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幸田露伴のご令嬢が樹木を愛でる一冊です。今年の『新潮文庫の100冊』から1冊目。いきなり閑話休題ですが今年、キャラクターがキュンタ(Qumta)からヨムムに変わりましたね。何でも本企画は50周年だそうで、おめでとうございます。ま、キャラクターが変わるのは特段問題ないのですが昨年まで本企画に伴っておまけに配られていたプラスチックのしおりが今年はヨムムを模った厚紙のものに変更されていて、こちらは使い勝手が悪い。読書中に本からポロポロ落ちるし、厚紙なので安っぽくて折れ易いし、そ
「noi」に続いて若い俳句雑誌「麒麟」を読みました。西村麒麟さんが主宰、元「船団」の久留島元さんが編集長です。「小特集石田波郷」のほかに久留島さんの連載「関西俳人の系譜」など文章(エッセー)の多い雑誌です。勉強熱心という気配。花の歌舟を漕ぐにも休むにも金蘭に銀蘭しかとその色に銀婚と気づかぬ夫や豆の花表紙2の「十句抄」にある句です。これらの句の評価はさておき、この雑誌、なんだか古くない?いかにも俳句雑誌という感じ。ボクはふとプラトンの洞窟を連想しました。「noi」
「noi」はもっとも若い世代の俳句雑誌の1つ。結社誌でも同人誌でもない、ひとつの「俳句雑誌」を謳い、「誰もが自由に参加し、フラットに深め合える場」を目指している。そして「noi」に参加する人を「誌友」と呼ぶ。なんとなくかつてのボクらの「船団」みたいだが、神野紗希、野口る理さんの2人が実質的に中心であり、2人の選句欄がある(この2人が雑誌の発行人でもある)。表紙の2に「未知でありながら懐かしい新鮮な普遍性を求めて」というこの雑誌の標語のようなものが出ている。浅蜊ぴゆと鳴いたぴろんとLIN