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バスの窓から、懐かしい景色が見えてきた。たった6年しか過ぎていないのに、随分懐かしい気がした。バスを降り病院に着くと、ジェジュンは緊張しながら中へ入った。「爺ちゃん、ジェジュンが来てくれたよ」じーちゃんは頬がこけるほど痩せこけ、土色の顔色をしており、素人ながらもう長くないんだと分かった。ジェジュンに気が付くと、ベッドを起こし、にっこりと笑ってジェジュンの手を取った。「よく来たな…。死ぬ前に会えてよかったよ」「じーちゃん、ごめんなさい。僕知らなくて…。お見舞いにも来ないで
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ヒチョルが約束の場所、日本式料亭に着くと個室にはもうチャンミンが待っていた。「すみません、遅れまして」「いいえ、キム室長。私もちょうど今来た所です」チャンミンは、血の気のないヒチョルの顔色を見て驚いた。さすがにここ数日、寝る間も惜しんで奔走していたか…。ヒチョルは席に着くと、料理に手を付ける前に話し始めた。「もうご存じかと思いますので、単刀直入に申し上げます。是非チョン家のお力を貸していただいて、マスコミの報道を押さえて頂きたい」「キム室長、分かっていると思いますが…そ
病院にジェジュンを連れて行き、手当てを受けさせる。ガラスで切った足には、包帯が巻かれているが、大事には至らなかった。ジェジュンは安心したのか眠ってしまい、頬に付いた青あざを見て、再びユノの怒りに火がともる。チャンミンが来て、ジェジュンの痛々しい様子に眉をひそめた。「ユノ兄、ジェジュンは?」「大丈夫だ。目が覚めたら家に連れ帰ってくれ」「行くんですか?」「あぁ。二度とこんな事させない」「分かっているでしょうが…一応あの人は、あなたの母親だという事を忘れないで」「うるせぇ」
やっと落ち着いたチャンミンに、ユノがコーヒーを淹れた。ユノからチャンミンにコーヒーを淹れるのは、珍しい事だ。「落ち着いたか?」「はぁ…。ちょっと理性を持って行かれそうでした。ものすごいフェロモンだ。あのバニラちゃんが、あんなフェロモンだったなんて…」「俺も驚いた。だが…俺は確信している」「何をです?ちゃんと説明してください」ユノは、ざっとチャンミンに説明をした。「番に…ですか?」「あぁ、そう考えている。俺たちは運命の番だ」「しかし…」「お前の言いたいことは分かる。
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ジェジュン兄たちがスペインバルセロナに発って、早1か月が過ぎた。忙しい中、時間を作って見送りに来たチャンミンに抱きついて大泣きし、そのあまりに長い抱擁に業を煮やしたユノ兄に引っぺがされ、引きずられるように飛行機に乗って行ったジェジュン兄。落ち着いたら遊びに行くとジュンスとユノ兄に願い出たが、来るなと言われ、絶対に行こうとジュンスと誓った。「元気してるかなぁ…。スペインでもドジってなきゃいいけど…」ユチョンは一抹の不安を抱え、この青い空の向こうにいるであろう兄を想った。ユ
ジェジュンが、ソウル大に合格した。「えっ!ほんとにソウル大合格したの?よく頑張ってたもんね!すごいよ!ヨカッタね~♡」「ありがとうジュンス兄!嬉しいよぉ~♡」ジュンスは飛び上がって喜んでくれて、二人は抱き合ってぴょんぴょん跳ねた。ユノ、ユチョン、チャンミンも喜んでくれたが、この3人はソウル大に合格するという事がそれほど難関ではない人達なので、ジュンスほどの驚きはなかった。合格祝いにみんながプレゼントをくれた。ジュンスは可愛いバッグ、ユチョンは高性能タブレット、チャンミンは
