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先週金曜夕方にNHK交響楽団は来シーズン(2025年9月〜)のラインナップを発表しました。同日昼に東響が発表してますが、こちらは来年4月からのシーズンなので、N響の発表はかなり早い発表です。例年は指揮者のみを速報的に出してから、曲目とソリストを含めた完成版を1月くらいに発表してました。欧米では多くの団体は来年に入ってから発表しますし、例えば、ベルリン・フィルの発表は4月下旬の発表です。「ソリスト未定」になっている月があるのに、なぜこの早いタイミングの理由はよく分からないです。東響定期などと被るこ
みなさんおはようございます☀第九の名盤として決して揺るがないのはやはりフルトヴェングラーとバイロイト祝祭管弦楽団のものが必ずと言って良いくらいトップ入りします。これまで取り上げたウィーンフィル、フィルハーモニア管、ベルリンフィルとのものも有名ではありますが一体なぜこの録音が第九の中の代表格として取り上げられ続けるのか。今回の名盤ヒストリアはその謎を解いていきたいと思います。「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/バイロイト祝祭管弦楽団」ベートーヴェン作曲:交響曲第9番「合唱付き」今回の
みなさんこんにちは😃ついにきました!本日12月16日はベートーヴェンの誕生日。今年生誕250年という記念すべき年はコロナウイルスによる影響を受けすっかり自粛ムードになってしまっていますが、NHKもそうですしいろいろなところでベートーヴェンをお祝いする企画などが行われてきました。本日当ブログでももちろんベートーヴェンの名盤を取り上げます。本日取り上げるのはカラヤンがベルリン・フィルと残した最後のベートーヴェン交響曲全集です。年代としては1980年代のもの、今回は2018年に発売されたUHQCD仕
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、タワーレコード企画として5月に登場した新シリーズ「DefinitionSACDSeriesDigtalera」第1弾として発売されたクラウス・テンシュテット&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるワーグナー管弦楽曲集です。カラヤン時代のベルリン・フィルと1980年代に録音した演奏で、今でもなお根強い人気を誇っている名盤がついにSACDハイブリッド盤となって登場しました。もちろん世界初SACD化となります。「クラウス・テンシュテット指揮/ベ
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、ダニエル・バレンボイム&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのフランクの交響曲ニ短調、フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」です。2024年に没後100年を迎えたフォーレを記念としたプログラムとなっていて、好評を博したプログラムがついにCD化されました。「ダニエル・バレンボイム指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」フランク作曲:交響曲ニ短調フォーレ作曲:組曲「ペレアスとメリザンド」作品80バレンボイム&ベルリン・フィルによるフラン
みなさんこんばんは🌇今日までに500種類に及ぶマーラーの交響曲のCDを聴いてきました!年末には各番号ごとに個人的な名盤をご紹介しましたが、今回はこれからマーラーの交響曲を聴く人やマーラーの交響曲を聴き込みたい人に対するオススメのマーラーをご紹介したいと思います!!まず1回目となる今回は交響曲第6番「悲劇的」をご紹介します。「悲劇的」は私の中でも一番好きな交響曲で、現在所有している数は100種類に及びます。一番有名なのは4楽章に2回(3回)放たれるハンマーの打撃でしょう。それではオスス
チャイコフスキー:後期交響曲集(生誕100周年記念カラヤン名演シリーズ6)交響曲第4番ヘ短調op.36《眠りの森の美女》組曲op.66交響曲第5番ホ短調op.64大序曲《1812年》op.49交響曲第6番ロ短調op.74《悲愴》《白鳥の湖》組曲op.20ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(交響曲)フィルハーモニア管弦楽団(管弦楽曲)(1971,1958,EMI)ヘルベルト・フォン・カラヤン生誕100周年の2008年に発
