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戦後炭鉱夫となっていた物理波矢多(もとろいはやた)は、灯台守になり最初の赴任先は、大呴(たいが)岬の大呴灯台に海上保安庁職員として任命され、三年の任期の間に、自殺志願者の若い女性を助ける。次に東北の厳栖(げんせい)地方の轟ヶ崎(ごうがみさき)灯台守として、赴任が決まる。灯台守に纏わる怪談話の内容です。灯台が出来る経緯が長州藩がアメリカ商船とアメリカ、フランス、オランダの軍艦の下関事件から賠償金三百万ドルを幕府が払うということになり百万ドルを納めたが残りは先のイギリスを加えた「日本政府
赤目小藤次がスーパー爺過ぎて読むのを止めていた酔いどれシリーズ。前作十五弾「新春歌会」読了が2013年2月。積読本も底が見えて来て、12年振りに残りを読みだすも、やはりスーパー爺過ぎる。。。。酔いどれ小藤次留書シリーズは第一巻の「御槍拝借」がダントツに良かったかな。※竹中直人が小藤次を演じたドラマも良かった。10月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:2052ナイス数:347酔いどれ小藤次留書祝言日和(幻冬舎時代小説文庫)の感想酔いどれ小藤次留書シリーズ第17
刀城言耶(とうじょうげんや)シリーズ第3弾。淡媛とお淡、斬首された二人の祟りが巣食う媛首村(ひめかみむら)。この地に代々君臨する秘守(ひがみ)家。一族の主家たる一守(いちがみ)家では継承を巡って首無しの祟りが度々起こる。昭和十八年の十三夜参り、そして昭和二十八年の二十三夜参りで発生した首無し殺人事件。当時、一守駐在所の巡査だった高屋敷元の妻・妙子の手記を基に謎を暴く刀城。またしても二転三転する犯人。相変わらずの冗長気味も本作は読み易かった。
と、久しぶりにゾッとする本に出会ったのでご紹介。注)個人の感想です。悪しからず。実はまだ警備員の話までしか読破していないがこの話が私にはすこぶる怖かったのだ。ホラー好きの方に是非!私は数週間前に新品本で購入しましたが現在は探したけど中古本しか見つかりませんでした。逢魔(あま)宿り/三津田信三【3000円以上送料無料】楽天市場814円${EVENT_LABEL_01_TEXT}
vs黒術師( ̄▽ ̄)黒術師の居所を突き止めるべく奔走する黒捜課のメンバーと俊一郎たちは、候補地の1つである孤島に渡った見晴らし台を備える元別荘で待ち受けていたのは、どこか言動が奇妙なスタッフと人数分に満たない食料だった黒術師の罠を警戒し、緊張する一行を嘲笑うかのように不可解な連続殺人事件が起き始める犯人は誰か、その目的は?そして、姿を見せない黒術師の正体とは?最後にして究極の闘いが、幕を開ける!って事ででは早速………ん?えっと…何だかなーあと出しじ
三津田信三『密室の如き籠るもの』を読み終わりましたー。刀城言耶シリーズの5冊目、短編集です。密室の如き籠るもの刀城言耶シリーズ(講談社文庫)Amazon(アマゾン)収録されてたのは4話で、表題作が一番長くて一番怖くて一番面白かったです。刀城言耶シリーズは少し長いお話の方が、その持ち味を存分に発揮できる気がします。まあ短くてもやはり三津田信三作品なので、ちゃんと面白くはあるんですけど。この本も読みかけで放置してたのを、お片付けの時に発掘しました。おかげでやっと刀城言耶シリーズ5
シリーズ第7弾( ̄▽ ̄)超能力者を極秘で養成するダークマター研究所そこでは、経費削減のため、成長が見込めない「年長組」の一部リストラが囁かれていた。そんな中「年長組」の1人・沙紅螺が帰宅中、背後に現れた不気味な黒い影に追われる事件が発生。依頼を受けた俊一郎は黒術師に唆された研究所関係者の仕業と考え、黒捜課の曲矢刑事らと警戒態勢を敷く。たが、なぜか新垣警部の姿が見えず、俊一郎は不安になる…って事ででは早速φ(・ω・*)フムフム...どうやらシリーズ最終刊、後は最
