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※リクエストありがとうございます!🌱目線。今日は、ゆうなぁもぎおんでW遊園地デート!この日を楽しみに今までご役目頑張ってきたんです!!〈なぁちゃんお待たせ〜〉《さっすが〜早いね!》『楽しみすぎて、早くに家出すぎました!笑』〈あれ?ゆうちゃんは?〉『昨日、遅くまで仕事だったんで会えなくて、今日は別々に集合って話してたんですけど、、』「ご、ごめん!おまたせ!!」『////ゆ、ゆうちゃん!!//』〈いいよいいよ〜言うてまだ時間になってないし〉《わっちらも今来たしね?笑》「ごめ
sideY『ゆうちゃん』「なぁに?なぁちゃん」『へへ、ゆうちゃんっ』私の名前を呼ぶだけで、自分の名前を呼ばれるだけで、幸せそうななぁちゃんが可愛い。いま、のことではなく、この先、どうしたいのかをなぁちゃん自身の言葉で聞けたこと。その"未来"に、私を選んでくれて、私を好きだと言ってくれたこと。それが、凄く凄く嬉しい。曖昧だった関係が、愛の告白に
sideN事務所に忘れていたスマホを見つけて、スマホ依存症の彼女が困ると思ってやって来たずんちゃんの自宅。そこでの、予想外の再会。前回のほぼ仕組まれた再会とは違う、本当に偶然の出会い。この数年間、こんなことはなかったのに。神様は、私にどれだけ試練を与えるつもりなのか。…だけど、「あの、山根さん?さっきはありがとうございました。じゃあ、私は、これで。」何とか正気を保っていた私に、会話を交わすことも無く、走り去ってしまったゆうちゃん。コンビニ帰りらし
sideYカランカラン♪"っしゃーせっー!!"威勢のいい掛け声で出迎えられた居酒屋。「あの、茂木で予約してると思うんですが」"茂木様ですね!奥はどうぞー!"ガヤガヤガヤ。金曜日ということもあって、満席近い店内は活気で溢れている。奥まで進めば、リザーブの立て札とパクパクと枝豆を摘んでいる茂木の姿があった。茂「よっ!お疲れさん!」「ごめんねー!遅くなっちゃって」茂「いいよいいよ!でも、先にいただいてます♪」ビールジャッキを掲げておどける茂木の前に、私は向かい合っ
sideYザワザワ。プルルー。ザワザワ。カタカタ、カタカタ。「…はい、はいっ、ありがとうございます!では、改めて、来週水曜、14時にお伺いします。はい、ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。…失礼します。」…ガチャ。パタパタ!!「峯岸さん!企画通りました!」峯「おっ!!やったじゃん!」「やりましたー!!」峯「ヨシヨシ!偉いぞー!!」一から企画、営業した案件が通って、喜びが隠しきれない私を峯岸さんがポンポンと頭を撫でて褒めてくれる
(可愛い、な)今からどんなことを言われるか分からないというのに、ソファにちょこんと座るゆうちゃんを見ながらそんなことを思う。どこかふわふわした気持ちの私とは裏腹に、真剣な表情のゆうちゃんは、ふーと大きく息を吐く。「あのね、今日の私、色々と勢いに任せてる」『ん?』「偶然なぁちゃんに助けてもらえて、チャンスを少しも逃したくないって」『うん?』「お話しできて、これがきっかけで、これから仲良くできるって凄く嬉しかった。でも、、、」『…でも?』…「なぁちゃ
sideYボフッ『たべたぁーーーー』ソファに倒れ込んだなぁちゃん。茂「ぐふふーなんとぉ!!デザートにケーキがあります!食べる人ー!」バサッ!『ハイ!!!』威勢良く挙手して、チゲ鍋をたらふく食べたというのにそれからさらにデザートを食べ始めるもぎとなぁちゃん。お「えぇーなら言っといてよーもう食べらんないし」「私も、無理ダァ」茂「まぁまぁー!ちゃんと残しておくからさ♪」『ゆうちゃんの好きそうなのあるよ!冷蔵庫に入れとくね!』ニッコニコの二人に
