ブログ記事1,160件
ノーラン節が好きだ!まったくの私事なんですが、個人的にもっとも繰り返し観た映画はガイ・ピアース主演の「メメント」(2001年公開:クリストファー・ノーラン監督)だったりします。当時、近所の映画館ではリピーター割(※「メメント」に限り、前回観た半券を持っていくと鑑賞料金半額になる)があったので公開期間中はほぼ毎日通ってましたし、なんなら予定の無い日は朝一の上映から最後の上映までぶっ続けで観てたので、なんだかんだで最も繰り返し観た映画なのは間違いないです。ガイ・ピアース演じる主
この記事は、「TENETテネットネタバレ解説1」「TENETテネットネタバレ解説2」「TENETテネットネタバレ解説3」「TENETテネットネタバレ解説4」の続きです。ネタバレしています。ご注意ください。なんども書きますが、独自解釈です!公式なものとは違っている場合があります。ご了承ください。いよいよ中盤の山場、逆行カーチェイスです。ここは、本作における最大の難関。非常に分かりにくい部分だと思います。たぶん、クライマックスの戦場バトルより複雑です。
この記事は、「TENETテネットネタバレ解説1」「TENETテネットネタバレ解説2」「TENETテネットネタバレ解説3」「TENETテネットネタバレ解説4」「TENETテネットネタバレ解説5」「TENETテネットネタバレ解説6」の続きです。ネタバレしています。ご注意ください。なんども書きますが、独自解釈です!公式なものとは違っている場合があります。ご了承ください。ロータス社のコンテナニールに救われた名もなき男はロータス社のコンテナの中。タンカ
この記事は、「TENETテネットネタバレ解説1」「TENETテネットネタバレ解説2」「TENETテネットネタバレ解説3」「TENETテネットネタバレ解説4」「TENETテネットネタバレ解説5」の続きです。ネタバレしています。ご注意ください。なんども書きますが、独自解釈です!公式なものとは違っている場合があります。ご了承ください。今回は、前回のカーチェイスの検証で出てきた、いくつもの疑問を一つ一つ考えてみたいと思います。ストーリーが進まない…。銃撃の法
「TENETテネット」のネタバレ解説記事です。自己解釈なので、公式な解釈とは異なっている場合があります。最後まで完全にネタバレになります。ご了承ください。この記事は「TENETテネットネタバレ解説1」ならびに「TENETテネットネタバレ解説2」の続きです。プリヤとは何者か警備の厳しいサンジェイ・シンの邸宅ビルに、名もなき男とニールは「バンジー飛び」で侵入します。この侵入方法も斬新でスピーディ、面白いシーンです。ものすごい見つかりやすそうですが。絵的に面白いので、そんなの気
クリストファー・ノーラン監督の最新作が「オデュッセイア」であることが発表されました!クリストファー・ノーラン最新作は『オデュッセイア』映画化、ユニバーサルが正式発表|THERIVERtheriver.jp「オデュッセイア」はホメロスの作として伝承されてきた古代ギリシアの長編叙事詩。ギリシャの英雄でイタケの王オデュッセウスがトロイア戦争で勝利した後に、故郷のイタケに帰るまでの10年間の旅と冒険の物語。ノーラン監督のことだから今回もIMAXカメラを駆使して壮大な映像を見
(eiga.comより)ノーラン祭り「インセプション」「インターステラ-」に続き、そのまま勢いで鑑賞。この監督に思い入れが深い私でも、そこまで期待してなかったんです。前評判からおそらく「ノーラン節を延長したような作品」「一度では理解できないような難解作」とか「ファンでなくては楽しめない、観る人を選ぶ作品」なんてワードを目にしちゃうとね。この映画はこうも言われております…「やたらと豪華な駄作」しかし!オイ待て。一番大切なのは「おもしろかったか
(filmaffinity.comより)大好きなクリストファー・ノーラン監督作です。「インセプション」ではレビューも3部になってしまいましたがコダワリやクセも今作でも炸裂です、この人のは奥行きがありすぎるんですよ~まさに五次元の映画ですね!初めに言っておきますが今回のブログも字が多いですwそれでもギリギリで、しかも魅力を伝えきれるかわからないなんて…このブログもある意味ノーラン化しているようです。来年からちょっと考えよう。さて本題。近年亜熱
公開10周年を記念してIMAXでリバイバル上映された「インターステラー」を観てきました!10年前の初公開時にも映画館で観ていましたが、その時はIMAXでは観ることができませんでした。なので今回が初めてのIMAXでの鑑賞。いや〜、めくるめく3時間でした。やはりこの作品はIMAXで観てこそですね!クリストファー・ノーラン監督作品の最大の魅力は、時間の概念を思いもよらぬ方法で表現し、エンターテイメントにしてしまうところだと思います。本作でも一見難しい相対性理論を使い、地球に迫
