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事例指導では、検定面接試験の設計図である「事例記録ビルディング」を一緒に上がっていきます。1級キャリアコンサルティング技能検定の受検票に記載されている「1級実技(面接)試験実施概要」には、面接試験で出題される3つのケース内容が提示されています。実際の試験では、この3つのうち1つのケースが指定され、そのケースに基づいて、受検者が行う事例指導が評価されます。受検者は事例指導者の役割を担い、試験係員が事例相談者、つまり、指導を受けるキャリアコンサルタントの役割
キャリア形成の6ステップには、「自己理解」「仕事理解」「啓発的経験」「意思決定」「方策の実行」「新たな仕事への適応」があります。事例指導者は、この6ステップを使って、事例相談者Bが相談者Aをどの段階にいると見立て、どのような支援を行ったのかを確認します。そして、Aが本当に必要としていた支援段階との間にずれがなかったかを見ていきます。例えば、Bは、Aが自己PRや志望動機を明確にできていないことから、Aには自己理解が不足していると見立て、自己分析やキャ
1級第13回実技(面接)試験ロールプレイケース内容1】●ケース1:タンタンミーティング仕様事例相談者:企業分野のキャリアコンサルタント、(相談歴2年)相談者:Aさん、男性(45歳)相談者が相談したこと:派遣からやっと正社員になれた今の会社で、係長職就任の打診を受けた。結婚が遅かったので子どもが小さく手がかかるうえに、母の介護か必要な状態になってきた。打診は大変ありがたいのだが自信がなく、どう考えたらいいかわからなくなり、相談にきた。面談経過:Aさんは、四年制
わが国職業紹介・職業指導の系譜―その過去、現在、未来―職業心理学者元筑波大学教授木村周第7回職業指導・職業紹介の基礎理論(その1)職業指導、職業紹介の背景になっている理論は、ほぼ100年前アメリカで発生し、太平戦争後わが国に導入され、発展してきた理論が中心で、職業選択理論、構造理論、職業発達理論、新しいキャリア発達理論に大別される。(2)ローの理論ロー(Roe,A.)は、パーソナリティ-特性の研究を応用して、職業選択やキャリア形成を説明している。個人差と職業分類との関係