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続き。優子、以下Y:みんな形的なバレエの憧れから入って、こういうのがやりたいっていう感じで。それでバレエで正しいとされることにがんじがらめになるって感じじゃないですか。それは、多分先生たちも。前も言ったけど、多分フランスメソッドもロシアメソッドも日本でやってるバレエも基礎は全部一緒だよって日本の先生は思ってるから。だから違うことをやってると「これはフランスメソッドだからこうやってるんだな」っていう理解じゃなくて、そもそも間違ってるよって指導になっちゃうんですよ。トレーナーの北、以下K
続きです。下手な人ほどスタート地点に戻らず、このまま練習しているうちに出来るだろう、根性でなんとかなるだろうと考えてしまいます。条件が良くセンスがある頭の良い子供なら、形の真似をしているうちに出来ないことが出来るようになることはありますが、大人では無理です。大人には形の真似自体が難しいです。努力が足りないから出来ないのではなく、出来ない体のまま努力しているから出来ないのです。条件の悪い大人がレッスンだけ受けて踊れるようになることはありません。条件の悪い体では、レッスンを受ければ受ける
私のブログにしばしば出てくる「踏む支点」というものが、何なのか説明した記事を4つ紹介しておきます。バレエ物理学踏める人と踏めない人の体は何が違うの?なぜ大人からバレエを始めても踊れないの?日本人と西洋人の踊りは何が違うの?なぜ日本人バレエダンサーの踊りは固いの?なぜ日本人は体幹が弱く脚が太いの?バレエに向いた体ってどんな体?そういった疑問を物理的に解明していきます。バレエ物理学踏める人と踏めない人の体は何が違うの?なぜ大人からバレエを始めても踊れないの?日本人と西洋人の踊り
痛すぎるぎっくり腰ではなかったですが、ぎっくり背中だそうです特に何か特別なことをしたわけではないのです。火曜日に少し違和感のあったところはどんどん範囲が広くなり、整骨院に行ってもよくならず…今日再び整骨院に行って、ぎっくり腰ではなく、ぎっくり背中で、痛みが下まで広がっているようだと言われました。明日からキャンプに行くのに立っても座っても寝ても痛くて今日の仕事も辛すぎましたバレエどころではないですやっぱり健康第一ですね
今回は「帰ってきた!パパはバレエダンサー」のバレrinaさんの記事のリブログです。新体操クラブにいる「神に選ばれた女の子」の話です。その女の子は頭で理解してないのに体が正しく反応する。何かをやらせると見事にパーフェクトな体の使い方をする。その子はさして理解しないままに身体が正しい方法を選択して動く。バレエもジャンプも年齢関係なく、正確に、誰よりも教えに忠実に動けるのは彼女だけ。まさに、これがビートが提唱している「自然に体が動くパッシブバレエ、受動バレエ」です。頭で理解してな
優子∶最近は体を繋げたいって人がたまたま集まってるから、普段のレッスンでものすごく地味な、仰向けで脚をただ回すだけの練習とかで2時間たったりするよね。それをひたすら。でも私は「ここをこう使って、ああ使って、ここをこう使って」っていうんじゃないんですよ。どこかでエネルギーの流れが止まるわけじゃないですか。止まるからおかしくなる。止まったところを私は指でさわって流して、そこが流れてきたら、また他の止まったところを流していくっていう感じ。それで本人がだんだん自分の作業で流していけるようにな
【原田秀彦バレエ研究室バレエクラス】中野ガーデンスタジオにて毎週火曜日にキネシオレッチによるストレッチと筋トレ、及びバレエの動きを基礎から見直して学ぶクラスです。アンシェヌマンは初級クラスの様に簡単ですが、音楽性を育て、体幹の保ち方や脚と腕の動きの関連性、筋肉や関節の使い方を正しく知る為のクラスなので一人一人が注意すべき事を個別に指示する事で初心者からプロダンサー、バレエ指導者までが一緒に受けられるクラスです初心者とプロダンサーではレベルが違い過ぎて一緒のレッスンでは初心者には難し過
