ブログ記事277件
いま世界的に甲状腺眼症の治療の話題になっているテツロツムマブ(商品名テペッツァ)ですが、日本での発売が年内に予定されているようです。この薬剤について解説しましたのでご参考になれば幸いです!###テツロツムマブとはテプロツマブ(Teprotumumab)は、バセドウ病に付随する眼窩(がんか)炎症性疾患であるに対する甲状腺眼症(バセドウ病眼症;ThyroidEyeDiseaseTED)への治療薬として注目されています。具体的には、テプロツマブは難治性の甲状腺眼症の治療
オキュロ3.0開業から今までのオキュロの歴史を振り返り、そして未来に目を向けると、現在の立ち位置はオキュロ3.0と呼べるものだなと考えましたそれについて今回はお話をしたいと思います前橋院の開業から相川先生・河村先生が加入し、東京院の開業にこぎつけたのが1.0この時期には患者さんは集まっても知名度はまだ低く、医師が集まりにくい状態でした一人あたりの手術件数がめちゃくちゃ多くて一日に5人も6人も執刀しなければならないような状態でギリギリまで頑張って手術していました相川
鹿嶋による眼瞼下垂オペ翌日のまぶたです患者さんに送ってもらって許可を得て転載します次に載せたのは、他院で眼瞼下垂やった方のまぶたですどれだけ違うかわかるでしょうか?これは技術の差によるものです僕がオペをするときは筋線維の一本一本までキズつけないように切開しますし、出来るだけ組織をキズつけないように鈍的に剥離をしますそういう1つひとつの動作の積み重ねで、術後の腫脹の程度が変わるのです腫れない手術をするには、自分の動作を細かく突き詰める必要がありますそういうことが出来た医師のみが、こ
ニューヨークに行って心に決めたこと僕は海外に行くのが好きです単純に旅行として行くのが好きなのではなく、学会や講演、手術見学などで新しいことを学べることが楽しくて好きなのです例えば日本国内の眼形成系の学会に出たら、演題の半分くらいは1例報告です1例報告も大事なことではあるのですが、1例報告に10分以上使うのは時間の無駄だと思うのです海外の学会では一般演題に1例報告が選ばれることはほとんどありません1例報告は情報が入っていな
睫毛重生の本当の話毛包と脂腺は本来一つのユニットを組んでいてこれをPilosebaceousUnitと言います。身体中どこでも毛包と脂腺はニコイチなのですが、唯一の例外が眼瞼縁です。(といいつつ包皮もですが)眼瞼縁だけは毛包と脂腺が分かれて存在し、それぞれが睫毛とマイボーム腺となっているのです。発生の段階でここにエラーが起きるとマイボーム腺から毛髪が生えてしまいます。これを睫毛重生(Distichiasis)と言います。スティーブンスジョンソン症候群(SJS)や類天疱瘡など、上皮がすべて損傷
次に2つ目の瘢痕です眼瞼の内部の組織に瘢痕化が起きると下眼瞼が下に引っ張られてしまいますまばたきの時に動くのは上眼瞼だけだと思っている方も多いと思うのですが実は違います下眼瞼も上方に偏位し上下の眼瞼が協働して目を保護しているのですですから下眼瞼が瘢痕化して動かなくなってしまうとまばたきが正しく出来なくなってしまいうので目が閉じられなくなってしまうのですこの瘢痕化、いままでたくさんの患者さんを診てきた経験から、ほとんどの症例で“眼窩隔膜”に起きています眼窩隔膜が瘢痕化するとあの薄い眼窩
大阪院が開院して2年が経過しましたこの度、2年間院長を務めて頂いた三村先生が退任されることになりました三村先生は10年以上前からの友人であり、2015年に米国に眼形成で臨床留学を経験した同志であり義兄弟のようなものです10年も前ですが、米国にフェローとして臨床留学した眼形成医師は、前にも後にも僕と三村先生しかおらず、他に誰もいないのですね米国だけでなく、ヨーロッパやアジアに広げても日本人ではいないはずですですから僕らには他人には決して理解できない共通の認
オキュロと離れて独立を勧めない理由同院で研修を受けたドクターが完全に我々や同門と分離して独立開業を進めない理由についてお話したいと思います基本的に医師の最終経歴は開業になると思いますほとんどの眼科医が開業でその仕事人生を終わっていると思うのですですから開業という選択肢があるべきだとは思いますもしその人の人生の目標が経営というものであるならばそれは自分でやるという選択肢はあってもいいかもしれません僕の若いころ、人生でやりたいことが経営だったか
夢にまで見た眼窩減圧術を終えました。今年は減圧で4つ目の手術をという事で職場にも本当に迷惑をかけてしまいました。なので昨日、スイートポテトを焼きました。初めてです、安納芋でスイートポテト。糖質ゼロのラカント使って。スタッフに食べて!と。そのまま帰れる訳もなく、サングラスして受付とかしちゃいます。患者さんも何も言わないし。会計終わったらお大事にどうぞー。って挨拶して帰って貰うのですが、逆にお大事にねって言われる始末。でも、そんな患者さんとの関係は凄く気に入ってます。減
甲状腺眼症のコントロール、入院パルスなど非常に患者の負担の多い治療でした。我々はトリアムシノロンを眼窩に注射することにより多くの患者さんを月に1回の通院でコントロールすることが可能です。今回、トリアムシノロン注射の成績、合併症をまとめた論文を前橋院長の山名先生が投稿してアクセプトされました。ご興味のある方、よろしければご一読ください😊https://www.dovepress.com/efficacy-and-systemic-effects-of-a-single-deep-orbit