9月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:1088ナイス数:202厭魅の如き憑くもの(講談社文庫み58-2)の感想刀城言耶シリーズ第1弾。化け物や憑き物・祟りなど古来禍々しき伝承のある蒼龍郷。ホラー作家の刀城言耶は怪異譚を取材に神々櫛村を訪れる。実際にあった神隠しや摩訶不思議な現象、古くからの儀式・カカシ伝などを聞かされる。村の双璧は、憑き物筋の通称黒の家・谺呀治家(かかぢけ)と白の家・神櫛家(かみくじけ)。刀城が滞在する中、似非山伏の小佐野膳徳、そして勝虎、国治、絹子、
今月読んだのは…ホラー・ミステリー「最恐の幽霊屋敷」大島清昭ホラー系・ミステリー「新シリーズ」の連作短篇「歩く亡者」三津田信三“特殊能力”系・ミステリー「完全無欠の名探偵」西澤保彦の3冊。長くなるけど一気に紹介。「最恐の幽霊屋敷」大島清昭ホラー・ミステリー。大学時代の友人から「幽霊屋敷」の過去の事件を調査してほしいと依頼された探偵の獏田夢久(ばく
シリーズ第5弾、第6弾( ̄▽ ̄)あらすじは各自で←おい!いやさ、7巻と最後の事件の2冊がなかなか見つからないポチるよね一気に読みたかったけど我慢できずに読んじゃった黒術師が、じわじわ近付いてる!6巻のアレがまさかの!?このシリーズ、榎田ユウリの「妖琦庵」シリーズが好きな人は好きな感じじゃないかなぁ面白かったです
シリーズ第4弾( ̄▽ ̄)怖いもの好きの管徳代と峰岸柚璃亜は惨劇の現場〈無辺館〉に忍び込むそこは約半年前に、5種類の凶器による残忍な無差別連続殺人事件が起こった場所だった館で2人を襲う、暗闇からの視線意味不明な囁き、跟いてくる気配死相が視える探偵・弦矢俊一郎に身も凍る体験を語る彼女には禍々しい死相が浮かんでいた俊一郎は真相解明に乗り出すが無辺館事件の関係者から新たな死者がでて!?って事ででは早速巻数を重ねる事に面白くなるこのシリーズねこまま、ホラー小説は好きで
シリーズ第3弾( ̄▽ ̄)志津香はマスコミに勤めるOL顔立ちは普通だが「美乳」の持ち主だ最近会社からの帰宅途中に、薄気味悪い視線を感じるようになった振り向いても、怪しい人は誰もいない折しも東京で猟奇殺人事件が立て続けにおきる。被害者はどちらも女性だった帰り道で不安に駆られる志津香が見たものとは?…死相学探偵弦矢俊一郎は、曲矢刑事からの依頼を受け、事件の裏にひそむ謎に迫るって事ででは早速第2弾の時に物足りないだ!何だと!ぼやいてみたが、基本は面白いし読むよねφ(
9月20日読了刀城言耶シリーズ番外編無明大学内の怪異民族学研究室(怪民研)に出入りしている女子大生の瞳星愛が主人公。怪民研に在籍してる刀城言耶の助手で作家志望の天弓馬人が探偵役。こちらでは刀城言耶の名前だけ頻繁に登場するけど、本人は登場せず。愛は、大学の友人皿来唄子の婚礼での介添娘役を頼まれる。田舎特有の婚礼時の変わった風習が色濃く残る土地柄で、殺人事件が起こるというもの土地の名士である皿来家に起こる跡目争いやら、その土地の童唄に準えての動物殺害事件など、刀城言耶シリーズでよく出てくるよ
刀城言耶(とうじょうげんや)シリーズ第1弾。化け物や憑き物・祟りなど古来禍々しき伝承のある僻地・蒼龍郷。ホラー作家の刀城言耶は怪異譚を追いかけてそんな神々櫛村を取材に訪れる。実際にあった神隠しや摩訶不思議な現象、古くからの儀式・カカシ伝、村の事情などを聞かされる。村の双璧は、憑き物筋の通称黒の家・谺呀治家(かかぢけ)と白の家・神櫛家(かみくじけ)。刀城が滞在する中、似非山伏の小佐野膳徳、そして勝虎、国治、絹子、勇と谺呀治家の人たちが次々殺される。死因は違うがすべ
シリーズ第2弾( ̄▽ ̄)城北大学に編入して〈月光荘〉の寮生となった入埜転子は、怪談会の主催をメインとするサークル〈百怪倶楽部〉に入部した怪談に興味のない転子だったが寮長の戸村が部長を兼ねており居心地は良かった。だが、寮の地下室で行われた儀式〈四隅の間〉の最中に部員の一人が突然死をとげ、無気味な黒い女が現れるようになって…転子から相談を受けた弦矢俊一郎が忌まわしき死の連鎖に挑むって事ででは早速結構長めに〈月光荘〉の描写(事件)が続いたから、一瞬違うの読んでるんか?
