ブログ記事1,332件
まずは、チケットの発券のために博物館の入場券を発行しているところの前で待つように言われました。行った時は、このガイドツアーのシステムが理解できていませんでした。移動時間を含めて8時間も要するツアーに連れて行ってもらうのにたったの4000円ちょっと。儲けがあるのかと思っていましたがアウシュヴィッツ博物館は、ガイドなしでの入場は無料。今回のツアーは、音声ガイド付きではなく、ガイドブックレンタル付きの送迎ツアー。私には十分ありがたいツアーだったので、高くはないと思いました。システムさ
旅行から帰ってきたので、ようやく更新できます。アウシュビッツの写真を、ガイドさんから伺った情報とlebebeが個人的に調べた内容と共にアップします。気を悪くされるかもしれませんので、ご覧になる方は一部ショッキングな写真があることを承知の上でよろしくお願いいたします。アウシュビッツ入り口こうした看板も、当時の収容者が強制労働の一環で作っていたそうです。働けば救われる、という意の門。
先週末イタリア人の友人とポーランドの古都クラコフに行った。そのメインイヴェントとしてナチスの強制収容所跡地のアウシュビッツービルケナウ行きツアーに参加。テーマが重いので翌日から書き始めたのになかなかブログが進まず、今頃になってしまった。これまでの人生の中で一番衝撃を受けた旅行だったので備忘録として残すことにする。アウシュビッツでは英、独、伊、仏など言語によるツアーに参加するのが普通で英語版に参加した。まずツアーでないと現地に行くのに一苦労だし、更に展示物の意味が分からないので、早々に
2024年7月12日19時30分「ムーラン・ルージュ」感想の前にこちらを。「関心領域」映画を見たと言ったら、友人が紹介してくれたトークショー。西荻窪の「旅の本」専門店(こんな店日本ではここだけしか残ってないのじゃないかという)「のまど」にて開催されました。スピーカーは、アウシュヴィッツを3回も訪問したことがあるトラベルライター、森優子さん。関西弁の語りがめちゃくちゃ面白い。そして豊富な経験に裏打ちされた語りは説得力ありありです。「関心領域」はすぐに打ち切られる類いの、一般受けしない映画か
第2次世界大戦中、ナチス・ドイツはユダヤ人だけでなくポーランド人も強制収容所に送りました。『ソフィーの選択』の主人公、ソフィー(メリル・ストリープMerylStreep1949-)もその一人です。アウシュビッツに着いた時、彼女は二人の幼い子どもと一緒でした。しかし、戦争が終わり、アメリカに渡った時、子どもたちの姿はありませんでした。彼女は人生で何を選択したのでしょうか?<あらすじ>※ネタバレ注意作家志望のスティンゴ(ピーター・マクニコルPeterMacNicol19
冥途の土産~私の愛した映画~第7回●『人間の境界』(GREENBORDER)2023年第80回ベネチア国際映画祭審査員特別賞受賞●『関心領域』(TheZoneofInterest)2023年第76回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞第96回アカデミー賞国際長編映画賞・音響賞受賞ポーランドと言えばウクライナからの難民を200万人以上も受け入れている。一方でベラルーシとの国境では...筆舌に尽くしがたいことが起きている。映画『人間の境界』を観るまでこのことを私
前回は、運良くアウシュヴィッツ博物館公認ガイドの中谷剛さんのガイドツアーに参加できました。今回も1日は、中谷さんのガイドツアー別の日に一人で回ろうと思っていたのですが残念ながら予定が合わず、お願いすることは出来ませんでした。なぜ2日も行こうと思ったのかは、前回の残念な体験からです。1日は、中谷さんのお話を聞いて1日は、自分のペースでゆっくり回るそんな風に考えていました。日本語で丁寧に説明してくれているのに必ず守って欲しいと言われていた注意事項をことごとく破っていました。アウシ
クラクフアウシュヴィッツ収容所ービルケナウ収容所アウシュヴィッツに行ってみたいけど、東欧も行ったことないし、言語が伝わるかどうかも、、という不安は必ずあるもの。行き方や、入場の仕組みなど、様々なことを詳しく載せているのはガイド本にも少ないので、二回行った経験を通して大切なポイントをここにまとめてみました。詳細:1回目クラクフに三泊のうち1日を使いました。事前にネットで調べて「中谷剛」さんという方が政府認定の日本語ガイドの方であることが分かったのでemailアドレスを通して直接ご
映画「関心領域」2024(令和6)年5月24日公開★★★★☆原作本「関心領域」マーティン・エイミス早川書房(ドイツ語:字幕翻訳松浦美奈)子沢山のドイツ人の家族が川のほとりでピクニックし、水遊びを楽しんでいます。自宅に戻ると、そこは手入れされた広い庭園のある豪邸。花壇にはバラやダリア、ヒマワリなどが咲き誇り、菜園にはキャベツやカボチャなどの野菜も実り、蜂蜜もとれ、芝生の中央にはすべり台つきのプールもあり庭師やメイドや運転手・・使用人も大勢いるセレブな一家のようで
2021年3月30日には、広島に住んでいながら久しく入館した事が無かった「原爆資料館」が、コロナ禍により、人数制限による予約方式で運営されていましたが、2021年4月1日からは、元々の方式である一般公開に、戻されると言う話を聞き付けた家内が、空いてる時に行きたい!とリクエストした事により、平和公園の桜見物を兼ねて、人数制限されている原爆資料館を、主目的にして行って来た経緯でした。時折り、ショートカットで通る平和公園や、資格試験の会場になっていた、平和公園内の広島国際会議場には、割と立ち寄る
2023年8月9日私にとって「シモーヌ」と言えばまずは、ボーヴォワール。だけど「シモーヌ・ヴェイユ」も名前だけは知っていました。若くして亡くなった思想家…というか、社会運動家、のようなイメージとともに。その人の映画なんだろうなーでもなんだか宣伝ヴィジュアルの風貌が違うような…まあ、映画だから?とか思いながら観に行った。この類いの映画、早く行っとかないと無情にも早く打ち切られてしまうから。ところがどっこい、前の回が終わって出てくる方々が予想以上に多く、しかもなんだかお洒落な女性ばかりで、
12月30日この旅のメインでもあったアウシュビッツ観光。楽しく行く場所ではないものの、一生に一度は行っておかないといけない場所、という半分義務感で申し込んだもので、若干気が重かった。また、広くてひたすら寒い、とも聞いていたのでそれも気の進まなさに拍車をかけていた。朝、ガイドさんがホテルに迎えに来てくれる。現れたのは、モニカさんという女性。ポーランド人にしては小柄だが、親しみやすく、流暢な日本語を話す。まずは、駅まで歩く。そして公共バスに乗って現地へ😅手作り感満載だ。オッフエンチエム