大学の時のドイツ語クラスの教授から「ワーグナーはドイツ語圏で観なさい!」と言われて、学生の当時は「?」でしたが、日本でのワーグナー上演の物足りなさを感じて、師の教えの通り、「トリスタンとイゾルデ」だけはドイツ(バイロイト、ミュンヘン、ベルリン)とオーストリア(ウィーン)でしか鑑賞してません(2000年のアバド指揮・ベルリンフィルと01年のメータ指揮・バイエルンの来日公演は例外です)。この先生は名門ウィーン大学出身でオペラ好きなのですが、とても厳しい先生で、夏休みの課題は「モーツァルトの『魔笛』を
今回のベルリン滞在のハイライトは「フェストターゲ2024」の唯一のコンサートであるメータ指揮・シュターツカペレ・ベルリンのブルックナー第8番(以下、ブル8)です。この交響曲は筆者が好きな交響曲トップ3に入っており、大曲なので、やたらに聴かずに厳選して鑑賞することにしています。コロナ禍では大編成のオケは制限されていましたので、なかなか聴く機会がなく、前回は2019年11月の同じメータ指揮・ベルリンフィル来日公演(サントリーホール)まで遡ります。この時のメータは杖をついて歩いていて、歩行困難だったの
ドイツ・カンマーフィル/パーヴォ・ヤルヴィの公演で購入したCDをこの数日聴いて気になりブラームス交響曲第3番の背景を調べたところ気づきがありました。ヴァイオリニストの友人、ヨアヒムが関係している、と。仲良しだったブラームスとヨアヒム(30代)(JohannesBrahmsLIFEANDLETTERS)(アルバムはパーヴォ・ヤルヴィ/ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンのブラームス交響曲第3番、第4番)交響曲第3番とピアノ協奏曲第2番フォ
みなさんこんにちは😃本日4月5日はヘルベルト・フォン・カラヤンの誕生日です。今年で生誕113年になります。本日はそんなカラヤンが得意としたレパートリーの一つであるチャイコフスキーの作品の中から交響曲第3番「ポーランド」、スラヴ行進曲、イタリア奇想曲のSACDハイブリッド盤をご紹介します。「ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」チャイコフスキー作曲:交響曲第3番「ポーランド」スラヴ行進曲イタリア奇想曲当盤は2004年に発売された「SuperAudi
先週からロンドンに寄ってから、今、ベルリンにいますが、こちらでは観たい公演がないので音楽鑑賞はしておりません。少し気が早いかもしれませんが、今日は2025年の海外オーケストラの主な来日情報を「音楽の友」よりもいち早くお伝えしたいと思いますが、今のところ、こんな感じでしょう。あくまでも現段階での情報を現地から少しまとめてみましたが、今後、情報更新する可能性はありますし、あまり関心のないものは外しています。来年は海外オーケストラの来日公演の隔年主義ですと、ベルリン、コンセルトヘボウ、チェコ・フィル
年末年始はほとんど日本で過ごしていましたが、今回の年末年始は念願のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのチケットが取れたので、ベルリンとウィーンで年末年始を過ごすことにしました。日程としては、かなり充実しており、12/29ペトレンコ指揮/ベルリン・フィルwヨナス・カウフマン12/30ペトレンコ指揮/ベルリン・フィルwヨナス・カウフマン12/3115:00ウィーン・リング・アンサンブル19:00ウィーン・フィルジルベスターコンサート1/111:15ウ
今日は、ショパン国際ピアノコンクール(以下、ショパコン)のファイナリストと共演するワルシャワ国立フィルと前回(2021年)のショパコンの指揮を担当したボレイコ、前回のショパンコンの覇者であるブルース・リウによるショパンのコンチェルト2番を聴きにサントリーホールへ行きました。都内の大雪の影響がなくなり、久しぶりの外出です。冒頭の曲は20世紀を代表するポーランドの作曲家ルトスワフスキによる「小組曲」で、ショパンから曲目変更になって、ルトスワフスキになりましたが、初めて聴く曲ですので、楽しみでした。