どうも、ハナです!なんちゃってセレブタウンで子育てしている様子をブログに書いています。どうぞよろしくお願いします❤︎詳しい自己紹介はこちらバセドウの定期検診に行ってきました面白い話がいっぱい毎月大学病院へ通っていますが3ヶ月連続で違う先生大学病院だから仕方ないとはいえ、毎回違う先生だと不安が増します現在ツライところは足と目『低温火傷かと勘違いした症状に絶句』どうも、ハナです!なんちゃってセレブタウンで
藤田先生のイケメンの息子さんと😂なぜオペ合併症例を世の中に晒すのか最近、XやThreadsで他の美容外科などで受けた手術の失敗例を出すようにしています安易に手術を受けるべきではないよ、という警告の意味があるのですが、そもそも医者が安易手術をするべきではないのですでも僕は形成外科・美容外科業界の隣にいるので分かるのですが、ほとんどやったことがない手術でもやっちゃうのがその業界なのです手術に限らずなんでもそうですが、初心者のうちはかならず失敗します失敗
皆さんは鹿嶋が思ったことを口に出して言うというのは分かっていることだと思います今回はなぜそんな思ったことを口に出しているのかについて話したいと思います日本人というのは和を以て貴しとなすという言葉が表すように敵対的な行動を避ける人種ですまあそれが日本人のいいところでもありそして悪いところでもあると思っています平成の30年間日本はほとんど成長をしませんでした30年前に行ったシンガポールではまだ東南アジアの田舎の雰囲気のある都市でしたが、いまでは日本の大都会東京を遥かに凌ぐ規模の大都市になって
“盗まれた金”なんだかシリーズ化していますが、引き続き僕と形成外科医について話していきます前回は、教育には対価が必要だよ、ということを話しました特に眼形成の教育をする際には、クリニック組織に迷惑をかけるだけなので、クリニックとしては三重苦四重苦の状態になるということも書きましたこれが世の中の開業医が新人教育を行わない理由です開業医というのは大学などでスキルを学び、ある程度技術レベルがプラトーになった医師がなるものです新人教育みたいなことはすでにスキルのある医師にとって
引き続き、甲状腺眼症に対する眼窩減圧術のモニター患者さんをご紹介します。術前です左の眼球突出だけでなく、眼瞼後退もあります術後です左右差はなくなりました術前左眼が開大していて、睨んでいるように見えます術後です自然な目つきになっています眼窩減圧術は、唯一の根本的な治療です悩まれている方は是非ご相談くださいリスク出血・感染・複視・視力障害・視野障害眼窩減圧術(術者指名なし)660,000円眼窩減圧術(術者指名あり)
甲状腺眼症・バセドウ病発症への眼窩減圧術のモニター患者さん10症例連続10症例の最後、10例目の患者さんです!術前まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。目の距離も開大しているようです。術後上まぶたの膨らみは消え、やや凹んだ状態になっています。目の距離も狭くなりバランスが良くなっています。術前まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。目の距離も開大しているようです。術後上まぶたの膨らみは消え、やや凹んだ状態になっています。
今回の投稿は前回からの続きですまだ読んでないかたは前回の投稿を読んでからこちらをご覧くださいでは先に挙げた2つの原因について見ていきましょうまず1つめですが、皮膚の過剰切除についてです上眼瞼は年齢とともにたるみが増えていきます下眼瞼も同様なのですが、上眼瞼とは条件が違いますそれは皮膚が増えるのと同時に、頬のたるみが増していくということです何が言いたいかというと、加齢に伴って頬のたるみが増す分、重力によって頬が下がっていくのですだから下眼瞼の皮膚が増えたとしても、差し引きすると上眼
甲状腺眼症による目のクマ・たるみについての手術甲状腺眼症では目の下にクマが出来たり、たるみが出来たりします当院で行われている眼窩減圧術は、眼球突出を治す手術ではありますが脂肪を切除する手術ですので、目の下のクマも改善することができます。その一方で甲状腺癌症の再発などがあった場合には再度クマができてしまう方もいます。当院では眼窩減圧術を行った際に切除した眼窩脂肪をクマの部分に移植することによって目の下のクマをほぼ完璧に取り除くということを行っています。甲状腺眼症では目
ひきつづき、甲状腺眼症・バセドウ病発症への眼窩減圧術のモニター患者さん10症例を紹介いたします。5例目です術前まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しています。術後上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。膨らみがなくなったため、小じわが出現しています。下まぶたのクマも消え、目の距離も狭くなっています。術前まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく
阿波踊りにドクター10名で参加するために徳島に来ています!専用のハッピ、提灯まで作って踊ります!しまだという割烹で踊り方を教えてもらいました!みんなで練習中です地元出身の大阪院の藤田先生はさすがの上手さ!😂藤田先生のお父さんといつも控えめな石田先生も嬉しそうです😂提灯も作りました本格的😳ローカルNHK当たる予定です!怖いです😱楽しんできます!
