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ギターやベースを演奏する際、同じポジョンを多用したり強く押弦したりしていると特定のフレットだけが傷んでしまうことがあります。チョーキングの感触がザラザラする。むしろゴリゴリする。ビブラートが上手く行かない。現在進行系でフレットが削れていってるように感じる。みたいな。症状が進行すると指先の触感だけでなく出音までザラザラ鳴り出すこともあります。こういう時はフレットすり合わせを行うのが一番。とりわけリペアショップに依頼するのが一番なのですが・・・安ギター愛好家である僕はもっ
(前回までの記事)・フレット交換(その1)・フレット交換(その2)・フレット交換(その3)・フレット交換(その4)・フレット交換(その5)フレット交換。最終回です。試しに擦り合わせをする前に弦を張って弾いてみたらわりと普通に弾けてしまいました。指板を平らにしてからフレットを打ってるのでだいたい直線は出てるんですね。実はこの安物のギターは最初、12フレットと14、15フレットは普通にサスティーンがあるのに13フレットだけ妙に音が伸びないとかムラがあったんですけど
まいど~今回UPするのは、これまた半年以上前に納品が完了しているギターでやんすんで!コチラのギター以前、お預かりしてボディTOP以外をリフィニッシュとリフレットをご依頼頂きリペアを行ったギターでやんす前回のリペアの様子はコチラ↓『「GibsonLesPaulstdGT1989リフィニッシュetcパート1」』どうもでやんす今回ご紹介するギターはタイトルの通りGibsonLesPaulstd1989年製GoldTopでやんすご依頼内容はボ
ブログの更新をサボっていたら、もう2月に突入してしまいました早いっス2月…今の時期が、一番寒いですよね。暖冬と言われてるけど、毎日風が冷たいし本当寒いっス今年は、出だしが悪くて、毎年恒例のごん介と見に行く初日の出を見ていなければ、初詣の浅草寺にも行っていませんなので、混み合っている初詣の時期を避けて、またごん介と一緒に行こうと考えていたら、新型コロナウィルスが流行しているものだから、外国人の観光客が殆どを占める浅草寺には行けないこんな状況では、マスクを着用して外出するのが当然
まいど~気付いたらもう3月・・・早いですねぇ…時間が経つのって…てな感じで!今回ご紹介するのは!!PEAVEYWolfgang!コチラのギターをステンレスフレットにリフレットしてくれいってご依頼でした因みにステンレスフレットでリフレットすると私の右手は数日間死亡します・・・当然ですがナットも交換!多分タスクが付いてると思いますけど…凄~く煮詰まった様な色に変色してますねぇ…んで!抜く前のフレットの状態!そん
先日綺麗に完成したストラトキャスターのボディーをメイプルやアクリルの角材や、様々な道具で叩いて壊したリペアコースですが、その後の木工の補修、塗装のタッチアップが終わり、無事修理が終わりました。というわけで改めて粉砕式の様子をどうぞ。<iframewidth="459"height="344"src="https://www.youtube.com/embed/y-r9RTZ9n5g"frameborder="0"allowfullscreen></iframe>その後壊れた木部を
まいど~定番のblog更新サボり・・・まぁ!察して下さい・・・blog書く時間が中々取れないのよ・・・そんなこんなで今日は時間がチョッピリ空いたので・・・デデンっとコチラのギターをご紹介これも随分前に行ったリペアなんでササ~っと行きますぜえ~と・・・確か?ネックがメキシコでボディがUSAのハイブリッドストラトキャスターまぁ!簡単に言うと2個イチつ~奴ですんで!下の画像の状態で持ち込まれて・・・リフレット&ネックのリフィ
まいど~今回ご紹介するのはコチラのFenderUSATheSTRAT1980年代初頭に数年間しか製造されてない中々レアなモデルでやんす因みにStratocasterの上位機種つ~位置付けでね!何のご依頼か?つ~と…まぁ!とにかく重い…マジで重い…つ~事で!オーナー様が手持ちの国産ストラトキャスタータイプのボディ(アルダー材)に取り付けた所!!中々良い塩梅の重量になったのでコレで「イカした感じ」←ココ重要に弄り回しやがれつ~
まいど~気付いたらもう5月…時が経つのが早過ぎるっス…そして、暑いっス…更に、忙しいっス…つ~事で!現実逃避にblogを書くっス…今回ご紹介するのはコチラの!EVHWolfGangspecialこのギターにピコピコSW(キルSW)を付けやがれつ~ご依頼でした!でも、まぁ簡単には取り付けられないので!Web上の画像からSWの位置を割出して行き…ボディの表と裏にザクリを罫書いて…何度も書き直し
コンニチハ最近暖かくなってきましたね。もうすぐ本格的に春が到来です。そんな陽気に誘われてギターのノイズが気になり始めるのもこの時期ですよね。WWWというわけで今日のネタはノイズ対策です。最近はコントロールキャビティ内に新品の状態から電気を導通する黒い塗料が塗られているものも増えてきましたが、そういう処理がされていない楽器は処理をすることでノイズを軽減する事ができます。専用の導電塗料は結構お値段しますし、塗料の種類によって導電塗料自体の種類も適切な物を選ばなくてはいけません。
まいど~お久しぶりでやんす色々と忙しくてねぇ…中々blog書く時間が取れないのです…と!blogを書かない言い訳をつらつら書いておりますが…ちょっぴり時間が取れたのででは!今回ご紹介するのはドドンっと!GibsonCustomShop製LesPaulCustomまぁ!タイトルの通り!ネックがポッキリと折れてます現状を把握したら!先ずは接着本来は!はみ出した接着剤は乾燥する前に