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の12日目でペトレンコ指揮・ベルリンフィル(Bph)の東京公演の2日目(Bプロ)です。今日の弦楽セクションは前回のBプロと異なる布陣で、コンマスは前回と同じ樫本ですが、隣はノア・バルグリーで、ノアは週末のコンサートには出ないと言ってました。コンミスのフォルクナーや2ndVn主席のマレーネ伊藤は今日は降り番でしたし、Va首席のグロスは韓国ツアーまでで帰国したりなど、今回の弦楽セクションは複雑なシフトになっているようです。東京公演の1日目がベルリン・フィ
今年はブルックナー生誕200年記念ですが、盛り上がりは少し欠けていると感じています。プッチーニ没後100年はロイヤル・オペラ来日公演「トゥラーンドット」やR.アラーニャによるオール・プッチーニ、グレゴリアンによる後半のプッチーニ・プロなど目玉になる公演がありました。ブルックナー・イヤーなので、全ての交響曲を制覇したかったですが、上半期の振り返りと下半期の予定を見ると、海外渡航しても実現不可能であることが判明しました。今年のブルックナーの鑑賞歴と予定を書くと、番号順に以下の通りになります。3番:
新年モードも終わり、落雷・暴風・初雪が降る中、今年最初のN響定期演奏会に行きました。開演前にNHKホールの1階の飲食コーナーに立ち寄りましたが、ホールの方針で「食事禁止」となっているようで、サンドイッチなどを食べている方が怒られてました。このホールはゴミ箱無し、アルコール無し、タクシー・ハイヤー乗り場無し、食事禁止とかなり厳しいホールになりつつありますね。今月のN響定期はソヒエフが昨年1月同様に、Aプロ=フランス、Bプロ=ドイツ・オーストリア、Cプロ=ロシア音楽の3つのプログラムを指揮します(
アルティノグル指揮・フランクフルト放送響(FRS)の日本ツアー最終公演に行きました。前回はブルース・リウ目当てのお客様で完売で、サントリーホールのLAとRA後方の補助席まで埋まっていたのですが、今日は8割くらいの入りでした。ソリストの庄司紗矢香さんは昨年のN響定期で聴きましたが、この時はインパクトが弱かったですが、今回も同じように感じました。ブラームスは序奏からオケが力強く重みのある音で、庄司のソロは堂々した味わい深い表現から鋭く刻む表現まで幅広く、幸先の良いスタートでした。アルティノグルは叙
みなさんこんにちは🌞今日は非常に天気も良く絶好の散歩日和な天気です!あいにく仕事なので散歩にはいけませんが、最近は運動のために職場から職場の最寄り駅まで歩くように心がけています。その間も音楽が聴けるので一石二鳥です!さて本日の名盤ヒストリアですが、先月2019年3月8日に亡くなった巨匠「ミヒャエル・ギーレン」が得意としていたマーラーの交響曲からこの名盤をご紹介します!「ミヒャエル・ギーレン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」の演奏によるグスタフ・マーラー作曲:交響曲第7番
今年の上半期はモンテカルロ・フィル、METオペラ、英国ロイヤルオペラの来日公演で名演を堪能できましたが、来年上半期の海外オーケストラの来日公演は期待はずれのプログラムが多いです。前回の投稿の続編で、2番目に期待していたのが、山田和樹指揮・バーミンガム市響ですが、こちらも昨年の山田指揮・モンテカルロ・フィルより魅力度が低いです。過去のバーミンガムの指揮者のラトルやネルソンスはマーラー・チクルスをやっていますが、今回の来日ではマーラーのような大曲を期待していたのですが、ソリストが地味で、メインの曲
みなさんおはようございます☀リヒャルト・シュトラウスといえば全ての曲に共通しているのは難易度が極端に高いということが一つ。しかしそれと同時に高い人気を誇る事実上ドイツ最後のロマン派作曲家です。指揮者としても活躍をした彼はベートーヴェンやモーツァルトなどの曲を指揮した録音が今も残されています。今回取り上げる曲はシュトラウスの曲の中でもかなりの大編成かつ難易度も高いシュトラウスの単一の交響曲「アルプス交響曲」です。まずこの曲ですが、録音に関してはシュトラウスの作品の中で最も少ない曲となってい
AHappyNewYear!!ベルリン12月31日20:00花火の音がひっきりなしに響いていますブランデンブルク門からジーゲスゾイレの間ティーアガルテンのあたりが封鎖されジルベスター~ニューイヤーのお祭りが行われています歌い声も聞こえ始めましたコンサート備忘録2023最後はベルリンフィルのジルベスターコンサートです17:30よりフィルハーモニー大ホール指揮キリル・ペトレンコ(ベルリンフィルのシェフです♡)ベルリン・
