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D8みゅぅです今日のリプロは割と空いていましたが、スタッフも少なそうで採血で15分くらい待ちました😳(ズレて冬休み取ってるのかな)今日は採血に術前検査も入っておりますのであ、私毎回採卵に行けるか分からないからいつもは【採卵イケる】ってなってから採血するようにしてるんですが…あ、そうなんですね。では今日は抜いておきます。このやり取り結構毎周期ある😅採卵中々行けない民だからすみませーん💦その後内診。2つか3つか測ってる⁉️診察室2番に呼ばれました。よく言えば卵胞が増えてる。けど
よくある質問の1つに、「この出血は生理なのでしょうか」というものがあります。生理(月経)とは、「月のもの」などと言ったりする通り、約1カ月に1回周期的に来る出血のことを表現しますが、それ以上に厳密な定義があるわけではないので、「生理です」とか「生理ではなくて不正出血ですね」などと医師が言う時は、もちろんはっきり分かることもあるのですが、よく分からない時は多分インスピーレーションで返事してます。だって厳密な定義ないんだもん。最初からぶっこんでみましたが、とは言え、もちろんインスピレーシ
本論文は、吸引法単独と吸引法+子宮鏡手術を比較したものです。FertilSteril2024;122:1134(中国)doi:10.1016/j.fertnstert.2024.07.027要約:2015〜2022年に北京大学第3病院で妊娠5~16週で流産した女性を対象に、吸引法単独2,562名と吸引法+子宮鏡手術による処置を行なった347名の術後の妊娠成績を後方視的に比較し傾向スコアマッチング(PSM)法により補正しました。なお、吸引法+子宮鏡手術群では、吸引法実施後に子宮鏡
最近、お電話やメールでよくあるお問い合わせが、「第2子希望だが、どうしたらよいか」というものです。ここでまとめておきたいと思います。前回の妊娠方法あるいは次回の予定妊娠方法によって対応が異なりますので注意してください。なお、授乳等に関する内容が一部含まれますので、お読みになる場合はご注意ください。【次回妊娠までの期間】様々な意見がありますが、出産から次回妊娠までは半年程度は経っていたほうが様々な意味で望ましいとされています(松林ブログ:出産後次回妊娠までの理想的な期間は?)。いずれに
様々な治療の甲斐があって、無事に妊娠されたあとも、不安は尽きないことでしょう。エコーの時、診察の時に、皆様口々に「大丈夫ですか、順調ですか」とご質問されます。実際には妊娠中の発育は個人差が大きいのですが、意外と知られていないのは、体外受精児の妊娠初期の発育は、自然妊娠のそれと比べて数日程度(筆者の個人的な主観だと3~4日)遅めに見えることが多いことです。体外受精児が小さいというよりも、週数算定上の差なのかも知れません。ちゃんととったデータではありませんが、現場の実感としては、胎嚢(G
本論文は、「新鮮初期胚2個移植(DETx1)」と「新鮮初期胚1個移植→凍結胚盤胞1個移植(SETx2)」の妊娠成績を比較したものです。HumReprod2024;39:2702(中国)doi:10.1093/humrep/deae245要約:2011〜2019年に北京大学第三病院でART治療(体外受精、顕微授精)を実施したデータベースから、「新鮮初期胚2個移植(DETx1)」群と「新鮮初期胚1個移植→凍結胚盤胞1個移植(SETx2)」群それぞれ976周期を対象に、妊娠成績につい
44歳AMH0.5のみゅぅです新年あけましておめでとうございます今年も皆様にとって素晴らしき年となりますように昨日、正月明け1発目リプロに行って来ました!午後イチだったのだけど、午前中の残りの方がまだまだ沢山待っていて長時間戦を予想しました…今日は感染症の採血もされました。その後内診なんだけど眠過ぎて寝落ちしてて呼び出し画面気付かず、看護師さんに呼ばれました😅超丁寧内診の白◯先生だから安心して望んだけど、もしかして一個?????🥲2番に呼ばれました♪fshが低いのはプレマ
