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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問2まず、状態曲線(エマグラム)のある気層において、問題文の「大気の成層状態」について問われた場合ですが、エマグラムには、乾燥断熱線、湿潤断熱線、等飽和混合比線が引かれています。このうち、乾燥断熱線の傾きと湿潤断熱線の傾きに対して、ある気層の温度減率の傾きがどんな傾きを示しているかを見ることによって、「絶対安定」、「絶対不安定」、「条件付き不安定」を判断します。そこで一般知識の大気の熱力学の復習、「一般
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問3フェーン現象とは、気流が山を越えることによって風下側の気温が上昇する現象のことをいいます、強風を伴って、湿度が低下して乾燥するため、火災が発生する原因になることがあります。そこで前回の(2)の結果からフェーン現象の時に想定される、山地の風下側の地域(陸上)において注意を呼びかける必要がある気象状況は何か読み取ってみます。まず、気温に着目しますと、風上側の館野の気温は28℃ですが、気流が脊梁山脈を越えて風下
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問2今回は、「一般気象学」p69、図3.11、「エマグラム上で、熱力学のいろいろな量の間の関係」を参考にしながら、図4で実際に970hPaにある空気塊を持ち上げてみましょう。まず、970hPaの空気塊は未飽和ですので気温を乾燥断熱線に沿って、もう一方の露点温度を等飽和混合比線に沿って持ち上げていきます。次に、持ち上げている両者が交差するところで空気塊は飽和に達しますので、この高度が「持ち上げ凝結高度」とな
こんばんは。今回は、フェーン現象の時に想定される山地の風下側の地域において呼びかける必要がある気象状況を2つ述べよ、という問題です。前問のエマグラムの問題の結果も参考に何に注意するのか考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問3問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。23日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問3まず、館野の1000hPaにおける空気塊の気温と露点温度を見てみますと、気温が28℃、露点温度が24℃となっています。次にこの空気塊がどこの高さで飽和に達するのか、空気塊は飽和に達するまで気温は乾燥断熱線に沿って上昇し、露点温度は等飽和混合比線に沿って上昇していきますと、ある高さで両者が交差するところができます。この高さのことを「持ち上げ凝結高度」といいます。実際の高さを見ますと940hPa付近となります。
こんばんは。今回は、図7の館野の状態曲線を使った問題です。館野の1000hPaにある空気塊が、断熱的に東日本の脊梁山脈を越えて新潟県の1000hPaに達したときの気温と相対湿度を求める内容です。フェーン現象を状態曲線(エマグラム)を用いてそのように操作して求めるのか、次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問3問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。21日分の考察編は次回更新の予定です。