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ギターやベースを演奏する際、同じポジョンを多用したり強く押弦したりしていると特定のフレットだけが傷んでしまうことがあります。チョーキングの感触がザラザラする。むしろゴリゴリする。ビブラートが上手く行かない。現在進行系でフレットが削れていってるように感じる。みたいな。症状が進行すると指先の触感だけでなく出音までザラザラ鳴り出すこともあります。こういう時はフレットすり合わせを行うのが一番。とりわけリペアショップに依頼するのが一番なのですが・・・安ギター愛好家である僕はもっ
ブログの更新をサボっていたら、もう2月に突入してしまいました早いっス2月…今の時期が、一番寒いですよね。暖冬と言われてるけど、毎日風が冷たいし本当寒いっス今年は、出だしが悪くて、毎年恒例のごん介と見に行く初日の出を見ていなければ、初詣の浅草寺にも行っていませんなので、混み合っている初詣の時期を避けて、またごん介と一緒に行こうと考えていたら、新型コロナウィルスが流行しているものだから、外国人の観光客が殆どを占める浅草寺には行けないこんな状況では、マスクを着用して外出するのが当然
(前回までの記事)・フレット交換(その1)・フレット交換(その2)・フレット交換(その3)・フレット交換(その4)・フレット交換(その5)フレット交換。最終回です。試しに擦り合わせをする前に弦を張って弾いてみたらわりと普通に弾けてしまいました。指板を平らにしてからフレットを打ってるのでだいたい直線は出てるんですね。実はこの安物のギターは最初、12フレットと14、15フレットは普通にサスティーンがあるのに13フレットだけ妙に音が伸びないとかムラがあったんですけど
まいど~今回UPするのは、これまた半年以上前に納品が完了しているギターでやんすんで!コチラのギター以前、お預かりしてボディTOP以外をリフィニッシュとリフレットをご依頼頂きリペアを行ったギターでやんす前回のリペアの様子はコチラ↓『「GibsonLesPaulstdGT1989リフィニッシュetcパート1」』どうもでやんす今回ご紹介するギターはタイトルの通りGibsonLesPaulstd1989年製GoldTopでやんすご依頼内容はボ
ジャンクギターSGリペアシーズン2、第6話前回、シーズン1では板をまずネックに接着して形成しておきましたが今回は先にボディ側に接着しておきます。ドゥゥーン・・・1万年後・・・接着した板にネックを合わせてみると・・・こっ、これは・・・光の速度は常に一定であり、物理法則は宇宙のどこでも変わらない普遍的なものである。つまり・・・当然のごとく、前回同様、接着前と接着後で角度が変わってしまいました。18mmが16.5mmに下がりました。まぁ、最初から16mmを狙っていたので16.5
コンニチハ最近暖かくなってきましたね。もうすぐ本格的に春が到来です。そんな陽気に誘われてギターのノイズが気になり始めるのもこの時期ですよね。WWWというわけで今日のネタはノイズ対策です。最近はコントロールキャビティ内に新品の状態から電気を導通する黒い塗料が塗られているものも増えてきましたが、そういう処理がされていない楽器は処理をすることでノイズを軽減する事ができます。専用の導電塗料は結構お値段しますし、塗料の種類によって導電塗料自体の種類も適切な物を選ばなくてはいけません。
こんにちは。水島です。こちらは以前行なったフラットトップアコースティックギターのブリッジサドルを右利き用から左利き用に改造するというものです。元々空いていたサドルスロットをローズウッドで埋めます。埋めた材を削って、高さをあわせました。左利き用にオクターブピッチが合うように角度を調整してサドルスロットを掘りなおします。ブリッジが平面ではないので、固定の準備が面倒でしたが、写真のような方法でとりあえず何とかしました。無事溝がほれました。簡易的なリペアでしたが、言われなければ気が