ムンスミンは、報告書をギリギリと握りしめ、秘書に向かって投げつけた。「ユノがオメガを旅行に連れて行って、家に住まわせてるですって?!まさか、もう番にしたんじゃないでしょうねっ!」「いえ、それはありません」「でも本気って事よね。まったく勝手な事を!あなた達、今まで何をしてたの!」「申し訳ありません。思いのほか情報が漏れてこず…」「シムチャンミンの仕業ね。まったく忌々しい…シム家の長男が!」「あと…申し上げにくいのですが、青瓦台の方からの派遣も続いておりまして、最近は帰さず、応対して
「明日から仕事行くよ。だからそろそろ帰るね」母さんにそう言うと、母さんがハグをしてきた。ギュッと抱きしめ返し、こんなに小さかったかな…と少し不安になった。「母さん、大丈夫…?」「大丈夫よ」母さんは心配させないようにか、にっこりと笑った。「今まで何度も、お父さん入退院繰り返したでしょう?正直、もしかしてこのまま帰れないかもって、その度に思ったの。この夏は越せるかしら、今年はもつかしら?って何度も…。その度に、覚悟してきたのよね…」「うん…大変だったね…」「そ
打ち合わせにユノのオフィスに顔を出したチャンミンが、珍しく携帯と睨めっこしている。「なんだ?」ユノが画面をのぞき込むと、犬ぞりレースの動画を見ていた。「知りません?カナダでは毎年犬ぞりレースが行われるんです。僕がカナダにいた頃はまだ子供で参加できなかった。いつか参加したいと思っていたんです」「お前、カナダ行くのか?」「…アナタのそういう鈍い所…はぁ~…ジェジュンさんに同情しますよ」「は?ジェジュン?」「ジェジュンさんに頼まれたんですよ、カナダで仕事をするかも
その日、ユノはユチョンを訪ねた。ユチョンは、いつものように港町の桟橋で、忙しく働く人たちを見ていた。「ユチョン」「やぁユノ。どう?頼んだことはやってくれた?」「まったくお前らは…無茶ばかり言いやがって…」すると晴れていたのに、急に天気雨が降り出した。港で働いていた人々が、慌てて荷物に布をかけたり、手を頭に当てて慌てて走り出す。ユノとユチョンも走り、近くの茶屋に飛び込んだ。太陽の光を受け、キラキラと光る天気雨を見て、ユノはふと思い出した。「ん?どうした?ユノ」「
次の日の朝、ユノとジェジュンはギリギリまでホテルを出てこなかった。空港に向かうリムジンに乗るときも、飛行機に乗るときもユノは片時もジェジュンの傍を離れず。お初エチにより腰砕けになってしまったジェジュンを気遣い、ジュンス達さえ近寄らせなかった。飛行機が飛び立てばすぐにジェジュンをベッドに寝かせ、傍でユノがマッサージしながら甘いトークを繰り広げていた。ユチョン達もさすがに呆れたが、自分たちが初めて結ばれた時もユチョンは同じような行動だったので、理解を示し、二人の邪魔はしなかった。「
またまた昔書いて下書き保存しっぱなしだった記事をアップしますー2018年に書いたので時差が凄くて違和感あんにょんこの記事は時々見直し、何か思い出した場合は加筆修正して何度でもUPしていく予定なのでご容赦ください⬇︎どうしてもユンジェが仲直りした時期やその時のメンバーの関係性が気になってしまい。新たに知った事も追加してまとめてみました!3つの項目に分けて羅列します。【ユンジェ略歴】★2009年別離(ユンジェ音信不通)★2011年
今日は、事務所の幹部が集まり、ユノが言いだした「復活」について議論が行われていた。幹部と言っても、昔なじみのスタッフが出世した事もあり、殆どの幹部が気心の知れた人間だった。想定通りに、幹部たちが口々に復活の難しさを語り、諦めるよう言って来た。ユノは先日と同じく腕を組んだまま黙って聞いていたが、ゴホンと咳払いをして手を上げた。「今日は復活の話の前に、幹部の皆さんに聞きたい事がある」なんだ?と顔を見合わせる幹部に、ユノは冷たい声で言った。「今、日本で話題になっているセクハ