「TENETテネット」のネタバレ解説記事です。自己解釈なので、公式な解釈とは異なっている場合があります。最後まで完全にネタバレになります。ご了承ください。この記事は「TENETテネットネタバレ解説1」ならびに「TENETテネットネタバレ解説2」、「TENETテネットネタバレ解説3」の続きです。プリヤとの会話名もなき男はムンバイに戻り、プリヤと話します。プリヤは、オスロに現れた黒服の男が「同一人物」だったと言い、「回転ドア」について説明します。それはまだ発明されていな
4月ですね。お預けだった桜も一斉に開花して、嬉しい季節がやってきました。嬉しいと言えば、例のhaienaさん率いるJ&HFilmsの3作目『ORLIK』が凄いことになってます。https://x.com/seishocinemacl1/status/1774075241876373829?s=20なんと西湘映画祭中長編部門でグランプリを受賞~パチパチパチパチ(拍手)1作目に続いての映画賞受賞で、また新たなステージに上がった感じ。よっ映画監督!アメブロ映画村のみなさま、
「TENETテネット」のネタバレ解説記事です。自己解釈なので、公式な解釈とは異なっている場合があります。最後まで完全にネタバレになります。ご了承ください。この記事は「TENETテネットネタバレ解説1」の続きです。バーバラの研究所港についたら車が待ってて、流れるような連携プレーで名もなき男は街の中の建物に導かれていきます。そこで待っていたのは、女性科学者のバーバラ(クレマンス・ポエジー)。名もなき男とバーバラの対面シーンでは、合言葉「テネット」と、指を組み合わせるサインがさり
Interstellar(2014アメリカ)監督:クリストファー・ノーラン脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン製作:エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン、リンダ・オブスト製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ、ジョーダン・ゴールドバーグ、キップ・ソーン撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ編集:リー・スミス音楽:ハンス・ジマー出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・アーウィン、マッケンジー・フォイ、エレン・バースティン、マット・デイモン
この記事は、「TENETテネットネタバレ解説1」「TENETテネットネタバレ解説2」「TENETテネットネタバレ解説3」「TENETテネットネタバレ解説4」「TENETテネットネタバレ解説5」「TENETテネットネタバレ解説6」「TENETテネットネタバレ解説7」「TENETテネットネタバレ解説8」の続きです。キャットの自由マヒアとともに、14日のベトナムにやってきたキャット。セイターが自殺するのを引き止める役目です。このベトナム沖のシ
そろそろ今年観た映画のベスト10を考え始める時期ですが、絶対に外せないのはやはりクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」でしょう。IMAXで撮影された圧巻の映像はもちろん、その膨大な情報量と大勢の登場人物に、3時間の上映時間ついていくのが大変でした(笑)。でも面白かった!!映画を観る前に、原案となったカイ・バード&マーティン・J・シャーウィンによって書かれた「オッペンハイマー(上・中・下)」を読み始めました。オッペンハイマー上異才(ハヤカワ文庫NF)
お前の頭へ侵入する。鬼才クリストファー・ノーラン監督のSFアクション大作を紹介。『インセプション』[Inception](2010年)アメリカ・イギリス合作映画インセプション[Blu-ray]2,571円Amazon<あらすじ>ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が一番無防備になる状態(睡眠状態)に入っている時に潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという、危険極まりない犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリストである。コブが備えもつ類