まいど~定番のblog更新サボり・・・まぁ!察して下さい・・・blog書く時間が中々取れないのよ・・・そんなこんなで今日は時間がチョッピリ空いたので・・・デデンっとコチラのギターをご紹介これも随分前に行ったリペアなんでササ~っと行きますぜえ~と・・・確か?ネックがメキシコでボディがUSAのハイブリッドストラトキャスターまぁ!簡単に言うと2個イチつ~奴ですんで!下の画像の状態で持ち込まれて・・・リフレット&ネックのリフィ
ジャンクギターSGリペアシーズン2、第2話さて・・・意気揚々とやり直すことにしたものの・・・よくよく考えてみると素人が我流でやらせて頂くわけですので、急に真っ当なリペアが出来るようになるわけもなく・・・目の前の残骸を見つめて途方に暮れるところから始めます・・・ザーッザーッ(真夜中の雨の音)山奥の少し開けた草原の真ん中に大きな古い屋敷が建っていて、2階の一部屋の窓だけ明かりが付いていた。ダー博士はフローリングの床にあぐらをかいて座り込み、外されたネックとボディを交互に眺めてはた
まいど~今回ご紹介するのはFenderJapan製EXTRADPrecisionBassのリフィニッシュ&リフレットを行った時のやつデデン!デデン!!近頃は凄~くお値段が高くなってますねぇネットの情報ですが・・・当時のカタログスペックで・・・厳選された木材、入念なラッカーフィニッシュでうんたらかんたら・・・本当かいな?あんまりカタログスペックって信じてないのよん♪散々今まで見てきたからねまぁ!塗装剥がすので真実が分かるでしょうつ
ジャンクギターSGリペアシーズン3、第1話ついにシーズン3に突入!!って言うと聞こえはいいけど・・・単に失敗してやり直して3回目っていう意味ですからね・・・(; ̄ェ ̄)ネックを外すのが大変で・・・高温スチームを15分くらい当ててなんとか剥がれたと思ったら板が割れました。スチームでふやけたとはいえ、やっぱ弱い板なんですね。こっちにこびり付いてます。今度はネックから板を外すのが大変。つまり頑強に接着されてたってことですね。接着力自体は問題なさそうだぞ、と。うーむ。なかなか
(前回までの記事)・フレット交換(その1)・フレット交換(その2)・フレット交換(その3)フレット交換。前回の続きです。フレット打ち込み1本目。R(アール)とは別に、人によって両端を下側に曲げておくやり方というのがあります。やらない人もいます。「フレットの両端は浮きやすいから」ということでその防止だそうですがとりあえず両方のやり方を試してみます。まずは両端を下側に曲げてみました。曲げ過ぎか、もしくは曲げ始める位置が内側過ぎたせいか、こんなことはしない方
ジャンクギターSGリペアシーズン2、第3話地味な作業を・・・ネックの見えない部分ですが、木を繋ぎ足した時に段差を埋めて高さを合わせる為に貼り付けた基板(ベーク板)がありまして・・・予定ではベーク板もろともざっくり削るつもりでしたが、あまり削らない可能性が出てきたのでベーク板を木材に交換します。先日候補に挙げた端材のうち厚みのある方が見た目メイプルっぽいのでこれを使います。本当は10mmくらい深く切り取るつもりでしたがトラスロッドに当たるとまずいと思って浅く切り取りました。薄く切った
まいど~お久しぶりでやんす色々と忙しくてねぇ…中々blog書く時間が取れないのです…と!blogを書かない言い訳をつらつら書いておりますが…ちょっぴり時間が取れたのででは!今回ご紹介するのはドドンっと!GibsonCustomShop製LesPaulCustomまぁ!タイトルの通り!ネックがポッキリと折れてます現状を把握したら!先ずは接着本来は!はみ出した接着剤は乾燥する前に
ジャンクギターSGリペアシーズン2、第1話(シーズン1のあらすじ)ある日、ダー博士はスペースコロニーのジャンクコーナーでネックとボディがノコギリで切断されたSG型のモビルスーツを発見した。それはボルトオンではなくセットネック仕様で、さらに結合部分が欠損している為、木材を接ぎ木・成形してネックを接合。なんとか弦を張れる状態にまで修復出来たものの、ネックの仕込み角がちゃんと出せず、ブリッジの高さが調整可能範囲内に収まらなかったことによりモビルスーツSGの修復は失敗に終わり、地球への帰還は延
