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今日はネルソンス指揮ウィーン・フィル(WPh)の日本ツアー最終日に行きました。この土日はサントリーホール主催なので16時開演と言う点がとても良いです。18時頃に閉演し、ディナーに行きやすいパターンだからです。しかし、サントリーホール主催以外だと、ホール代が昼間の部と夜間の部で異なるので、マチネは14時から、ソワレは19時からとディナーがしにくい時間帯になります。例えば、今月30日の土曜日はこのパターンで14時開演と19時開演の公演が2つあります。今日の曲目は前半と後半ともに「英雄」がテーマにな
昨日、ウィーン・フィル(WPh)の日本公演が終わり、多くのメンバーは昨日の深夜に東京からウィーンに旅立ちました。4つの航空会社(ルフトハンザ、フィンエアー、エミレーツ、トルコ航空)に分かれているので、今日出発の楽団員もいます。また、一部のメンバーは能登の室内楽コンサートがあり、まだ日本に滞在しています。1.ウイスキー問題先週月曜日から約1週間、4夜にわたって、楽団員たちと飲みに行きました。私としてはかなりハイペースなのですが、なぜ楽団員が外に飲みに行きたがるかと言うと、ホテルに差し入れされ
今日の11:00からはネルソンス指揮・ウィーンフィル(Wph)公開リハーサルがありました。当初の予定では11:00-13:00と書いてありましたが、楽団員からはネルソンスの意向でベートーヴェンのPf協奏曲3番だけなので、45分くらいで終わるかもしれないと聞いてました。その後の「日本ウィーン・フィル友の会」主催のランチ・レセプションでWphよるブラス演奏があり、そこに元トランペッターだったネルソンスがサプライズでトランペットを演奏すると言う話を聞いてたのですが、このサプライズ演奏は無くなってしまっ
ウィーン・フィルハーモニーウィークインジャパン2024 アンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演を、サントリーホールにて。ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37(ピアノ:イェフィム・ブロンフマン)(ソリスト・アンコール)シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784より第2楽章R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』作品40(アンコール)J.シュトラウスⅡ世:ワルツ『人生を楽しめ』作品340ヨーゼフ・シ
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の7回目でネルソンス指揮ウィーン・フィル(WPh)の公演に行きました。今回のWPh来日公演では3つのプログラムが用意されていましたが、筆者からすると今日のプログラムがずば抜けて良く、ネルソンスはショスタコーヴィチが得意ですし、ドボルジャークの交響曲を聴くにはチェコ・フィルまたは作曲家と関係性の深いウィーン・フィルに限ります。多くの方はこのプログラムよりは、五嶋みどりさんのプロコフィエフとマーラー5番のプログラムを希望されていたと思いますが(昨日のスポ
今日、PMF2025の開催概要が中途半端な形で発表されていました。東京の人からすると、PMFの最終盤の札幌公演(7/27)とサントリーホール公演(7/29)の指揮者が気になるところですが、これはヤノフスキでしょう。PMFウィーンの教授陣が登壇する序盤のオープニングナイトが客演指揮者のカネラキスで、ここにヤノフスキが出ることはほぼあり得ないです。ヤノフスキとウィーン・フィルの古株とは犬猿の仲で、彼がウィーン国立歌劇場の来日公演を指揮したことはありますが、ウィーン・フィルを指揮した記憶はほとんどあり
ご訪問をいただき、ありがとうございます東京は、暑いくらいの秋晴れの週末。今週は急に寒くなる日もありそうなので、冬も近そうです。ここ一週間のお株さん。11月初めの下がった時に購入していたTDKを売りました。100株+14,450円その他、決算発表が心配だったので、購入したもののほぼ買値で撤退したのが、大紀アルミニウム100株+160円その他、損切りした銘柄も・・・大阪チタニウムテクノロジーズ100株−29,500円他には、決算発
みなさんこんにちは😃ここのところベームに関するBOXが2種類ほど発売されましたね。「ドイツ・グラモフォン管弦楽録音全集」と「デッカ&フィリップス録音全集」の2種類ですが、それぞれに収録された膨大な録音の数々は遺産ともいえる演奏ばかり。今回はそのうち「ドイツ・グラモフォン管弦楽録音全集」に収録されていた最晩年のベームがウィーン・フィルと録音したベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」をみていきたいと思います。ベームが亡くなる9ヶ月前の1980年11月にムジークフェラインザールで録音された演奏で、
