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Klughardt-WindQuintetop.79-PhilharmonicFiveドイツのケーテンで生まれ、10歳でピアノを作曲を学び始めたというクルークハルト(1847-1902)。相当才能に恵まれていたようで、1年後には作品を発表し、17歳でピアニストとしてデビューしました。その後は着々と才能を開花させ、ヴァイマールの宮廷劇場を皮切りに、ノイシュトレリッツ、デッサウの宮廷劇場で指揮者として目覚ましい活躍を遂げます。その間でフランツ・リ
東京の花粉飛散は例年より酷いので、薬を2倍以上にしていますが、今日から沖縄におりまして、こちらでは薬は要りません。先程、N響のコンマス体制が発表されまして、現在のゲスト・コンマスの郷古さんが第1コンマスに、川崎さんがゲスト・コンマスで、昨年からの流れ通りの結果です。今年2月の定期演奏会のコンマスは全て郷古さんだったことを当ブログでは異例であると指摘していましたが↓、この時点で第1コンマスは決まっていたのでしょう。『2/3井上指揮NHK交響楽団』世間では「二八(ニッパチ)」と言われる時期で
みなさんこんにちは😃本日取り上げていくのはワーグナーが作曲した舞台神聖祝典劇「パルジファル」です。演奏はピエール・ブーレーズが指揮、バイロイト祝祭管弦楽団が演奏を行っています。ブーレーズのワーグナーといえば以前1967年のNHK交響楽団との「トリスタンとイゾルデ」を取り上げたばかりですが、今回の演奏はその3年後に録音されたまさに名演とも呼べる素晴らしい「パルジファル」です。今日までに復刻は何度かされているものの高音質盤の発売もなく、通常CD盤での復刻となっています。「ピエール・ブーレーズ指揮
本日、2年前に亡くなった父の名義になっている不動産(自宅のある建物と土地)の相続登記申請書と遺産分割協議書を、自分で作成して法務局に提出してきました。掛かった費用は私の場合は戸籍謄本、住民票、印鑑証明書と登録免許税としての収入印紙代の合計約7万円でした。司法書士に依頼すればこれに報酬等が加算されます。2024年4月1日から相続登記が義務化されます。2024年4月1日以前に不動産の相続(名義人の死亡)が発生している場合は、2027年4月1日までに相続登記をする必要があります。2024
東京春祭ワーグナー・シリーズvol.15《トリスタンとイゾルデ》(演奏会形式/字幕付)を、東京文化会館大ホールにて。指揮:マレク・ヤノフスキトリスタン(テノール):スチュアート・スケルトンマルケ王(バス):フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒイゾルデ(ソプラノ):ビルギッテ・クリステンセンクルヴェナール(バリトン):マルクス・アイヒェメロート(バリトン):甲斐栄次郎ブランゲーネ(メゾ・ソプラノ):ルクサンドラ・ドノーセ牧童(テノール):大槻孝志舵取り(バリトン):高橋洋介若い水夫
こんにちは、談話喫茶"ホーボー軒"へようこそ。店主のKlavi-Seliにて御座候、どうぞごユルリと☕。前回のお約束であった、何故にドイツの3大Bのアンカーがヨハネス・ブラームスか、について背景をご披露してゆこう。フランツ・リスト。クラシック大作曲家には、往々にして不埒派ともいうべきモテ男たちが一定数居ります。リストは正しく『ザ・不埒リスト』の称号に相応しい男だ。肖像画を見れば分かるとおり、ちょ~イケメンに加えての超絶技巧ヴィルトーソだからね。そりゃモテないわけがなかろ
