ブログ記事6,136件
昔の共産党はクリエイティブだった。千島(北方領土)の問題でも、歯舞色丹とその他を区別し、前者だけで中間的な平和条約を結ぶという提起をした。ソ連との敵対路線を維持したいアメリカ、それに従う外務省にはできない芸当だった。しかし、鈴木宗男らが、共産党の提案に学んだわけではないだろうが、2島プラスアルファの路線で動きはじめると、志位委員長は、「4島一括」の親米路線(ソ連との対決路線)を主張する外務省と同じ立場に立ったわけでもないいだろうに、ムネオバッシングと軌を一にして行動した。
遅れた状態から社会主義になったので、豊かさでは資本主義に勝てないけれど、制度としては平等が貫かれている。ソ連崩壊直前、共産党はそう言って、党員に確信を持たせようとした。私もその一員だった。しかし、制度としてのおかしかったし、平等でもなかった。国際労働機関の「家族的責任条約」をめぐる議論の紹介である。