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こんにちは。Pinguです。本記事では、「アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所」を訪れた模様を記載します。幸運にも、公式の日本人ガイドである中谷さんのツアーに参加することができ、ホロコーストの象徴でもあるこの地を、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じることができた一日は、旅の中でも特別なものとなりました。2024/9/13-22ドイツ🇩🇪ポーランド🇵🇱旅行記準備・計画編①出発編①②③④⑤Day1フランクフルト①②③Day2クラクフ
第2次世界大戦中、ナチス・ドイツはユダヤ人だけでなくポーランド人も強制収容所に送りました。『ソフィーの選択』の主人公、ソフィー(メリル・ストリープMerylStreep1949-)もその一人です。アウシュビッツに着いた時、彼女は二人の幼い子どもと一緒でした。しかし、戦争が終わり、アメリカに渡った時、子どもたちの姿はありませんでした。彼女は人生で何を選択したのでしょうか?<あらすじ>※ネタバレ注意作家志望のスティンゴ(ピーター・マクニコルPeterMacNicol19
2019年10月12日〜2019年10月13日。ユーラシア大陸をスーパーカブのタンデムツーリングでの横断が終了しました。ウクライナのキエフ以降はバックパッカー旅となります。ミホキン、オカキンの二人旅です。ウクライナのキエフ→リヴィウ→ポーランドのクラクフ→オシフィエンチムへ進みました。本日は『アウシュビッツ強制収容所』に行ってきましたのでご紹介します。《海外ツーリングの準備記事はこちら》✡今回の旅のルート(予定)①ロシア→②モンゴル→③ロシ
「胸騒ぎ」同様、かなり前から興味を持っていた映画でしたが、本当にようやく観る事ができました。かなり実験的な作品ですが、アカデミー賞でも話題となったため、結構ヒットもしているみたいです。アウシュビッツ強制収容所の隣で、平和に暮らす一家の姿を描くという内容。映像には平和なシーンばかりで一切残酷なシーンは映し出されないが、隣から聞こえるおぞましい音だけで地獄を表現する・・・。あの手この手で描いてきたナチス映画も、遂にここまで来たかという感じです。試みとしては非常にユニークだし
「アンダー・ザ・スキン種の捕食」のジョナサン・グレイザー監督がイギリスの作家マーティン・エイミスの小説を原案に手がけた作品で、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリ、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で平和な生活を送る一家の日々の営みを描く。タイトルの「TheZoneofInterest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、ナチス親衛
こちらは2015年GWの旅行記です。--------------アウシュヴィッツ強制収容所のあとは、ビルケナウ強制収容所(第二強制収容所)に向かいます。かなり重い内容となっていますので、閲覧注意とさせていただきます。3キロ離れているため、無料シャトルで移動。こちらは帰りに撮影したものなのでアウシュビッツ行きだけど。1941年10月、ブジェジンカ村に被収容者増を補うため、「第二強制収容所ビルケナウ」が開所。東京ドーム約37個分の広さで、300以上の施設がありました。ピーク時の1944年
最近、インスタなるものを初めて登録したどうにかこうにか苦労してやっとえ、今ごろって?やってなかったのって?みなさん普通にしてらっしゃるのかしら私はSNSはこのブログしかしていないFacebookもXも、その他なんやらかんやら一切やらないLINEは一応やってるけどデビューは遅かっためんどくさいってのもあるそれが大きいかなあと、なんていうか特に必要に迫られなかったし、たいして興味もなかったから。ちなみに夫は私としかLINEしてなかったのよ。
おはようございます。今朝の部屋の温度は27℃。今日も晴れ。アウシュビッツを生き延びた。「あなたの心の中にあるものを奪える者などいない」と。どんな状況になっても希望を失わないこと。あきらめより希望を選択すること。そこに無限の可能性が開くと。今日も前向きに生きていこう!今日もお元気で!特別インタビューアウシュビッツを生き延びた心理学者エディス・エヴァ・イーガー博士2021年8月25日どんな絶望にも、必ず希望はある©JordanEngle第2次世界大戦中、ヒトラー率いるナチ