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団によるワーグナー管弦楽曲集です。2023年に生誕120年を迎えたムラヴィンスキー、それを記念した企画の第2弾として発売されたのが当盤となっています。「神々のたそがれ」や「トリスタンとイゾルデ」、「ワルキューレ」、「タンホイザー」、「ローエングリン」の名曲がSACDハイブリッド盤となって高音質化されて復刻されました。「エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィルハーモニ
日時:2024年3月17日会場:新国立劇場オペラパレス指揮:大野和士演出:デイヴィッド・マクヴィカー歌劇「トリスタンとイゾルデ」(作曲:ワーグナー)トリスタン:ゾルターン・ニャリマルケ王:ヴィルヘルム・シュヴィングハマーイゾルデ:リエネ・キンチャクルヴェナール:エギルス・シリンスメロート:秋谷直之ブランゲーネ:藤村実穂子牧童:青地英幸舵取り:駒田敏章若い船乗りの声:村上公太合唱:新国立劇場合唱団東京都交響楽団(コンマス:?)<木管トップ>フルート
日時:2024年4月3日会場:サントリーホール指揮:大野和士メゾソプラノ:藤村実穂子*東京都交響楽団(コンマス:矢部達哉)A席4,400円(割引後・2FLB-8-10番台)<木管トップ>フルート:柳原佑介オーボエ:広田智之クラリネット:客演ファゴット:長哲也<金管トップ>ホルン:谷あかね(シティフィル)トランペット:岡崎耕ニトロンボーン:風早宏隆東京都交響楽団第996回定期演奏会Bシリーズアルマ・マーラー(D.マシューズ&C.マシューズ編曲)7つ
誰もが一度は聞いたことがあるような、特に有名なオペラの曲を紹介していきます。今回紹介するのは、ドイツ出身の作曲家リヒャルト・ワーグナーの曲です!リヒャルト・ワーグナーワーグナーもオペラ作品で大きな功績を残した大作曲家です(彼自身はオペラとはまた違った芸術作品として「楽劇」と訳される呼称を用いた)。その作品数は10作品ほどと、ヴェルディやプッチーニ、モーツァルトといった作曲家と比べると数自体は少なめですが、その多くが名作として現在までよく演奏されるものとなっております。打率の
今日は、ヤノフスキ指揮の春祭のマイスタージンガーに行きました。N響のマロさんと白井さんが辞任してから、マイスタージンガーのコンマスはどうなるのか不透明でしたので、当初は行く予定はありませんでした。キュッヒル教授が今年に入ってから急遽、コンマスになることが決定してから、行くことにしました。この大曲は演奏時間が長い上に、マイスタージンガーと言ってるだけあり、役者が揃わないとなかなか実現するのは難しい作品です。日本ではマイスタージンガーを鑑賞したことがないですが、ウィーン(ティーレマン指揮)やMET(
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の11日目で、ネルソンス指揮・ゲヴァントハウス管(GHO)のワーグナーとブルックナープログラムに行きました。音楽評論家の越懸澤さんによるプログラムノートによるとp.12には、ライプツィヒの観衆は保守的なため、ライプツィヒ生まれのワーグナーの初期の作品は評価されたものの、作曲の進化の過程で受け入れられず、ブルックナーについてもGHOが交響曲7番を初演して大成功を収まるまでは、ライプツィヒの観客には馴染まなかったと書いてあります。この点で、今日のコンサー
バイロイトの祝祭劇場バイロイト音楽祭から2/11がチケット申込の締切日というリマインドのメールがきました。10年以上前はバイロイト音楽祭のチケットは争奪戦で、数年以上待ちの人がほとんどでしたが、今では基本はオンライン申込で、チケットも直前でも余っていることがあり、昔に比べてだいぶ行きやすくなった印象があります。そこで、今回は、欧州の夏の3大音楽祭であるバイロイト、ルツェルン、ザルツブルクの音楽面以外の部分、【アクセス】【ホテル】【観光】【食事】【ショッピング】の5つのカテゴリーで、私見を交えな
