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下の記事に書いたように、上半身に上がってきたターンアウトによって上半身は必要なぶんだけ前に押し出され、体は自然とつま先重心になります。『ターンアウトによって「踵が踏めたつま先重心の体」が生成される。』続き。↓人間の体を真上から見た絵です。胴体を輪切りにしてます。「前」と書いてあるのが体の前側です。黒い点が股関節です。前回も書いたように、脚のターンアウトは矢…ameblo.jpその「踵が踏めたつま先重心の体」はロシアスタイルとフランススタイルの場合、それぞれ下の絵のようになります。前後左右
先週の土曜日は初の発表会全体リハ例年よりもちろん遅いスタートもう4月から始めているのですが7月で初…不安泣いてくる子もそんなにたくさんいるわけでもなく新入会の子がたぁくさんいる中まずはCoppéliaからスタートもう全員にゼッケンつけてもらってます❗️人数増えすぎて名前が追いつきません💧数年前は私が担当してた子などの成長に驚かされたりこの一年の成長が素晴らしい子あれ?この子まだこれが出来ないの?な子…初めて見る子…この前入会したのに主のような貫禄ある子笑笑初めてのタ
プラテルの動画を見てください。インに入る左足✂️インに入る左足5seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"ElizabethPlatelperformsAurora'ssolofromSleepingBeauty"bygoldenidolyoutube.comインに入る左足2✂️インに入る左足25seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"ElizabethPlatelper
腕の基本の位置は?綺麗なポールドブラを身に付ける為にはどうしたら良いのでしょうか?先ずは基礎になる腕の位置から確認しましょう。それは身体の真横に腕を広げた位置となります。でも単に広げるのでは無く、上腕骨を限界までアンドゥオールして腕に繋がる筋肉を一緒に働かせて肩甲骨を動かして背中に平面を作り、更にそれを横に広げる様にして体幹のスクエアを作った所から腕を広げて行きます。この時に肘は軽く緩めて手のひらは上向きにして置きます。この様に腕を広げると両手の中指を結んだ直線の垂直線上に両肘
続き。「踵を前に」という注意があります。ロシアに留学したら「踵を前に、踵を前に」と毎日のように言われた、という話を聞いたこともあると思います。この注意の前提として、海外の人には足裏に螺旋があります。足裏の8の字の螺旋です。これは単なる8の字ではなく、DNAのような螺旋構造です。このような螺旋が足裏に無い人が「踵前!」をやると、ただの「ねじり」になってしまい、関節が当たって足を痛めます。板のような平面の足裏の日本人は小指に体重が乗ってる方も多いので「踵前!」と注意されて、ただ単に踵を
「股関節を力ではなく自然と良い位置に移動させたい。力でやると後ろに脚が上がらなくなる。尻に筋肉ついて。」「フェッテの時の股関節の回転の感覚を感じるためのストレッチ、脚が横から後ろにいく時の引っ張りの感覚、股関節がスルッと入る、恥骨の奥付近のストレッチ。」「仙骨が外に出ないでクッ!って入るように。赤ちゃんのお尻みたくフンニャリさせて。股関節で誘導して。」「寝たストレッチで股関節の奥を動かす感じ、感じてくれた。これをバーレッスンで感じたい。だんだん敏感になる。おなかもシュー!ってなる。そ
おなかの奥から全部踵。右脚も左脚も1箇所から出る。水道の蛇口がついてたら、蛇口は1つ。2つではない。水が出る方向も変わらない。恥骨のそばから脚。真ん中から脚。恥骨の奥から脚を出す。外側からではない。足の小指、薬指、中指は無いものとして立つ。小指から巻き込むと脚の外側が発達してしまう。足の小指側は使わない。脚の内側ラインを長く。細い内側ラインだけが自転する。同じO脚の人でも小指側を上げたほうが良い人と親指側を上げたほうが良い人がいる。同じ刺激を与えてもそれに対する反応、反
