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ブルックナーを聴こう第2部~巨匠たちのブルックナー⑧~第8回:ゲオルク・ショルティショルティは、ブルックナーの演奏が有名かというと、そおーでもないかな?という気もしますが、それはショルティの録音におけるレパートリー自体がかなり広範囲にわたっていて、目立たないからかもしれません。しかし、全集も完成させていますし、初期にはDECCAのウィーンフィルによる全集にも、第7番・第8番という核心部を担当しています。そんなショルティの演奏を今日は聴いてみます。【CDについて】作曲:ブルックナー曲
「神の声を聴く」崇高な旅、カラヤンの栄光と孤独とが凝縮された最後の指揮姿ザルツブルクに生まれザルツブルク近郊に亡くなったカラヤン(1908-89)は晩年になるにつれ、ブルックナーに接近した。1970年代半ばから80年代初めにはベルリン・フィルと交響曲全集を完成させたが、80年代の最後には再び、しかし今度はウィーン・フィルとの演奏会でブルックナーの《第7番》《第8番》を採り上げた。そしてこの《第7番》を1989年4月にムジークフェラインで指揮しているが、それはカラヤンの死のわずか3
作曲家のホロスコープを見始めてからピアノ曲以外で名を知った作曲家のピアノ曲、特に小品を探して聴くのにハマっています。交響曲ではまだ全然ハマれないブルックナーとか。同じく管弦楽曲では濃すぎてまだどうにもハマれていないショスタコーヴィチとか。Wikipediaによるとショスタコーヴィチって第1回めのショパンコンクールに出場していたんですね。ちょっとびっくりしました。そういえば務川慧悟さんがエリザベート王妃国際音楽コンクールのセミファイナルで選曲していましたね。なにげにピア
高松市のレクザムホールへ、瀬戸フィルハーモニー交響楽団の第32回定期演奏会を聴きに行ってきました。プログラムは①ドヴォルザークチェロ協奏曲ロ短調作品104②ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版第2稿)指揮は、三ツ橋敬子さん、チェロ独奏は、宮田大さん。瀬戸フィルハーモニー交響楽団、今回、初めて知ったのだけど、四国初のプロオーケストラとして2001年に高松市で設立されたとのこと。今回の定期演奏会で、僕が大好きなブルックナーの交響曲が演奏される
そう言えばクナッパーツブッシュのブルックナーで一番最初に聴いたのは何だったかな?何となくそんなことを考えました。私の初めてのブルックナー体験はバーンスタイン/ニューヨーク・フィルの第9番でした。その次に聴いたのがフルトヴェングラーの指揮した第7番、それから朝比奈隆/大阪フィルの色々な演奏が続き…音楽雑誌などで宇野功芳氏がクナッパーツブッシユのブルックナー演奏を絶賛していたのは知っていましたがレコードのジャケットや広告の写真でクナッパーツブッシユを見るにつけなかなか食指は動かず…(笑)
みなさんこんにちは😃ヨッフムによるブルックナーは今日において重要な演奏の一つです。1回目、2回目の交響曲全集や有名な晩年のライヴなど彼が残したブルックナーはどれも名盤、名演として知られます。そして今回取り上げていくのはヨッフムがコンセルトヘボウ管と演奏したライヴの記録です。交響曲第4番「ロマンティック」、第5番、第6番、第7番、第8番が収録されており、他に発売されている同曲のセッション、ライヴ録音とはまた違う味わいを楽しむことができるアルバムとなっています。「オイゲン・ヨッフム指揮/アムステ
リンツ観光続きです!市教区教会を出てちょっと行くと昨日も訪れた旧大聖堂がこの日は朝なので教会も明るく見える笑教会内部美しいここにも外壁にブルックナーがここと一つ前の記事で紹介した市教区教会でブルックナーは13年間もオルガンを弾いていたんだねぇこの旧大聖堂と市教区教会でオルガニストとして兼任していたらしいこの旧大聖堂のパイプオルガンは珍しく当時の状態のままだそうですすごい!もう一度アップでパイプオルガン市教区教会やこれ
つい最近読んでめちゃ面白かった本高原英理著「不機嫌な姫とブルックナー団」講談社先日読響の福岡公演に行った際に(メインはブルックナーの交響曲第7番だった)、もらったプログラムの中にブルックナーの曲の解説とともにこの本のことが書いてあり、すごく読みたくなってジュンク堂に買いに行ったらタッチの差で売れたとのこと。きっと私と同じ行動パターンの方かもしれないというわけでAmazonで購入した。読み終わって知ったのだが、著者の高原氏は男性だった(私は女性作家と思い込んで読んでいた。)
みなさんこんにちは😃早いもので8月中旬となりました。ザルツブルク音楽祭100周年記念BOX。みなさんはご購入されましたでしょうか?私は迷っているところです。過去に大学の図書館にて、50年分のザルツブルク音楽祭で演奏されたBOXを借りて聴いた記憶があります。残念ながらそれらの音源はパソコンに残っていないのですが、どれも素晴らしい演奏ばかりだったのは記憶に覚えています。そこに入っている曲だけで1ヶ月ブログが書けそうなレベルです。(笑)それと同等のものとして、シュターツカペレ・ドレスデンの創
こんにちは🍀新緑の眩しい季節となりましたね。毎年初夏に所属オケの定期演奏会がありまして、今回はそのお知らせです-̗̀📢静岡市民文化会館大ホール2024年5月25日(土)17:00開場18:00開演指揮:大山平一郎リスト:交響詩「レ・プレリュード」ワーグナー:「リエンツィ」序曲ブルックナー:交響曲第7番入場料:全席自由¥1,500県内の小中高生に無料招待券のご用意があります。事務局にてお申し込みお待ちしております♪