新国立劇場「トリスタンとイゾルデ」は3回参戦。2回目、3回目と回数を重ねるたびに、名演になっていた印象。今回の大野さんの指揮ぶりと代役であったが両タイトルロールの歌手や藤村さん、シリンスという脇の歌手も含め、本当に素晴らしい公演だったと思う。初演時はあまり印象に残らなかったが、マクヴィガーの耽美的な舞台もトリスタンの世界にあっていたと思う。2024年3月20日公演初日の公演より、かなり安定したと思った。トリスタンも事故なし。公演はあまり期待していなかったこともあり、安い席で
今日は、「スターウォーズの日」。なぜかって?合言葉、MayTheForcebewithYouの中に、5月(May)と、4(Force)が入ってるからです。EP.9公開から5年がたってますが、あいかわらず、各地でイベントが行われてるようで、変わらぬ人気があるんだなぁ~・・・・と、言うことで、この曲を。これ、なかなか記念碑的な録音で、シンフォニー・オーケストラが、はじめて、コンサートで映画音楽を取り上げたのが、これなんです。メータ率いるロスフィルが、夏のハリウッド・ボウル
リヒヤルト・ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の日本語版を作成せんとす。その第一夜「ワルキユーレ」より第三幕二場。怒れるウオータン、ブリユンヒルデの罪状を列ねて是れをなじるに、ブリユンヒルデ、渋々ウオータンの前に姿をあらはす。「ワルキユーレ」第三幕二場(ウオータン)女々し、なよびし女(め)の子どもかな矣。さる弱気のみ我れより得しや。いさをしう育てし、ものゝふと、心を磨きし強く銳(するど)に、その猛きが今や泣き女と泣く、我がいかづちが戯(た
みなさんこんにちは😃仕事も通常営業に戻り、営業時間帯が朝から夜までに戻りました。仕事側にはあまり支障は出ませんでしたが、ブログ側に支障を来しつつあります。と言っても2ヶ月前と同じ生活に戻るわけですから、普通だったらすぐに対応できるはずですが少々感覚が鈍ってしまったかもしれませんね。同時に投稿した特別編の続きはまた先に見送る予定です。また落ち着いたら改めて投稿するので、その時までお楽しみに!さて本日ご紹介するのは今クラシック音楽界で猛威を奮っている指揮者アンドリス・ネルソンスとライプツィヒ
ある日、YouTubeをボケーっとスライドしていたら出会った『ニュルンベルクのマイスタージンガーより第1幕への前奏曲』オペラ王ワーグナーが作曲した有名な曲で、コンサートで単独で演奏されることも多いです。タイトルを知らなくても、メロディーを耳にしたことがあるかもしれません。アフロヘアっぽい指揮者の個性的な風貌にも興味を持ち、久々にマイスタージンガー聴くかと、スタートボタンをクリックしました。すると、彼がタクトを振り上げた直後から、どんどん音楽に引き込まれて行きます。
春祭の「トリスタンとイゾルデ」」2日目。初日と違い、ヤノフスキが少し落ち着いたような気がする。ピアニシッモ、テンポを落とすなど表現に幅が感じられるようになった。イゾルデが歌う時は音量をおさえたりしていた気がする。その結果、ヤノフスキらしさを保ちながら、バランスのよいトリスタンに。初日に感じとりにくかった、陶酔感にひたれる場所も増え、素晴らしいトリスタンだった。歌手陣がとにかく素晴らしい。スチュワートのトリスタンは文句なくに現在随一のトリスタン。声量がすごいのだが、柔らかい声も美しく、今後は
こんにちは🍀新緑の眩しい季節となりましたね。毎年初夏に所属オケの定期演奏会がありまして、今回はそのお知らせです-̗̀📢静岡市民文化会館大ホール2024年5月25日(土)17:00開場18:00開演指揮:大山平一郎リスト:交響詩「レ・プレリュード」ワーグナー:「リエンツィ」序曲ブルックナー:交響曲第7番入場料:全席自由¥1,500県内の小中高生に無料招待券のご用意があります。事務局にてお申し込みお待ちしております♪
