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前回に続き、今回は「ガニレストのできるだけ痛みを抑えるための針の刺し方」についてお話しします。ガニレストのシリンジと針の特徴ガニレストのシリンジは、ボールペンよりやや小さいサイズで、先端には非常に細く短い針がついています。針先を拡大すると、針の先端は以下のような構造になっています。針先は斜めにカットされており、通常は穴(開口部)が上向きになるように皮膚に刺すのが正しい方法です。ただし、針が非常に細いのため、穴の向きを目視で確認するのが難しい場合もあります。
採卵から3日が経ちました!!今日の午前中に、培養室に電話をして『受精確認』をしてきました採卵手術で採れたたまごは4個ですが、年齢的にもう全滅してるなんてこともあるだろうと思うと、この3日間すごく不安でした今日は、まるで合格発表みたいな💦電話をかけるまで怖かったです😅さて、結果発表です!!採卵で4個のたまごを獲得し、ふりかけ2:顕微2で受精させる予定でしたが…顕微受精をする予定だった2個のうち1個は『未熟卵』だった為、受精させる前の時点で脱落😅この時点で3個に減ってし
本論文は、採卵数が少ないと予測される女性の採卵では、PPOS法よりもアンタゴニスト法が良いことを示しています。FertilSteril2025;124:1255(中国)doi:10.1016/j.fertnstert.2025.07.018要約:2023〜2025年に初回のART治療(体外受精、顕微授精)を実施する35歳以下の女性で、採卵数が少ないと予測される2,068名(解説にあるノモグラム>0.41)を対象に、アンタゴニスト(ANT)法とPPOS法による採卵数を後方視的に検
本論文は、PPOS法とアンタゴニスト法を比較したものです。①ReprodBiomedOnline2025;51:104833(日本)doi:10.1016/j.rbmo.2025.104833要約:2018〜2020年に初回採卵を行った907名(AMH>1.1、40歳未満)を対象に、PPOS法(ルトラール2〜6mg/日)とアンタゴニスト法(ANT法、セトロタイド0.25mg/日)による採卵成績と妊娠成績を後方視的に検討しました。なお、分析の際に逆確率重み付け法(IPTW法