私はバレエ団や海外から来るプロダンサーへの指導、指導者への指導、大人バレエの初心者やベテラン、プロを目指したいジュニアや小さい子供バレエ等、全てのレベルのダンサーを偏りなく指導して来ましたが、全てのクラスで基礎を重視したレッスンを行っています。「基礎クラス」と聞くと殆どの人が「初心者向けのクラス」だと思うかも知れませんが「基礎クラス」にもレベルがあるのです。始めてバレエを習う人向けの基礎クラスとバレエ団で指導している基礎クラスでは中身が全然違います。勿論、プロを目指すジュニア向けの基
続き。次に下の記事が引き上げバレエの体の使い方です。足の甲と引き上げのパターン②足の甲と引き上げのパターン②今回は写真の右側タイプの人の引き上げ方の説明をします。螺旋上のエネルギーは左側のアーチ型より少なくなり、直線的なエネルギーの集め方になります。アーチ型の場合、足首(甲側)を足裏の感覚として使いますが、右側の直線型の場合は足裏をそのまま足裏として使い、土踏まずから直線的に引き上げます。脚の内側のラインを中心に集める力で上に引っ張ります。内側から溢れる感…balletstudio
運動神経ではなく頭脳で踊る!バレrinaさんのブログからの引用ですが、『バレリーナに運動神経は必要ない!』とは本当にその通りだと思います。私個人としても球技や道具を使った競技全般は苦手でしたし、自転車を漕ぐのはバレエではあまり使わない筋肉を使うので直ぐに疲れてしまいます。知り合いには自転車に乗っていて上手く運転出来ずに側溝に落ちたと云う人も居ますが、そんな人でもバレエでは上手なんですよね。そして、そう云う話は枚挙に暇がありません。逆に体育は得意で運動神経は抜群なのにバレエでは全
つま先と踵の関係性について説明します。床が踏めてると足裏が床に吸い付きます。どんどん吸い付いていって、足裏はマスターストレッチのように床に向かってたわんだような感覚になります。同時に土踏まずで床を掴んでいるような感覚の両方があります。(実際は掴んでません)裸足だけどゲイナーを履いて下から押し上げられるような感覚です。土踏まずが下がっているようであり上がっているようであり、そういう2つの感覚です。別の言葉で表現すると、裸足でもゲイナーを踏み潰しているようであり、ゲイナーに押し上げられて
今回はツイートを繋げてブログにしてみました。もう少し詳しい完全版はホームページで更新中です。バレエダンサーは大きくわけると「引き上げて踊るタイプ」もしくは「床を踏んで踊るタイプ」この2つにわかれます。そして引き上げて踊るタイプも「おなか単体で引き上げるタイプ」もう1つは「内ももを使うためにおなかを引き上げるタイプ」にわかれます。床を踏んで踊るタイプも「まっすぐ垂直に踏むタイプ」もう1つは「しなりを転がして踏むタイプ」にわかれます。しなりで踏むと、自分の意志でコントロールして能動的に踊るの
GW前半終了しました。明日からみんな仕事(私は木曜日)で、今日はダンナさん、娘と3人で、少し遠出して温泉に行ってきました。温泉、大好きですバレエスタジオのメイトさんたちは、あまり温泉やサウナには行かないようですが筋肉痛や疲れた時、温泉に行くと、痛みが和らぐことが多いです。(急性期のケガなら行けませんが)今日は雨が降っていて、なかなか露天風呂に入れませんでしたが、しばらくして雨も止み、景観のよい露天風呂を満喫できました。心身共にリラックス&リフレッシュ!ふくらはぎや膝の痛みもかなり少
優子∶海外のバレエダンサーでも本当に繋がっている人、本当に「凄い!」っていう人、「本当の本物」のバレエダンサーは最近は産まれてないです。パリオペラ座のトップの中で10年に1人ぐらい産まれるかどうかじゃないですか、きっと。10年トップの人達を見てて、その中で「あっ!これは凄いな!」ってなる確率ぐらいでしか本物っていないよね、本当の本物って。これは海外のバレエ団の人達も言ってますよ、ワガノワとかでさえここ10何年か出てこないって。ちょっとバレエ界全体が違う方向に行っちゃってるから出てこないん
公演の際、作品のキャスッテイングをされるとき舞台に立つメンバーのことをファーストキャストといいそのファーストキャストに何かあったときに対応するダンサーをアンダーキャストといいます。いわゆるスポーツだと補欠やベンチといったところでしょう。サッカーの試合を見ているとコート外でウォームアップしてる選手が映像に写されますがコートに入らずに終わることもあると思います。アンダーキャストも同じで毎回リハーサルには参加しますが本番に立つことはないことはほとんどで