みなさんおはようございます☀年末にかけてブルックナーの交響曲関係がたくさん販売されました。それらをほとんど購入したわけですが中々良いものが多いですね。朝比奈隆最後のブルックナー、クレンペラーのブルックナー、ブルックナーピアノ連弾版などなど。どれも聴きごたえがあるものばかり。そして今回ご紹介するのはブルックナーの交響曲で年末に発売されたわけではありませんが、ブルックナーを得意とする女流指揮者のシモーネ・ヤングによるライヴ録音でのブルックナー交響曲第8番をご紹介していきます。「シモーネ・ヤ
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの新譜が発売された。曲目は、ブルックナーの交響曲第4番である(NML/AppleMusic/CD)。詳細は以下の通り。フルシャ&バンベルク響、ブルックナー『ロマンティック』を3つの版で録音!ブルックナーの交響曲にはいくつかの「稿」が存在することはよく知られています。ここに収録されている第4番『ロマンティック』もそうした作品のひとつです。今回、ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団は長
2024年4月19日(金)NHKホールブルックナー/交響曲第7番ホ長調指揮/クリストフ・エッシェンバッハとてもよかった!第1楽章からめちゃめちゃ綺麗。N響ってうまいんだなぁと思わせる演奏だった。こんなホールでも美しい残響が広がった。第2楽章も非常に流麗で美しかったが、シンバル直前のクライマックスは、思いの外そこまで尊くなかった。第3楽章はやはり金管がかっこいい!金管の迫力と弦の繊細な音が合わさり、極上の音色になっていた。今日も長谷川さんは神の音色。そう
ここ10年くらいは実演優先であまり録音を買わなくなってきましたが、かつては熱心に調べて買い漁ったものです。ピーク時には海賊盤を合わせて4500枚くらいCDを所有していました。モノラルは音質から興味がなく、記憶ではトスカニーニのブラームスくらいしか持っていなかったと思います。これらのディスクは置き場所にも困るようになり、iPodの登場で徐々にパソコンに落としては売却を繰り返し、今では300枚ほどに減ってしまいました。相変わらず所有欲はあるので、これぞという録音はディスクで買ったりダウンロードしたり
▲初版本、しかも中古やのに帯付き定価1,890円→Amazonで送料込み1,184円でお買い上げ。指揮者・朝比奈隆:20230217114308-00418us:リユースShop・レイディエイト-通販-Yahoo!ショッピングstore.shopping.yahoo.co.jp1,688円商品を見るコーホー教信者、さらに人生初クラシック・コンサートが朝比奈隆/大フィル定期のブルックナー(序曲ト短調とミサ曲第3番)だった大阪人としては、必読の書といえよう(笑)
クラシック音楽の鑑賞でよく思うことですが昔、もの凄く感動したLPやCDの演奏が今、聴き直してみるとあまり感動しなかったり・・・逆に以前は感動しなかった演奏が聴き直すと凄い演奏だったとか・・・クラシック音楽は聴く人の好みなどによっても演奏の評価が、それぞれ異なります。ですから、他の方のブログで紹介された演奏を聴き直すと、今まで自分では気が付かなかった新たな感動を得ることが出来ることが多くあります。さて、このところ中断していたブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」の聴き比べを再開しました
みなさんこんにちは😃絶賛ブルックナー・ブームが来ている今日。いろいろな指揮者のブルックナーを今探している真っ最中ですが、あのブーレーズもブルックナーを一回録音しているようですね。曲は交響曲第8番で、ウィーンフィルと演奏をしています。当分の間はマニアックなものではなく、王道の決定盤を買い漁ってブルックナーという広大な宇宙を冒険していきたいと思います。そして今回もブルックナーの交響曲をご紹介するのですが、交響曲第4番「ロマンティック」を取り上げます。演奏しているのは20世紀の巨匠、カール・ベーム
兵庫県立芸術文化センター“尾高忠明指揮大阪フィルハーモニー交響楽団「未完の交響曲(シンフォニー)」”に来ています。席は前から15列目のステージ下手寄りで見やすい席でした。長くて難しいイメージがあり避けていたブルックナー。生誕200年の今年はその「食わず嫌い」克服に挑んでみます。プログラムは、シューベルトの7番「未完成」とブルックナーの9番。シューベルト「未完成」は2楽章まで書き上げたところで放置されたとか、2楽章で完結しているとか、諸説あるそうです。ブルックナーの9番は病状
今年はブルックナー生誕100周年ですね。あちこちのオケで24/25シーズンはブルックナーのプログラムが予定されています。今回は2016年1月に訪問したブルックナーゆかりの土地リンツを紹介します。オーストリア中部にあり、ミュンヘンから車で3時間弱、250kmの距離にあります。日帰りでドライブするのにいい距離です。この帰り道にスピード違反で写真を撮られたのですが、オーストリアの罰金がバカ高くて驚いたことを思い出しました。オーストリア第3の都市であるリンツは近年は工業都市として知られていますが、旧
ルツェルン音楽祭2023ウラディミール・ユロフスキ指揮バイエルン国立管弦楽団の演奏会を、KKLルツェルン・コンサートホールにて(9月8日)。ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲シューマン:ピアノ協奏曲イ短調(Pf:イェフィム・ブロンフマン)(ソリスト・アンコール)シューマン:アラベスクハ長調ブルックナー:交響曲第4番変ロ長調「ロマンティック」今回のルツェルン滞在最後の公演は、ユロフスキ指揮バイエルン国立管。ロシア出身の指揮者であるウラディミール・ユロフスキ、20