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MikeQuatroJamBand/Paintingsマイク・クアトロ・ジャム・バンド/ペインティングス1972年リリース◆多彩なキーボードを使いこなすマイク・クアトロのシンフォニックワールド◆女性ロックシンガーであるスージー・クアトロの兄であり、アメリカの最初期のプログレッシヴロックアーティストの1人、マイク・クアトロ率いるグループのデビューアルバム。そのアルバムはシンセサイザーやメロトロン、ハモンドオルガン、生ピアノなどの多彩なキーボードを使いこなし、エモーショナルとも
Fruupp/FutureLegendsフループ/知られざる伝説1973年リリース◆神話や伝承をモチーフに英国らしい気品に富んだシンフォニックロックの名盤◆そのクラシカルかつ幻想的なサウンドで根強い人気を誇る北アイルランド出身のプログレッシヴロックグループ、フループのデビューアルバム。そのサウンドはアコースティックギターやストリングス、オルガンといった楽器を中心とした伝統的なフォークのメロディをベースにした抒情派シンフォニックロックとなっており、「TheTrampAndT
AndrewLloydWebber/Variationsアンドリュー・ロイド・ウェバー/ヴァリエイションズ1978年リリース◆ジャズロック界の多彩なミュージシャン達によるパガニーニのカプリース第24番変奏曲◆『キャッツ』や『オペラ座の怪人』、『エピーダ』、『スターライト・エクスプレス』といった名立たるミュージカルやオペラの曲を手がけ、現代のイギリスを代表とするコンポーザー、アンドリュー・ロイド・ウェバーが1978年にリリースした『パガニーニのカプリース第24番変奏曲』のアルバ
Tantra/MistériosEMaravilhasタントラ/神秘組曲1977年リリース◆異国情緒が感じられる独特の作風が魅力のシンフォニックロックグループ◆ヨーロッパ最西端の国、ポルトガルから誕生したシンフォニックロックグループ、タントラのデビューアルバム。主にジェネシスから影響されたと思われるシアトリカルな作風が特徴となっており、南欧特有のミステリアスな雰囲気が漂う会心の作品となっている。そのユニークなサウンドとステージパフォーマンスはポルトガル国内で評判を呼んだものの
Streetmark/Nordlandストリートマーク/ノードランド1976年リリース◆バロック風オルガンを中心にアングラかつリリシズムに満ちたシンフォニックロック◆ライヴステージを中心に7年に及ぶ下積みを経てリリースされたドイツのプログレッシヴロックグループ、ストリートマークのデビューアルバム。そのアルバムはバロック風のオルガンとシンセサイザー、テクニカルなギター、そしてアクの強いヴォーカルを融合した独特なメロディとポップセンスが冴えたシンフォニックロックとなっており、2つの組
Metamorfosi/Infernoメタモルフォーシ/インフェルノ1973年リリース◆ダンテの「神曲」をモチーフにした壮大なシンフォニックロック◆イタリアのシンフォニックロックの中でも屈指と呼ばれたメタモルフォーシのセカンドアルバム。本アルバムは多彩なキーボード類を駆使して、ダンテの「神曲」をモチーフに壮大ともいえるシンフォニック絵巻を描いた傑作であり、ギターやオルガンの激しいバトルとクラシカルな旋律が織りなす劇的な展開が、まさにイタリアンロックらしい内容になっている。当時は商
Atoll/Tertioアトール/サード・アルバム1977年リリース◆構築美とコーラスワークでより華やかな音像となったシンフォニックロックの名盤◆前作のアルバム『組曲「夢魔」』で、フレンチ・プログレッシヴロックグループの代表格となったアトールのサードアルバム。そのアルバムは技巧を武器にした構築的な楽曲アレンジや美しいコーラスワーク、そしてストリングスシンセサイザーを効果的に使用した彼らの作品の中でも最もシンフォニック性の高いサウンドになっている。また、ジャズロック的なアプローチも
WallaceCollection-DayDream日本ではほとんど知られていないと思います。1960年代後半から1970年代初頭にかけて活動したベルギーのシンフォニック・ロックバンド。バンドメンバー4人による作品。1969年リリース。自国ベルギー(1位)はじめ、フランス(3位)やオランダ(13位)などヨーロッパで大ヒット。英語の歌詞だったが、英語圏では今一つヒットに繋がらなかった。シンフォニック・ロックと言われるのは、この曲ではサビのメロディーはチャイコフスキー