みなさんこんにちは😃本日4月5日はヘルベルト・フォン・カラヤンの誕生日です。今年で生誕116年となります。そんな本日は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と1963,1964年に録音した1回目のブラームス交響曲全集を取り上げます。大分前に当ブログでは3回目の交響曲全集を取り上げましたが、まだ1回目の交響曲全集は取り上げていなかったのでこのタイミングで取り上げていきたいと思います。「ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」ブラームス作曲:交響曲第1番ハ短調作
ベルリン・フィルのベルリン・フィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツのメンバーが昨日のマチネの福島公演を終えて、そのまま羽田空港から今日の朝(現地時間)、ドイツに無事帰国したようです。また、ベルリン・フィルの首席指揮者をテーマにした映画「TAR」を鑑賞しましたが、ただのサイコ・サスペンス映画で、実際に出てくるオケはベルリン・フィルではなくドレスデン・フィルで、音楽面ではあまり魅力のある映画ではありません。主演のケイト・ブランシェットの演技は素晴らしいですが、映画としてはイマイチで、先週や
今日はいまや「ホルンの王」と言われているシュテファン・ドールのモーツァルトとアルプス交響曲を聴きに上野に行きました。昨日も行く予定でしたが暑すぎてキャンセル、今日は曇ってた影響で上野に行く気分になりました。本公演の目玉は、ベルリン・フィルの首席ホルンで、今はサバティカル休暇中のシュテファン・ドールがアルプス交響曲に参戦する点ではないでしょうか。ドールはホルン協奏曲で日本のオケと共演したことはありますが、都響のような日本のオケにメンバーとして演奏するのは始めてらしいです。↓からのインタビューでドー
本日で、年末年始のクレージー・クラシック・ジャーニーは終わりですが、ベルリンでBPhのコンサート2回、ウィーンではWphのジルベスターとニューイヤーコンサート、ウィーン・リング・アンサンブルのジルベスターとオペラを2回鑑賞し、計7回はとても充実していました。あえて言うと、ベルリン・フィルのジルベスターはイタリアがテーマで、ベルリン・フィルの迫力を堪能できなかったことが残念です。また、12/31の夜はマケラ指揮の第九をキャンセルして、ウィーン・フィルのジルベスターに変更したことは大正解でした。昨年
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の9日目で、1番の目玉のペトレンコ指揮・ベルリンフィル(Bph)の東京公演1日目です。筆者は「3度の飯よりベルリンフィル」が好きなので、今週は5回ベルリン・フィルを聴きに行きますが、当ブログでは毎回、異なるアプローチで感想を書きたいと思います。東京公演の初日ですが、これまで来日歴の少ないペトレンコがサントリーホールに初登場する点が注目ポイントです。世界最高のオーケストラだけあって、今回の来日公演メンバーは、昨日までのウィーン・フィルと異なり、選りすぐ
DMが届きました。ベルリンフィルはあまりにも高いし、その他もソリストが全部キライ。ようここまで揃えてくれたもんやなと思います。東海テレビの企画力は評価していましたし、料金設定や座席の配分も良心的でした。今回はほとんどS席ではないかと邪推しております。
みなさんこんばんは🌇風が強いですね!扇風機をつけてましたが、電源を落として外からの風を部屋に入れることにしました。風が強いためものが何かしら飛ぶんですが、飛んだとしても部屋は涼しくなるので良いとしましょう(笑)さて本題に入りますが、本日も特別編を投稿します。内容は連日続いているマーラーの交響曲のオススメ。本日は交響曲第7番「夜の歌」をご紹介します。マーラーの数ある交響曲の中でもマイナーな作品かつ難解な作品として知られるこの曲。近年では頻繁に演奏されるほどに人気を徐々に集めつつあります。そん
新年明けて初めての散歩は,二時間コースでした。隣町の駅まで歩くというロングコース。私にしては・・・ですが。やはり歩くと頭が回るような気がします。あまりゴロゴロしていると,体が動くことを欲するのです。動かないと勿体無いって。近所のイオンにふらりと入りました。元日にもう営業している・・・時代は変わったなぁ。こういう時にお店を開けていてくれているのは本当にありがたいものです。レコード屋さんで,去年のベルリ