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このパターのDLCブラック仕様が完成してきました!今回はボディのステンレス部分をDLCブラックに、そしてアルミニウムのインサートは金属的にDLC加工がNGの為にアルミ専用加工”アルマイト”でシルバー色にカスタム変更することになった。ここから指定された色を入れる作業だがキャメロンの色入れって綺麗ですよね!大きいドットは表面張力が作用して何回も何回も色入れをしないと綺麗に塗れないのが現状だ。その為にこの作業は半日以上掛かる。しかも塗った色に気泡があったりするととにかく気
再メッキの仕上げでは圧倒的な人気を誇った”ソニックシルバー”仕上げのメッキ。最近はDLCブラックの影に隠れてしまった感があるがやはり素晴らしい仕上げだ。そんなソニックシルバーを”最初から三浦技研のCB-302に施して欲しい!”そんな依頼を受けて製造に着手!クラフトマンワールドの項目には無い素晴らしい三浦技研CB-302が完成した。【三浦技研CB-302#5~#G】DGMD115S200~クラフトマン詳細~ライ角:ノーマルロフト角:個別設定#5(2
私がゴルフを始めた時にはアイアンセットと言えば3番アイアンから強制的に入ってくるのが一般的なアイアンの販売手法であった。それからカーボンヘッドで”タラコ”と言われるロングアイアンの代わりになる易しいロングアイアンがインツと言うメーカーから発売された。それからほどなくして工作機械メーカーのリョービが”ビガロスメディア”と言う名前でウッドとアイアンの合体のようなクラブを発売したのが25年位前の話だ。当時は将来こんなにも市民権を得るとは思わなかったが今ではもう当たり前になったUT(ハイブリット)
メルサもお蔭様で多くの三浦技研TC-102のカスタム製作を頂いていますが残念ながらいつにも増して三浦技研からの”納期遅延”の連絡が多くきます。あまりに多くの方の連絡が来ますので私も理由が知りたくて…その理由としては・現在、通常時の3倍のカスタム受注が来ている。・KM-700の受注量でパンク気味である。・品質管理部門の検査を以前よりも厳しくしている。まずはTC-102のカスタム受注量が通常の3倍あって作業者の製作への焦り→品質部門でNGが出るケースが多いらしいです。これね~私
トゥルーテンパーテンパーは昔から番手毎に重量変化したり調子を変化させる番手別構造のシャフトを作りたがる傾向にある。今回も再登場の重量が変化する”AMT”シリーズだ。AMTシリーズは何故か発売しては廃盤、そしてさらに再登場と”出たり入ったり”を繰り返している。このAMTシリーズの最も泣かせるポイントはフィッティングがし難いことだ。AMTシリーズの特徴は基本的に3gずつ軽くなったり重くなったりする番手別設計の重量フロー設計が最大のポイント。その為に特徴は全番手に及ぶ為に7番アイアンだけの
アイアンのフェース面における加工として新たにメルサカスタムに加えた”平面加工”もお蔭様で人気!アイアンのフェースって平だと思っている方が多いですが実は結構反っているようです。平面加工はそんな反ったフェースも真っ平にします。もちろん使い倒したウェッジの復元に使うのも良しですね!このようにバンカーショットで多用したウェッジのスコアライン断面は開きまくっています。イラストで断面を書くとこんな感じですよね!開いてしまったスコアラインの上にいくら溝を彫り直しても効果は半減で
明日は私用により臨時休業とさせて頂きます。お手数お掛けしますがよろしくお願いします。さて、取り掛かっていたこのGTD用のウェイトをさらに重量帯を増やしてそして改良を加えて完成させました!改良点はレーザー刻印で装着してあるウェイトが一目で分かりやすくしました。純正ウェイトは8g止まりなのでそこから2gずつ増やして20gまで作りました~♪メルサ”ワンメイク”のオリジナルウェイトでGTDシリーズを短尺化させる為のウェイトです!”無いものは作ってしまえ