この記事は、「TENETテネットネタバレ解説1」「TENETテネットネタバレ解説2」「TENETテネットネタバレ解説3」「TENETテネットネタバレ解説4」「TENETテネットネタバレ解説5」「TENETテネットネタバレ解説6」「TENETテネットネタバレ解説7」の続きです。ネタバレしています。ご注意ください。独自解釈です!公式なものとは違っている場合があります。ご了承ください。マグネ・バイキング号トロンヘイム沖で、逆回転する風力発電のプ
「TENETテネット」を観てきました。IMAXで観たかったのですが、チケットが全然取れず、仕方なく1回目は普通の字幕版で観ました。ストーリーは、特殊部隊に所属する名もなき男は、フェイと名乗る人物からあるミッションを命じられる。それは、未来からやってくる敵と戦い、人類にとって核戦争以上の脅威となる事態を回避するというものだった。そしてその任務のキーワードは“TENET“という言葉で・・・。というお話です。満席の観客で賑わうウクライナのオペラハウスでテロ事件が勃発。罪もない人々
「TENETテネット」、2回目観ると1回目とはまた全然違った面白さがありますね。意味がわかる!今なにやってるかがわかる!順行で意味不明だったことが、逆行でもう一度辿り直すところで種明かしされる爽快感。おお、これ「カメラを止めるな!」だったのか。それでも難しいけど。いろんなことがまだついていけてないけど。3回目はまた2回目とは違う面白さがあるはず。これ本当、何回でも繰り返し楽しめる別種の映画ですね…。…という楽しみ方自体も、見方を変えて同じ時間を繰り返す「テネット」的と言えるかもしれ
~明確でわかりやすいキャラの色付け~脚本も手掛けたノーランは、戦争に際して人々が感じる様々な想いを個々のキャラクターに象徴させる手法をとっています。群像劇であり、主人公として誰かに明確なスポットが当てられている訳ではありませんが、強いて言えば、冒頭からカメラが追い続ける英国軍二等兵のトミー(フィン・ホワイトヘッド)が最も観客が感情移入しやすいキャラクターでしょう。傷病兵を乗せた船に潜り込もうとして降ろされたり、やっと乗り込んだ駆逐艦が魚雷を食らって沈没し、命からがら砂浜まで逆戻りしたり、
Inception(2010アメリカ)監督/脚本:クリストファー・ノーラン製作:エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン製作総指揮:クリス・ブリガム、トーマス・タル撮影:ウォーリー・フィスター編集:リー・スミス音楽:ハンス・ジマー出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ、キリアン・マーフィー、トム・ベレンジャー、マイケル・ケイン①プロットよりも、思索の面白さを追求!新作「テネット」が控え
オッペンハイマー原題:Oppenheimer2023/アメリカ上映時間180分監督・製作・脚本:クリストファー・ノーラン製作:エマ・トーマス、チャールズ・ローベン製作総指揮:J・デビッド・ワーゴ、ジェームズ・ウッズ、トーマス・ヘイスリップ原作:カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン撮影:ホイテ・バン・ホイテマ美術:ルース・デ・ヨンク衣装:エレン・マイロニック編集:ジェニファー・レイム音楽:ルドウィグ・ゴランソン視覚効果監修:アンドリュー・ジャクソン出演:キ
ノーラン監督の新作映画の主演が『ブラック・クランズマン』の主演俳優ジョン・デヴィッド・ワシントンだと聞いて、それは観たーい!とテンション上がったのはボクでしたw。彼のあの飄々とした感じでノーラン監督のハードなSF映画を演じてくれたら最高じゃないか!と。で期待に胸を膨らませて『TENETテネット』を観に行ったんですが・・・飄々とはしてなかったですねー。ずっと深刻な顔してた。深刻な物語の中で深刻な顔。映画冒頭、オペラハウス前の車の中で待機してる彼のワイルド風味の無表情を見た瞬間から、あ
タイトルオッペンハイマー公開年2023年監督クリストファー・ノーラン脚本クリストファー・ノーラン主演キリアン・マーフィー制作国アメリカ本作は、ハリウッドの鬼才・クリストファー・ノーランが、原子爆弾の開発に携わり「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯と、原子爆弾開発に関するマンハッタン計画を描いた歴史映画。2006年ピュリッツァー賞を受賞した、カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンによるノンフィクション「『原爆の父』と呼ばれた男の栄