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私が小学生の頃、給食の時間には…当番による配膳が終わるまでの間などに教室脇の学級文庫から好きな本を取ってきて読むことが出来た。小説や童話以外に漫画(コミックス)の単行本などもあり、そのなかでも私はよく戦争漫画・戦記漫画をよく読んでいた。この間、校内放送ではクラシックの静かな曲などがBGMとして流されていたのだが、時にその物静かな…物悲しい旋律が物語の内容とも相俟って、子供心にも感涙にむせぶことがしばしばあり、“給食”というと「何を食べた」「あれが美味しかった」ということよりも、まずそうした記
日本神話を題材にした映画って、どんなもんがある?1959年の「日本誕生」は、三船敏郎と司葉子主演、わりと正統派の日本神話映画?ですけど。1994年の「ヤマトタケル」という東宝映画、これが傑作というか、面白いですね。ほとんどゴジラとかキングキドラとかのノウハウで作ってる「特撮怪獣映画」です。主演が高島政宏と沢口靖子、といえば、なんとなくテイスト分かりますよね。子供からお年寄りまで楽しめる?愉快な冒険活劇でした。メカ?も出ます。あ、ひとつ忘れてた。1963年の東映アニメに「わんぱく王子の大
室内劇でも全く飽きさせない前半、そして列車内に場面が移ってから後のダイナミックな映像!<ストーリー>ナショナルシューズの専務権藤(三船敏郎)は会社の株を買い占めて実権を握ろうと画策し、5千万の金を集めた。その時、権藤の息子と間違えて運転手:青木(佐田豊)の息子が誘拐され、犯人から3千万円の身代金を要求される。戸倉警部(仲代達矢)らが権藤邸に張込み犯人との交渉が始まったが、権藤は身代金を払う決断をする。特急こだまの窓から身代金を渡し、子供は無事に
Theater𝑹𝒆𝒏𝒅𝒆𝒛𝒗𝒐𝒖𝒔【2026-No.2】𝐓𝐡𝐞𝐈𝐝𝐢𝐨𝐭白痴日本166分1951年©松竹1951一昨年、本作を観るつもりで、まず先にドストエフスキーの原作を読んだまでは好かったが、肝心の映画の方はなんだかんだと鑑賞を後回しにしてしまい、此度ようやくこれに目を通すことが出来た。小説は話がしばしば本筋から外れるため、かなり退屈に思う場面もあったが、映画はその枝葉を刈り取って上手くまとめており、最後まで飽きさせない。純真無垢な主人公・亀田が俗世の様々な煩
日曜日。年明けからしばらく少し暖かい日が続いていて油断していたのも束の間、急に寒気がやってきて冬らしい寒さが続いている。それでもまあ北国のように大雪に見舞われるようなことはなく、寒いながらも東京らしく晴れて空気が乾燥する日々。ていうかね、1月ももういよいよ最終週という...何だかあっという間に人生が終わっちゃうんじゃないか、月日の流れる速さに焦ってついそんな大げさな気分になってしまう今日この頃。まあそれはともかく映画を。今日はその存在さえもつい前まで知ら
私は、若い頃、黒澤明監督(以下「黒澤監督」と言います)の映画に魅了されていて、このブログのVol.74【映画黒澤明の映画①】でお話ししましたが、黒澤監督の30作品のうち25作品を見ています(見ていない作品は、戦時中に製作された「一番美しく」(1944年)、戦後すぐに公開された「わが青春に悔いなし」(1946年)、「影武者」の次に製作された「乱」(1985年)、晩年の「八月の協詩曲」(1991年)と「まあだだよ」(1993年)です)。Vol.116【私にとっての黒澤明の映画②(終わり)】で
『大アンケートによる日本映画ベスト150』(1989年6月10日発行文藝春秋)において井上ひさしが選んだ「たったひとりで、ベスト100選出に挑戦する!」の51位から100位を見てみよう。監督名作品名51位佐々木康『浅草の坊ちゃん』52位稲垣浩『無法松の一生』(昭和18年)53位黒澤明『悪い奴ほどよく眠る』54位川島雄三『貸間あり』55位野村芳太郎『砂の器』56位中川信夫『東海道四谷怪談』57位宮崎駿『天空
監督・丸山誠治特殊技術監督・円谷英二1965年は終戦から20年目の節目に当たり『戦場にながれる歌』『血と砂』など東宝のラインアップには戦争ものが並びました。しかし、これほどスカッと清々しい感動を呼ぶ戦争映画はほかに無いのではないでしょうか。最後の最後までネタばれ、ご免。昭和17年(1942年)日本海軍はアリューシャン列島に属する米軍所有のアッツ島とキスカ島を占拠した。しかし、米軍の激烈な奪還作
ながながと、お付き合い、ありがとうございます。今回は、今さら、あらすじということではないと思いますので、勝手ながら、私の好きなシーンの話しを時系列で、しようと思います。引き続き、お付き合いください。【タイトルバック】●不気味な野武士のテーマが流れます。「志村喬三船敏郎」のクレジット次が、現在ならば、他の侍たちのクレジットになると思うのですが、「津島恵子島崎雪子」なんですね。【プロローグ】●野武士たちが、村を見下ろします。麦の刈り入れが終わる頃に村を襲おうと話をします。ちょ
令和八年(2026年)二月二十三日シネ・・ヌーヴォ『独立愚連隊』鑑賞した。日中戦争に従軍する記者荒木が、兵士の心中事件を調査する。兵士と慰安婦は軍の腐敗隠しで殺された。荒木は犠牲者の兄だった。佐藤允が豪快な芸で荒木を逞しく表す。岡本喜八が戦争への悲しみを語る。アクション喜劇の演出は光っている。長年の夢だったスクリーン鑑賞を遂に叶えた。悪役中丸忠雄の冷酷美は素晴らしい。合掌