旅行5日目。最高だった前日のパルジファル観劇の興奮が未だ冷めやらぬ中ですが、この日の午前中はバイロイトから列車で1時間のニュルンベルクを訪ねました。ニュルンベルクは過去2回(2013年はフルに観光、2014年はニュルンベルク・ソーセージを食べに)行きましたが、今回は、ワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の舞台であるニュルンベルクを、楽劇のシーンの順番に周っていきます。(参考)2013.8.13ニュルンベルク観光https://ameblo.jp/franz2013/t
春祭のワーグナー「トリスタンとイゾルデ」。コロナ時に企画されたが、そのときは公演がキャンセルになり、春祭としては初めてのトリスタン。これで、春祭としてツィクルス完成。しかし、前回の公演はアンドレアス・シャーガーがトリスタンだったので、流れてしまったのは残念。しかし、ラトルの公演でよく歌っているスチュアート・スケルトンがすごかった。この歌手はグールドの喪失感を埋めてくれるかもしれないと感じさせるすごい歌手だった。ヤノフスキは相変わらず快速。そして爆音。ワーグナーのオーケストラをあますことなく
こないだシューベルト大先生の事をモテない小男と揶揄したが・・・ロマン派の男たちの身長ってどのくらいなんだろ???とふと思った!で調べてみたら・・・グリーグ155cmシューベルト155cmラヴェル157.5cmベートヴェン157.5cmモーツァルト162.6cmワーグナー165.1cmショパン167.6cmドヴォルザーク180.3cmリスト182.9cmプロコフィエフ190.5cm
「そういえば」と思ってアプリを検索してみた。−−−−−−−−−中学2年生のときにクラシック音楽にハマり、いつかは新聞を読むように楽譜も読んでみたいと思ってからはや35年。いだに読めません、楽譜😓大人になってから音楽教室に通い、なんとか「解説に載っているフレーズだけでも」と思ってもダメだった😅その「解説」の例がこちら。ワーグナーの「パルジファル」についての部分だが、音楽を脳内で再生できる曲なら「こんな感じか❓」となんとなくわかるけど、初見なら全く歯がたたない。このGW、相変わらずワー
みなさんこんにちは😃本日2月13日はリヒャルト・ワーグナーの命日です。今年で138年となります。そんな本日はワーグナーの作品を一つ取り上げたいと思います。まだ聴いていない「ニーベルングの指環」がいくつかありますが、2020年3月にタワーレコードから発売してまだ聴いていなかったルドルフ・ケンペ&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による歌劇「ローエングリン」を取り上げていきます。SACDハイブリッド仕様でリイシューしたこの決定盤たる演奏をみていきたいと思います。「ルドルフ・ケンペ指揮/ウィーン・
みなさんこんにちは😃先日1月25日はアルフレッド・リードの生誕100年を迎える誕生日でもありましたが、同時にヴィルヘルム・フルトヴェングラーの生誕135年を迎える誕生日でもありました。本日は遅くなってしまいましたが、フルトヴェングラーの生誕を祝したいと思います。そして今回取り上げるのは、フルトヴェングラーが作曲した交響曲第2番です。指揮者として有名なフルトヴェングラーですが、作曲家でもありました。交響曲も3曲残しています。今回の交響曲第2番は唯一自作自演の録音が存在するもので、有名な1951年
皆様、こんにちは秋谷音楽教室リリカです。久しぶりの投稿になってしまいました。。2024年も明け、あっという間に1ヶ月が経ちましたね暖冬なのかしらと思いきや、昨日関東では大雪警報大変な1日になった方も多いのではないでしょうかさてさて、リリカへのお問い合わせですが、ありがたいことに最近また増えてきております体験を受けると、やはり皆さん声が変わるのを実感できるようで、そこから入会されるという方が多いですね大きな声で歌えるようになりたい難しいアリアを歌えるようになりたい普段の仕事か