本日発表の三浦技研NEWウェッジが届きました!!概要をお伝えします。価格;¥37,400(税込み)予約受付:25年10月24日金曜日より発売日/カスタム受付:25年11月21日金曜日より素材:8620軟鉄/精密鋳造+CNC加工/ヴィンテージカッパー仕上げカスタム対応:ロフト角変更±2度/ライ角変更±2度/刻印カラー変更注意ロフト角変更の場合でもソール部の刻印表記の変更は出来ません。カスタム期間は受注確定後2週間頂戴致します三浦技研のアイアンでは珍しい”
さて、TC-102の打ち比べ!レンジボールではなくてコースで使うボールをバシバシ打てるところに来て本物の打球感の違いや感触の違いを確かめに来ています!自分の使っているシャフトをそのまま使って両ヘッドを打ち比べてみる。”想像以上に良かったよ~!”不思議と何発打っても芯を外さないヘッド挙動に驚き!練習はそれこそ2週間ぶりだがヘッドの挙動が安定していてまるでそこに吸い付かれれるように真ん中に集まる。これは不思議だ。マイクラブは…”微妙にちょっと先な
次世代ブラックヘッドの本命DLCコーティング!メルサユーザー様もその驚愕の耐摩耗効果とルックスに共感頂き新しいアイアン”TC-102”へのカスタムコーティングが増えています。今回は三浦技研でマットホワイトクロムの仕上げを選択頂きそこからメルサでDLCブラックのコーティングを施しました。つまり月曜日のKM-700純鉄同様の”DLCマットブラック仕上げ”ですね!【三浦技研TC-102#5~#P】モーダス120S~クラフトマンカスタム詳細~・ロフト角:2度ストロン
「シャフトを1番手ずらして装着してください」「いや、2番手すらしはどうか?」シャフトを”柔らかくしたい”と言う要望の中でスチールシャフトにはほとんど存在しないSRを模索する方は多い。今回の要望は”2番手ずらし”での装着だ。これをちょっと考察してみよう。まずは完成品から!【モーダス125S2番手柔らかずらし装着】こちらはシャフトをカットし終えたエンド側のシャフトの切れ端だ。左から5番アイアンそして今回CB-302に装着したので一番右はGWをカットし終
まさに実用性と究極の打球感がセットになった限定アイアンが発売します!CB-1008から始まったこの限定純鉄アイアンシリーズはマッスルバックのTB-ZERO、そしてKM-700へとバトンタッチ。今までの純鉄シリーズの中ではまさに一番易しいボリュームゾーンのヘッドが今回案内する純鉄限定CB-302です。銅下メッキを施しても素材にS20Cを使ってもS15C素材を使ってもこの究極の純鉄素材のマイルドさには叶いません。ではなぜ純鉄素材をスタンダードにしないか?私も削ったことあります純鉄素
これをやりたくなる気持ちは分かるが安易に手を出さない方が良いだろう…刻印内の色入れを自分で変更?しようとして剥離剤を使って見栄え悪くなってしまったパターンだ。最近のアイアンはキャビティ内を塗装処理をしているアイアンが多い。私は見ただけで”これは塗装処理、これはメッキだけ”と判別出きるが多くの方はその判別が非常に難しくなる。”ではこのようになってしまうと元に戻す方法は?”コレ、非常に手間が掛かってかえって費用がかさむ修理になる理由を説明しますね。”ZX5”の刻印は
月産数限定モデルのKM-701は三浦勝弘前会長が直接手掛けたプライベートブランドだ。ここでハッキリしておかないといけないのはKM-701とKM-700の違い!KM-701→故三浦勝弘会長が1本ずつ丁寧に仕上げ研磨を行っているKM-700→設計・監修アイアンで研磨は行っていない。バックフェースに”勝”刻印が打刻されているがこれが赤色なのが直接研磨の印だ。先日の会長逝去に伴いKM-700のウェッジ惜しまれつつも残念ながら突然のメーカー廃盤になった。メーカー在庫も50
