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1級キャリアコンサルティング技能検定の論述問題を解くとき、毎回、「今回は何が問題なんだろう」と考えていませんか。第13回は管理職とスペシャリスト、第14回は再就職と家庭、第15回は定年後の就業と、相談内容はまったく違います。登場する相談者の年齢も、仕事も、家族状況も違います。ですから、一つひとつ別の事例として読んでいると、そのたびに新しい問題を解いているような気持ちになります。でも、本当にそうなのでしょうか。少し違った見方をしてみたいと思
2025年度後期(第15回)キャリアコンサルティング技能検定1級実技(論述)試験の、問1について、「考え方」「解答例」「根拠」を述べます。問1相談者Aが訴えた問題は何か、記述せよ。(10点)問1の考え方については、Aさんが訴えている問題は、表面的には「できれば70歳まで働きたい。長く働いていくにはどうしたらよいか」ということです。ただ、その言葉の背景にはいろいろな事情が重なっています。53歳という年齢で、5歳のお子さんがいて、住宅ローンも残っています。
今回は、第14回1級キャリアコンサルティング技能検定試験、論述のネットワークと環境への働きかけについて、相談者A視点、事例相談者B視点、事例指導者視点の3点で考えます。問3相談者A自身が自分の問題を解決するために活用可能な社会的ネットワークは何か。相談者Aの置かれた環境への働きかけについて関係機関や関係者との連携を考慮し、記述せよ。(20点)最初に、相談者A視点での問題の捉え方を考えます。Aは、就職活動に前向きになれず、面談も「バタバタしていて、いまは面談に行けません」