妖しく怪しい😱妖怪怪談三津田信三光文社#架空書店250919②妖怪怪談[三津田信三]楽天市場楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る#250925on#書籍新刊情報#本#予約受付中#予約#読書#妖怪怪談#三津田信三#光文社#読書好きな人と繋がりたい#読書好きさんと繋がりたい気分よく生きるための私的解釈Amazon(アマゾン)【架空書店本店】https://kakuushoten.com/➡️【New✨】
三津田信三さんの「歩く亡者ー怪民研に於ける記録と推理」を読みました5つの作品が収められた短編集です先日本作に続く「寿ぐ嫁首」を読んで感銘を受けたので、こちらにたどりついたわけです『三津田信三/寿ぐ嫁首ー怪民研に於ける記録と推理』三津田信三さんの「寿ぐ嫁首ー怪民研に於ける記録と推理」を読みました泡坂妻夫さんの「乱れからくり」オマージュになっていますが、作者得意のミステリと怪異との融合…ameblo.jpどの作品も怪異がしっかりと描かれた後に怪民研で合理的な推理が展開され、最後
短編集( ̄▽ ̄)怪異と謎解きの美しき融合ホラー作家が遭遇した、本物の恐怖とは…雨の日には読まないでください著者史上最恐短編集って事ででは早速作中の主人公が三津田信三(ホラー作家)実話を元に小説を書いていき三津田さんが怪異に巻き込まれかけるう~ん…これもモキュメンタリー風味なんかなぁ2020年に発行今、主流のモキュメンタリー作家さんよりは読みやすく面白かった
トリビュート( ̄▽ ̄)幻の同居人地下の秘密倶楽部眼前で起きる殺人夢遊病の青年鏡の中の魔禁断の犯罪が幕を開ける…ミステリ×ホラーの名手が誘う新たな乱歩の世界!って事ででは早速先日初読みしたら、三津田さんの面白さに目覚めつつあるこりゃ今行くべきでしょ?やっぱ、刀城言耶シリーズからかなぁデビュー作もいっとかないとねと、図書館へ…無い!市内に何館か図書館あるんだけど(ねこままは2館利用)デビュー作も貸し出し中だしシリーズものや単発モノも軒並み貸し出し中人気な
初読み作家さん( ̄▽ ̄)幼少の頃から、人間に取り憑いた不吉な死の影が視える弦矢俊一郎その能力を〈売り〉にして東京の神保町に構えた探偵事務所に最初の依頼人がやってきたアイドル顔負けの容姿をもつ紗綾香IT系の青年社長に見初められるも式の直前に婚約者が急死彼の実家では、次々と怪異現象も起きているという。神妙な面持ちで語る彼女の露出した肌に、俊一郎は不気味な何かが蠢くのを視ていたシリーズ第1弾!って事ででは早速ねこままホラー好きじゃん?なのにさー、三津田さん手が出
イキって本を読んでみようと思い115冊目に入りました。今回読んでみたのは「凶鳥の如き忌むもの」(三津田信三作)。「刀城言耶シリーズ」の第2作になります。この本は本屋さんでなかなか見つからなかったので3巻の「首無の如き祟るもの」を先に読んだのですが、この前偶然見つけたのでやっと読むことができます。やったー!やったやったー!刀城さんにまた会える!こんどの村にはどんな人たちが住んでいるのでしょうか?神々櫛村の紗霧ちゃんと漣三郎くんと千代ちゃん、媛首村のヨキ坊と長寿郎さま、ずっと忘れない
先日『寿ぐ嫁首怪民研に於ける記録と推理』(三津田信三)を読んだ。日記のタイトルにも書いたけれど、シリーズが違うから、刀城言耶には会えない。でも、彼の助手、作家志望の天弓馬人は登場するので大丈夫。しかも、装画は大好きな遠田志帆さん。安定の美しさ……の中にある恐怖。あらすじは公式サイトから引用。大学生の瞳星愛は、友人の皿来唄子に誘われ、彼女の実家で行われる婚礼に参加することになる。「山神様のお告げ」で決まったというこの婚姻は、「嫁首様」なる皿来家の屋敷神の祟りを避け