やっと起きたジェジュンは、目をこすりながらボーっとしていた。ジュンスに新しい抑制剤を貰うと、やっと頭がはっきりした。「ユチョンが特別に調合して作らせたんだ。香りも消えたね。どう?身体軽くなった?」「うん。すごく楽になった!ありがとう」「良かった。それでユノ兄がね、話があるって…」「え?ユノさん?お、お風呂に入らなきゃ!何着たらいいかな!あぁ顔むくんでる!どうしよう!」バタバタと部屋を歩き回るジェジュンに、ジュンスはクスッと笑った。まるでいつかの自分を見ているよう…僕もユチョ
古い雑居ビルの一角、西方派事務所に、チャンミンと数人の部下はいた。「な、なんだ、おまえらっ」「私はCYグループの第一秘書です。単刀直入に言います。キムジェジュンを私達が買います」「はぁ?キムジェジュン?誰だ、知らねーなぁ~」しらばっくれる構成員に、チャンミンはフッと笑った。「知らない訳がないでしょう。アナタ達がわずかな借金のカタに捕まえ、チョ議員に高額で売りつけようとしているあの子です。それを私達が買うと言っているんです」「は?な、何言ってんだ。簡単に渡すわけねーだろ!あ
店は混んでいるのに静まり返り、みんな下を向いていた。ペロリとスンデを平らげたジュンスを連れ、二人はお金を払って店を出た。「美味しかった!また来てもいい?」「もちろんです。ありがとうございました」「あ、君、名前なんていうの?」「僕はキムジェジュンと言います。是非また来てくださいね^^」「うん。じゃあまたね~」二人が店を出ると、一斉にはぁ~~という声が聞こえた。まるで息を止めていたかのような、緊張が一気に解けたようなため息だった。「どうしたんですか?おじさん」「ったく
「まぁ…ちょーっと体を触られるぐらいさ」いくら鈍いジェジュンでも、男が言っている意味は理解した。「い、嫌です…!そんな…」「だったらこのままホームレスになるか?バーさんは病院を追い出され、どうやって生きていくんだ?今までお前を育ててくれたバーさんに、そんな仕打ちをするつもりか?」「…っ!」男達に囲まれ、助けてくれる人は誰もいない。ジェジュンは恐怖に体が震えたが、必死で我慢した。「ま、ゆっくり考えろ。考えたところで、どうしようもないがな。また来る」男達はそう言っ
一週間後、ジュンスが作ったジェジュンの部屋が出来た。一階にある入り口近くの倉庫だった場所をリフォームしたので、女性達との隔離が成されている。いくら子供とはいえ、ジェジュンも男なので、両方に気を遣った造りになっている。お風呂もトイレも部屋にあり、ベッドや机、簡単なクローゼットもある。質素ではあるが日当たりも良く、ジェジュンは口に手を当てて言葉を失った。「そんなに予算が無かったから…質素で悪いんだけど…」ジュンスが申し訳なさそうに言う。ユチョンと番であるジュンスは、ユチョン
※リハビリがてら書いてみました。読み切りです。空が高い。爽やかな秋晴れの空に、うろこ雲がたなびいて。鳥が鳴き、少し肌寒い風が、歩道の落ち葉を押し流していく。週末に休みが取れるなんて久しぶりだ。やっと暑い夏から解放され、涼やかな風が吹くこんな天気の休日を、家の中で過ごすのはもったいない。貴重な秋の日の休日を楽しむため、俺は一人散歩に出かけた。パーカーを被り、足早に漢江沿いの道を歩く。若いアイドルたちから「そんなに外に出て身バレしませんか」と心配の声をもらう事があ
ドリコンでジュンスと一緒のステージに立ちテンション爆上がりのジェジュンと、ジェジュンとハグした後、そっと目頭の涙を拭ったジュンスを見て、たまらず書いてしまいました。全ては妄想であり、私の願望です…。それは急に持ち上がった企画だった。日本で平成に巻き起こった「韓流ブーム」の特集番組、その中の企画だった。2003年に「冬のソナタ」が放送され、空前の大ヒットとなり、そこから始まる第一次韓流ブーム。それから2010年に始まる第二次韓流ブーム、K-POPブームとも呼ばれる波が