本当に久しぶりにミュージカルを観に行けて、ちょっとうれしかったのでブログに書くことにしました。ミュージカルといえば、年末のウェスト・サイド・ストーリー以来です。その後はコロナ、コロナでご存じのとおりです。今回観に行ったのは、「ビリー・エリオット」。音楽はあのエルトン・ジョンです。題名だけでは内容が全く分かりませんが、80年代のイギリスで、沈みゆく炭鉱町からバレエの世界に一人飛び立つ少年とその家族、それを取り巻く地域の人々の物語です。この舞台は、以前オーストラリアで家族一緒
2024年11月17日(日)16:00-サントリーホール赤坂□ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37□R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』作品40指揮:アンドリス・ネルソンスピアノ:イェフィム・ブロンフマンウィーン・フィルハーモニー管弦楽団今年のウィーンフィル3回目を聴く。本演目は、東京で2回実施されたので、チケットの確保は比較的容易で2階のS席(中央右手前方)を確保できた。さすがに、先日2階一番奥で聴いた同オケの音とは異なる鮮やかな音で聴けた。最初
みなさんこんにちは😃気候も暖かくなりもうコートもいらなくなるところまできました。と同時に花粉も盛んになりつつあるので花粉症の人々には辛い時期となります。さて本日ご紹介していく名盤はジュリーニのブルックナー。その数少ない録音の中からウィーンフィルとのブルックナー交響曲第8番をご紹介していきます。その作品の良さを出し切った演奏にご注目ください。「カルロ・マリア・ジュリーニ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」ブルックナー作曲:交響曲第8番(1890年ノヴァーク版)ジュリーニ
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、ゲオルグ・ショルティ&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による「ニーベルングの指環」管弦楽名演集とシカゴ交響楽団によるワーグナー序曲、前奏曲集です。何よりも嬉しいのは決定盤たるショルティ&ウィーン・フィルによるワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の管弦楽名演集を聴くことができるところ。1980年代に再録音された凄まじいインパクトからなる演奏をたっぷりと聴くことができます。「ゲオルグ・ショルティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」〜「ニーベ
2025年のウィーン・フィル(以下、Wph)のニューイヤーコンサートコンサート(以下、NYC)の指揮者はムーティさんにになりました。昨年末の当ブログではムーティさんになるのではと予想していましたが、その通りになりました。『ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2024のコンマス』数日前から複数のメディア(ダナイローヴァの出身国のブルガリアのメディア中心)や音楽関連サイトなどで、2024年元旦のウィーン・フィル(Wph)のニューイヤーコ…ameblo.jpこの予想は、Wphの幹部や最古参のメン
我が家にとっては、「紅白歌合戦」や「ゆく年くる年」よりも、こちらがお正月の風物詩、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの季節がやってまいりました!2024年も、1月1日19時より、ウィーン楽友協会から生放送が行われます。忘れないうちに、録画ボタンをポチっと。ウィーン・フィルニューイヤーコンサート元日の恒例「ウィーン・フィルニューイヤーコンサート」。2024年の指揮は、ウィーン・フィルと篤い信頼関係で結ばれたクリスティアン・ティーレマン。生誕200年を迎えるブルックナーの作品が初
ウィーン・フィルハーモニーウィークインジャパン2024 アンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演を、サントリーホールにて。J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068〜エアプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品19(ヴァイオリン:五嶋みどり)(ソリスト・アンコール)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番BWV1006よりI.プレリュードマーラー:交響曲第5番嬰ハ短調早いもので、今年
