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※本記事は、過去に掲載した診断事例を、あらためて整理し直した再編集版です。新しい事例ではありませんが、診断の流れや考え方として参考になれば幸いです。当時は感覚に頼って進めていた診断を、今あらためて見直し、「なぜそう考えたのか」を言語化しています。今回ご依頼いただいたのはS402Mトヨタタウンエース。エンジンチェックランプが点灯し、ATの変速がおかしく、フェイルセーフに入ってまともに走行できないという症状でした。試運転してみると、シフトアップせずギヤ固定状態。明らか
「エンジンかかんなくなった!修理よろしく~!!」お車は、ZRR70トヨタヴォクシー。「セルは回るがエンジンがかからない」という症状で、業者様からHELPをいただき入庫しました。まずは基本確認始動不能診断では、クランキングしているかECUと通信できているかエンジンチェックランプの点灯有無このあたりが最初の分岐点になります。今回の車両はクランキングOKECU通信OKフォルトコードも致命的なものはなしという状態でした。ストアしていたフォルトコード一つのみ。P1604
電動ウォーターポンプ異常(P261B)点検・修理。。「走行中に警告灯が点灯した。修理よろしく~!!」と、ご相談をいただきました。車両は、ZVW30トヨタプリウスです。診断内容スキャンツールにて点検を行ったところ、電動ウォーターポンプ系のフォルトコードがストアされていました。フリーズフレームデータを確認すると、ウォーターポンプ目標回転数:ありウォーターポンプ実回転数:0rpmエンジン水温:100℃超という履歴が記録されており、過去にウォーターポンプが回転してい
同業者さまからのご依頼。「エンジンチェックランプが点いて走らない(-"-)修理よろしく!!」今回は、走行中にエンジンチェックランプが点灯し、パワー不足で走らないということでご入庫いただいたハイエースの整備事例です。実際に確認してみると、加速は明らかに鈍く、安心して走れる状態とは言えない症状でした。まずは故障コードと実際の症状を照らし合わせながら、原因を探っていきます。とにかく黒煙がひどい状態です■入力されていたDTCP0046VNターボポジション機構作動異常(フィ
「ジムニーのATが変速しなくなった!修理よろしく~!!」でご入庫のJA11スズキジムニー。↓イメージです走行中にATが変速しなくなったオーナー様の認識では「2速固定」入庫後の試運転でも、明らかに通常の変速は行われていない状態でした。まずやるべきことは「切り分け」ATトラブルで最初にやるべきことは、原因がどこにあるのかを大きく切り分けることです。制御側(TCU・配線・センサー)AT本体(油圧・バルブボディ・機械系)いきなりAT本体を疑うのは、診断としては一番最
──懐かしさと、思い込みの危険。「加速しなくなったので修理よろしく~!」そんな連絡をいただき、入庫した車両は日産・ラシーン。実際に試運転してみると…まずは症状確認のため、試運転。ごく低速域では、正直そこまで違和感はありません。しかしアクセルを踏み込むと状況は一変します。エンジンがボコつく回転数がスムーズに上がらない車体がガクガクして、加速しないお客様のご不満は、すぐに再現できました。体感としては、「力が欲しいところで、燃料が足りていない」そんな印象です。懐かしい症
「バックに入れても、メーターの表示が出たり出なかったりする。シフトショックもあるんだよね~。修理よろしく~」という症状でご入庫のNCP160Vトヨタプロボックス。この度はご依頼いただき誠にありがとうございます!電装系のトラブルは「なんとなく調子が悪い」「たまに起きる」こういう表現が多く、原因特定が難しいケースも少なくありません。こんな感じの症状。バックにシフトした際、Rと表示されない場合は「ガツン」と大きめのショックがあります。まずは“入口”確認:インヒビタスイッチ
今回は、マツダビアンテのご入庫です。症状は、DSC警告灯とABS警告灯の点灯。運転中にこのような警告灯が点灯すると、不安になりますよね。DSCは横滑り防止装置、ABSは急ブレーキ時などにタイヤのロックを防ぐ装置です。どちらもブレーキ制御に関わる大切なシステムなので、まずは全体を把握するためにフルスキャンから進めました。フルスキャンの結果、DSC系統に以下の故障コードを確認しました。C0020C0082ここで大事なのは、故障コードが出ている=その部品交換で確定ではないというこ