こんにちは、Pinguです🐧✈️2024年9月のポーランド旅行記、クラクフ観光の4日目もいよいよ終盤です。本記事では、ポーランドのアウシュビッツ訪問を終えてクラクフ市内に帰り、夜ご飯とデザートを食べに行った模様をお届けします。2024/9/13-22ドイツ🇩🇪ポーランド🇵🇱旅行記準備・計画編①出発編①②③④⑤Day1フランクフルト①②③Day2クラクフ①②③④Day3クラクフ①②③④⑤Day4クラクフ①
前回は、運良くアウシュヴィッツ博物館公認ガイドの中谷剛さんのガイドツアーに参加できました。今回も1日は、中谷さんのガイドツアー別の日に一人で回ろうと思っていたのですが残念ながら予定が合わず、お願いすることは出来ませんでした。なぜ2日も行こうと思ったのかは、前回の残念な体験からです。1日は、中谷さんのお話を聞いて1日は、自分のペースでゆっくり回るそんな風に考えていました。日本語で丁寧に説明してくれているのに必ず守って欲しいと言われていた注意事項をことごとく破っていました。アウシ
最近、クルーズ乗船記のブログを読んでいる。アメブロをはじめ、noteなども読んでいる。それらを読むと、写真が豊富で、さまざまな情報が入り、ありがたいと思う。YouTubeの乗船記も視聴している。以前に夫の大学の友人がピースボートで世界一周をした。そのひとはブログを書いていて、そのブログを読んだ。その人のブログは寄港地のトラブルの話が多く、それを読んで世界一周はやめておこう、ピースボートもやめておこうと思った。ピースボート、ショートクルーズならありかな?と思っていたが、トラブルの
先週末イタリア人の友人とポーランドの古都クラコフに行った。そのメインイヴェントとしてナチスの強制収容所跡地のアウシュビッツービルケナウ行きツアーに参加。テーマが重いので翌日から書き始めたのになかなかブログが進まず、今頃になってしまった。これまでの人生の中で一番衝撃を受けた旅行だったので備忘録として残すことにする。アウシュビッツでは英、独、伊、仏など言語によるツアーに参加するのが普通で英語版に参加した。まずツアーでないと現地に行くのに一苦労だし、更に展示物の意味が分からないので、早々に
映画「関心領域」2024(令和6)年5月24日公開★★★★☆原作本「関心領域」マーティン・エイミス早川書房(ドイツ語:字幕翻訳松浦美奈)子沢山のドイツ人の家族が川のほとりでピクニックし、水遊びを楽しんでいます。自宅に戻ると、そこは手入れされた広い庭園のある豪邸。花壇にはバラやダリア、ヒマワリなどが咲き誇り、菜園にはキャベツやカボチャなどの野菜も実り、蜂蜜もとれ、芝生の中央にはすべり台つきのプールもあり庭師やメイドや運転手・・使用人も大勢いるセレブな一家のようで
この世界を見ると、あなたは悲嘆にくれます(distressedディストレスト)。自分の心をのぞき込むと、あなたは鬱のようになります(depressedディプレスト)。もし神様を見るなら、あなたは平安になります(restレスト)。↑の言葉は、アウシュビッツの地獄を、希望を持って生き抜いた伝説の女性、コーリー・テン・ブームの言葉です。英語の末尾が「レスト」になる3つの言葉を使って、「外、内ではなく、上を見て!」と、なおも苦難の時代の中にある私たち一人一人に彼女は呼びかけま
タイトル関心領域公開年2023年監督ジョナサン・グレイザー脚本ジョナサン・グレイザー主演クリスティアン・フリーデル制作国アメリカ・イギリス・ポーランドジョナサン・グレイザー監督がイギリスの作家マーティン・エイミスの同名の小説を原案に手がけた映画。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリ、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で平和な
あなたへのメッセージアウシュビッツ収容所へ向かう電車の中で病状が悪化し意識を失った父。彼女は苦渋の選択をする。父を電車に残し恋人と電車から飛び降りた。二人は無事生き延びる事が出来たが父の事がずっと気がかりだった。何年もの月日がたった。そんなある日、見ず知らずの人に呼び止められた。もしかして、あなたはクララ?その人はあの日同じ電車に乗っていた人だった。クララと恋人が電車から飛び降りた後父は目を覚ましもし娘に会う事があればこう伝えて欲しい"私は世界で一番幸せな父だった
「薬を10錠飲むよりも、心から笑った方がずっと効果がある」(アンネ・フランク)この言葉は、私たちに、笑いの持つ驚くべき力を教えてくれる。第二次世界大戦という暗い時代に、アンネは日記にそう綴ったという。絶望的な状況の中で、彼女は笑いの力を信じていた。確かに、薬は体の痛みを和らげるが、心からの笑顔は、心の傷を癒し、生きる希望を与えてくれる。笑うことは、単なる娯楽ではない。笑うと、ストレスが軽減され、免疫力が向上することも科学的に証明されている。心から笑うことで、私たち