続き。ポワントの立ち方は、海外のバレエダンサーのやっている「しなりを転がすゲイナー立ち」と、条件の悪い日本人がやっている「筋肉ジワジワ立ち」の2種類があります。「しなりを転がすゲイナー立ち」の人は、揺れるブランコから勢いよくジャンプして着地するような軌道でポワントに立てる人です。「ブランコジャンプ立ち」です。聞き慣れない言葉だと思いますが、海外の甲が出るバレエダンサーは、皆この感覚でポワントに立ってます。これが世界標準の立ち方です。動画のような「ブランコで勢いをつける=内ももラインか
優子∶本来のバレエとは違った形でも良いものっていうのはある。本物と同じ原理で出来てなくても、違った原理で素晴らしいものは出来るとは思うんですよ。本来のバレエじゃなかったとしても。熊川哲也さんとか吉田都さんは完全にそのタイプの人で、違ったものでも「すごい!」って認めざるをえない凄さがあるんですよ。日本人独特の。日本人は固定が上手いから。ある程度、海外のバレエダンサーみたいなしなる軸を持っていたとしても、固定が上手いことによってすごいテクニックがブレないんですよ。こう飛んだら必ずそこに
『★必見★球で動くモニク・ルディエールの「AからのB」』続き。タックイン。✂️タックイン。11seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"Balletbarrewi…ameblo.jp『体が繋がっているバレエダンサーは多くはいません。』体が繋がっている人でも、人によって弾く(はじく)場所は違う。どこに支点を感じるか。つながってる体には、引っ張ってる感覚と集めている感覚の両方がある。下半身から…ameblo.jp『写真で解説。足裏の内旋か
バレエ界だけの話ではないのですが「骨盤後傾が良い、あるいは悪い」というように骨盤全体を1つのかたまりとして考えている人が多いです。私は骨盤全体を1つのかたまりとして「前傾か?後傾か?水平か?」で考えることには意味が無いと考えてます。バレエでは同じ方向に向かって、中心と端っこが一緒に動いては駄目です。体の機能としても、それでは駄目です。常に中心は端っこと違う動きをします。例えば、腕を下げたら背骨は上がる(端っこが落ちたら中心は上がる)、というように。ですから骨盤が後傾すれば仙骨は前傾、
本題に入る前の前提として、先生それぞれによって違うバレエを教えている、バレエにはいろいろな種類の体の使い方がある、最終的に同じバレエになるわけではないことを知っておいてください。どんなメソッドでも最終的に目指すバレエは同じ?どんなメソッドでも最終的に目指すバレエは同じ?:パッシブムーブメントスタジオビートの旧ブログよく「どんなメソッドでも、どんな体の使い方でも最終的に目指すバレエは同じ。山の頂上へ登るルートが違うだけ。」みたいなことを言う人がいますが、私はそうは思いません。前回書
続き。整体師などで関節を動かすのだけが得意な人はいます。バレエ指導者でもそういう能力がある人はいるようです。そういう人に短時間で急激に甲だけ出されてしまうと踊れなくなります。設計図を持たない大工さんが建てた家みたいなもので崩れます。甲を出し切れないのは筋力や柔軟性の問題ではなく、根本的な立ち方が全く違うからです。実際に甲出しレッスンを教えているバレエダンサー(まっすぐ踏む派の人)も「甲を出し切っては立たない(立てない)」と言ってました。実際の踊りになると甲が出て見えないのも、引き上
大人がバレエを習っても上手くなりにくい理由。②引き上げやまっすぐ踏むバレエのような、条件が改善出来ないバレエを習っている。最も条件の悪い先生がやっているのが筋肉で動くバレエです。条件が悪いと筋肉で動くしかありません。引き上げれば踏める人がやっているのが引き上げバレエ。しなりでは踏めないけど、踏むと引き上がる人がやっているのが床をまっすぐ踏むバレエです。条件の悪い順に書くと筋肉で踊るバレエ引き上げバレエまっすぐ踏むバレエしなりで踏むバレエとなります。条件の悪い人ほど外側の筋
「バレエのレッスンで出来ないことは無理してやらないほうが良い。出来ないことは頑張っても出来ない。身体の準備が出来ればそのうち勝手に出来る。」「バレエでは出来ることを何回もやるのがとても重要。出来ることをひたすらやっていくうちに体が自然と導いてくれる。次のステップに進む時期は体が教えてくれる。早く先に進むのではなく「待つ」のが大事。努力したら先に進めるわけじゃない。地味なことをひたすらやり続ける才能が必要。」「周りと比べて急がないことが大事。」「負けず嫌いな性格はバレエに向いて
