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長江俊和著『出版禁止』を読み終わりました。出版禁止(新潮文庫)禁止シリーズAmazon(アマゾン)そんなに厚くない本だったし、事件の真相が気になってあっという間に読み終わりました。就寝前に読んで、2日で読了です。話題になったとても面白い本です。ネタバレはあまりにもったいないので、未読の方はここでサラバして下さいませ。ここから下、おもいきりネタバレありの感想とか考察になります。↓↓↓↓↓↓以下、ネタバレあり〼↓↓↓↓↓↓叙述トリックを含むモキュメンタリー、でしたね。
※※この本を読んで一言※※澤村伊智さんと言えば怪異モノ!しかしこれは・・何と言えばいいのやら(汗)。ありがちなようで、それでいて珍しい作品な気がします。※※※※※※※※※※※※※※※(注意:この「予言の島」が未読で、そのうち読もうと思っている方は、この感想を今は読まない方がいいと思います。この感想を先に読んだら、この作品の良さが半減しますから(笑)。)私はまだこのブログを書く前に「ぼぎわんが、来る」と「ずうのめ人形」を読んでいたのですが、正直今となっては内容はほぼ覚
先に断っておきますが、私は三津田作品をほぼ読破してる三津田ファンです。私は三津田先生も三津田作品も大好きですし、なんならTwitterアカウントをフォローして三津田先生の投稿する猫や食事の画像を見て「先生の日常」を微笑ましく見守るくらい好きです。が、あえて言います。この作品には納得がいかない!自分でも読後なぜこんなに腑に落ちない気持ちになるのか…を真剣に検討しました。下記より壮大なネタバレになります。レビュー・解説というよりファンの戯言です。ご不快になられた方がいましたらごめんなさ
読書履歴と個人的なカテゴリー分け【1】へ戻る三津田信三さんの作品を読むのは「厭魅の如き憑くもの」に続いて2作目です。この物語も“ミステリーの中に説明不能な怪異は存在する”といったハイブリッドな感じです。しかし「厭魅・・」よりは、“ミステリーは多め、怪異は怪異としてよりはっきり”としているため、「厭魅・・」で私が感じたどっちつかずな感じはありません。この物語の中で斧高の母親の無理心中や岩槻の発狂(?)と死など、どことなく怪異をにおわせるものがありましたが、ラストではっき