モーリス・ベジャールとジョルジュ・ドンこの二人は実質夫婦だったのだと思っています。形などどうでも良くて、心が夫婦。ドンさんの最後の入院中、ベジャールは毎日病院に通い、ドンさんの病室にはベジャール用のひじ掛け椅子が置いてあったそうです。そして、ドンさんが亡くなった後のベジャールはかなり憔悴しきっていたという複数の人達の証言がまた、取材でドンさんのことを訊かれても、話したがらなかったり、逆にドンさんの事ばかり話したり。10年経った後の取材でも「この10年、ドンのことばかり考えている」
こうべ全国洋舞コンクール準決選でした!もーバタバタしてブログアップも出来ませんでした💦初神戸3人を含み6人全員進めたのは嬉しい限り。やはり神戸!皆さんお上手!今年、うちから決選に残れたのは法子と結子の2人😊法子は明日の決選はクラシック&コンテンポラリーになります😅リハーサル室で練習するものの音楽かけれず、音感がないうちの子😤スタジオに走りました‼️又、日付が変わる時間にホテル🏨戻りました💦YAGPNYがあった為.全くソロコンテをしておらず、いつぶりか😱💨踊らせて頂ける幸せを
パッシブムーブメントとは?パッシブムーブメントとは、意志の力で体を動かすのではなく、体が受動的に動かされるということです。あらゆるスポーツ、ダンス、歌、演奏の天才と呼ばれる方々は例外なくこの動かされる身体を持っています。残念ながら、日本には努力して無理を重ねた身体で優秀な成果をあげている方はいますが、この身体を持っている方は殆どいません。ビートでは天才と言われる方の身体を研究し、その身体感覚を物理的に再現出来る方法を生み出しました。どの分野であれ努力しても自分自身の生まれ持った才能の範
パ・ド・トロワの衣裳ティアラも付いてます背が高くて脚も長いから似合いますねミントは先約があったのでピンクにしました。パフスリーブに長袖が付いているんですけど、パフスリーブの下の部分は伸縮性があまりないので、二の腕が太い人は合わないかもしれません。今まで借りたパ・ド・トロワの衣裳では一番好き昨日のアカデミー講座では、受講者さん8人のうち発表会出演者は5人だったのでオープニングとフィナーレだけ合わせました。先週より仕上がってきたので、本番に向けて頑張りましょう
本題に入る前の前提として、先生それぞれによって違うバレエを教えている、バレエにはいろいろな種類の体の使い方がある、最終的に同じバレエになるわけではないことを知っておいてください。どんなメソッドでも最終的に目指すバレエは同じ?どんなメソッドでも最終的に目指すバレエは同じ?:パッシブムーブメントスタジオビートの旧ブログよく「どんなメソッドでも、どんな体の使い方でも最終的に目指すバレエは同じ。山の頂上へ登るルートが違うだけ。」みたいなことを言う人がいますが、私はそうは思いません。前回書
“バッテリィ”は開脚から始まり開脚に終わる!“バッテリィ”とは脚を打ち付ける動きの総称で“アントルシャカトル”や“バットマンドゥーブルフラッペ”、“アッサンブレバッチュ”、“ブリゼ”等があります。「脚(足)を打つパ」なのに「打つと考えてはダメ」とは矛盾している様ですが、脚を打つ為には両脚が離れていなければ打つ事も出来無いので先ずは両脚を離しましょう。そして脚を打ち付けた後に、そのまま脚を閉じていては次の“バッチュ”が出来ませんから“バッチュ”したら直ぐに脚を離さねばなりません。つま
※この記事はバレエをやるにあたって最も大事な内容と言っても過言ではありません。前回の記事と合わせて読んでください。前回は、円型シーソーの中に「つま先」と「踵」という2つの重りが入っていると説明しました。位置関係を時計で言えば、つま先は9時、踵は3時、甲は12時です。その続きです。もともと人間の骨格上「踵」の重りのほうが「つま先」の重りより重いです。どちらの重りも地球の重力に引っ張られて、下がりたがってます。上がりたくないのです。骨格上、踵のほうが重いので条件の良い人が力を抜くと踵が
【Twitterのツイート集】床から自分が、ぶら下がっているなぁ(ぶら上がっているなぁ)と感じたらあなたは天才。重力で垂れ下がる藤の花のような美しさ。立っている時もぶら下がっている。最近、私の体がますます外旋してきた。足の甲が筋肉痛になった。バキュームポーズをすると下アゴを感じる。自転車のハンドルはT字が良い。今日も良いツイートいっぱいしたなー。誰も良いと思わないだろうけど、それがビートだから。自然な体でいられることが人間にとっての幸せだと思う。本当は。久しぶりに瘢痕(はん