梅雨はなんかベタベタしていやですねー。顔のテカテカが気になる「猫まろ」です。ギター製作も進行中ですが、前回駆け足で投稿してしまったので「これではネタが尽きてしまう・・」と思い別の記事を書こうかと思います。我が家にはハムスターの「白玉」こと「たまちゃん」がいました。赤目で真っ白な毛並みがほわほわとした、とてもおっとりした男の子でした。でも最近なんか元気ないかなー、なんて思っていて、でも見た目には病気の兆候は見られず。先日帰宅して何となくゲージを覗いたら普段は丸まって寝ている
この業界に入った1981年。その頃に初めて知ったこと・・・OLDのFenderはネックが黄色と言うかアメ色なのに、最近の中古(当時の70年代)は何故白っぽいのか?親友が「OLDはラッカー塗装でラッカー自体が日焼けしてるからちゃう?最近のはウレタン塗装やからラッカーほど焼けないんやろ。」その後FenderからVintageシリーズが発売されてカタログを見ていると「あれ?すでにネックがアメ色やん???」国産各メーカーから出ていたFender
こんばんは。GWも残りわずかですがいかがお過ごしでしょうか?NGWは変わらず営業をしております。5月は三社祭開催期間に合わせて18日(土)~20(月)はお休みを頂きます。その他は定休日の火曜日と水曜日です。フレット交換も変わらず多くご依頼を頂いており、通常よりもお時間を頂いている状況です。どの作業にも言えますが愛をこめて作業に取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。
先日、久しぶりにゆっくりとオイラのホームでもある「マエダ楽器」に立ち寄って、中学校の時からお世話になっている2代目社長のクニちゃんと話をしてきたよ。JR姫路駅から姫路城に向かって約1kmの長い商店街「御幸通り」の途中から東西に走る「二階町」。JR姫路駅から姫路城に向かって歩く事6~7分。。その二階町に「マエダ楽器」はあって、1~2か月に1度は顔を出して弦とかピックとかを購入するのと、昔ながらの音楽仲間の状況を聞くために顔を出してる。修理やメンテナンスの技術も高く、オイラも信頼し
今回は、知人からの依頼でフェルナンデスのZO-3のメンテナンス、調整を行ってまいります。白ナットの初期型に見えますが、デタッチャブルネックのボルトの位置やブリッジプレートのサイズなどがビミョーに違ってて、初期ではないかも。台湾製です。ネックはやや順反り、パッと見はボディの傷もあまり無く、メッキパーツのくすみも少ないんですが、フレットだけがくすみというかサビてガビガビで、海中から引き上げられた沈没船みたいになってるので、何とかしなきゃね。メンテナンスメニュー・音が出ない不具合解消
特にマーカスミラー大好きな方々が憧れるメイプル指板・セルバインディング・ブロックインレイの70年代のJB。60年代とリアピックアップの位置が違い、メイプル指板特有の倍音。独特のサウンドと風合いがたまりませんね。ただPBと比べてネックのグリップが細いのでどうしても弦のテンションに負けて順反りしやすいですね。反ったらトラスロッド(以下ロッド)を締めれば良いのです最初のうちはね・・・反りと共に年月が経つにつれて指板面やグリップ部分も変形している場合があります
EVHWOLFGANGSPECIAL-EBONYFINGERBOAD-StealthBlack2022その5・・コントロール系を一旦~取り外してキャビティ内の...オーバーコートの痕跡を隠蔽するかの如く...🤔まだらな導電塗料の塗り直し...💦バックパネル内は黒サフをエアブラシで塗装しておきました。この手の抜き加減と実売価格の釣り合いが私的に取れてないように思われます。#ヴァンヘイレン#ウルフギャング#ウルフギャングスペシャル#ステルス
リフィニッシュピンと来ない方には再塗装。フィニッシュという言葉はいろいろなジャンルで使われるのですが私のいる世界では「仕上げの塗装」みたいな意味合いから「塗装」という意味で使われてます。そして、その前に「リ」が付くので再塗装という感じですね。そしていきなり作業後写真になりますが、リフィニッシュの依頼で、アコースティックギターに関しては(今回は違いますが)トップ板のみリフィニッシュという依頼も割合として多いです。また、「サイド板を割ってしまって」という
前回の投稿ではFG-700でしたが、今回はYAMAHAのFG-500です。なんでもこのギターはオーナー様のお父様の形見。そういう意味での価値は勿論ですが、YAMAHAのFGの歴史を感じる上でも価値はあるかと。赤ラベルのハカランダ材を使ったFGですよね。今回の依頼内容としては「改善点あればお願い!」という感じでした。ボディやネック等、基本的には良いコンディションが保たれていました。1つ大きく気になったのがナットです。写真を撮るのを忘れてましたので丁度同じ
こんにちは。ESPギタークラフト・アカデミーです。先日アップしたEMGピックアップの分解の記事が予想以上の大反響でビックリしました・・・皆さんに楽しんでいただけたのかと思い、密かに嬉しく思っております。そんなわけで今回は1966年製ヴィンテージのマーチンOOO-18のリペアが舞い込んできましたので、せっかくなので採寸などをして楽しんでみました。まずはリペア内容からです。どこかにぶつけたらしく、写真から分かるように塗装が割れて剥がれています。これが気にならない程度まで直してほしいという