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2020年8月12日のお話。エンジンのポート加工というと2ストのポート加工が一般的でパワーアップには欠かせない加工ですね。でも2ストエンジンほど劇的なパワーアップはしないのですが4ストエンジンでもポート加工はもちろん効果があるんですよ。どれぐらい効果があるのかはエンジンによって変わってくるのでどれぐらいパワーアップするのかノーマルのハッキリとは言えませんがノーマルエンジンと比べたら確実に良くなるんです。ポート加工といっても、いろいろとあってインテークマニーホールドやマフラーとの段差を無く
2021年3月18日のお話。子供たちから誕生日プレゼントで買ってもらったバルブシートカッター。せっかく買ってもらったのに使えないとなると申し訳ないんですけどね。全く使えないことはないと思うけどちゃんと使えるのかどうかめっちゃ気になってたんでやってみましたよ。ということで、バルブシートカッターがちゃんと使えるのかどうか試してみることに。まずは中身の確認から。チップタイプのカッターが30度、45度、58度とさ種類の角度が入ってます。サイズが4種類入ってるんでカッター自体は幅広い車種に使
今日は夜になってから雨が降ってきてしまいましたが、日中は結構暖かめな感じでしたね~~。風も無かったので、日中は過ごしやすかったです。さて、今日は修理車両のCB400Fのご紹介です。量販店さんで購入されたとの事でしたが、如何せんオイル漏れが確認できており、エンジンの分解作業を行っていきます。とりあえず分解を行う前に、一度現状のままの状態で試乗を行ってみます。するとすでにエンジンの暖気状態からオイル漏れが・・・・そして15km程試乗して参りました。エンジン自
スーパーカブ110(タイカブ)の異音の修理依頼があります。カムチェーンテンショナーの不具合による異音と似ていますが、更に大きい音です。とにかくシリンダーヘッドを分解してみました。シリンダーヘッドを外すと、原因が分りました。カムシャフトのベアリングが破損していました。珍しい故障ですが、過去にもありました。壊れた原因は不明ですが、交換が必要です。輸入車ですが、幸い国内部品で調達出来ました。結局、異音は完全に解消しましたが、素直には直りませんでした。ロングストロークになった新
先週シリンダーヘッドを載せましたので、次はカムとカムチェーンを組みます。カムの位相を見ながらバルブタイミングを合わせます。その前にバルブクリアランスを合わせます。カムを仮置きして隙間をシックネスゲージで測ります。この時は測る場所以外のシムとタペットは外します。カムがシムに当たって傾くからです。カムとシムの隙間0.05~0.1mmに調整します。カムホルダーを付けた後はホルダーのクリアランスがありますのでここで計測した隙間より小さくなることはありません。いい加減のようですが、
何ということでしょう…………(`・ω・´)劇的ビフォーアフター( ̄ー ̄)✌これが本当のOリング仕様(`・ω・´)✌NSR80のヘッドなんです(`・ω・´)たまに見かける燃焼室だけのOリングではございません(`・ω・´)勿論ノーマルのヘッドガスケットなんか使いまへんで(-。-)y-~丸形ヘッドのレーサーなんかは元々ヘッドGKがOリングですが、通常のヘッドでは外周をOリングにするのは一苦労(,,•₃•,,)ヘッドだけみれば結構隙間がありますが、実際シリンダー側はギリなんです。加工
GS400シリンダーヘッド類トルク一覧ヘッドカバー:6.86~10.9nmカムホルダー:8.82~10.7nmシリンダーヘッド:34.32~39.22nmカムシャフトスプロケットボルト:10nm自分のトルクレンチがnm表記のためメモ代わりに記載させていただきます。車両のネジ山の状態によっては規定トルクがかかる前に舐めてしまうこともありますので慎重にトルクをかけたいです。
