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こんばんは!まずは皆さん、乾杯っ!憧れのウイスキーって、ありますよね。酒屋さんで見かけるたびに「いつかは飲んでみたい」と思いながらも、値段を見てそっと棚に戻す。そんな経験、きっと誰にでもあるはずです。私にとってのそれが、スプリングバンク10年でした。スコッチウイスキー好きの間では「聖地」とも呼ばれるキャンベルタウン地域の名門蒸留所が造る、まさに憧れの一本。前回、思い切って量り売りで入手して、オン・ザ・ロックスで味わったときの感動は今も忘れられません。『スコッチウイスキー/スプ
今やレギュラー品ですら定価で入手しづらくなったスプリングバンク。蒸溜所のアイデンティティーである「100%自社でのハンドクラフト」にこだわるがゆえ、生産量が少ないのは致し方ない。フルボトルでは買えないだろうが、せめて最新のロットを飲んでみたい。そう思い私がよく利用するのが、本国から取り寄せたオフィシャルのテイスティングパックだ。6本のミニボトルがセットになって£33.3という良心的な価格だが、1本の容量は20mlと少ない。そのポテンシャルを見極めるには、せめて倍の40mlは欲しい。だ
現在、スプリングバンクのニューリリースを巡る狂乱は留まるところを知らない。シングルカスクや限定品はおろか、スタンダード品ですら入手困難で、二次市場では驚くような価格で取引されている。だが、かつては限定品すら容易に売り切れなかった、ある時期のボウモアのような深い低迷と迷走の時期があったこともまた事実だ。1992年にフランク・マッカーディー氏が「全量フロアモルティング再開」という歴史的な決断を下す直前、この蒸留所は何とか生き残りの道を模索していた。具体的には80年代後半から90年代初頭に