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そして更に時は経ち、1年の半分以上を彼女がいない部屋で過ごし、空っぽだった片側のクローゼットに多少ながら物が増えていく。そんな折、携帯に茂木からの着信。「奈々が消防署に戻ることになったんだ」それは本当に久しぶりの彼女の現状報告できっとこれが最後になるだろうと確信はなくともなんとなく自分の中で覚悟はできていたりして、ゆ「うん、健闘を祈っとくね」そう茂木に告げた日から、そう遠くない
sideYカチャ、ホットコーヒーのカップを手に、青空を移す窓際に立って、世間を眺める私。後ろではカタカタ、とキーボードを打つ、おんちゃん。キッチンからは、手際のいい音と、茂木の鼻歌が聞こえている。私は暖かい日差しに目を細めた後、ソファに腰掛ける。久々に帰ってきた隠れ家。仕事の打ち合わせも終わって、いつも通りの三人でのゆっくりとした時間を楽しんでる。お「大分調子良さそうだね?」ひと段落ついたのか、おんちゃんがこちらに体を向ける、「うん、かなり良いよ。」お「顔色
こんばんは、ノービスです。長編をどうにか着地させようと頑張ってみたんですけど、にっちもさっちも行かなくなったので白紙に戻しました!それで、代わりにホワイトデーにあげる予定だったお話が1つストックにありましたので、それを公開します。本当に申し訳ないです。ノービス
sideNここは、私の家。ベッドに寝転んでる私。隣にはスヤスヤと寝息を立てる愛しい人。モゾモゾ、『…へへっ』「、ん、、」先に目覚めて、寝顔をしっかりと堪能していると、ゆうちゃんの瞼がうっすら開いた。『おはよ、ゆうちゃん』「、お、はよ」『まだ寝る?』フルフル、『じゃぁ、朝ごはんに一緒に食べる?』コクン。彼女のぷにぷにほっぺをひと撫で
彼女を病室に置いて行った日からもう1ヶ月、2ヶ月、私を置いていくように時は容赦なく進んでいき、最初は食事もままならない、号泣アンドやけ酒三昧だった毎日も親友のおんちゃんや同期たちの親身なサポートで本当に徐々にではあるが、毎日から、2日に一回、そして1週間に一回、と頻度が変わっていき、未だ、首を絞めるような寂しさとあの日の罪悪感でふらつくことはあるにしろ、普通に勤務できるくらいにはなんとか
sideYプルル....ガヤガヤ....忙しないオフィス。特に営業部と隣同士のフロアだから、人の出入りも多い。その一角、自分のデスクでPCに向かう私。カタカタ、と軽快にキーボードを叩きながら、黙々とタスクをこなしていく。カタカタ、タンッ「、よし、っと」資料の作成が終わって、一区切り。私はデスクトップのタスクリストを操作して今の作業に”済”の