本来であれば、鉄に軍配が上がるわけですが・・・残念ながら、アルミに負けてしまいました。。。なんで??ホント、マジ、根性ねーなー!!こちらの(スタッド)ボルトは、シリンダーヘッドとマフラーを組み付けるためのボルト。上が新品のボルトで、下が折れて(ネジ切れて)しまったボルト。専用のツールを使っても空回り。破壊前提で、万力に固定して回転させたらネジ切れました。相手は、アルミ鋳造製のシリンダーヘッド。なぜ、スチール製の(スタッド)ボ
こんばんは。急に暖かいので花粉が飛び始めましたかね。鼻がムズムズする気がするし、目がかゆい気がしますはい。本日の作業です。アドレスV125Sのエンジンを分解していきます。エンジン始動時の白煙とニオイが気になるのですねオイル下がりと言うヤツでしょうか。オイルの減りはそんなに気にならないレベルか。車載で出来る車種でも作業性を考えてエンジン単品にしてしまう事が多いですま。車載で出来るものを下ろしたからって工賃が高いなんて事はございませんアドレスはファン
皆様こんにちは!さて今日もK様ストマジ110が続きます!シリンダーを組み付ける前にたっぷりとオイルを塗布手で回しながら動作確認しながら行いますシリンダーは今回もMSFボアアップキットをご注文頂きました!もちろんポート加工も施します!ありがとうございます!コンロッド小端ベアリングは再利用になります破損などの不具合はないか確認しながらクリーンナップそしてオイルを塗布して再確認もちろんピストンにもオイルをたっぷり塗布して組み付けます
今日はまた春の陽気でかなり暖かかったです!!ただ、週末は天気が荒れてしまうとか??花粉も少しは収まってくれるといいんですが・・・・・・さて、今日は修理車両のCB350Fのご紹介ですが、他店購入車で、以前とりあえずキャブレターの調整だけして、走れるようにして、様子を見てもらっていた車両です。やはりマフラーからの煙吐きと、オイルの消費量がかなり多いみたいです。見た目はかなり綺麗な感じですが、最初はアイドリングしなかったり、エンジンストール、ふけ上がり不調、フロントブレーキの
暑さにやられてる日が続きます。ついこの前に大洗サーキットの走行会に参加したときに、またまた2JAを壊してしまいました。駆動のセットもいままでになく良かったのに、走行10分でラジエターのホースが抜けていつもと同じパターンです。もう44パイの36Rのピストンがメーカー在庫もなく、オーバーサイズなら在庫あるのですが、リングとセットで1万円以上。マロッシのMHRシリンダーで当時仕様を諦めました。さすがにスーパースクーターらしくヘッドだけでも水冷は諦められず、ヘッドは加工してもらいました。上が
今日は朝から寒すぎでした!!一日中強風で、風が北風だったのでかなり冷たくて、本当に寒い一日でした。すぐ近くの赤城山の方は結構雪が降っていたらしく、雲が抜けると雪化粧しておりました。明日は風は収まってくれるみたいですが、寒いのは嫌ですね~~・・・さて、今日は売約車のGS425のエンジンの、シリンダーヘッドのバルブすり合わせの作業です!!先日エンジンを分解していた車両のシリンダーヘッドを仕上げて行きます。バルブ廻りはその名の通り「弁」で、圧縮を保ったりしている部品です。
シリンダーヘッドのチェック確認事項1カムシャフトジャーナル部に異常はないか2バルブに異常はないか3バルブ軸部、バルブガイドに傷はないか4カムホルダーの締め付けトルク確認5カムシャフト空組み時の動作確認6バルブをセットし最終確認1カムシャフトジャーナル部に異常はないかカムシャフト、シリンダーヘッドのジャーナル部に焼き付きや線傷などはないか。爪に引っかかるような傷や焼き付きがある場合はカムシャフトの修正交換、シリンダーヘッドの再ラインボーリングが推奨されて
ブログ更新サボってましたある程度ネタが溢れてきたので解放します話題はオイル上がり、オイル下がりについてシリンダーヘッドをメインに説明します。まず、私のアドレスV125(k7)走行約5万kmは今だに健在です今まで約1年はオイル減りに悩まされてました大体200km走行で500ccぐらいの消費で2st以上の減りでした出掛けるにもペットボトルにオイルを入れ持ち運ばないと不安でした勿論マフラーからも大量の白煙でそれでも足しながら乗ってました。オイル上がり下がりの原因を4箇所に想定そし