こんにちはチャム(40歳会社員)です都内で、夫45歳とワンちゃん2匹と幸せにくらしています---不妊治療歴---①銀座KTLC2023.8〜2024.8・人工授精3回✖️・採卵⑴→採卵5▶︎受精3▶︎凍結0・採卵⑵→採卵5▶︎受精5▶︎凍結0・採卵⑶→採卵2▶︎受精2▶︎凍結2・移植①→胚盤胞5BC✖️hCG6.3・移植②→初期胚✖️8w4d進行流産・採卵⑷→採卵3▶︎受精3▶︎凍結2・移植③→胚盤胞5BC&4B
全然更新できておらず、今日移植日でした今回の移植D4初診内膜3.1D11受診内膜8.0D18SEET法内膜9.3D20移植(PGT-Aで得た5AAの6日目胚)ホルモン補充周期プレドニンD15~D22まで服用アルギニンD4~D17まで服用(飲みきり)移植4回目くらいから飲んでいたダクチルは今回はなしにしました!もともと子宮収縮はなく、でも中隔子宮だから飲んでもいいかも、と言われて飲んでいたけど唯一、胎嚢確認まで行った移植のときは飲ん
みなさんこんばんは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容を解説する、生殖医療解説シリーズも、今日で第7回となりました。バックナンバーもぜひご覧ください。月経中にみられる、ある程度大きな卵胞のようなものを、「遺残卵胞」という言い方をすることがあります。今日は、この「遺残卵胞」について解説いたします。日本産科婦人科学会刊行の産科婦人科用語集には、「遺残卵胞」という言葉はありません。というのも、「月経中にみられる、ある程度大きな卵胞のようなもの」は、実際には、色々な内容の
胚盤胞でしか移植・凍結しないクリニックでは、良くも悪くもこういう悩みはないのですが、初期胚でも凍結できる、あるいは自分で選択可能となると、なかなか決められない命題が、「胚盤胞まで培養するか、初期胚で移植・凍結するか」です。胚盤胞でしか移植・凍結しないクリニックの言い分は、「胚盤胞のほうが妊娠率がいいから」ということなんですが、確率なんて誰にでも当てはまるものではありません。例えば、大学受験予備校でA塾とB塾があったとして、仮にA塾のほうが合格率が高い、みたいなデータがあったとしましょ
体外受精・胚移植の集大成は胚移植、そして妊娠判定です。もちろん、色々な事情で結果が出ないこともあるし、そこにどんな原因があるのかも千差万別ではあるけれど、ともかく途中経過がどうあれ、最終的な結果が全てと言えば全て。判定陰性なら可能性はないけど、陽性の数値が高かったから必ずうまくいくわけでもないし、数値が低くてもある程度あれば出産まで行くこともあります。ということで、だいぶご無沙汰の更新ですが、今日からシリーズで数回に分けて、妊娠判定とβ-hCGの数値について、数値が低い時の予後、子宮
今日は11月29日、いい肉の日です。11月11日はポッキーの日、11月22日はいい夫婦の日ですが、外来でコメントして一番皆様の反応がいいのが、この日です。たいして面白いわけではないのでウケ狙いでドヤ顔で言うよりも、ニコリともせず真顔で急にと言うと、不意を突かれて笑っていただけることが多いと気づき、この言葉にはだいぶお世話になりました。ちなみに、「ポッキーの日」は、皆様、ほぼ無反応で、患者さんとクラークの冷ややかな視線がステレオで突き刺さり、寂しい思いをしました。さて、いきなり脱線してし
みなさんこんばんは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容を解説する生殖医療解説シリーズ、今日はレギュラー編25「FSHの基準値」です(基準値と正常値は意味合いが多少ことなります。どこからどこまでが正常、と明確な線引きができるものは意外と少なく、「だいたいこのあたりであればよいことにしましょう、というような若干トーンダウンした意味合いが「基準値」です。正常値、正常範囲という響きが筆者はあまり好きではないので、敢えて「基準値」と書くことにこだわってみます)。まずは、FSHと
