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みなさんこんにちは😃「TELDEC」から発売されたアーノンクールのブルックナー交響曲選集は現在比較的手に入れやすく、多くの人々を魅力していることと思う。また、ウィーン・フィルと録音した交響曲第9番と補筆版の一部も比較的有名な演奏の一つだ。今回ご紹介していくのは、ウィーン・フィルと録音したもう一つのブルックナーの交響曲についてで、その曲とは交響曲第5番である。交響曲第9番と同じ「RCA」から発売されたSACDハイブリッド盤なのだが、あまり市場に出回っていない。今回私は偶然手に入れることができたの
昨日までザルツブルクにいましたが、今年は雨が多く、気温も低いのでコートとマフラーが必要な日が多かったです。日本人観光客の数は昨年並みであまり多くなく、ホテルのスタッフによると、アジア系では韓国、台湾からの観光客の方が多かったようです。今年のザルツブルク音楽祭は期待以上に良かった公演が多かったです。音楽祭のテーマは、DieZeitisausdenFugen(今の世の中はたがが外れている)で、これは主軸となるオペラ「フィガロの結婚」や「マクベス」の演出でそのテーマが表現されていました。
もうすぐ今年も終わりになりつつありますが、2022年に鑑賞した個人的なランキング・トップ5を挙げたいと思います(この後、年末にベルリン・フィルのジルベスターコンサートを鑑賞しますが、おそらくランキングに入らないと思います)。第5位:ラトル指揮ベルリン・フィル(5月)サイモン・ラトルさんは、ベルリンフィル引退後、年1-2つのプログラムを担当していますが、曲は、メジャーな曲ではなく、マニアックな曲を取り上げてます。この5月の公演は、お得意のハイドンの交響曲とストラヴィンスキーの珍しい曲を繋げ
みなさんおはようございます☀戦後クラシック音楽は大きく推進し1950年代に大きく活躍したフルトヴェングラー、カラヤン、ベーム、クナッパーツブッシュ、ムラヴィンスキー、ロスバウト、ワルターらの演奏は今なお必ず紹介され続ける歴史的名盤で音質が悪かったとしても再度発売されリマスター版により良くなっていくというのは近年のお決まり。特に積極的に放送録音を中心に活動を行ったフルトヴェングラーの演奏は格別です。そんな今回はフルトヴェングラーの歴史的名盤を代表する一つであるワーグナーの管弦楽作品集を2日間
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の12日目でペトレンコ指揮・ベルリンフィル(Bph)の東京公演の2日目(Bプロ)です。今日の弦楽セクションは前回のBプロと異なる布陣で、コンマスは前回と同じ樫本ですが、隣はノア・バルグリーで、ノアは週末のコンサートには出ないと言ってました。コンミスのフォルクナーや2ndVn主席のマレーネ伊藤は今日は降り番でしたし、Va首席のグロスは韓国ツアーまでで帰国したりなど、今回の弦楽セクションは複雑なシフトになっているようです。東京公演の1日目がベルリン・フィ
ウィーンフィル日本公演で来日中のピアニストランランのマスタークラスの聴講へ🎵角野先生が声をかけてくださり、大変貴重な経験をさせていただきました✨ありがとうございました🍀世界で活躍されるランランのピアノを間近で生で聴くことができ、自身の演奏やレッスンを振り返る学ぶことばかりのマスタークラスでした。ユーモア溢れる人柄とレッスンで、曲の魅力や面白さをどんどん引き出していくレッスンに感動しました✨マスタークラス終了後にアカデミーの先生方とお話しできる時間もあり素敵なひと時を過ごさせていただきま
前回の続きです!今回は、タイトルが同じ曲を聴くです!アラベスクは①でご紹介したため、省略致します!🎹牧歌牧歌シャミナード曲目は違いますが、私は牧歌風なイメージがするのでベートーヴェン交響曲「田園」も娘と聴きました!🎹狩メンデルスゾーン狩の歌小さな子供の曲でいくと、狩の歌シューマン狩の歌グルリットもあります。オケの曲でいうと、シュトラウスのポルカ「狩」もあります!これは、面白い動画を見つけているので、最後にご紹介致します🎹バラードここは、バラードと言えばショ
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、マウリツィオ・ポリーニとカール・ベーム率いるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェンのピアノ協奏曲です。ポリーニといえば、アバドとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とピアノ協奏曲全集を完成させていますが、ウィーン・フィルともピアノ協奏曲全集を完成させています。今回みていくのは、その中からベーム指揮によるピアノ協奏曲第3番、第4番、第5番「皇帝」の計3曲を取り上げていきます。「マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)、カール・ベーム指揮/ウィー
みなさんこんにちは😃今日は雨ですね。昨日の夜から雨は降っていますが、ただでさえ寒いのに雨が降ると余計に寒くなった気がします。こんな時には穏やかな気持ちになれる曲を聴きたいものです。本日ご紹介していく曲はフルトヴェングラーがウィーンフィルと演奏をしたリヒャルト・シュトラウス管弦楽作品集をご紹介していきます。年代ものではありますがその美しい響きで穏やかな気持ちになっていきたいと思います。「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」リヒャルト・シュトラウス