こんにちは😃ボアアップキットやハイカムの限界を最大限に引き出す!実に楽しいです😁武川さんの17RステージにキタコさんのNEWSTDで勝ちたい!そのようなご要望が…正直なところ…17Rステージに勝つのはかなり難しいですね💦好みなどはあるものの…シリンダーヘッドの各部スペックでは大きく差がある17Rステージヘッド、改めて自分用に取り寄せてみたのですが…どう勝とうか😆NEWSTDが強く出れる美味しい部分をさらに強みを持たせて…などなど…考えている間もとてつもなく楽しいです
こんにちは😃海外系エンジンやシリンダーヘッドなどではマニホールド座面が純正よりも高い!これによりキャブとフレームやタンクが干渉してしまい取付不可もしくは逃さなければならないですね💦実際のところこれはかなり不便です…うちではご要望に合わせて…マニホールド座面の切削加工を行わせて頂いております☺️純正高さまで切削加工となります!これによりメリットが2つ!海外系ヘッド吸気ポート長さが短くなる!吸気ポート系が小さくなる!どちらもかなりのメリットだと僕は思います😄ポート長さを短くす
今日は台風の影響も有ってか、夕方ごろからは結構強い雨が降って参りました。なんでも今回の台風は去年甚大な被害を出した台風と同じくらいの勢力みたいですね・・・・・皆さんもくれぐれもご注意ください。さて、今日は先日仕入れたRZ250の作業開始で御座います!!お客さんと一緒に現車を相談しながら、フレームも塗装することに決定いたしました。写真だときれいに見えてしまうんですが、結構錆が多いんです。これはラジエターカバーの取付ボルトですが、至る箇所がこんな感じでボルト関
シリンダーヘッドカバーベトベトに付いた液体パッキンを剥いでいくとあれっ!欠けていますお得意となったGM-8300で補修成形と準備残念ながらGM-8300が硬化していて使えません買い置きしていても駄目ですねヘッドカバーをボンヤリ見ていると補修された跡を発見どうもロッカーシャフトへのオイル経路を塞いでいるようですシャフトが入る裏側には穴が空いています4カ所とも塞いでいるのでヤマハの純正仕様とも考えられるのですが分かりませんこれって正しい状態なんでしょうか
面研に出したシリンダーヘッドが戻ってきました。あれっ?面研の量が0.05mm?私の測定では歪量が0.1mm弱だったので、最低でも0.1mm位の面研は覚悟していたのだが嬉しい誤算。ちゃんとオイルストーンで仕上げてから測定しなかったので私のミスですね。ストレートエッジを当ててみると、どの面もぴったり吸い付く感じです。バルブのすり合わせ作業を始めます。走行距離が1万キロのエンジンなのでバルブシートは綺麗で、カーボンの噛み込みもあり
今日は朝から雨でしたね~~。気温も低くて肌寒い1日でした。ただ、夕方頃には雨が上がって、綺麗に虹を拝めました!!さて、今日は雨だったので、引き籠って作業です。こちらの売約車両のGS425なんですが、もうすでにかなり裸寸前ですね・・・というのも分解段階の写真を撮り忘れておりまして・・・・・GS425がGS400の輸出向けモデルで、少しだけボアを広げてあるエンジンで、排気量が少し上がっております。日本だと免許制度で400ccで区切られますが、海外は特にそういった排気量での免
こんにちは😃最近は朝晩寒いですね💦ストーブを出すほどではないですが早朝ガレージの立ち上がりが遅い🤣モンキー系エンジン部品の外観ウェットブラストのお話!お引き受けしております😁現在、基本的に外観のみの施工となります!内部にブラストメディアが当たらないようにしっかりと養生をした後に施工します😄仕上がり自体、ブラスト専門店さんには負けてしまうのかも?しれませんが…その後のメディア抜きは完全に!しっかりと養生してもあらゆるところにブラストメディアが💦うちではそれを完全に取り除きます!