みなさんこんばんは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容を解説する生殖医療解説シリーズ、今夜も番外編です。移植の方法については、色々なクリニックや、色々な医師が、色々なことを書いています。多胎のリスクがあるから移植は絶対1個、というクリニックもあれば、許容範囲内での複数個移植に比較的寛容なクリニックもあります。2個以内の移植に限っても、バリエーションとしても初期胚1個移植、初期胚2個移植、胚盤胞1個移植、胚盤胞2個移植、2段階移植(初期胚+胚盤胞移植を中1日で2回行う
よく、採卵を早めに、遅めに、などと言ったりしますが、質問や相談、あるいは誤解もある部分なので、今日は採卵のタイミングが早い、遅いについてお話したいと思います。刺激周期(高刺激)ではしっかり排卵抑制(排卵しないように抑える薬)をしますので、排卵しやすい体質であるか、薬が効きにくい体質とか、その周期の治療がたまたま合わないとか、運が悪い周期とか、担当医がイケてない等以外は、排卵抑制を併用しながら刺激する限り、卵胞が40mmくらいまでなら、排卵させないまま刺激を続けることができます(体質やその周
抗生物質(antibiotics)といえば、1928年に発見されたペニシリンが世界初となる。ペニシリンの発見は医学界で20世紀最大の発見の1つであり、医学に大きな進歩を与えました。一方で、抗生剤は現在非常に多数の種類があります。分類だけでも、セフェム系、ペニシリン系、ニューキノロン系、テトラサイクリン系、ペネム系、カルバペネム系、マクロライド系、など、この他にも、「〇〇系」に分類されない抗生剤がまだまだあります。そして、特にセフェム系、ペニシリン系、ニューキノロン系、テトラサイクリン系には
あくまでも公式ブログなので、特定の薬剤についてあれこれ書くのは禁じ手であると思ってはいるが、面白い薬なので今日はルトラールとデュファストンについて語ってみようと思います。黄体ホルモンには、投与経路の分類では、膣坐薬、筋注、内服の3種類があり、内容的には①天然型プロゲステロン製剤と、②合成黄体ホルモン類似物質に大別されます。ここで、黄体ホルモン剤については、こちらの過去ログを再掲します。①天然型黄体ホルモン(プロゲステロン)製剤基礎体温は上昇し、P4の検査結果として反映します。【膣
ようやく2人目不妊治療再開です。今までの全治療経過まとめ↓2019年夏〜2020年3月近所のクリニックでタイミング法6連敗2020年8月〜10月リプロに転院、人工授精3連敗2020年11月採卵①2020年12月移植①→化学流産2021年1月採卵②2021年4月移植②→妊娠、出産2023年6月2人目治療開始(まずは保険で)子宮内膜炎+→治療2023年9月移植①→化学流産(2回目)自費に切り替え着床の窓ズレ・子宮内膜収縮・子宮内フローラの検査が引っかかる子宮
移植をするのによくある質問が、移植は自然周期がいいのか、ホルモン補充周期がいいのかということです。「ウチはホルモン補充周期がメインです」「自然周期のほうがメリットが大きい」等施設によっても医師によっても色々な意見がありますが、果たしてどうなんでしょうか。まず誤解があるようなので最初に言葉の定義ですが、ここで自然周期とは、卵胞が排卵して自力の黄体ホルモンが出る周期のこと、ホルモン補充周期というのは、エストロゲン製剤により排卵を抑え、自力の黄体ホルモンが出ないので全て外からのホルモン剤でコント
Q採卵前後の体調不良は普通なのでしょうか。皆さん、こんなにも辛い思いをして乗り越えてるのでしょうか。地方近郊に住んでおり、なんとかリプロには通院圏内ですが、そんなに易々と受診できず、体調不良で困ることが多々あります。地元の病院に受診しても急性期症状で救急外来にまわされ、不妊治療中と言うと困り顔されます。39歳、AMH1.4、チョコレート嚢腫、橋本病、シェーグレン症候群、セントロメア抗体陽性黄体フィードバック法+クロミッド+フェリング300単位+プレドニン15mg、顕微授精+polsc
