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こんにちは。スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。1月に帯同していた自主トレ、公開日には非常に多くの報道陣の方に来ていただきました。翌日のスポーツ新聞にはたくさん記事を掲載していただき、トレーニングを指導している側としては非常に嬉しい気持ちでした。ただ、そこで気になったことが。そこでというか、トレーニングに関する記事でずっと気になってたことかな。。それは体幹トレーニングという言葉。あなたは体幹トレーニングという言葉を聞いて
明けましておめでとうございます。2021年も、選手たちの努力と成果がしっかりと結びつくようなサポートができるように自分がやるべきことを積み重ねていきます。このブログでもゆっくりではありますが引き続き自分の考えを発信していきますので、何卒よろしくお願い致します。今年初めのテーマは、学習プロセス。多くのスキルには、2つのプロセスが内包されています。ひとつは、そのスキルを実行するためのプロセス。→実行プロセスもうひとつは、それを獲得するためのプロセス。
練習は何のためにやるのか。パフォーマンスという視点に立つと、当然それは”上手くなるため”と言えます。下手になるために練習をする人はいません。だからこのパフォーマンスの枠組みにおいては練習の価値を決めるのはどれだけ上手くなったかです。1日で。1ヶ月で。1年で。それ以上で。どの期間で区切るにしても、その期間でどれだけ上手くなっているかが練習の価値を決めることになります。「どんな練習をするか」よりも上位にこの点が来なければなりません。どんな練習をす
僕が活動しているのはスポーツ分野の一部である『フィジカル』と呼ばれる領域です。そもそもは物理的とか身体的とかそういう意味があります。最近はどの競技でも聞いたことがあると思いますし、以前よりはかなり重視されるようになったと思います。フィジカルという言葉はお察しの通り非常に抽象的です。抽象的な領域で活動する良さは、競技者としては未経験の競技でもフィジカルトレーニングの指導ができるところ。先日もJFLカテゴリのチームへ。僕は野球しかやったことがないけれど、今
近況1約1年続けた僕の初代YouTubeチャンネルコモドドラゴンスポーツ、6万人弱の方にチャンネル登録していただいていたチャンネルでしたが、諸事情により2月で投稿をストップしました。(これまで投稿したものはそのまま観ていただけます)代わりに新チャンネル【トレーニングラウンジ】をスタートさせ、これまでよりも高い頻度で更新しています。ワークアウト動画シリーズもあるので日々のルーティンにおすすめです。パフォーマンスアップのちょっとしたコツシリーズではホワイトボー
パフォーマンスを本気で上げようと思っている皆さん、目の能力を上げるトレーニングはしっかりやっていますか?もう少し具体的に言うと、目から得た情報に身体が反応するスピードを上げるトレーニングを十分にやっていますか?身体がいくら速く動かせても、「見る能力」が低ければ反応は遅れます。ここはものすごく重要な点なのですが、ひとことで見るといっても、実は大きく分けて2種類の見方があります。見るための視覚系(Ventralstream)動くための視覚系(Dorsals
少年野球の試合や練習を見ていると、けっこうな割合でマウンドがない。ピッチャーが平地から投げている場面に出くわします。もちろん少年野球だからバッテリー間の距離が短くて既存の野球グラウンドを使うとマウンドは使えない、学校のグラウンドだからそもそもマウンドがない、などの環境面が最大の要因だとは思います。しかしピッチャーマウンドの重要性を指導側が理解しているかどうかはそれとは別問題で重要なことです。そもそも、なぜ野球にはピッチャーマウンドが
このブログでは僕への質問を募集しています。と言いつつ、少し長い期間取り上げずにいたので、順にお答えしていきます。質問1>ピッチャーをやっていて、ピッチャーゴロをとってしっかり送球ができません。手首が固まる感覚があります。どうすればよいですか?(高校生)回答>ピッチャーゴロからの送球は、実はけっこう問題が起きやすいシーンです。結論から言うと、下半身からの連動を使うのがポイントです。簡単にできる対処方法としては、捕ってから意図的にしっかりステップすることです。
ピッチングにおける肩甲骨の重要性については、もう専門家でなくともかなり知られるところとなりました。たしかに肩甲骨が使えると、球速を上げたり肩の怪我を防いだりに有効です。肩甲骨の動きの昨日については、立甲ももちろん重要なのですが、同じぐらい重要なのが肩関節の外旋を伴った内転。このフェーズで内転できないと肩の関節(肩甲上腕関節)に大きな負荷がかかり、怪我につながります。実際、肩の怪我をする選手はこのシーンの質が非常に低下しています。俗にいう”胸を張った状
やりたいことはたくさんあるけど、そのやりたいことに行きつく前にやるべきことが多すぎる、、、あれもこれもどれもそれも!?だからいつもやりたいことが全然やれない時間が足りない、、とにかくやるべきことが多すぎて😢毎日があっという間に終わっちゃう(◎_◎;)そういったご相談、非常に!!多いです。特にお仕事されているママさん。会社員で起業を目指してる方々は、時間との闘いですよね💦かつての私もそうでした。日中は仕事、保育園にお迎えに行ってからは家に帰って座る暇もなく家事、
同調圧力という言葉があります。みんながやってるんだからあなたもやりなさい。みんながやっていないんだからあなたもやるべきではない。何でもみんなと一緒にやりなさい。和を乱すな。このチームは全員坊主だ。ルールなんだからとにかく守れ。自分の頭で考えるな。自分で判断するな。最後の方は極端な表現ではありますが、オブラートに包まずに言うとこういうことだと思います。同調圧力に内包されるメッセージは、自分で考えるな、自分で判断するな、みんなと同じ行動
テクニックとスキル。違いはなんでしょうか?分類していますか?スポーツの現場に出入りしていると、この両者の違いはけっこう曖昧に使われている印象がありますが、両者は明確に分類しておくほうがいいと僕は思います。なぜならこの2つの言葉の分類は、トレーニングと試合でのパフォーマンスの「繋がりの部分」を表現できるからです。繋がりの部分というのはつまり、トレーニングが本当に試合のパフォーマンスに繋がっているかどうかという部分のことです。これま
子どもが何かをやって、それを叱ったり注意したりすると、「あいつもやってるのに!」って言い返してきたりすることって頻繁に遭遇します。他の子もやってるからやった・やり返した、だから自分は悪くない、というロジックです。これは子どもなりにスジが通っているのだと思います。子どもによる「あいつもやってるから」ロジック。自己正当化の一部です。それに対して「そんなこと関係ない!」とやってしまうと、子どもは「納得できまへん」となってしまいます。うまくクリアするに