無いならば埋めてしまおうポジションマーク。そんな無茶な方向に転がりつつある、Orvilveレスポールのリペアです。よし、やるぞ。とりあえず、ネコにはどいていただきました。5、7、9フレットのポジションマークがありません。3、12フレットのは浮いています(パカパカするのでテープで留めていますが、これも時間の問題で外れそうです)。弦を外しました。それにしてもレスポールって美しいなぁ。変なフェチかも知れませんが楽器の弦外した
まいど~気付いたらもう5月…時が経つのが早過ぎるっス…そして、暑いっス…更に、忙しいっス…つ~事で!現実逃避にblogを書くっス…今回ご紹介するのはコチラの!EVHWolfGangspecialこのギターにピコピコSW(キルSW)を付けやがれつ~ご依頼でした!でも、まぁ簡単には取り付けられないので!Web上の画像からSWの位置を割出して行き…ボディの表と裏にザクリを罫書いて…何度も書き直し
梅雨はなんかベタベタしていやですねー。顔のテカテカが気になる「猫まろ」です。ギター製作も進行中ですが、前回駆け足で投稿してしまったので「これではネタが尽きてしまう・・」と思い別の記事を書こうかと思います。我が家にはハムスターの「白玉」こと「たまちゃん」がいました。赤目で真っ白な毛並みがほわほわとした、とてもおっとりした男の子でした。でも最近なんか元気ないかなー、なんて思っていて、でも見た目には病気の兆候は見られず。先日帰宅して何となくゲージを覗いたら普段は丸まって寝ている
ジャンクギターSGリペアシーズン3、第4話ネックの板を薄くするのにゴッド・オブ・サンダーでブイイイイーン!!ってやってもなっかなか削れないうえに熱をもちました。手でジーコジーコやって疲れました。ネックの角度を固定してブリッジの高さを見ます。理想より3.5mm高いけど前回は1弦側が余裕なかったのでこれでやってみます。板を貼り付けます。立て続けにネックも接着しちゃいます。糸を張ってセンターを確認してから重りを乗せました。夜中の3時過ぎです。19才のマイケル・シェンカーを発見。1
(前回までの記事)・フレット交換(その1)・フレット交換(その2)・フレット交換(その3)・フレット交換(その4)フレット交換。前回からの続きです。前回(その4)で懸念していた「フレットからはみ出るであろうささくれ」はほとんど目立たずに済み、(その2)で付けた焦げも紙ヤスリで削ったら少しは目立たなくなりました。次は余分にはみ出たフレットをカットします。カット前カット後切り口が歪んだりすると仕上げに影響するので少しはみ出るくらい残します。ここまで出
さてさてポジションマークが欠損してて、チョーキングの度、指が引っかかって仕方ない、OrvilleのLesPaul2号。変わりのポジションマークが、御茶ノ水のどこにも売っておらず、御茶ノ水にないならもうどこにも売ってないだろう…と結構本気で凹んで帰ってきたのですが、!これは、何でも揃う東急ハンズもしかして、もしかしたら、ここ行けば、何かアイディア有るかも…と思い、見に行ってみると、お?タイトボンド売ってました。今回のリペア計画で使う予
まいど~気付いたらもう3月・・・早いですねぇ…時間が経つのって…てな感じで!今回ご紹介するのは!!PEAVEYWolfgang!コチラのギターをステンレスフレットにリフレットしてくれいってご依頼でした因みにステンレスフレットでリフレットすると私の右手は数日間死亡します・・・当然ですがナットも交換!多分タスクが付いてると思いますけど…凄~く煮詰まった様な色に変色してますねぇ…んで!抜く前のフレットの状態!そん