娘を夏期講習に送って行った後、少し読書をして帰るのが習慣になった私。今回はそんな私の最近の読書事情を書いてみます。辻村深月さんにハマる以前、こちらの投稿をしてから辻村深月さんにハマった私。『最近の読書事情(母)』唐突ですが、私の読書歴は中学でストップしています幼少期から片目だけ遠視だった私。(珍しい?)祖父に連れられて行った眼科で、「正常目をアイパッチで隠して絵本を読…ameblo.jp『かがみの孤城』に続く名作を求めていくつか読んでみたのですが、作品によっては、最後
夏の風物詩、と言えば、海、スイカ、アイスクリーム、ソーダー水、最近ならば日傘、ハンディファンあたりでしょうか。怪談、怖い話、と言うのもありますね。東海道四谷怪談の昔から、久しく横溝正史、金田一耕助シリーズでした。犬神家の一族悪魔の手毬唄あたりは驚くしかなく。三津田信三さんの「忌館」を読む。長らく読まず、書庫に入れて、まさに積ん読(積んでおく)でしたが、暑さのせいか手に取り、パラパラと。パラパラ、パラパラと、著者の初期の作品で、後の刀城言耶シリーズへの原型なのかなあ、と感じた中盤
三津田信三さんの「寿ぐ嫁首ー怪民研に於ける記録と推理」を読みました泡坂妻夫さんの「乱れからくり」オマージュになっていますが、作者得意のミステリと怪異との融合が高いレベルで達成されています『泡坂妻夫/乱れからくり』1977年に発表された泡坂妻夫さんの「乱れからくり」を読みました米澤屋書店銘柄です『米澤穂信/米澤屋書店』米澤穂信さんの「米澤屋書店」を読みました好きな本を…ameblo.jp盂蛇村を支配している皿来家の当主巳日治は、一族の血を絶やさぬように、自分の息子と4人の女性を引
イキって本を読んでみようと思い72冊目に入りました。今回読んでみたのは「首無の如き祟るもの」(三津田信三作)。「刀城言耶シリーズ」の第3作です。表紙の絵が怖いですね……。すごい怖い顔の女の子がこっちを見てます。ねぇ〜怖いですね。それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ一家心中で一人だけ生き残った斧高(よきたか)という少年は、奥多摩の媛首村(ひめかみむら)に住む遠い親戚の家に引き取られる。その家は秘守(ひがみ)家という旧家で、3つに分かれた分家がいつも勢力
和田はつ子著『禁忌』読了小狐丸著『不死王はスローライフを希望します6』読了三津田信三著『寿ぐ嫁首怪民研に於ける記録と推理』読了『禁忌』カニバリズムは禁忌なイメージだけど…文化圏によっては…供養だったりするからなぁ…『不死王はスローライフを希望します』子供の頃…縁日って楽しみだったなぁ…大人になると…コストや人の多さで行かねーけど(笑)『寿ぐ嫁首』神様の中でも…山神様って…特別厄介なイメージがあるなぁ…『異世
読了。至福。愉しかった…少し寂しいし惜しいけど。ありがとうございました
ここ数日、芦花公園さんの著書である「ほねがらみ」を読んでいる。芦花公園さんの作品は、マガジンハウスから出ているBRUTUSという雑誌で星野源さんがおすすめしていた。どんなものかと想って読んでみたけれど、かなり面白い。というのも、最近のホラー小説には流行りの構成?というか流れのようなものがある気がして、「ほねがらみ」にもそれを感じた。流行りというのは、ミステリー調のホラー小説で、代表的なのは三津田信三さんや、残穢というホラー映画の作りが良く似ている。昔小学校に置いてあったような短話が集ま