今日も甲状腺眼症・バセドウ病眼症の眼窩減圧術のモニター患者さんのご紹介をいたします術前まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。下まぶたは引き下がっていて黒目の下に白目が露出しています。術後上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。目の距離も狭くなっています。下まぶたの位置も改善し、白目の露出が少なくなっています。術前まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。下まぶたは引き下がっていて黒目の下に白目が露出しています。術後上まぶたの膨らみ
最近、眉毛下切開での眼瞼下垂手術が流行っています眉毛下切開はキズが前面に出てしまうので、丁寧に切って、丁寧に縫うのがコツですが来院する患者さんで眉毛下切開後のキズが酷い人がそれなりにいらっしゃることに気付き、、、これはYoutubeに飛んででも見て欲しい、、、、当院で手術した方が全然キレイじゃん、ということを知るにいたりました当院で行った手術の動画を患者さんがアップしていました眉毛下の動画作りましたので良かったら見てみてくださいキズが
甲状腺眼症発症後眼窩減圧術前(上)→眼窩減圧術後(下)
症例右眼球破裂からの陥凹義眼装用至近距離からのゴルフボールにより眼球摘出👁️他院で2回手術しましたが重度の眼球陥凹が残り来院👨⚕️陥凹が重度でありCTで確認にて頬骨骨折がありました😢骨折と同時に義眼台を包埋して改善することが出来ました!他院で治らない病気にも対応していますお困りの方は是非ご相談ください💪リスク出血、感染、瘢痕、低矯正、過矯正料金表https://www.oc-tokyo.com/treatments/fee/#thyroideyedisease#te
1,281の医療機関から紹介いただいていました最近というかずっとですが、HPの見直しを行っていますHPの閲覧数って、コロナ前までほとんど変化しないものだったのですがコロナが明けてからHPの閲覧数が上下するようになりましたどうやらGoogleがAIを入れて順位を決めているのが理由らしく、頻繁に修正する必要に迫られたのですねそれでいろいろと修正をしているのですが、トップページにいくつの医療機関から紹介状を頂いているかを書こうと思い、今までに紹介いただいた医療機関を調べたのですねそうし
眉毛の下で皮膚のリフトを行う手術があって、眉下リフトという言われ方をされたりします体表にキズが残るのでいかにきれいに縫うかが大事なのですが、術後3カ月検診のモニターさんがいらっしゃったので動画を載せておきますね!2023年手術実績11,491件(2022年1-12月)うち眼瞼下垂手術6,241件元涙道涙液学会理事元群馬大学非常勤講師(2014-20)元帝京大学非常勤講師(2017-19)元アジア太平洋眼形成学会理事(2
お久しぶりです。ブログ、辞めたのですが…ちょっとね、注意喚起。注意喚起なんて大袈裟だけど、注意喚起。私ったら落ち着いていたメニエール病が再発しまして。耳鳴り、耳の詰まり、聴力の低下が起こってしまってます。以前のメニエールの時に経験した回転性の目眩は今回はまだ出てませんが…,回転性の目眩って例えばバットを地面に付けてバットの周りを10周回る。そして止まる。そうするとクラクラ、フラフラして立っていられませんよね?でも、数秒でおさまる。でも、メニエールの回転性の目眩ってね、その
ハムラ後にあっかんべーになる原因当院では下眼瞼の術後あっかんべー(正式には眼瞼外反といいます)の修正手術も行っています昨今、大手美容外科がこぞって目のクマの手術を宣伝している関係で下眼瞼の手術の件数が大きく増えているのだと思います上眼瞼と下眼瞼というのはミラーイメージと言われているのですが、解剖学的構造が似通っているので理解しやすいのですねただし上眼瞼と下眼瞼では大きく異なる点がありますそれは重力のかかり方です上眼瞼にかかる重力は眼瞼そのものや眼瞼の皮膚をそのまま真下に引っ張る力
今まで入職したドクターの写真を飾ってみました!トータル37名!この他に麻酔科の先生が3名いらっしゃいます😁近年加速度的に研修希望者が増えているのですが、この写真からもわかりますね😄眼形成を世の中のインフラにするために!日々頑張ります!#thyroideyedisease#orbitaldecompression#TED#出目#減圧#修正手術#バセドウ#甲状腺眼症#眼窩減圧#眼窩骨折#目のくぼみ#目の腫れ#眼瞼下垂#美容外科#目のクマ#オキュロフェイシャル