今日も天気の良い過ごしやすい陽気でしたね!!何やら週末はさらに暖かくなるらしいです。さて、今日はタイトルにも有りますが、ゼファー750のエンジン分解しちゃいます!!オイルを喰ってしまっているのと、プライマリチェーン関係の交換がメインです。まずはエンジンの腰上を分解してから、エンジンが軽くなった状態で、車体から降ろして行きます。ヘッドカバーを取り外して、バルブタイミングを確認します。また、ゼファー系のエンジンはインナーシムなので、タペットクリアランスも確
お世話様です。純正系ヘッドの中でも…社外ヘッドを合わせても…僕の中ではかなり上位に位置する。C90純正シリンダーヘッドやっぱりいいですね♫かなり好きです👍in:23アウト:20のバルブこれは50系6vノーマルヘッドと同じ!バルブステム径は5mm!6vは5.5mmです。0.5mmはかなり違いますね♫さらにノーマルポートの形状がよくて…吸排気共に理想のポート仕上げやすい!と僕は思ってます♪カムは12v系のベアリングタイプ!今でもかなり多くのカムから選べますね👍燃焼
今日は一日曇り空が多めなお天気でした。そろそろ朝晩は少し冷え込んできている気がします。日中も本当にちょうど良い位の天気で、非常に過ごし易い気温です。今日は午後からこちらのゼファー1100の車検に行っておりました。特に問題も無くスムーズに合格でした!!車検のついで??にこちらの密かに仕上げを進めていたZ1Rの事前審査の書類も、持って行っておきました。そして今日は昨日分解を進めていたCB400Fの分解作業の続きです!!まずはエンジンの腰上廻りを分解してエンジン
どうも、こんばんは~^^先日のツーリング後に、始動しようと試みるも圧縮が無くて始動不能に陥った、私のモンキーのエンジンを復活させるため、バラシ作業を開始しました~~;;キタDOHC124㏄ドラッグ用DLCピストン、メッキシリンダー、H断面コンロッドとその辺は全てキタコで合わせて組んであります。スタッドボルトはデイトナの強化スタッドだったはず。↑まずは真っ黒になっているオイルを抜いて、補器類、ステップやワイヤー、配線類を取り外し~↓取り敢えず降ろしまして基本で
2022.10.2さてオーバーホール始めていきます。↓を参考にしました。【完全解説】カブのエンジン(腰上)の分解・オーバーホール・組み立て方-セビスク(sebisuku.com)この日の大変だったことは①シリンダーヘッドがなかなか外れなかったことと②シリンダーを止めているボルトがなめそうだったことと③ピストンピンクリップがなかなか外れなかったことです。マフラーのボルト2つ外します。インレツトパイプのボルト2つ外します。ヘッドカバーのネジを外します。シリンダ
こんにちは😃モンキーやカブ系シリンダーヘッドのバルブスプリング!ロッカーアームが押し出したバルブを引き戻すのに大事な部分。柔らかくしたり硬くしたり様々ですが…僕は少し柔らかめが好きです😆当たり前ですが強化品で硬すぎるとロッカーアームでバルブを押す時にかなりの負荷がかかり最悪カムやロッカーアームスリッパー面をかじる💦逆に柔らかすぎると高回転時にバルブの引き戻しの時に素早く戻せずバルブ同士が干渉したりピストンとバルブがヒットしたり💦硬すぎ柔らかすぎどちらも良くないですね!カムシャフ
いきなりなんですが、今回は面白くない記事ですねえ。記事というより作業が嫌だったので、書く前からしています。筆者が面白くないのですから、読者の方はもっと面白くないと思います。パッと見て、ん~…と思ったら、スルーでよいですよ。私の備忘と、同様の事例に遭った方の参考になればの目的で記します。ただ、この件より学んだ教訓は大事なので書いておきます。安全第一という事です。・カブなど小排気量のバイクは車検がないので、日常点検は勿論のこと、定期的に整備すべし・ボルトやナットが緩んでいたら増し締めをし、