◽️◽️◽️以下、ネタバレあり注意◽️◽️◽️『関心領域』を観た。青空のもと、豊かな自然の中で。立派な庭のプールで。子供たちが楽しそうに遊び、キャッキャと笑い声をあげる。ヘス家の穏やかな日常。夫・ルドルフは家族のために真面目に働き、妻・ヘートヴィヒは家族の世話をし庭の手入れも欠かさない。まさに絵に描いたような幸せそうな家族。それなのに。観始めてから最後まで消えることのないぐっと胃を掴まれているような鈍い不快感。その理由は、ルドルフがアウシュヴィッツ強制収容所の所長
原題は「THEZONEOFINTEREST」期待どおりの作品でした~カンヌで賞獲りそうなヤツお話は1945年。アウシュビッツ収容所の隣で暮らす所長の家族。2階建て一軒家。四季折々の花が咲き、温室やプールもある広い庭。住み込みの若いお手伝いさん。休日には近所の川へ家族で出掛け水浴び&ピクニック。一見幸せそうに見えるが、隣の施設からは常に不穏な音や声か聞こえていた…恐怖とか怒りとか、そういう感情は一切湧きませんけど…なんちゅうか。色々考えさせられる映画でした。ある意味共感でき
この不思議なタイトルの映画を知ったのは、今年3月のアカデミー賞の発表の前でした。私が推していた『PERFECTDAYS』とともにアカデミー国際長編映画賞にノミネートされていたからです。結果として『関心領域THEZONEOFINTEREST』が受賞しましたが、観て思ったのは「それにふさわしい映画だな」ということでした。アウシュビッツ強制収容所の所長と家族の日常を描いた『関心領域』。人間はなぜここまで冷酷になれるのでしょうか?<ストーリーの概要>※ネタバレ注意この映画には
クラクフアウシュヴィッツ収容所ービルケナウ収容所アウシュヴィッツに行ってみたいけど、東欧も行ったことないし、言語が伝わるかどうかも、、という不安は必ずあるもの。行き方や、入場の仕組みなど、様々なことを詳しく載せているのはガイド本にも少ないので、二回行った経験を通して大切なポイントをここにまとめてみました。詳細:1回目クラクフに三泊のうち1日を使いました。事前にネットで調べて「中谷剛」さんという方が政府認定の日本語ガイドの方であることが分かったのでemailアドレスを通して直接ご
観光と言う言葉は、許される場所ではないと思うので、見学と言うタイトルにさせていただきました。私の価値観、考え方で書いてますので、不快に感じることも多々あると思います。そのあたりは、目を瞑ってくださるとありがたいです。前回2019年5月6日に訪れた時にアウシュヴィッツ博物館公認ガイドの中谷剛さんに聞いたお話などを思い出しながら再訪しました。私は、なのでそのままの言葉を伝える自信はありません。私の頭の中に残っている記憶なので、言葉は変わっていることをお許しくださいここは、墓石のないお墓で
アウシュビッツ-1から3kmほど離れたところにアウシュビッツ-2/ビルケナウ収容所は立地している。1941年にソ連軍捕虜収容所として開設されたビルケナウは40km四方を超える広大な敷地にアウシュビッツ−1より明らかに粗末な平屋建煉瓦造(写真下)の小屋と木造バラックが並ぶ。ビルケナウ近郊に住んでいたポーランド人を追い出して、彼らの家から煉瓦を再利用し収容所を造り始めたが、建設途中で没収煉瓦が尽きてしまい、木造に変更したという。冬には零下20℃を下回るポーランドの地で、断熱もなく、小さい暖炉
バスでアウシュビッツ強制収容所へ到着まだチケット売り場の列はそれほど長くなく、あっさり取れました!!ほっとしたー!しかーし、英語のツアーは3時間も後なので、この際何語でもいいやー!と最短次のツアーを取ったら、、まさかのポーランド語のツアー🍂微塵もわからない😅ふと、チケット窓口に目をやると、さっきとは違い長蛇の列😱ちょっとのタイミングでこんなに違うのね💦まずは、有名なエントランス本当だ!Bの文字が逆さまになってる😎収容された人々のせめてもの反抗の意思を現したと言われている
春分(しゅんぶん)雀始巣(すずめはじめてすくう)おはよう、こんにちは、こんばんは。白い巨塔(1-5巻セット全巻)/山崎豊子【中古】楽天市場医療小説として有名な「白い巨塔」は、正が1965年、続が1969年の出版。そして、今回観たドラマは、2003年に作られたもの。早いもので、もう20年以上も経っている。唐沢寿明の財前五郎。憎々しいほどに貪欲で、非情なドクター。江口洋介の里見脩二。無欲で、常に患者に寄り添う、心優しきドクター。善と悪、まるで、光と影のような
2025.04.クラクフへの旅(アウシュヴィッツ訪問)その4ミラノに戻る日、まさにイースターの日曜日に、半日時間がありました。さて、どうしようかと悩みましたが、予約はしていないものの、有名なレオナルドの「白テンを抱く貴婦人」を所蔵するチャルトリスキ美術館、そして、旧市街のあちこちで目にした、浮世絵展を開催中の国立博物館を訪問しようと心づもりしていたのです。そこで、前日遅くに、旧市街にあるチャルトリスキ美術館をのぞいてみたところ、イースターでクローズの張り紙が…!ネットで調べてみると