続き。昔のバレエ指導は見た目の結果をそのまま教えていたと思います。そうやって見た目で直していたので、大半の日本人はバレエ向きの体ではないので上手くなりませんでした。そして極一部のバレエ向きの体をしたセンスのあるバレエダンサー達が、原因に気づき始めた。体の中は見た目の「逆だ」ということに気づき始めた。結果を教わっても、条件が良い人ほど原因に気づきます。力を抜いてバレエの形になるから感覚が鋭いのです。条件の悪い人はバレエの形に近づけることに必死になってしまうから、なかなか原因までたどり
ビートで1年ちょっと前からパーソナルレッスンを受け始め、その後グループレッスンも受けるようになった方との対談記事です。大人になってスポーツクラブでバレエを始めた方がビートにたどり着くまで、そしてビートでのレッスンについて語り合いました。✤この対談シリーズは、けっこう長いので午前7時と午後18時の1日2回ペースで公開していきます。優子、以下Y:最近のブログはどうですか?トレーナーの北、以下K:でもあれは他の教室の先生とかから見たら「なんだこりゃ?」って感じなのかな。生徒のAさん、以
続き。タックイン。✂️タックイン。11seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"BalletbarrewithMoniqueLoudièresandNicolaCurry"byNicolaCurryyoutube.comモニク・ルディエールは後ろタンジュの時も「腰を下げて、お尻を下げて」と指導してます。「下げて、下げて」と言ってますが、2人ともお尻は下がってません。実際は、上がってます。バレエでは、お尻は下がってるか
私は「土踏まずを潰して」という指導をしてます。もちろん私自身も土踏まずを潰す立ち方をしてます。ですが生徒からは「土踏まずが潰れているようには見えない、上がって見える」とよく言われます。私の教えている立ち方は、土踏まずをベチャっと潰しているわけではありません。一般的に間違っているとされる土踏まずが潰れてしまった立ち方とはまったく違います。足の内くるぶし側の側面、インサイドエッジで立っているのです。↓赤い線の部分が足の側面です。フィギュアスケート靴の刃の、氷に当たる部分を「エッジ」とい
続き。アレッサンドラ・フェリのステップにはエッジを効かせた柔らかさがあります。左足でインに踏みながら移動するアレッサンドラ・フェリ。✂️左足でインに踏みながら移動するアレッサンドラ・フェリ。5seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"alessandraferriandsting"bySamanthaGawyoutube.comアラベスクの後、右足左足とインに踏むアレッサンドラ・フェリ。✂️アラベスクの後、右足左足とインに
甲出しをして、甲が出るようになると踊りにくくなるのも同じ理由です。日本で教えられている引き上げバレエに向いているのは、甲があまり出てない「まっすぐな脚」です。皆さんも「X脚は本当はバレエに向いてない」という話を聞いたことがあると思います。これはX脚や甲の出るS字にしなった脚の人は落ちやすいので、日本で広く教えられている引き上げバレエには向いてない。という意味です。海外の一流バレエダンサーのほぼ全員がそうであるように、S字にしなった脚は踏むバレエに向いています。落ちやすいから踏みやすいの
私は背が低いことがずっとコンプレックスで、まだ顔が小さければいいですが、昭和のデカ顔🤣、痩せてもバランスが悪いのです。身長はどうすることもできないので、なんとか少しでもマシに見えるように、レオタードは形に拘ります!デラロミラノのこのレオタード、背中の空きも広すぎず狭すぎず、シンプルで、上の方にデザインがあるので、背の低い私にも違和感なくバランスがいいのです。ただ、背中の金具がすぐ外れて、しかもつけにくく、いつの間にか着なくなってしまいました。私のように、前肩・猫背(あまりいないと思います