ウィーン・フィルハーモニーウィークインジャパン2024 アンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演を、サントリーホールにて。ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編曲):オペラ『ホヴァンシチナ』第1幕への前奏曲「モスクワ河の夜明け」ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調作品70ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調作品70(B141)(アンコール)ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『我が人生は愛と喜び』作品263J.シュトラウスⅡ世:『トリッチ
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の9日目で、1番の目玉のペトレンコ指揮・ベルリンフィル(Bph)の東京公演1日目です。筆者は「3度の飯よりベルリンフィル」が好きなので、今週は5回ベルリン・フィルを聴きに行きますが、当ブログでは毎回、異なるアプローチで感想を書きたいと思います。東京公演の初日ですが、これまで来日歴の少ないペトレンコがサントリーホールに初登場する点が注目ポイントです。世界最高のオーケストラだけあって、今回の来日公演メンバーは、昨日までのウィーン・フィルと異なり、選りすぐ
先週木曜日のハイドン・フィル(TOC)で、開演前に近くの席の人が少しザワついていたのですが、同じ席番号のチケットが二重に発券されていて、開演直前なのに、もう1人のお客様は近くの別の席でお座りになるようにと、TOCの会場スタッフの案内で座っていたようです。昔は市民会館レベルのチケットで二重発券のようなことはよくありましたが、DXが進んで、こんな間違いは久しぶりに見ました。もっと見たことがなく、ヨーロッパでも見たことがない間違いが、これです(6/3)。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団チケット
11月12日(火)サントリーホールプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品19マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調【アンコール】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番BWV1006よりI.プレリュード(ヴァイオリン・アンコール)指揮:アンドリス・ネルソンスヴァイオリン:五嶋みどりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団今年はネルソンスということで、2回参戦した。本日は、小澤征爾への黙祷のためのG線上のアリアではじまった。
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の12日目でペトレンコ指揮・ベルリンフィル(Bph)の東京公演の2日目(Bプロ)です。今日の弦楽セクションは前回のBプロと異なる布陣で、コンマスは前回と同じ樫本ですが、隣はノア・バルグリーで、ノアは週末のコンサートには出ないと言ってました。コンミスのフォルクナーや2ndVn主席のマレーネ伊藤は今日は降り番でしたし、Va首席のグロスは韓国ツアーまでで帰国したりなど、今回の弦楽セクションは複雑なシフトになっているようです。東京公演の1日目がベルリン・フィ
年明け最初のコンサートは新年恒例のウィーン・リング・アンサンブル(以下、WRE)です。事前に、WREメンバーからは、今日のコンサートでは能登半島地震に配慮して、着用するのは燕尾服ではなくモーニング服、演奏中は様々な演出の工夫が凝らされていると聞いておりました。昨年までのクラリネットのオッテンザマーの代わりに、オッテンザマーの師匠だったJ.ヒントラーが参加していました。ウィーン・フィル(Wph)が国籍と性別の多様化を進めていて、ニューイヤーコンサートでは初登場の曲を多く取り入れてながら進化している
2024年11月7日(木)ミューザ川崎ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編曲):オペラ『ホヴァンシチナ』第1幕への前奏曲「モスクワ河の夜明け」ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調作品70ドヴォルジャーク:交響曲第7番ニ短調作品70【アンコール】ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『我が人生は愛と喜び』op.263ヨハン・シュトラウスⅡ世:トリッチ・トラッチ・ポルカop.214指揮:アンドリス・ネルソンスウィーン・フィルハーモニー管弦楽団まずは余談から