sideYなんとか、社長さん?の了承を貰い、なぁちゃんと茂木の元に戻ってきてからもう1週間。驚くほどにリラックスした時間とは裏腹に私の心はモヤモヤしていた。あの日、確かに見えない糸で繋がっていた私達だったけれど、帰ってきた途端、それは前の関係へと逆戻り。会話はするけれど、何処か味気なくて、私は目の前の彼女をずっと見つめていた。も「そんな見つめたら、穴開くべ」茂木の声で現実世界
彼女の人生は壮大だった。彼女の華奢な身体で背負うには重すぎるそんな話。これが私の人生だよ、なんておちゃらけて笑ってみせる彼女は、背中にどれくらいの傷を隠しているんだろうか?な「あなたはよく頑張ったんですね」どうしても抑えきれない怒りで拳を握りしめる。ぱっと彼女を見ると、少し驚いたような表情をしていた。ゆ「そんなこと言ってくれる人初めてだよいつもみんな可哀想だとか、同情しか言葉にしないのに」そんな人生を送ってきた
チラ、チラ、ふとした瞬間に合わさる視線。自意識過剰ではなく、ゆうちゃんに見られている、それに私が気付き出したのは、飲んでいるカミカゼがガツンと濃くなってきた頃のこと。元々強めのカクテルであるそれが、パンチを増したのは、茂木さんが酔っているからかと思っていたが、どうも違うようだ。少しずつ縮まっていくゆうちゃんと私との距離に、比例するようにライムジュースの割合が減っていく。(分かりやすいなぁ…)私は少し前から繋がれているゆうちゃんの手をそっと引くと、小さく話しかけ
sideN〜♪ガヤガヤ!ワイワイ!チームメイトに、同級生も加われば、結構な人数。学校近くのカラオケボックスの大部屋にひしめき合う若者。"茂木くん、これ、歌ってよー!"茂「いいぞい!任せなはれ!」彼女もいるのに、チヤホヤされて、鼻の下を伸ばす彼。そんな彼を横目に、そっと部屋を出て行く、村山さん。それに彼が気付くのは、時間終了間際のこととなる。ただそれを伝えたところで、事態は変わらないことも知ってるため、俺は何も言わない。お「ねぇ、岡田君は歌わないの?」『歌わ
sideYショッピングモールの中。ショッピングの為に来たわけではないので、綺麗な服にも可愛い雑貨にも目をくれず駐車場へ繋がる道を探す私。「えっと、どこから上がれば…??」とりあえず2階に行ってみよう、と一番近いエスカレーターに乗ってみる。?「…ぉーい!」「ん?」?「おーい!ゆうちゃーん!!」斜め上から声が聞こえてそちらに顔を向けると、茂「こっちこっち!」そこにはブンブンと手を振る茂木がいた。エスカレーターの降り口まで駆け寄ってきた彼女は買い物袋をいくつか持って
空港に到着して、久々に日本の風を感じるとやっぱりホッとした気持ちになる。一息つくと共通の友人であるおんちゃんに連絡を入れた。お「もしもし?!なぁちゃん?!どうしたの?なんかあった?」『久しぶり、おんちゃん。今帰国したんだ。』お「え?うそ?帰国したの?え?ホントに?」『うん、ホント。今空港なんだ。』お「え、おかえり?というか、なんでゆうちゃんに連絡してあげないの?ゆうちゃん、本当に心配してて…」『ただいま。驚かせたいから、さ。
sideYゴソ、、モゾ、、、「ん、、」真っ暗な寝室。喉の渇きを覚えて、体を起こす。ギシ。ベッドも、体も、軋んでる。(アタタ…)「運動不足…笑」久しぶりの交わりは、激しすぎたみたい。『スー…スー…』私の腰に手を回して、熟睡してるなぁちゃん。(起こしても、起きないだろうな)そう思いつつ、それでも起こさないようにベッドを抜け出す。…、パタパタ。「まぶし、」夕食後のままのリビング。灯っぱなしの電気に目を細めつつ、冷蔵庫の前へ。ガチャ、パタン。パキパキ、、、ゴク