中村隆彦ダンススタジオステージ案内2024年6月25日(火)チャリティーバレエ公演よこはま2024@都築公会堂出演:阿部麻依子第二部バレエコンサートラ・バヤデールよりニキヤの花籠の踊り全席自由¥30002024年7月4日(木)19時〜国際舞台芸術祭「地球人として、いま…」@両国シアターΧモダンディーズ作品「壁と空」演出振付:中村隆彦出演:石井登、菅原鷹志、武井一仁、中村隆彦、ナルシソ・メディナ、水内宏之、あすかなおこ、阿部麻依子2024年8月
甲出しシリーズに書いたように、バレエは円型シーソーの転がりでポワントに立ちます。ですから、ロシアスタイルもドゥミを通してないわけではないです。転がりがスムーズであればあるほどドゥミからポワントに立つ時に筋力を使いません。だからドゥミで止まらない、高速で通過しているだけです。ドゥミの部分は、弾かれて(はじかれて)一瞬でポワントに立ちます。そのために使っている意識が無い、ジャンプしているように感じるのです。ですので「ロシアスタイルはドゥミを通らない」は間違いだと思います。踵駅→ドゥミ駅
バランスを取り易くする条件とは?!『バランスを取る』事がどの様な事なのか殆どのダンサーが、プロでさえも勘違いしています。勿論多くの指導者でも誤った認識で指導していると思います。先ずは『バランスを取る』と云う事がどの様な事を指して居るのかが正しく理解出来ていなければ正しい理論など理解出来よう筈も無いので、その事から話して行きたいと思います。皆さんは子供の頃に手のひらや指先にどれだけ長い時間棒を立たせて置けるかと云う遊びをした事はありませんか?手を上手く動かして棒が倒れない様にバラン
【Twitterの骨盤に関するツイート集】お尻を使うと可動域が制限されるから使わない。骨盤の中身の力を抜く。おなかの力を抜くことで、おなかの中の動きが明確にわかるようになる。骨盤の中身が動かされる感じ。骨盤の中身が広がる感覚。骨盤の奥の伸びで脚が遠くに行くように。骨盤の中身が伸びているままルルベから下りる。タックインのような、出っ尻のような。繋がると両方の感覚が混雑するから説明が難しくなる。めっちゃ反り腰な黒人が「俺はタックインしている」って言ってもおかしくはない。アラベス
続き。次に下の記事が引き上げバレエの体の使い方です。足の甲と引き上げのパターン②足の甲と引き上げのパターン②今回は写真の右側タイプの人の引き上げ方の説明をします。螺旋上のエネルギーは左側のアーチ型より少なくなり、直線的なエネルギーの集め方になります。アーチ型の場合、足首(甲側)を足裏の感覚として使いますが、右側の直線型の場合は足裏をそのまま足裏として使い、土踏まずから直線的に引き上げます。脚の内側のラインを中心に集める力で上に引っ張ります。内側から溢れる感…balletstudio
続き。整体師などで関節を動かすのだけが得意な人はいます。バレエ指導者でもそういう能力がある人はいるようです。そういう人に短時間で急激に甲だけ出されてしまうと踊れなくなります。設計図を持たない大工さんが建てた家みたいなもので崩れます。甲を出し切れないのは筋力や柔軟性の問題ではなく、根本的な立ち方が全く違うからです。実際に甲出しレッスンを教えているバレエダンサー(まっすぐ踏む派の人)も「甲を出し切っては立たない(立てない)」と言ってました。実際の踊りになると甲が出て見えないのも、引き上
続き。✤紫色の文字が生徒の方の言葉です。4番プリエの練習。後ろ足の踏む支点を落としてテンションのかかったところだけ使う。股関節の位置がはっきりしてくる。そうするとピルエットで回れる。安心感がある。脚が開いた。「押せてるって感じ」4番のプリエは後ろ脚から作る。後ろ足の距骨の内くるぶし側で床を踏んでいる感じで、転がしてドゥミへ。そうすると距骨がカコーンとハマる。足指を使うと距骨がハマらない。足指なんて使わない。足指を反らしてドゥミへ。足指を使わないほうが、足指は強くなる
続き。ポワントの立ち方は、海外のバレエダンサーのやっている「しなりを転がすゲイナー立ち」と、条件の悪い日本人がやっている「筋肉ジワジワ立ち」の2種類があります。「しなりを転がすゲイナー立ち」の人は、揺れるブランコから勢いよくジャンプして着地するような軌道でポワントに立てる人です。「ブランコジャンプ立ち」です。聞き慣れない言葉だと思いますが、海外の甲が出るバレエダンサーは、皆この感覚でポワントに立ってます。これが世界標準の立ち方です。動画のような「ブランコで勢いをつける=内ももラインか