの犯罪映画、例えば『現金に手を出すな』やジョルジュ・ロートネルが監督したB級ノワールの雰囲気を持っている。主演の三田佳子をカトリーヌ・ドヌーヴ、ショーケンをアラン・ドロン、丹波哲郎をジャン・ギャバン、成田三樹夫をリノ・ヴァンチュラに置き換えながら観てしまう。関西最大の暴力団・坂西組組長(丹波哲郎)の跡目相続を巡る舎弟頭・寺田(成田三樹夫)と8年の刑期を終
今回ご紹介するのは、1980年公開の東映映画『二百三高地』(監督舛田利雄、脚本笠原和夫)。製作費3億円が相場の時代に15億円をかけて製作された3時間に及ぶ戦争大作である。私は学生時代に、この映画を新宿の映画館で観て非常に感銘を受けた。その後、DVDが発売されてすぐ購入し、今でも時おり鑑賞している。『二百三高地』は、日露戦争(1904-1905年)において、日本とロシアが雌雄を決した旅順攻防戦を舞台にしているが、その時代の日本の政治家、軍人、民衆を広範に描いている。さらに、軍
今西が和賀にたどり着けた過程の疑問を解説。高木理恵子の死に意味はあったのか?完全ネタバレ無し編はこちら映画作品情報題名砂の器原題砂の器(松本清張)公開1974年時間2時間23分制限無シーン殺人無ヌード有監督野村芳太郎出演丹波哲郎加藤剛森田健作島田陽子山口果林緒形拳渥美清、他評価★★★★☆4再視聴時間をおいてもう一度見てみたい<あの頃映画>砂の器デジタルリマスター版[DVD]1,
============================================================「砂の器」(公開:1974年11月19日)1974年配給収入:7億円・第3位------------------------------------------------------------※原作では1960年の設定今西(栄太郎)丹波哲郎警視庁警部補吉村(弘)森田健作西蒲田署巡査------------------------------
前々から観たいと思ってた、最初の映画版「砂の器」。最近アメンバーMさんも、「砂の器」は、やっぱりよかった~、と書かれてました。そしたらタイミングよく、大画面で上映されるというので、行ってきました、リニューアル・オープンした「埼玉会館」。埼玉会館は、「砂の器」のロケ地で、加藤剛演じる、音楽家の和賀英良がコンサートした場所です。和賀の作曲した「宿命」にあわせ、日本の四季、風景、親子2人が歩んできた人生が映し出される・・・(コンサートを行った、大ホール
私が後見人をしていた父方の叔父が、先月に亡くなりました。この夏から秋にかけて、病院と老健を行ったり来たりしていたのですが、(2ケ月位で結局7回くらい?)、最後にいた病院では最近は元気になっていたので、老健に戻る話も出ていて、まだまだ大丈夫だと思っていたので急な事でした。叔父は夕飯を普通に食べていたそうですが、その日の夜中に容態が悪くなり、午前2時半に看護士さんから私に「今までと呼吸が違うので、すぐに来て欲しい」という連絡が着て、急いで川越の叔母を迎えに行って、病院に駆け付けました。
【30点】1997年。監督:佐藤純彌(脚本は早坂暁大先生)ついに、ついに観ました!珍作、駄作、迷作…噂が噂を呼び、満を持しての鑑賞です。さすが、何でもありの「東映」です。で、評価は?感想は?お笑いではなく、本気で作っているので、NG!いくらなんでも、これは、ダメですよ。m(__)m公開日は1997年12月20日、なんと、お正月映画だったんですね。制作費20億円に対して、配給収入4.5億円とは…とんでもない失敗作なのです。「Whoareyou?」というサブタイトルでもある
病気への差別と親子愛をテーマにした人間ドラマ。ただの刑事物ではない。映画作品情報題名砂の器原題砂の器(松本清張)公開1974年時間2時間23分制限無シーン殺人無ヌード有監督野村芳太郎出演丹波哲郎加藤剛森田健作島田陽子山口果林緒形拳渥美清、他評価★★★★☆4再視聴時間をおいてもう一度見てみたい<あの頃映画>砂の器デジタルリマスター版[DVD]1,650円Amazon舞台・設
真っ赤な夕日を背に受けて、白装束に深編笠の男が数人の刺客に囲まれている。一瞬の緊張ののち、橋の上で殺陣が始まった。白装束の男がばったばったと刺客どもを薙ぎ斬っていく。腕が飛び足が飛び首も飛ぶ。切り口からは真っ赤な飛沫が噴水のごとくド派手に噴出、そのまま赤文字で「忘八武士道」のタイトルが!アングラ臭芬々うわあああああっ!いきなりすぎて全然意味わかんないけど理屈抜きでカッコいい!!・・・気がする。タランティーノが好きなのが分かるなあ刺客どもを全て斬り捨てたと思ったら、橋の向こ