まだギリ43歳みゅぅです少し遅くなりましたが、凍結確認に行ってきました。結果。1つも凍結出来ませんでした…まずは培養士さんに呼ばれました。1つは精子を入れた時の針の刺激で黒ずんで変性卵になっていきました。もう1つは正常受精し、3日目で6分割😀その後、部分的には分割出来てるけどそうじゃなく黒ずんでいる部分もあって上手く進まなくておしまい。過去のダメだった卵を思い出してももうちょっと進んでいたはず…。勢いも無かったな。歳のせいか…培養士さん👩『(最近の)胚盤胞になってる時は3日目
Q40歳、男性不妊で顕微受精10年前に二段階胚移植で双子の女児出産(帝王切開)、5年前に男児(帝王切開)を出産しており、第4子の希望です。7週での流産が1回ありますが、その時は胎嚢も小さく心拍も最初からゆっくりで自然排出されました。染色体の検査は行っていません。妊娠できたら3回目の帝王切開となるため、中期流産を避けたくPGT-Aを行いました。正常胚が1つでき(6日目胚盤胞5BA)、ホルモン補充周期で先月移植し陽性判定でしたが、6週6日で胎芽も心拍もなく、2箇所のクリニックで枯死卵と言われてしま
みなさん、こんにちは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容を解説する、生殖医療解説シリーズ、今日も番外編です。体外受精においては、自然周期、低刺激、高刺激等の方針があります。中には完全自然周期とか中刺激という用語を使う場合もあります。意外かもしれませんが、これらは、各クリニックあるいは医師が独自に表現・分類しているだけで、「こういうものを低刺激といいましょう」とか、「こういうのを中刺激といいます」という共通の明確な定義はありません。例えば、クロミッドだけを内服
こんばんは。今日は、月経中に、いわゆる「遺残卵胞」がある場合や、小卵胞数が少ない場合についてお話します。遺残卵胞とは正式な用語ではなく俗語であり、様々な場合があり、1つの状態を示すわけではありません。そして、それぞれについて対応が異なることはすでに何度か解説してきました。(正式な用語ではないため、""あるいは「」で囲ったり、いわゆる、と断り書きをつけたりしています)『「遺残卵胞」(生殖医療解説シリーズ7)』みなさんこんばんは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容
みなさんこんばんは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容を解説する、生殖医療解説シリーズも、今日で第9回となりました。バックナンバーもぜひご覧ください。今日は、黄体ホルモンについて解説します。黄体ホルモンは、いわゆる天然型黄体ホルモン(プロゲステロン)と、合成黄体ホルモン製剤(黄体ホルモン類似物質)に大別されます。血液検査で測定できるのは、このうち天然型黄体ホルモン(P4)のみです。ちなみに、いきなり脱線しますが、なぜ、天然型黄体ホルモンがP4というかについては、エ
みなさんこんばんは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容を解説する、生殖医療解説シリーズも、今日で第12回となりました。こんなご時世は勉強がはかどる、今夜も「生殖医療解説シリーズ」をよろしくお願いします。まずは、おさらいですが、日本産科婦人科学会は、次のように定めています。「生殖補助医療の胚移植において、移植する胚は原則として単一とする。ただし、35歳以上の女性、または2回以上続けて妊娠不成立であった女性などについては、2胚移植を許容する。治療を受ける夫婦に対して
みゅぅです妊娠継続中の不安な時期から、流産確定、手術、手術後に至るまで数多くの皆様の心配や励まし、体験談、アドバイスなどを頂き本当にありがたかったです。自分1人なら混乱してるだろう事も皆様のお陰で冷静に過ごせた事に感謝致します。ありがとうございました‼️🙇♀️現在の身体の状態ですが、1週間過ぎた辺りから痛みは全く無くなりました。痛みは無いんだけど、お腹がずっと太ってると言うか、お腹出てるし凄いガチガチに硬くて…。便秘とかじゃないんですけどね。出血に関しては、術後10日過ぎた辺りから茶お