前の記事の続きです。ウィンナーワルツの特徴的な3拍子について、タイミングと音量を分析しています。今回は、さっそく分析に入ります!次の図は、『美しき青きドナウ』の第4ワルツにおけるオーケストラのTutti(全員で演奏)から6小節分についてまとめたものです。各拍のタイミングと音量(インテンシティ)の平均値を、そして下の図は各小節のタイミングと強さを指揮者ごとにプロットしたものです。Fig.2Timingandintensityin“AnDerSchönen,Blauen
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演をミューザ川崎シンフォニーホールにて。指揮:アンドレス・オロスコ=エストラーダピアノ:イェフィム・ブロンフマンラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30(アンコール)ショパン:夜想曲Op.27-1ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(アンコール)ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ「憂いもなく」今年もウィーン・フィル来日のシーズンがやってきた。今年は巨匠クリスティアン・ティーレマンとともに、ウィーンで学んだコロンビア出
モーツァルト《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》推薦盤ワルター指揮ウィーン・フィルオーパス蔵1936年今日は、SP期の名盤をご紹介したい。それも名曲中の名曲で。先ごろ、《レクイエム》を取り上げたので、今度は、2006年のテレビ朝日人気番組《題名のない音楽会》にて、《レクイエム》に次ぐ第2位を獲得した《アイネ・クライネ》(日本名で《小夜曲》)をご紹介したい。まあ、そこらのレコード店に行けば、山ほど録音は売っている。配信でもおそらくあまたの音源がアップされているに違いない。僕も
みなさんこんにちは😃明日1月27日はモーツァルトの誕生日で、今年2021年で生誕265年を迎えます。本日はその前夜祭として、モーツァルトの名盤を数多く残したカール・ベーム晩年のモーツァルト交響曲集をご紹介していきます。ウィーン・フィルと録音された当盤は多くのクラシックファンの方々に愛されています。2017年にタワーレコード企画である「ヴィンテージSACDコレクション」にて世界初SACD化された高音質盤です。「カール・ベーム指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」モーツァルト作曲:交響曲
今回は、クラシック界で最もチケット入手困難なウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのチケット入手方法についてご紹介したいと思います。このタイトルで検索すると、大抵はチケットエージェントのサイトだったり、情報の内容が古いです。そこで、昨日までウィーンに滞在していたので、最新かつ決定的なチケット入手方法をお伝えできればと思います。1.一番知られていて、オーソドックスな方法は、ウィーン・フィルの公式サイトですが、このサイトの抽選で、ジルベスター含めて当選した人を聞いたことがないです。というのも、
みなさんこんにちは😃最近ふと子供の頃によく見たアニメやヒーロー番組のオープニングテーマを聴きたくなる瞬間があります。そのため、パソコンにはウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊の日本における「三大特撮ヒーロー」の全集なんかも揃えていたり…近々ここにデジモンのCDも加わる予定です。きっかけは「月曜から夜更かし」の西川口が取り上げられた際のおそらく酔っ払い?が歌っていたのが、「デジモンフロンティア」のオープニングテーマである「FIRE!!!」のサビでした。この放送を見てどこか懐かしさを感じたのか
ウィーンといえば、音楽ウィーンに昨年訪れた際、コンサートに行ったことが大きな記憶に残っていて、もううっとり…夢見心地な旅になりました。ウィーン中心に位置するシュテファン大聖堂↓そして、今年は再びウィーンに行くので、コンサートは必ず行きたい‼︎まだ、半年前ですが、web予約しましたウィーンでは毎日どこかでコンサートがあり、プログラムもさまざまなので、誰もが音楽を楽しめると思っています。たとえ、クラシックファンでなくても!さらに、音楽コンサートに行くと、「文化遺産レベ
前回の記事、マルティヌー/ギリシャの受難劇の観劇をもって、私の2023年のザルツブルク音楽祭はフィニッシュとなりました。終盤にかけて素晴らしかった今回のザルツブルク音楽祭ですが、実は2023年に観に行って、私のザルツブルク音楽祭への参加はちょうど10回目となりました。ヤッター!!!バンザーイ!!!さらに20回、30回と観に行かれている方もいらっしゃると思いますが、海外のことなので、10回というのもそれなりの回数。そこで、この10回のザルツブルク音楽祭の体験をまとめるとともに、