今回の製作は三浦技研のフラッグシップ”TB-ZERO”をユーザー様に合わせて易しく作ること!マッスルバックが難しい理由のひとつにヘッドの重心位置がある。マッスルバックは重心が浅くそして高い。重心が浅いヘッドはヘッドの回転力が無い為にスイングによってインパクト前後でしっかりヘッドを回転させる必要がある。この画像を見て欲しい。左は純正のTB-ZERO、そして右が今回製作したTB-ZEROを机の上に置いてみた。製作したTB-ZEROの方が傾いていると思う。純正の傾きを合わせてみる
ご存知三浦技研の創業者であり同社のカリスマ的な存在の三浦勝弘会長が本日お亡くなりになられた…との連絡が同社よりあった。享年84歳。三浦勝弘氏は現三浦技研を創業、”神の手”と言われ国内外の有名トッププロがこぞって同氏の研磨するアイアンを依頼、三浦技研を世界的な軟鉄鍛造アイアンメーカーに育てた業界でもカリスマ的な経営者だ。同氏の名前を入れたKM-700アイアンは現在新品の入手が困難な状況で同氏が直接研磨するKM-701ウェッジに至っては残念ながらメーカー在庫限りで終了となりそうだ…。
さて!このミズノMP-33の銅下+ニッケルクロムミラー仕上げもほぼ完成しました。【ミズノMP-33】銅下+ニッケルクロムミラー仕上げ問題はこのセット内で預かったウェッジですよね!いや~ミズノもここまで使って頂ければ次のウェッジを…と言いたくなるんじゃないかな?聞けば…「海外出張が長くこのウェッジと苦楽を共にしている…」とか…(涙)良い話ですよね。やはり海外出張は言葉の壁もさることながら日常生活で日本とは違ってリスクが隣り合わせの生活と聞きます。休日
気に入ったアイアンはいつまでも綺麗であって欲しいものだ。ゴルフクラブは室内で使う道具ではない為にどうしても傷が付いて劣化が激しくなる。そんなアイアン、ウェッジ類は再メッキと言う技術で何度でも蘇る。”どうせ再メッキするならば人と違う質感を試したい…”と言うことで本日もこのメルサオリジナルの仕上げで完成だ【再メッキ】ブルーブラックソニック仕上げ再メッキのついでにリシャフトも敢行!ブルーブラックのソニック仕上げはほんのりブラックが特徴の仕上げ!もちろんD
まずはブリヂストンのノーメッキウェッジ”BITINGSPINノーメッキウェッジをお預りしてメルサ独自のカスタムを施す。BITINGSPINウェッジはフェース面に施されたこのレーザーミーリングが特徴のウェッジ!レーザーミーリングはその上からメッキ処理を施すと埋まってしまう。DLCは厚さ3ミクロンの超薄膜処理なのでこのレーザーミーリングが埋まることはまず無い。この特徴を生かしつつも嫌がられる錆びの問題も解消しさらにノーメッキのフィーリングも残す為にトリプル効果を狙ってメルサ新開発
よくパターのレストアにおいてDLCコーティングをお願いされた場合に相談を受けるリシャフトの相談…「シャフトもDLCコーティング出来ますか?」と…。残念ながらシャフトにおいてはのDLCコーティングは今のところ不可だ。理由はシャフトをDLC装置に固定させる治具が無いことと装置の中でシャフトが占有する場所が大きいことで”コスト”の問題が浮上する。アイアンヘッドは基本的に縦×横×高さで10cmの中で納まる。しかしシャフトは高さの問題があり装置の中でかなりの面積を占有させるのだ。これがコ
本日発売の三浦技研の新しいウェッジ…”SCウェッジ”常連の方も発売日に合わせて注文しようと来店したらいきなりのメーカー欠品でなんじゃそりゃ??三浦技研曰く「予想を上回受注を頂きまして…」とのことでカスタム製作も1月まで延期された。今までこんなことは無かったがどうもインバウンド需要でかなり都市部では売れているとか…世界的に人気なのは分かるが発売日からいきなり欠品とはねぇ~。とにかく売れ過ぎてモノが無さすぎる最近の三浦技研だ。MIURAの人気は日本に留まらず今