この業界に入った1981年。その頃に初めて知ったこと・・・OLDのFenderはネックが黄色と言うかアメ色なのに、最近の中古(当時の70年代)は何故白っぽいのか?親友が「OLDはラッカー塗装でラッカー自体が日焼けしてるからちゃう?最近のはウレタン塗装やからラッカーほど焼けないんやろ。」その後FenderからVintageシリーズが発売されてカタログを見ていると「あれ?すでにネックがアメ色やん???」国産各メーカーから出ていたFender
どうもでやんす今回ご紹介するのはタイトルの通り!GibsonCustomShopLesPaulSpecialにBigsbyB-7を取り付けた時の物ですえ~と・・・何気に一番苦労したのが・・・B-7の入手・・・何故か?ご依頼を受けた時、何処もB-7が欠品状態で探すのが相当大変でした・・・ってな感じで!ちゃっちゃと行っちゃいま~す先ずは!お預かりした状態!このままでも十分カッチョ良い~でやんすけど!ご
前回の投稿ではFG-700でしたが、今回はYAMAHAのFG-500です。なんでもこのギターはオーナー様のお父様の形見。そういう意味での価値は勿論ですが、YAMAHAのFGの歴史を感じる上でも価値はあるかと。赤ラベルのハカランダ材を使ったFGですよね。今回の依頼内容としては「改善点あればお願い!」という感じでした。ボディやネック等、基本的には良いコンディションが保たれていました。1つ大きく気になったのがナットです。写真を撮るのを忘れてましたので丁度同じ
先日、久しぶりにゆっくりとオイラのホームでもある「マエダ楽器」に立ち寄って、中学校の時からお世話になっている2代目社長のクニちゃんと話をしてきたよ。JR姫路駅から姫路城に向かって約1kmの長い商店街「御幸通り」の途中から東西に走る「二階町」。JR姫路駅から姫路城に向かって歩く事6~7分。。その二階町に「マエダ楽器」はあって、1~2か月に1度は顔を出して弦とかピックとかを購入するのと、昔ながらの音楽仲間の状況を聞くために顔を出してる。修理やメンテナンスの技術も高く、オイラも信頼し
特にマーカスミラー大好きな方々が憧れるメイプル指板・セルバインディング・ブロックインレイの70年代のJB。60年代とリアピックアップの位置が違い、メイプル指板特有の倍音。独特のサウンドと風合いがたまりませんね。ただPBと比べてネックのグリップが細いのでどうしても弦のテンションに負けて順反りしやすいですね。反ったらトラスロッド(以下ロッド)を締めれば良いのです最初のうちはね・・・反りと共に年月が経つにつれて指板面やグリップ部分も変形している場合があります
リフィニッシュピンと来ない方には再塗装。フィニッシュという言葉はいろいろなジャンルで使われるのですが私のいる世界では「仕上げの塗装」みたいな意味合いから「塗装」という意味で使われてます。そして、その前に「リ」が付くので再塗装という感じですね。そしていきなり作業後写真になりますが、リフィニッシュの依頼で、アコースティックギターに関しては(今回は違いますが)トップ板のみリフィニッシュという依頼も割合として多いです。また、「サイド板を割ってしまって」という
弦高が高い12フレット上で3.5mmかなり弾きにくいサドルを削りたいが、サドルの高さに余裕がない自作でネックアイロンを作った壊れた除湿機を分解して熱導電板を取り出しホームセンターでステンレスの板購入早速やってみたネックの温度を60℃にして膠を溶かす。そして熱を冷ます。その繰り返し結果12フレット上2.5mm成功した。弾きやすいなかなかです。
今回は、知人からの依頼でフェルナンデスのZO-3のメンテナンス、調整を行ってまいります。白ナットの初期型に見えますが、デタッチャブルネックのボルトの位置やブリッジプレートのサイズなどがビミョーに違ってて、初期ではないかも。台湾製です。ネックはやや順反り、パッと見はボディの傷もあまり無く、メッキパーツのくすみも少ないんですが、フレットだけがくすみというかサビてガビガビで、海中から引き上げられた沈没船みたいになってるので、何とかしなきゃね。メンテナンスメニュー・音が出ない不具合解消