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ヴィトンの船に乗ってきました。と言っても日本の話ではありません。上海です。ルイ・ヴィトンが上海市内にオープンしたクルーズ船型の店舗に行ってきました。最初にこのニュースを日本で見た時は冗談だろうと思いました。店舗のスケールが現実離れしているからです。実際に現地現物を観ると、写真以上のド迫力です。よくこんなことを思いつき、かつ実現したものです。この店舗は正式名称を「ザ・ルイ」と言います。3階建ての建物で総面積は約1658平方メートルあるそうです。何から何かまで規格外なのです。ちなみに3階
中学校の職員室に忍びこんできました。飯田橋の学校跡地で開催中の展示『あの職員室』を観てきました。本展は「15年前に閉校したとある中学校の職員室をなるべく当時の姿のまま再現した」という展示イベントです。いかにも学校という長い廊下の先に職員室があります。扉の向こうはやはりいかにもな職員室です。どこの学校でも中学校の職員室ってこんな感じではないでしょうか。机の上も今まさに授業が行なわれていたかのようにリアルに雑然としています。教科書や参考書のほか、学級ノートやファイル、テスト用紙など
水曜日に水曜日のカンパネラを観ました。浅草公会堂で昨日4月23日開催された水曜日のカンパネラの『プレミアムライブ番外編2025浅草公会堂』です。会場の浅草公会堂は約1000席のチケットが全席ソールドアウトの満員御礼。開演前から拍手喝采の盛り上がりぶりです。最近お気に入りというフリフリの真っ赤なドレスを着て登場クラブではなく公会堂なので全席指定です。ゆっくり座ってライブを楽しめるかと思ったら考えが甘すぎました。一曲目の「ティンカーベル」から会場総立ちだったからです。さらに二曲目がお馴
おかげで第1話(PAGE01)から見返す羽目になりました。6月12日に最終回を迎えたテレビドラマ『MADDERその事件、ワタシが犯人です』のことです。このドラマは最終回で視聴者を大混乱に陥れました。大混乱の原因は、このドラマが叙述トリックだったことです。叙述トリックは、書き方自体がトリックであるミステリーの一形式です。小説の場合は人称形式という武器があるので、書き方によってはトリックを仕込むことができるのです。しかし視聴者という第三者の目がある映像作品の場合は難しい。このドラマはその映
この映画の真相は話せません。話すとネタバレになるからですが。とはいえ何にも中身に触れずにレビューはできません。極力ネタバレなしでお届けするつもりですが、まだ映画をご覧になっていない方はご注意ください。『#真相をお話しします』。それは真相を話すことによって投げ銭が獲られるネット番組。今日もまた大金を狙って真相を話そうという人間が現れる・・・。原作は結城真一郎さんの同名小説。私は未読です。「ここで終わるのか」映画が終わり館内が明るくなってから、来場者が口々に呟いていたのがこの感想です
年末も押し詰まってきました。師も走り回る季節ですが、ここいらでちょっとひといきいれてみませんか。ということで虎ノ門ヒルズのmagmabooksで開催中の『ちょっとひといき展』を観てきました。本展は「がんばりすぎてしまう日常」に、ほんの少しの“ひといき”を届けたいという想いから」生まれた展覧会です。ほっとひといきいれたくなるような野立てのスペースに「ちょっとひといき」いれたくなるようなメッセージがおかれています。一例をあげてみると仕事では起きた時は寝る前より疲れている遅く寝て遅く
誰ですか!村田沙耶香さんの小説を映画化しようなどという危険極まりないことを考えたのはっ!ということで現在公開中の映画『消滅世界』を観てきました。ほとんどの人間が人工授精で生まれる世界。家族も愛もセックスも性すらも消えてゆく世界で、雨音がとる選択は。※この記事は極力ネタバレなしで書いていますが一部内容に触れる部分もあります。映画未見の方はご注意ください。私は村田さんの小説が好きで殆どの作品には目を通していると思います。もちろん「消滅世界」も読んだことがあります。このブログでも紹介し
らその「ばくモレ」写真要注意です。ということで2月22日から23日の間、南青山のLIGHTBOXAOYAMAで開催された『ばくもれ展』を観てきました。会場には綺羅びやかなインフルエンサーの皆さんのキラキラなSNSがいっぱいです。メイクもポージングもバッチリ決まってます。たしかに「ばくモレ」してます。本展ではかとゆりさん、折田涼夏さんらの人気インフルエンサーの「ばくモレ」なSNSがたくさん紹介されています。しかし実は本店のしかけはこれだけではありません。それは2階にあがる
言うほど悪い映画じゃないですよ。現在公開中の細田守監督・脚本の映画『果てしなきスカーレット』を観てきました。父親を殺されたスカーレットは一人、復讐を誓うのだが・・。※注:以下の文章では極力ネタバレしないように書いているつもりですが、作品の内容に関わる部分もあります。映画未見の方はご注意ください。某映画サイトの口コミレビューの点数がドン引きするぐらい低いので一瞬見ようかどうか躊躇ったのですが、やはり作品は観てなんぼ、ということで鑑賞しに行きました。結果、点数ほどひどい映画ではありませ