お疲れ様です。果歩です。アイコモダンダンススタジオ15周年発表会、ご来場くださりありがとうございました!!!そして監督、スタッフさん、役員のお母さん方、様々な場面で舞台を支えてくださりありがとうございました。ダンサー一同この素敵な舞台を踏めたことに感謝しています。そして相子先生、15年間笑顔溢れるスタジオを作ってくださりありがとうございます。日々のレッスンでは愛のある指導と踊り以外のことの学びをさせて頂いています。踊りを通して成長できる場所になっています。これからも宜しくお願いします☺️
私は背が低いことがずっとコンプレックスで、まだ顔が小さければいいですが、昭和のデカ顔🤣、痩せてもバランスが悪いのです。身長はどうすることもできないので、なんとか少しでもマシに見えるように、レオタードは形に拘ります!デラロミラノのこのレオタード、背中の空きも広すぎず狭すぎず、シンプルで、上の方にデザインがあるので、背の低い私にも違和感なくバランスがいいのです。ただ、背中の金具がすぐ外れて、しかもつけにくく、いつの間にか着なくなってしまいました。私のように、前肩・猫背(あまりいないと思います
続きです。下手な人ほどスタート地点に戻らず、このまま練習しているうちに出来るだろう、根性でなんとかなるだろうと考えてしまいます。条件が良くセンスがある頭の良い子供なら、形の真似をしているうちに出来ないことが出来るようになることはありますが、大人では無理です。大人には形の真似自体が難しいです。努力が足りないから出来ないのではなく、出来ない体のまま努力しているから出来ないのです。条件の悪い大人がレッスンだけ受けて踊れるようになることはありません。条件の悪い体では、レッスンを受ければ受ける
明日のくるみ割り人形でドロッセルマイヤーを演じてくれるjidaiさんのブログです。オーガニックマイムJIDAIの「身体」「表現」考文章にすると私と似たようなことをやっているようで、私とは全然違う身体操作をしているjidaiさん。どちらが良い悪いではなく、違う方法で体を動かしています。私の認識では、jidaiさんは張力の人です。オーガニックマイムJIDAIの「身体」「表現」考オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。jidai.hateblo.jpバレエ
モーリス・ベジャールとジョルジュ・ドンこの二人は実質夫婦だったのだと思っています。形などどうでも良くて、心が夫婦。ドンさんの最後の入院中、ベジャールは毎日病院に通い、ドンさんの病室にはベジャール用のひじ掛け椅子が置いてあったそうです。そして、ドンさんが亡くなった後のベジャールはかなり憔悴しきっていたという複数の人達の証言がまた、取材でドンさんのことを訊かれても、話したがらなかったり、逆にドンさんの事ばかり話したり。10年経った後の取材でも「この10年、ドンのことばかり考えている」
続きです。⑤間違ったストレッチや筋トレをしてしまう。床が正しく踏めると体が上下に完全に伸びます。ほぼすべての人がそうなる前にバレエのレッスンをしたり体幹トレーニングをしてしまいます。だから体が詰まったまま筋肉が発達して、体が上下に伸びなくなります。踏めないから伸びない、伸びないから踏めない。の繰り返しだから上手くなることはありません。体幹トレーニングの弊害です。意識的な足裏強化も同じです。正しく踏めれば、足裏は床から離れる瞬間に自然と突き上がるものです。意識的に突き上げる練習を
続き。タンジュに出した足は機能が反転してないと遠くには行きません。反転とは、足の甲が足の裏になるということです。機能の反転した足とはこのような足です。動画はイザベル・シアラヴォラ。✂️機能が反転した足。足の甲を足の裏として立っている。27seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"LaBarre-IsabelleCiaravola"byalbrechtvideosyoutube.com曲線を描かないと遠くには行きません。これは