「ねぇ、隣いい?」と、私の横に座ってくる男性。彩希「あぁ…はい。」「ありがと〜♪君、名前は?」彩希「村山です」「村山さんかぁ〜何歳なの?」彩希「24ですね…」「ふーん?じゃあ、俺の一個下かぁ〜」聞いてないし…はぁ、今回も手応えなしか。彩希「すみません、ちょっとお手洗いに…」と、言い今回の合コンの主催者に帰るねと一言だけ伝えお代を渡す。お店を出ると、青いパーカーを着た見慣れたあの子。奈々「お、やっぱり。」彩希「やっぱりってなに
sideY唇の柔らかさとぬくもり、そして、タバコの気配。なぁちゃんとの、"初めて"のキスは緊張しててあまり覚えていないけれど。人生で幾度目かの、なぁちゃんとの久しぶりの、この口付けは、しっかりと脳裏に焼き付くよう。ただ唇を合わせている数十秒が、なぁちゃんへの愛しさを膨らませ、ただそれだけのことで、私にとってどれほど、なぁちゃんが"特別"なのか自覚できる。…ッ名残惜しむように、小さなリップ音と共に、ゆっくりと離れる顔。私達は互いに焦点が合う程度に離れて、コツン
リクエストありがとうございます!🌱目線。『おはようございまーす!』(奈々さん、おはようございます!)『おはよーう、前髪切った?可愛いね』(はい!奈々さんが1番に気づいてくれました〜ありがとうございます!)(奈々さんだ〜おはようございます!)『おはよう!服可愛いね〜似合ってるよ!』(え///ほんとですか!ありがとうございます!!)彩奈(なぁちゃんおはよ!)『あやなんちゃん!おはようございます!』彩奈(なぁちゃん朝からみんなのこと惚れさせすぎ!)『え、何がですか?思ったこと伝
"今だけ、そう呼んでいいですか、、""いいよ、なぁちゃん"sideN『ゆう、ちゃん』生まれたままの姿で穏やかに眠る彼女の髪をそっと撫で、静かにベッドを抜け出す。上着を羽織り、彼女を起こさないよう気を付けながらフロントに電話をした。『すみません、一人だけ帰るので。はい、精算を先に。』…ガチャン。扉
新しく長編書かせていただきます。少し前に募集したリクエストの中からいくつかを合わせてストーリー考えさせていただきました。よろしくお願いします!【秋葉大学のダンスサークル】(3年生)村山彩希向井地美音篠崎彩奈(1年生)込山榛香山内瑞葵【ライフセーバー】岡田奈々茂木忍(なぁもぎ♂︎化してます。)
Y→「」N→『』🍎目線。美音と前に恋バナで盛り上がって、なぁちゃんのこと言われてから、ほんの少し意識してしまっている自分がいる。分かってる、なぁちゃんのことが好きなことくらい。美音やぶー姉といるくらいなら私と遊べばいいじゃん!って2人にすら嫉妬してしまうときがある。分かってはいるけど、分かんない。ただ可愛い妹、ちょっと特別な妹、そんな感じだって思ってたのに美音に言われたらそんな気がしてしまって、ただ、私は今まで彼氏が出来たこともなければ、好きになった異性がいるわけでもない。だ
sideY『ぁ、』夜道といっても、目的地に近づけば、地図が頭に入ってるなぁちゃんには、何処に向かっているのか予想できたのだろう。「分かっちゃった?」『分かっちゃったー』なんて言いつつも、ニコニコしてるなぁちゃん。『置いてかないでよ?』「それは、こっちの台詞でーす」そんな冗談を言い合えるくらいの信頼関係が心地良い。ブーン…。
sideNフラフラしている彼女を半ば抱えながら歩く。真っ赤な顔はまるでりんごのようで私は柄にもなく笑ってしまっていた。な「入りますよ、、」はぁ〜い、と酔っぱらい特有の間延びした返事を合図に私は彼女の部屋に足を踏み入れた。さっき感じ取った甘い彼女の声。熱い体。ドキドキしていないといえば嘘になる。な「ゆっくり、、、」そう彼女に小声で言って、頭を抑えながら、ゆっくりと私は彼女をベッドにそっと
「え、あー、その、」ちょっと苦笑いを浮かべた彼女に、やはり何か言いにくい目的があるんだと悟り、落胆した。近付いてくる人達は大抵同じ。どんなコがタイプか?恋人はいるのか?どうしたら特別になれるか?家がお金持ちって本当?庶民の生活はどう?手に入らないものって何?世間一般よりもずっとずっと裕福な家に生まれ、有難いことにそれなりの容姿に恵まれた私。群がる人達とって重要なのは私の近くにいることでメリットがあるかどうか。私の好みに合わせて寄ってきては、私を見定め