会議室に流れる重苦しい空気に、チャンミンは息苦しさを覚えた。隣に座るユノは腕を組んだまま、憤るスタッフの言葉を、目を閉じて聞いていた。「復活したい」そう告げた後、小一時間ずーっと「無理だ」「あり得ない」「それはだめだろ」理由は違えど、ずっとその言葉を投げかけられ、責め続けられる僕たち。そろそろ相手も疲れてきたのか、言葉がなくなった時、重鎮のスタッフが一言言った。「ユノ、いくらエンタメの世界と言えどそれは違う。これは、道理の問題なんだ」結局その日、ユノと僕は「絶対反対」
「はい、ジェジュン君お疲れ様、これで検査は終わりです。脳の方は問題ないから安心して。次は?診療内科に行くの?」「あ…ハイ」「イトゥク先生、久しぶりにジェジュン君に会えるから喜んでらしたわよ」今日は仕事を休んで、半年に一度の検診に来ている。子供の頃から何度も手術を受け、リハビリを重ねてきた総合病院。顔なじみの看護師さんがいつも声を掛けてくれる。さすがに「大きくなったわね」などという声掛けはなくなったが、「いい男になったわね、彼女はいるの?」という面倒な声に、正直うんざりしながら診察
床を拭き終わったジュンスは、そのタオルをキッチンのシンクに放り投げた。そして、ダイニングの椅子に座り、俺にも座ってと促し、しばらく考えてから口を開いた。「本当は言うべきじゃないと俺も思ってる。でも、知らされない辛さもあると思う。あぁ…何が正しいのか分からない。でも俺は…今でも許せないんだ」「何があった?なんで俺には言ってくれなかったんだ?」俺はその時ジュンスが言った言葉で、一瞬頭がスパークしてしまった。人間あまりにショックな事が起こると、全てを閉じるように何も頭に入らないよ
時刻は昼を過ぎたところだが、ジェジュンは朝早くから大量の料理を仕込んでいた。午後の優しい光が入るお気に入りのキッチンで、鼻歌交じりに野菜を刻み、鍋を確認する。フンフン♪「うぃ~っす」「あ、ユチョン来たね。まぁ座って」「ユノヒョンは?」「まだ寝てる」ヒマだからと、一番に来たユチョンにコーヒーを入れながら、もやしのひげ取りをさせる。昨夜から来ていたユノは、疲れがたまっていたのだろうぐっすり眠って、起きそうになかった。ヤル事だけはしっかりヤって寝るところは、あい変わらずだ。
蒸し暑い日が続きますが、皆様道お過ごしでしょうか。本が届いたよーというお知らせを受け、ホッとしております。読んだ感想などもチラチラと頂いて、ホントに嬉しく思っております。<業務連絡>個別対応の方で。振り込みをしていただけましたら、送り先(お名前・ご住所)をお知らせください。アズカリの方。お支払いがまだの方。17日を過ぎますと自動的にキャンセルとなってしまいます。申し込みだけでは送れませんので、お支払いをお願いします。本が届きましたら「ロックを解除」して下さ
やってきたジュンスは、ソファに眠るジェジュンを見て、部屋に充満する香りに気づき驚いた。「え?もしかして…これってジェジュンのフェロモン?」「そうだ。ヤバイんだ」「まさか…ユノ…!」「安心しろ。項も噛んでないし、そもそも最後までヤってない。こいつにはまだ早いだろ。危険だ」ホッとしたジュンスは、ユノの様子がいつもと違う事に気づいた。どうやら、ユノは心からジェジュンを心配しているらしい。ジュンスはオメガであるため、オメガのフェロモンにあてられる事はないが、このフェロモンは強烈
YJLBのXジェジュンのコンサートに元メンの名前をアピールすること自体が馬鹿げてるとは思わないのか?禁止と書かれてなくても持ち込まないのが常識でしょ誰のコンサートに来てんだつーの!!😡👎馬鹿げてるのはどっちだちゅーの!!そんなの持って来なきゃスムーズにはいれたんじゃないのか!あんたらのせいだろ!!屁理屈も大概にしろ!!ジェジュンが問題にしてないんじゃなくて車からの動画だからそんなのに気づいてもないと思うけどね自己正当化も大概にしろや!!👎主催者側も大
ホントだよ😤inkodeから許可が出なかったから主催者にも、会場にも黙って勝手に設置したとかマジで自分勝手だな最低👎