先程、クリーヴランド管弦楽団が発表したリリースによると、ウェルザー=メストさんが癌の治療のため、年内の演奏会の予定を全て降板になりました。https://www.clevelandorchestra.com/globalassets/editorial/press-releases/2023/news-fwm-2023_09_07.pdf今年のニューイヤーコンサートで大成功をおさめたウェルザー=メスト指揮によるシュトラウス一家のアンコールをウィーン・フィル来日公演で聴きたかったのですが、
ものすごく久々の投稿♪ブログのリハビリ⁈で、穏やかに‥13日(水)、ウィーンフィルのコンサートに行って参りました🎻指揮はアンドリス・ネルソンスベートーヴェンピアノ協奏曲第3番ピアノ:イェフィム・ブロンフマンR.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』前日のプログラム、五嶋みどりさんソリストでプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲と、マーラー交響曲5番も大人気のようでしたが大好きな『英雄の生涯』を
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の10日目で、ネルソンス指揮・ゲヴァントハウス管(GHO)に行きましたが、ウィーン、ベルリン、ゲヴァントハウスと3日間連続でスーパーオーケストラを鑑賞できる今年の東京は素晴らしいです。このようなラインナップは、ヨーロッパでもザルツブルクやルツェルンのような音楽祭でないと体験できないでしょう。今日は少し地味な曲目に見えますが(そのため、会場は7-8割の入りです)、メンデルスゾーンにゆかりのあるGHOで、私の1番大好きなスコットランド交響曲を聴けるので行
ソヒエフ指揮・ウィーンフィルのリハーサルに行きました。公開リハーサルは11:20からでしたが、11:00頃から今日の公演曲目の「ツァラトゥストラ」のTanzlied(舞踏の歌)をソヒエフが英語で細かく指示を出してました。このセクションは最もウィーン・フィルらしい部分が出るところで、コンマスのホーネックさんがウィーンのサロン音楽のような美しいソロを弾いてくれました(ホーネックさんの隣はサーディさん)。ソヒエフはこのセクションをかなり重要だと考えているのか、10小節おきくらいでオケを止めて、テンポの
あけましておめでとうございます。先月、友人からからクレージー過ぎるので、ブログをやれと言われたので、突然ブログを始めました。本年もよろしくお願い申し上げます。元旦はウィーン・フィルのニューイヤーコンサートに行って参りました。今年初めてニューイヤーを現地で行けるのは、本当にラッキーで感謝です。今年のニューイヤーの指揮者ウェルザー=メストさんはオーストリア人で、彼の曽祖父がヨハン・シュトラウスの親交があったそうで、現役のニューイヤーコンサートには最適の指揮者だと思います(ムーティさんは独特のテン
みなさんおはようございます☀第九の名盤として決して揺るがないのはやはりフルトヴェングラーとバイロイト祝祭管弦楽団のものが必ずと言って良いくらいトップ入りします。これまで取り上げたウィーンフィル、フィルハーモニア管、ベルリンフィルとのものも有名ではありますが一体なぜこの録音が第九の中の代表格として取り上げられ続けるのか。今回の名盤ヒストリアはその謎を解いていきたいと思います。「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/バイロイト祝祭管弦楽団」ベートーヴェン作曲:交響曲第9番「合唱付き」今回の
今、ザルツブルクにいますが、ネルソンスと親しい人とランチをしている時に、今回の松本のフェスティバルのキャンセルの話をしました。そこで、友人がネルソンスに電話してくれたのですが、マエストロは元気そうで、来週からのリハの準備中だそうです。9/1から9月中旬までゲヴァントハウス管との欧州ツアーと定期演奏会、9/19からはボストン響、10月中旬からはウィーンでウィーン・フィルの定期演奏会後に、ウィーン・フィルのアジアツアーにそのまま出るようです。「世界一忙しい指揮者」と言われますが、これは働き過ぎです。
今日はソヒエフのロシアン・プログラムを聴きNHKホールに行きました。今月のプログラム・ノートは、AプロとCプロは良く書かれていて勉強になりますが、Bプロを先読みすると、何が言いたいのかあまり良く分からないです↓。https://www.nhkso.or.jp/concert/phil24Jan.pdf今日の木本さんの解説によると、プロコフィエフは「音楽のエンジニア」、リャードフは「音の細密画家」と言われているらしいですが、初めて知りました。リャードフの小曲は、ソヒエフがN響でよく取り上げてい