"…ック、、ヒック、、ヒュッ…"ん?私は何かの音に気づいて、目を覚ます。なぁちゃんが居る方に、手を伸ばす。ん?暖かいぬくもりが残っているものの、そこには誰もいない。バッ!私は勢いよく身体を起こす。「…なぁちゃん?」ビクッ!ベッドの反対側に、人影があった。私を起こさないように、でも、起きるまで居るという約束を守っているかのように、ベッドの下で小さく体育座りをして、ヒューヒューと息をしているなぁちゃん。あ、ヤバい。瞬時にそう思う。私はなぁちゃんの側に行くと、
sideN怯えていた。彼女の持つ闇に。彼女が経験したことを知ったら、自分の中で燻り続ける憤りを抑えられないことを私は知っていた。あの時、彼女の屋敷を燃やしたように、もし彼女が苦しそうに笑うなら何でもしてしまう気がした。それが怖くて、最近は暗殺が手につかない。そんな意志の弱い自分も嫌で、悪循環から抜け出せずにいた。ゆ「ねぇ、なぁちゃん」後ろから彼女に呼ばれ振り返る。
sideN"球技大会、男子の部、総合優勝は3-1組"ワー!!パチパチ!!茂「よっしゃ!焼肉だぁー!」一組「うぉー!肉だぁ!!!」バスケ以外、根こそぎ優勝した1組の生徒が、肉!肉!と騒ぎだす。お「もはや、野獣」「だねー笑」『苦笑』球技大会の打ち上げが焼肉らしい茂木達は、先生に一喝されても、お祭り騒ぎで、はしゃいでいる。その流れで、"なぁなぁ!俺らも打ち上げするだろ?"お「いいじゃん!行こう行こう!」(打ち上げかぁー)チラッニコッどうしようかなと思ってゆうちゃ
sideNゆうちゃんと一緒なら、何もかも楽しい。食事も、ドライブも、動物園も。彼女と一緒にいるだけで、生きててよかったって思っちゃう。…ガチャ。聞き上手なゆうちゃんとのお喋りに夢中になっているうちに気が付けば生活圏内に帰ってきていた私達。パタパタ…。彼女には車で待ってもらい、私は一人帰宅して、服と貴重品を簡単にまとめ、身支度を整える。ドサッ…。元々持ち物の少ない私は、トランク一つあればどこへでも行けるタイプで。必要なものがあったら、買うかまた取りに来れば
sideN午後18時、患者さんの診察が全て終わり、カルテを入力した後。コンコン。『どうぞ』ガチャ!瀧「先生ー!お久しぶりですぅ!!」元気よく、明るく入ってきた女の子に苦笑いがつい溢れるのを隠しつつ応対する。『こんにちは』瀧「お忙しい所、すみません!相変わらずカッコいいですね!」『そりゃどうも。で、今日は?』「もちろん、お仕事で来ました!」『…どうぞ?』言葉を軽く流して、私はテーブル前のソファに移動し、向かいに座るよう促す。失礼しますと、腰掛ける彼
sideYシャワーを浴びて幾分スッキリした私は冷蔵庫からお茶を取り出してコップに注ぐ。一人暮らしを始めてからこの1Kの部屋が私の城だ。私は髪を乾かすのも面倒で、バスタオルを首にかけたまま、ベッドに腰掛ける。それから、半分ほど飲み干したコップをテーブルに置くと、スマホを手に取った。あの日から度々開いている、あのグループライン。いつのまにか出来ていたアルバムを覗いては長年恋焦がれていた茂木ではなく、その中からなぁちゃんを探すようになったのはいつからだろう。
「不作だ」行きつけのお店を周りながら、店の外に出る度に、ぶつくさと文句を言う。もちろん、それなりに楽しんではいるが、目的の明確な私は、良い感じのそれを探すけれど、今日に限っては"やりたい"そう、顔に書いてある酔っ払いとしか遭遇しない。ちょっと良いかもなんてこともなく、時間だけが過ぎていく。お酒の強くない私は茂木の店以外ではアルコールを口にはしない。獲物を見誤りたくないからだが、それこそ素面で、男を物色しているのが、恥ずかしくて、これだけは茂木には言っていない。